『洗骨 10・24反戦反核大阪五○万人行動
『侵略と差別に反対する広場』の民族問題』
洗骨刊行委員会・編/洗骨刊行委員会1983年
背景がよくわからないので、理解できなかったという感じです。対談の形式の文章が多いのも特徴かと思いますか。反戦反核というよりも、いわゆる朝鮮問題についてほとんど書かれてあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/33/8fb39cdb8eeb551ae9109a2118c1fa5d.jpg)
の人たちも、抑圧民族のひとりだという人がいました。下「」引用。
「『解放同盟』でたたかってきたということで、「日本人ではあるけれども抑圧民族一族ではない」という立場にはたちません。日本人の支配的立場にある人はもちろん、被支配的立場にある良心的な人でも、抑圧民族の一人であることにかわりはありません。」
ずいぶん、「反豊臣」という言葉が出てきます。
“反豊臣の踊り”というのもあるらしい。
日本一の独裁者である豊臣秀吉は人民にとっても敵だろうというのが歴史的事実ですが、ドラマなどでは歴史とは違うことが伝えれていますね。このことは司馬さんも書いていたと思います。正確には、弟が亡くなってから、豊臣秀吉は冷血になっていきます……。
「あなたの感情が朝鮮民族全体の感情ではない!?」
--TKという人がそう述べたという。
ロック歌手の白竜が意見します。下「」引用。
「白竜 白竜です。個人の表現手段に対して「何をやってくれ、命令」というのは、はなはだ失礼なことだと思います。私も在日朝鮮人ロック歌手として、TK氏の発言を、その場で聞いていたならば、怒りと、文化と政治の接点での誤解を指摘していたと思います。私が10・24の集会に参加したのは、いま、自分自身に、核戦争の危機を感じていたるからです。-略-人の痛みをハートで感じてください。」
この人たちがいうことも少しは理解できる文章もありました。下「」引用。
「曾野綾子が沖縄の集団自決のルポに入るのに、琉球大学の中宗根という教授がいて--ひめゆり部隊の引率しておった大学教授なんだけど。そこをまず切り開いていく。で、自分の味方をつくって自分がルポしていくとき裏づけをつくっていくわけ。そこに莫大な資料と有能なジャーナリストというのか、仲間を連れて沖縄へ忍び込んでいく。書いた小説は何かいうたら、「あれは沖縄人自ら自決した問題だから、こんなのを日本軍の責任だとかいうことはおかしい」とこれは「週刊朝日」にも出ておって、僕もその記事ずっと持っておるんだけども、何が言いたいのかというと、彼女は「沖縄タイムス」のインタビューで、新聞に投書して「線香の一本もあげたい」という加害者であった日本軍に対して沖縄の一投書者が、「おまえは来るべきじゃない」と、そのことに対して曾野綾子は「おまえだけが沖縄の人間の代表じゃないだろ」とこう言うとるわけね。
だから、そこに大きな危険性があるというのは、朝鮮人同士を分断して、これはおれの味方、しかも二分して多数派がおれの味方だということを言わさせていける発想、その入り口にあるから僕は口を固く……最初に言うとき、そこにおれはこだわりがあったわけよね。」
カトリック信徒の曽野綾子さんはこのような本によく出てくる名前ですね。
--朝鮮人でも日本の軍国主義に協力して富を得た人もいますね……。
ボクは分断する気はないけど、それが歴史的事実ではないでしょうか?
それゆえ、親日派を裁きましたね……。
元寇が日本に来たときも、多くが朝鮮人だったという人もいます。
--それは、ムリヤリ強制さられたからと朝鮮の人はいいますが……。
ならば、日本人にもそういう人たちもいるとは彼らは思わないのでしょうか?
