赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

東海道を行く 日本橋~品川宿 ①

2008-04-30 | 街・散策(東京)

本日のタイトル。司馬遼太郎さんの『街道をゆく』より。。。

2008年・4月29日。快晴。
日本橋に咲くポピーの愛らしい姿を見ながら、スタート 
   

「日本橋~横浜まで、歩いてみたいね~」と、以前から話していた
私たち夫婦。昨日、やっとその第一歩を踏み出しました。

まず、日本の道路の基点↓を、撮影
  

連休の都内。道路が空いています。
普段は、ここでの撮影はけっこう怖いでしょうが・・・
今日は平気~

都内の空気がきれいになるのは、お正月・お盆休み。
そして、ゴールデンウィーク。

お正月は寒いし、商店が休みで寂しすぎる・・
お盆休みは、猛暑の中
歩くのに最適なのは、ゴールデンウィークでしょ・・
・・ってことで、横浜から電車で東京駅へ 

 

東京駅からぶらぶら歩いて、日本橋へ。

こんな表示もチェックして、北へ行くか・・・西へ行くか
 
 

・・で、もちろん西へ。東海道を歩くことにあいなりました~~。
お江戸日本橋
 
AM9:00出発、夫と私の弥次・喜多道中。
延々と続きますが、まずは、これにて・・・


仮装してカーニバルへ

2008-04-28 | My favorite things

  

皆さまは、どんな連休をお過ごしでしょうか?

私は、暦どおり。本日も出勤
連休の合間で、月末も近いから?やたら慌しい1日でした。

連休の遠出はしませ~ん。混雑・渋滞!嫌いですもの。
でも、連休の企画は色々。あれこれ・・・。

あっ、↑上の写真。仮装してカーニバル
いえいえ、連休の企画ではございません。
芸者姿で、緋桜姐さんのお披露目をしたいけれど
それは、まだ先のこと(いつか、実行するぞ~

仕事が終わってから、美容院の予約をしていたんですが
時間があったので、タリーズで<ひとりお茶>
自分のタンブラーを持っていたので、それに入れてもらうと
30円off。。。なーんか、うれしい気分です。

昔少しだけかじったイタリア語。仕事も2年経ち、
少し落ち着いたので、もう一度『かじり直し』
コーヒーを飲みながら、テキストを開いて予習ですぅ(笑)

大好きなベネチアが舞台となると、見ているだけも楽しいし。
まもなく、そのTV始まります。
その後は、ワタクシ。明日に備えて、爆睡いたしますっ!!
はい・・・明日はちょっとお出かけ。
それも、かなりの体力勝負となりそうなんです。

では、本日はこれにて。チャオー


観世井

2008-04-25 | Buon Appetito(召し上がれ)

  

お友だちから、鶴屋吉信のお菓子をいただきました。

「こし餡党のご夫婦に、こし餡じゃないけれど・・」と。

いえいえとんでもないっ。美味しいものは共通です。
こし餡だけに固執するほど、頑固ではございません

仏教の高僧とカトリックの神父様が、宗教の違いを
超えて、意気投合することだってあるんだし・・・
(この例え。罰当りかも。。。。

まして、たかがあんこ。粒が残っているか漉してあるかだけ。
グローバル化した現代。
物事には、広~い視野で臨まなければ・・・って・・・
この例えも、なんか変??

とにかく、とても楽しみで急いで帰宅
開けてみると、可愛い渦巻き模様。

  

クッキーみたいに見えるけれど、違うんですよ。
箱の裏に『観世井』と書いてありました。

お能の観世流と関係があるのかな?と調べてみると

観世さんが将軍足利義満から拝領した井戸が、『観世井』。
鶴屋吉信本店の近くにある、その井戸の水紋にちなんだ
渦巻き模様
のお菓子だそうです。

村雨(餅粉とあんを蒸した生地)で、小倉餡を巻いたもので
棹菓子の『京観世』と、この『観世井』があるようです。

お友だちは、ご主人が京都のかた。
こちらのお菓子は本店だけと思っていたそうですが
横浜のデパ地下に入っている鶴屋吉信に予約できると知り
取り寄せてくださったそうです。

