磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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放射能から身を守る本-図解でわかる!あなたの命を守る70の知恵-

2012年03月28日 | 読書日記など
『放射能から身を守る本-図解でわかる!あなたの命を守る70の知恵-』
   安斎育郎・著/中経出版2012年

欧文タイトル:HOW TO PROTECT YOURSELF FROM RADIATION



帯に書かれてあります。下「」引用。

「放射能を「正しく怖がる」
「原子力村」出身だからこそ言える!
誰も知らない本当のこと
放射能の基礎知識から「食材処理」まで。
知りたいことが全部わかる!」

実践書……。下「」引用。

「本書は、実践書であって、理論書ではない。
 2011年3月11日の福島原発の深刻な事故を契機に、私たちはいや応なく「放射能」と向き合わなければならなくなった。こんな時代だからこそ、「今、具体的に何を考え、何をすべきか」をまとめたのが本書だ。」

「・「原子力村」出身だからこそ、伝えたいこと」 下「」引用。

「私自身、1962年に東京大学工学部原子力工学科の第1期生として「原子力村」に入村し、約半世紀にわたって原子力畑にかかわってきた。1970年代に入ると、私はこの国の原発開発政策に見過ごせない重大な問題を感じるようになり、以来、原子力工学科の出身でありながら(いや、おそらくは原子力工学科の出身であればこそ)、日本の原発政策を批判する側に身を置いてきた。-略-」

怖いのがα線。下「」引用。

「特徴
・図体が大きいため細胞に非常に大きなダメージを与える
・「直接は浴びていない細胞」にも影響を与えるようだ(バイスタンダー効果)」

中性子線。下「」引用。

「中性子線は、文字通り「中性子」が飛んでいるものだ。普通は、原子炉の中でもない限り、中性子線が身のまわりをウロチョロすることはあり得ないのだが、原発事故で溶けた核燃料が「再臨界」を起こしたりすると厄介だ。」

福島原発事故では、「ガン当たりくじ」が何億枚もばらまかれた。

死因に低かった理由は切除すればカウントされないから。下「」引用。

「多くの甲状腺ガンは、急速に悪化したりしない「割合おとしないガン」といわれているが、リンパ節などに転移することもあるので、そうした危険を避けるために甲状腺を削除した例が多かったのだ。
 甲状腺をとってしまえば「甲状腺ガン」は死因になることはない。意外に甲状腺ガン死亡率か低かったにのは、そのせいだ。」

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「「医療被ばく=無害」ではない」 下「」引用。

「ベリントンらが2002年に発表した論文では、日本では診断用のエックス線検査に伴う発ガンの割合が3・2%で、調査した15カ国中トップだったという。これは年間約7500例の発ガンリスクに相当するから、ちょっとビックリだ。ブレナーらは、アメリカでCT検査を受ける年間60万人の子どものうち500人が医療被ばくによるガンで死亡すると推計し、チョディックらはイスラエルでCT検査を受ける年間約1800人の子どものうち平均して約9・5人が医療被ばくによるガンで死亡すると推計している。これらの数値をめぐって議論はあるが、少なくとも「医療被ばく=無害」ということではないことをしっかり理解しよう。」

「汚染土をとり除く「五点セット」」 下「」引用。

「「鋤・鍬・スコップ・バケツ・乳母車」の5点セットがあれば自分たちでもできる。子や孫や次世代の人々のために、汚染土を削りとろう。」

バイオアッセイ」=「糞や尿に含まれる放射能で体内汚染の程度を把握する方法」







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