磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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官邸から見た原発事故の真実-これから始まる真の危機-

2012年03月29日 | 読書日記など
『官邸から見た原発事故の真実-これから始まる真の危機-』
   田坂広志・著/光文社2012年

著者は書かれているとおり「原子力ムラ」の一員ですね。

東大卒だそうで、東大話法も……。



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「福島原発事故は、本当は、どこまで深刻な事態に陥っていたのか?
「冷温停止状態」の年内達成で、一段落なのか?
「汚染水処理」の順調な進埗で、問題解決なのか?
SPEEDIの活用、環境モニタリングの実施は、なぜ遅れたのか?
-略-
--原子力の専門家であり、内閣官房参与として原発事故対策に取り組んだ著者が語る。緊急事態で直面した現実と極限状況での判断。緊急出版!」

リーダーたちは理解していない? 下「」引用。

「なぜなら、政界、財界、官界のリーダーの方々で、あの事故がどこまで深刻な事態に至っていたかの「現実」を理解している方は、実は、あまり多くないからです。」

今も深刻ですよ……。
↓ のほかにもいろいろね……。

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「除染」詐欺の原理? 科学的思考はしない。下「」引用。

「第三の原則は、「空振りの損失コストは覚悟する」ということ。すなわち、将来、リスクが回避されたとき、取った対策について、「そこまでやる必要は無かったのではないか」「コストが無駄になったのではないか」という考え方をしないということです。これを、除染について言えば、将来、環境放射能の発癌率などへの影響が出なかったとき、「あれほどのコストをかけて除染する必要はなかったのでは」という考え方はしないということです。」

移住もさせないで、何を偉そうに……。こちらにこそ、人命を救う可能性が高い……。それより除染詐欺を疑って当然でしょう……。

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依存できない社会というが、これまでも依存できなかったはず……。
歴史を学ばない人の言論は異常だと思う……。

【名言】「そうではない。英雄を必要とする国が不幸なのだ」
--不幸でも、英雄さえいなかった日本は、さらに不幸だ。
でたらめばかりの「原子力ムラ」。

除染は「原子力ムラ」の金もうけで、放射能は危険で。移住は金もうけにならないので放射能は「安全・安心」……。
金、金、金の一次元で生きている「原子力ムラ」の住民の発想なのだろうか?
それに、肉付けしていく、見せかけだけの人道……。そんなの人道のわけがないと思うけど……。







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