磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ヒロシマからの報告-平和・教育・被爆者問題を考える-

2008年10月31日 | 読書日記など
『ヒロシマからの報告-平和・教育・被爆者問題を考える-』
   山田浩、他・編/労働教育センター1976年

ポーズをとっていれば、それで良心的な学者たちとなるのでしょうか?
--具体的に書いてもらわねば、理解もできないのではないでしようか?



裏切ってきたという……。下「」引用。

「一九七六年のいま、一九四五・八・六のヒロシマの問題は基本的にはなに一つ解決されてはいないのです。
 このように戦後三○年の世界歴史は、まさに「ヒロシマの心」を裏切る形でしか進行しなかった、といわざるをえません。この歴史の逆行現象を、どうやって正常な形に構造転換させうるのか、またそのことへわれわれがどう主体的にかかわり合えるのか、これがまさに現代における平和の問題であり、またヒロシマの課題というべきでしょう。」

そういえば、裏切ってないことにはならないと思います。
これだけでは、ポーズだけといわれても仕方がないのでは?
--戦争責任にしても、戦時体制をやめて平和体制にかえてこそだと思いますが……。

ラパポートが言っていることを理解しているなら、なおさら、そうなるでしょう……。下「」引用。

「平和研究の創始者、ラパポートの「戦争は組織化された犯罪である」との明確な定義が実感をもって迫ってきます。」

それに手を貸してもいるのが、学者でもありますね。
--もちろん、すべての学者ではありませんが……。

核の傘などというのがあったら、見せてほしい! 下「」引用。

「いわゆる核のカサの信頼度の低下の問題です。中国・フランスの核武装の根拠もじつはここに求めることができます。つまり、米ソの核のカサにいれば、その論理的帰結としてみずから核武装しなければならないという自己矛盾におちいります。」

そもそも、そんなものはない。
アメリカの子分になっていたら、守ってやるという、戦時システムでしょう……。
そこには、組織化された犯罪があって当然でしょう……。

ABCCのことが評価できる?  下「」引用。

「ABCCの成果は一方では評価しないわけにはいきませんが、研究の動機には問題があるわけで、こんなところにも、同じ科学者として胸の痛みを感じないわけにはゆきません。」

科学的に評価して、正しいものは正しい……。
誰が考えても、行なっても正しいものは正しい……。
--何を考えているのだろう、この人たち……。
権威主義的としか思えない……。

ひとつひとつのABCCの報告についても、あいまいな姿勢しかとっていない。
--まさに裏切りだとボクは思う……。

index

そして、こんな意見まで。
「国連が再調査せよ」

専門家、広島にいないのなら、税金をつかわないで欲しい。

実力ある学者はいるのに、これではそれも生かされないで当然でしょうね……。

国連のことも理解してないとしか思えない……。

いつものことをどうにかしない限り、裏切りつづけることでしよう……。

そんなに簡単に解決できるなら、とっくにしているでしょうし……。

しかし、いつものことで戦えばひどい目にもあうものだろう……。

だけど、裏切りはしてない!














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