磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原水協で何がおこったか-吉田嘉清が語る-

2008年07月12日 | 読書日記など
『原水協で何がおこったか-吉田嘉清が語る-』
   吉田嘉清・著/日中出版1984年

どうも、吉田氏という人は、ボクにはクラウゼヴィッツ人とは思えない人でした。
--レーニンなどはクラウゼヴィッツ人ですね。

旗のことが重要な人たちなんだなあーと、共産党の人たちって……と思いました。
--もちろん、ボクは旗よりも人間が大切です。




インタビュア:長崎肇

手法が民主主義ではないですね……。下「」引用。

「今夏、原水爆禁止日本協議会(原水協)で起きた異常事態についても、特定党派の機関紙による一刀両断的キャンペーンだけでは、到底、事実に迫りえないと考える。」

吉田氏が「解任」されたという。下「」引用。

「一九五五年の原水協設立以来、一貫して平和運動の先頭に立ってきた吉田嘉清氏が六月二十八日、二十九日の原水協「全国理事会」によって代表理事の座を「解任」された。規約上、全国理事会の招集権は九氏の代表委員にある。これら九氏の大半は「現状況下での開催には反対」とされ、また、少なくとも開催に同意した人が一人たりともなかったにもかかわらず、代表委員全員の連名を騙ることによって会が招集され、吉田氏の「解任」、代表委員制の「廃止」が決定され、国民の開かれた大衆運動団体の中で、運営に不可欠な民主主義的手続きが踏みにじられたことは、否定すべくもない。」


市民団体と旗のことが問題にされていたようだ。


「折鶴行進では旗自粛」というタイトルがあり、……。下「」引用。

「--市民団体も含めた幅広い運動をやる限り、いろいろの市民の中には、赤い旗が立っていては、なかなか行進に入りにくいとか、いろいろな偏見がある。そういう制約の中で、共闘の知恵といいますか、そういうことで自粛が持ち出されてきたということだと思うのですが、ではなぜ共産党陣営というのは、“旗の自由”というのに極端にこだわるのか、このへんはどうお考えになっていますか。」

平和は共産党陣営のカードだったのでしょうか?
--右翼もまたカードにすることがあるようですが……。

右翼も左翼も、クラウゼヴィッツ人のようですね。

怖い人たちだと思います……。

--そんな人たちばかりではないことを願います……。

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