とても、雅なお菓子
明日、お茶を飲みながらゆっくりといただくのを楽しみにして
今夜は眠りにつこうと思っています


初夏への移ろい

2008-04-23 | 日々のひとかけら

   
ハナミズキは、華やかな桜が散った後、その空虚さを
埋めてくれるかのように咲いてくれます。

でも、そのハナミズキもそろそろ終わり。

周囲の緑に勢いがつき、こんなに緑に種類があったかと
思うほど、それぞれの緑が主張し始めるこの頃。
季節は初夏へ移ろうとしています。

山吹色のヤマブキ(笑)
強い風にあおられ、右のお花が少し葉の陰に・・・・

   

そろそろ日傘が必要なほど、日ざしも強くなってきました。

視界をさえぎるので、私は雨傘も日傘も好きじゃないのですが
でも・・・これ以上の色黒になると・・・<緋桜姐さん>
お座敷に出られなくなるじゃあござんせんか。

・・・などと、おバカなことを言ってるうちに・・・ツツジも咲き
   

   

あと一週間で4月も終わりです。

まもなく菖蒲やアヤメの季節になり、やがて紫陽花が咲き
梅雨入り。。。その後すぐに訪れる、あつ~~い夏。
百日紅の花の咲く、炎暑の日々が続きます。

そして、やっと秋になり暑さから開放されたと、喜び
紅葉がきれいだとか騒いでいるうちに、もうクリスマス
そしてそして、お正月がやってくる

これが人生か~・・・と、諦めと悟り?
いえいえ、これは居直りか?・・などなど・・・

近くの公園を、お花を眺め写真を撮りながら散歩して
こんなことをボーっと哲学(?)したりして。
で・・・哲学後に、今夜のご飯は何にしようかと考えたりと
哲学→家庭科への移行も楽しかったりして

まっ、アタシが哲学しようが、逆立ちしようが
季節は確実に移っていくのですよねぇ。


大きな茶碗蒸し

2008-04-21 | Buon Appetito(召し上がれ)

日中は、陽ざしに初夏の趣が感じられるほどですが
夕方になると、まだ風がヒンヤリ。
今夜は、あのご本に載っていた、あんかけ茶碗蒸し

   

高山なおみさんは『大きな茶碗蒸し』と名づけてます。

具を入れない、柔らかめのとろりん茶碗蒸しを大きな器で作り、
上から、とろ~っとした熱々のあんと、たっぷり三つ葉をかける。
ダイナミックにして、優しく、大雑把でありながら、繊細。
まるで、アタシの性格のような(??)一品でございます

オリジナルレシピは何も入れないのですが
今日は、南禅寺蒸しにしようと、お豆腐を入れました。

卵2個。だし汁と調味料など合わせて卵の4倍量。
混ぜ混ぜした後、ザルでこします。
軽く水切りした絹ごし豆腐半丁を、半分に切ったものを
そーっと、卵液に沈め。。。
いつもの、あの蒸籠で蒸しました。

あんは、だし汁に酒、みりん、しょうゆで味をつけ、
水溶き片栗粉でとろみをつけます。
ざくざく切った三つ葉とおろし生姜を用意して。。。

出来上がった茶碗蒸しに、あんをとろ~っ。三つ葉をバサッ。
おろし生姜をそえて、Buon appetito

   

スプーンですくうと、まったりしたお豆腐が出てきます。
でも、侮るなかれ。このお豆腐、めっちゃ熱い
ふ~ふ~言いながら、食べるのが『掟(おきて)』。
掟破りには、火傷の刑が待っていますぞ

でも、三つ葉の香り&生姜の香り。卵にからんだ、あんの旨さ。
お腹にも、気持ちにも優しい一品
春の名残の、朧月夜のような茶碗蒸しです。

それにしても、熱々のお料理が恋しいと思えるのも
あと少しの間ですねぇ


究極の♪熱々コラボ

2008-04-18 | Buon Appetito(召し上がれ)



あまりにもマイナー。そして、あまりにもローカル!!

