アカネさんシリーズ001 恋のタイムマシーン ![]() 157金庫破り! その夜、オカネスキーはワカメたちに、お金がいるから、あの金庫の開け方を教えるといった。 「なんで、急に意見がかわったんだよ。そんな大金がいるわけができたんだよ」 小一郎は文句をいった。 「武士の情けでござる。聞かないでくだされ」 オカネスキーは土下座した。 「いいでござるよ」 小一郎はあまりにもオカネスキーが熱心なのでそういった。 オカネスキーは“ぜったい開かない金庫”の開け方を説明した。 小一郎はオカネスキーが何をいっているのか、まったくわからなかった。 だが、ワカメはさすが理工学部、わかったみたいだ。 「ようするに、この液体をつくってかけるってことですよ。先輩」 「そんな液体どうやってつくるんだ」 「ぼくにまかせてください。大学でつくってきます」 「これで、一つ問題は片づいたでござる」 オカネスキーは、強固な警備システムを乗り越えるためにパソコンなどを買う金が必要だったのだ。 仕送りを毎月しているオカネスキーは当座のお金もないほどなのだ。 小一郎たちもお金がないから、金庫を開けるしかなかったのだ。 それに、茜を元にもどすためには、あのタイム・マシンが必要なのだ。 未来に行くのは簡単なことなのだ。
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