磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

250 海のスパイ

2008年08月09日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


八、浮気は女の甲斐性よ!




250 海のスパイ


「日本は最前線なのね……、いやだわ」

「どこに核兵器が配置されているか、わかるようでは相手に攻撃されるでござる。地上のものは役立たないということでござる。移動ができるものがよく、原子力船がいいのでござるが、原子力船も空から相手に居所がわかるでござる。それゆえ海の忍者(スパイ)、原子力潜水艦が主力になっているでござる」

「それで、日本周辺の海に原潜がひそんでいるのね」

「そうでござる。アメリカの原潜Bがソ連のA地点をねらい、ソ連の原潜Cがアメリカの原潜Bを狙う、そしてアメリカの原潜Dがソ連の原潜Cを狙っているでござる」

「それならイタチごっこね……。あきれたものね」

「原潜にそれぞれ10以上の核弾頭が搭載されているそうでござるよ。それも、ヒロシマやナガサキの核兵器は小さいのでござる」

「あれで小さいっていうの?」

「そうでござるよ。1000倍以上の核兵器もあるでござる」

「ヒロシマ・ナガサキでも考えれないのに……」

「今の核兵器で巨大なものは、チェルノブイリのように何十年以上も人が住めない地域になるそうでござるよ」

「チェルノブイリ原発事故みたいにもなるの……」

「そうらしいでござるね。放射線核種のせいで、人は住めないでござるよ。日本は移住する地域もなくサマショールになる人が多いでござろう……」

「そりゃ、1000倍以上なら、考えられそうなことね……」

「そんなことをしていて、よくも平和を守っているといえるでござるね。徳川家康公が生きておられたら、嘆かれるでござろう……。あまりにも愚かすぎる。スパイを嫌われた徳川家康公は、そのような卑劣なことをしていては、決して平和な世の中はできぬと考えておられたでござる。スパイなどと、お互いに信頼できないことはやめて、和議をもって、平和な世の中へ導いていかれることでござろう……」

いつの間に、徳川家康が平和主義者になったのだろうと茜は思う。

でも、スパイみたいことが正義だなんて思うようになったら、お互いに相手を信用できなくなるわよね、きっと……。夫婦もそんな感じがするわ……。

そんなに疑うなら、浮気してやる! なんてパターンもあるかもしれない







閑話休題

原潜は決して、小さな核兵器を

搭載しているのではなく、

なかには水爆を搭載しているという

人たちもいる。

核搭載しているのに、それさえも調べないで、

あいまいにしている日本政府。

アメリカの大使は搭載していると、

公に発言しても、知らぬふりを

決め込んでいる日本政府……。

■佐世保・沖縄に寄港の米原潜
ヒューストンが放射能漏れ■











下、クリックお願いします。
人気blogランキングへ
ありがとうございます。





















最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。