磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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憲法学校-“憲法と私”を考える集中授業-

2009年10月18日 | 読書日記など
『憲法学校-“憲法と私”を考える集中授業-』
  福島みずほ・編/
    斎藤貴男、大塚英志、他・著/明石書店2007年

斎藤の名があるので、手にした本です。



帯に書かれてあります。下「」引用。

「憲法って誰のもの?
国民のための憲法から国民を縛る憲法に変わっていいの?
今、あなたが感じている生きにくさの源は憲法改正の流れに連なっているかも……。
   校長 福島みずほ」

麻生外務大臣は北朝鮮のミサイルに感謝したという。下「」引用。

「実際、麻生外務大臣は小泉内閣時代に「ミサイルを発射した北朝鮮の金正日に感謝しなければならないようだ」といった発言をしています。」

「違憲立法審査権に関する部分も今の憲法はまだあいまいです。」

そのようですね……。

「美しい日本」とは、こんなことだったようですね。下「」引用。

「自民党「新憲法草案」は、「公共の福祉」をすべて「公益及び公の秩序」に入れ替えてしまった。これは、人間一人ひとりの価値を最高のものに置く現憲法を、丸ごと否定したと言っていい。-略-」

政教分離の西欧と日本の相違。下「」引用。

「政教分離という発想自体はもともと西洋近代キリスト教社会の憲法で生まれた考え方ですが、それと日本野政教分離は実に意味合いが違います。もともとヨーロッパにはキリスト教という非常に大きな宗教の力があった。その教会の力が政治に入ってくる。世俗の世界に入ってくる。そりゃちょっと困ると、どちらかというと宗教の側に歯止めをかけるものです。日本の政教分離は逆です。世俗の権力である政治家が宗教を利用しようとすることを禁止します。そこに重点があるんですね。」

岩国で検挙された自衛官。下「」引用。

「関税の米軍特例法があるからです。自衛官がPXで買うと、コーラぐらいはいいいけど、たとえば忘年会をやるからビールを四、五ケース買うと、これ、関税法違反になります。岩国で税関が検挙したこともあります。そういう日米共同なんですね。」

支配するシステム「徴兵制なしで兵士を集める法」

「チャンネル桜」に出演した斎藤。下「」引用。

「罵倒が返ってくると思ったら、皆さん大喜びしてくださった。実は彼らも、同じ気持ちなのだといいます。ただ右翼の人たちは、「実際に国民に愛国心がなくなっているんだから仕方がないじゃないか」と言い、私は「でもそれは本末転倒で、そもそもちゃんと愛される国になるのが先決でしょ」とやっているうちに、どちらが民族派なんだかわからなくなってしまったという一席でした。」

戦争愛国美談の人たちに、本当の愛国心があるのでしょうかね?

彼らの“愛”が愛なんでしょうかね? 欲望にした方がボクには理解しやすいですよ。

まず彼らが日本を愛してなければならないのに、彼らが本当に日本を愛しているのでしょうか?
そもそもアイデンティティさえもっておられないとボクには思えます。

彼らは死ぬことがない人たちのように思えてしまうことが、よくあります……。
もちろん、彼らも死にますね、病気の安倍総理が、国費で入院するのですから……。

国民はプアワーカーなどが生まれ、病院にも行けないのに……。







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