今週から夏期講習が始まりました。
僕の進路担当の中学3年生で、この夏期講習欠席の生徒がいます。
中3の大事なこの時期に、なのですが、ご家庭の経済的な事情によるものです。3年生の夏期講習は6万ほどします。安くはないですよね。
その生徒とは夏期講習前に話し合って、この夏期講習は休んででも、9月からの授業に出て入試に挑んでもらうことにしました。その代わりにこの講習中も自習室に来て、配ったプリントや宿題もあげるし、質問もしに来て良いから、と。
それをスタッフの間のミーティングで共有したら、英語科の教室長が、塾に通わせるお金もないくらいなら子供作るなよな、と言ってきました。
どの高校でも良い、というなら話は別ですが、ある程度の高校となれば、今の学校の状況で、塾なしで受験をするのが非常に厳しいことは認めます。
この夏期講習から体験に来た生徒も、中学3年生にもなって英語で曜日が書けません。一体どういう三年間を過ごせばそうなってしまうのか?と思うところはもちろんあります。
しかし、これが上記のような生徒に、出来る限りのことはしてあげましょうよ、と言った部下に対しての一言かよ?と。
今は大分考えも整理して持ち直しましたが、その発言を聞いた時は真剣にこの人とあと半年一緒に仕事をすることに自信がなくなってしまいましたよ。
教室長がそんな事言ってたらその教室に通っている生徒は誰を頼ればいいんですか!?
覚えておいてください。