--脳梅で理性を失った豊臣秀吉の命令にさからえる者たちはごくわずかだった……。
いまも似たようなもので、いつものことですが、エリートほど、ひどい……。
それは、多くおられるマスコミのセレブの朝鮮系の人たちも同様ではないでしょうか……。
このことは差別にも戦争にも通じる道ですね……。
どうか韓国人とか、日本人で分けないでいただきたいとボクは思うのですが……。
--現実はきびしいですね。
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『侵略と差別に反対する広場』の民族問題』
洗骨刊行委員会・編/洗骨刊行委員会1983年
背景がよくわからないので、理解できなかったという感じです。対談の形式の文章が多いのも特徴かと思いますか。反戦反核というよりも、いわゆる朝鮮問題についてほとんど書かれてあります。
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の人たちも、抑圧民族のひとりだという人がいました。下「」引用。
「『解放同盟』でたたかってきたということで、「日本人ではあるけれども抑圧民族一族ではない」という立場にはたちません。日本人の支配的立場にある人はもちろん、被支配的立場にある良心的な人でも、抑圧民族の一人であることにかわりはありません。」
ずいぶん、「反豊臣」という言葉が出てきます。
“反豊臣の踊り”というのもあるらしい。
日本一の独裁者である豊臣秀吉は人民にとっても敵だろうというのが歴史的事実ですが、ドラマなどでは歴史とは違うことが伝えれていますね。このことは司馬さんも書いていたと思います。正確には、弟が亡くなってから、豊臣秀吉は冷血になっていきます……。
「あなたの感情が朝鮮民族全体の感情ではない!?」
--TKという人がそう述べたという。
ロック歌手の白竜が意見します。下「」引用。
「白竜 白竜です。個人の表現手段に対して「何をやってくれ、命令」というのは、はなはだ失礼なことだと思います。私も在日朝鮮人ロック歌手として、TK氏の発言を、その場で聞いていたならば、怒りと、文化と政治の接点での誤解を指摘していたと思います。私が10・24の集会に参加したのは、いま、自分自身に、核戦争の危機を感じていたるからです。-略-人の痛みをハートで感じてください。」
この人たちがいうことも少しは理解できる文章もありました。下「」引用。
「曾野綾子が沖縄の集団自決のルポに入るのに、琉球大学の中宗根という教授がいて--ひめゆり部隊の引率しておった大学教授なんだけど。そこをまず切り開いていく。で、自分の味方をつくって自分がルポしていくとき裏づけをつくっていくわけ。そこに莫大な資料と有能なジャーナリストというのか、仲間を連れて沖縄へ忍び込んでいく。書いた小説は何かいうたら、「あれは沖縄人自ら自決した問題だから、こんなのを日本軍の責任だとかいうことはおかしい」とこれは「週刊朝日」にも出ておって、僕もその記事ずっと持っておるんだけども、何が言いたいのかというと、彼女は「沖縄タイムス」のインタビューで、新聞に投書して「線香の一本もあげたい」という加害者であった日本軍に対して沖縄の一投書者が、「おまえは来るべきじゃない」と、そのことに対して曾野綾子は「おまえだけが沖縄の人間の代表じゃないだろ」とこう言うとるわけね。
だから、そこに大きな危険性があるというのは、朝鮮人同士を分断して、これはおれの味方、しかも二分して多数派がおれの味方だということを言わさせていける発想、その入り口にあるから僕は口を固く……最初に言うとき、そこにおれはこだわりがあったわけよね。」
カトリック信徒の曽野綾子さんはこのような本によく出てくる名前ですね。
--朝鮮人でも日本の軍国主義に協力して富を得た人もいますね……。
ボクは分断する気はないけど、それが歴史的事実ではないでしょうか?
それゆえ、親日派を裁きましたね……。
元寇が日本に来たときも、多くが朝鮮人だったという人もいます。
--それは、ムリヤリ強制さられたからと朝鮮の人はいいますが……。
ならば、日本人にもそういう人たちもいるとは彼らは思わないのでしょうか?
--脳梅で理性を失った豊臣秀吉の命令にさからえる者たちはごくわずかだった……。
いまも似たようなもので、いつものことですが、エリートほど、ひどい……。
それは、多くおられるマスコミのセレブの朝鮮系の人たちも同様ではないでしょうか……。
このことは差別にも戦争にも通じる道ですね……。
どうか韓国人とか、日本人で分けないでいただきたいとボクは思うのですが……。
--現実はきびしいですね。
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