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現代神道研究集成 2 神道史研究編 1

2011年02月13日 | 読書日記など
『現代神道研究集成 2 神道史研究編 1』
   現代神道研究集成編集委員会・編/神社新報社1998年

やはり専門的です……。



■目 次■
 I 考古学
神道考古学の体系 大場磐雄  27
呪術世界と考古学 佐野大和  61
海と川の祭り 亀井正道  91
祭と葬の分化 椙山林継  119
 II 古代・上代
神武天皇紀と諸陵式 時野谷滋  167
大神神社の古代祭祀 田中卓  227
律令における太神宮 滝川政次郎  263
神祇令の特質とその成立 井上光貞  289
神道の自覚過程 高取正男  339
古代祭祀制の展開 岡田荘司  405
内侍所神鏡考 宮地直一  421
「元旦四方拝」の成立 所功  449
摂関時代における神社行政 二宮正彦  473
国司神拝の歴史的意議 水谷類  503
「一宮」の選定とその背景 吉井良隆  533
 III 中世
院政期に於ける朝廷の神祇信仰 藤森馨  553
源氏の神祇信仰についての二・三 平泉隆房  581
粟田宮の創建 村田正志  601
後鳥羽上皇御霊の発動 藤井貞文  621
武士団と神々の勧請 豊田武  637
郷村祭祀組織の完成 萩原竜夫  675


吉田神道を研究された荻原龍夫。

諸社禰宜神主法度(徳川禁令考五)。下「」引用。

「近世の神社祭祀が制度化したのは、寛文五年七月の諸社禰宜神主法度(徳川禁令考五)以後である。この法令により、吉田家の神職統制が完全に合法化された。しかしこれには氏子組織のことについて何も触れていない。その後も幕府は明文をもって、氏子組織についての規定を示したことがほとんど無かったら、近世に於いて神職制度があるのみで、氏子制度はなかったようにも感ぜられる。しかしそうではあるまい。現実に全国の郷村を支配するに当って、そこに行われる共同体的慣行を、幕府がただ放任したと見るのは妥当でなく、随時それらへの具体的な指導を与えたと考えれる。ただ中央から一律に発布する必要はあまり無く、個々の大名や代官が土地の状況に応じて処置すればよいと考えられていたものであろう。」

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