磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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白土三平研究

2008年08月30日 | 読書日記など
『白土三平研究』
   尾崎秀樹・著/小学館1974年

「消え行く少女」のことが書かれてあるので、手にした本です。



公刊された本では……。下「」引用。

「消え行く少女」……昭和三十三年作品
          日本漫画社より
          全2巻で刊行
          総256ページ」

公刊されたマンガは256ページもあるのですが、この本ではその10分の1位の要約されたものです。

こんな要約の仕方もあるのかと思いました……。

--ラーメン屋のおばさんが、身元保証人もいない人を雇うのは安上がりという。
今も昔も……。



唯物史観マンガという表現? 下「」引用。

「白土三平の漫画が唯物史観マンガといわれ、階級闘争を社会進歩の原動力とみなす思想が百姓一揆に描写となって『忍者武芸帳』にも『カムイ伝』にも数多く現われるシークエンスを造型している。」

ここでの唯物史観という意味はどういう意味なのか?
--そんなマンガではないようにボクには思えます。

そして、唯物史観の人たちの階級闘争と百姓一揆が同質のものとは思えません。

彼らは新しい支配者をめざし、百姓一揆は山城国一揆が除いて、自治すらできなかった……。生きるための戦いで、支配者にはなろうとしなかった……。


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↑の本では最初にかかれた作品とありました。






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