磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ヒロシマの十字架を抱いて

2006年08月02日 | 読書日記など
『ヒロシマの十字架を抱いて』
       谷本清・著/大日本雄弁会講談社s25年

原爆孤児や原爆乙女に支援されていた
谷本清牧師がかかれた本です。



読んでみて思ったことは、
再版してもらいたい本です。

多くのことが書かれてありますし、
大切なこともいくつも書かれてあります。


戦争中だから仕方がないというのなら、
東京裁判もナチスの裁判もするべきではなかった
と私は思います。


パール・バック女史が、ジョン・ハーシーや、
ノーマン・カズンズを送り出してくれていたようです。

アメリカに平和運動の旅に出たといっていいだろう
谷本清を迎え入れたハーシーも
情愛の細かい人で、素敵だなあーと思いました。

ハーシーは谷本のアメリカでのことを、
新聞記事にもしたという。

谷本はオークリッジにも行ったといいます。
また、彼はエノラ・ゲイ号に乗っていたブラウン氏とも
会談したという。

ブラウン氏はあのような大惨劇になるとは
知らなかったという。

また、もう一人は広島からの「平和請願書」運動の
手助けをしたいと話していたという。

フロイド・シュモーの娘婿は、
日系二世だったという。

アインシュタイン博士はジョン・ハーシーの「ヒロシマ
を千冊配布して、平和を願ったという。


この本には書かれてありませんが、吉永小百合さんは「谷本清賞」を受賞されたそうです。







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