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証言 ヒロシマ・ナガサキの声 1992(第6集)

2008年03月05日 | 読書日記など
『証言 ヒロシマ・ナガサキの声 1992(第6集)』
   長崎の証言の会/長崎の証言の会1992年

この当時はPKOについてのことが大きなことだったようです。
--関連記事



政治家は暴言をはいていたと書かれてあります。下「」引用。

「しかし暴言は金丸副総裁ばかりではない。宮沢首相は、PKO法案が衆議院本会議で自民・公明・民社三党の多数で可決された翌々日の六月十七日に、日本新聞協会総会で行った講演で、「もし私が憲法違反を犯したとすれば、罪万死に値する」と述べながら、PKO法は憲法に違反しない、と主張した。」

憲法に違反しても、強い立場ならば、それでいいようです。

いつものことを思い出しました。

当時なら疑問をもっていたことでしょうが……。下「」引用。

「このように、極めて自然に「抑止論」や「凍結論」の虜(とりこ)になり、「使用」さえ歯止めをかければ「保有」まで禁止を言わなくても、自分では核兵器を無くそうとする運動に賛成の立場に立っていると思いこんで、知らずに、運動を妨害してしまっている良心的な人たちがたくさんいます。」

たしかに、「抑止論」では核拡散に自然となっていくと思います。

その結果が、インド、パキスタン……も核兵器保有国へ……。

体験を語ることが人間性を戻すこと? 下「」引用。

「被爆者が奪われていた人間性をとり戻し、被爆者として核兵器廃絶のたたかいの場に胸を張って生きてもらうこと。そのためにには、まだ語ったことのない被爆者に体験を話してもらい、それを忠実に記録する活動が、網の目援護活動の出発点であると考えます。」

ボクにはもう一つ理解できません。
体験を憎しみをこめて話されているのは、人間性をとりもどしたといえるのでしようか?
--被爆者にはおられないと願いますが、カルト教団のように、洗脳されたように話す人たちが人間性をとり戻されたのでしょうか?

ヨーコ・オノは愛のないところが、平和じゃないところと話していました。
U2のボーノは、核廃絶できるとしたら、それは愛だという。

永井隆博士の娘さん、茅乃さんもなかなか語ることができなかったようです。
しかし、人間性を失っていたわけではないと思います。それぞれだと思います。
--茅乃さんが伝えてくれたこと。愛情に裏打ちされた素晴らしいものでした。

バーバラさんのことが座談会で思い出話として語られていました。
しかし、彼らはバーバラの気持ちなど考えていないとボクには思えます。
活動のために役立った人という感じがしてなりません。バーバラの書き残したもの、その関連の本をよくお読み願いたいとも思う……。
--それも愛が肝心だとボクは思います……。

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--原爆ドームのように、浦上天主堂を残しておけばよかったという。
そして、残せなかったのはアメリカの圧力だとか……。
--宗教的なものは残せないと共産主義の人たちは主張されていたと思います。
そして浦上天主堂が再建されたら、このようなことを言われる……。前言を忘れられることが非常に多い。
憲法九条成立時に反対したのは左翼ですね。
原爆ドームだって圧力はあったはずです……。原爆ドームを残そうと働きかけたのは、「折り鶴の会」です。政治家や政党に関係する人たちではありませんね。政治家などの多くは取り壊そうとされていました……。
浦上天主堂は私有地であり、原爆ドームは公有地であったことも忘れないでくださいね。
--永井隆博士が生きておられた時は占領されていましたが、その当時(1958年)は一応は独立した国ですね。それなのに、米国の圧力ですか……。たしかに無いとはいえないかもしれませんが……。広島では子どもたちが米国に勝ったのでしょうか? 何もかも米国の責任なのでしょうか? ボクには疑問です。
--もちろん、福田須磨子のような人もおられましたが……。
間違っていたりしたら、また訂正をいれます……。
生まれる前の話なので、本を読んだ知識だけです。


「少しでもいい父の骨を返して下さい」楊希恩(ヤンシイアン)の証言。
「夫の強制連行で飢えと疲労で……。」妻・陳秀英(チェンシィオウイン)の証言。下「」引用。

--「「ご迷惑をおかけしました」では納得できない。」
「長崎原爆中国人犠牲者の悲惨-強制連行と被爆死、朱造火氏の遺族を訪ねて-」が掲載されていました。

また、若い人たちの活動もありました。
「●NAC大使活動日誌 子どもたちの輝く瞳に夢を託して」古賀奈美(第四期NAC大使)・著。下「」引用。

--〈私のプレゼンテーション“平和と愛”〉



(『長崎平和絵本』の被爆画家たち)


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