店名を出すと、私が『ひっそりと生息』している所(笑)が
判明しちゃう・・・ほど、小さな小さなパン屋さん。
素材にこだわっているし丁寧に作っている。

どのパンも美味しいけれど、特に食パンが美味!!

まわりの『ミミ』が絶妙。
フランスパンのようなパリッ感+食パンらしいサクッ感の
美味しいハーモニー
もちろん白い部分もいけてます。ふんわり。かつ、こしがある。
今まで食べてきた食パンの中で、ここのが一番だと思う。

焼き上がったばかり。「柔らかすぎてスライスできません」
・・・と言われない程度のタイミングに行く。
でも、「サンドイッチ用のスライスはまだ無理です」と言われ
8枚切りを頼んでから・・・・走れ、赤い靴!

目指すは、近くのお肉屋さん。ゲットするのは、これ


揚げたて、ジュージュー熱々のコロッケ。

このお肉屋さんも、あまりにもローカル。そして、小さい。
お店の奥といっても、揚げているお鍋は目の前。
揚げ油がパチパチ飛びはねてきそうなほど、目の前。

パンとコロッケ。二つの宝を抱え、急いで帰宅

そして・・・・
ただただ単純に。あくまでもシンプルに。
ひたすら質素に。

しつこいようですが・・・あきれるほど簡素に。

なんの技もなく、雑念を取り払い。

ただ・・・はさむ

ふんわり熱々の焼きたてパン。熱々ホカホカのコロッケ。
オーブンと鍋の違いとはいえ、どちらも炎の中から生まれたて。
熱々つながりのサンドイッチ。
コロッケにマヨネーズとソースを少しかけるだけで充分。

レタスなど野菜はせっかくの熱々に失礼でございます。
シンプルイズベストが、持ち味ですからあ~~。

この究極のレシピ。材料はB級。技はランクなし。
でも、Aランクのタイミングと運の良さが不可欠!!
ある意味、わがままで難しいサンドイッチ。

うちの夫の好物でございます


高崎にて

2008-04-14 | 街・散策(他の街)

本日のタイトル。志賀直哉の『城之崎にて』から。。。

日曜日。群馬県・高崎市へ行ってきました。


                
高崎市役所、21F展望ロビーから・・・
赤城山はもちろん。谷川連峰、そして八ヶ岳も見えるらしい・・
でも、この日はそして
この案内ボードを見ながら、ひたすら心眼(笑)で眺めてきました。

                    

先月の記事で書いた、高校時代の担任訪問!!遂に実現。

私たちが卒業してからまもなく、故郷・高崎へ帰り、
定年まで高崎の高校で教えていらした先生。
その先生のお宅へ、千葉・埼玉・神奈川3県にいる同級生たちで、
おしかけて行きました。

12時。JR高崎駅で待ち合わせ。
横浜から行く私は、高崎行き湘南新宿ライナーなので乗り換えは
ないけれど、横浜9:44発で、高崎着11:56。

ひたすら眠っていくつもりが、この日はめっちゃ寒い~っ。
車内は暖房も入っていたけれど、眠りをむさぼるには寒すぎ
。。。2時間。。。長かったですぅ。

でも、電車が遅れずに到着したので良かった。
新幹線で来る人、車で来る人。
そして駅まで来て下さった先生と、無事ご対面

私は、先生とは数年ぶり。友人たちとは、8年ぶり&2年ぶり。
メンバーの中には、卒業以来初めて会うという同級生たちも。
(何年ぶりかは・・・書きませんが・・・)

食事をした後、市役所へ
とっても立派な建物です。ちなみに、展望ロビーは無料。
あいにくの天気でしたが、市街やお堀の周りの桜などは
よく見えました。1週間前だったら、綺麗だったでしょうね
  

この後、先生のお宅へ
先生は、ちょっとお耳が遠くなったようですが、お元気そう。
お友だちとのご旅行や、町内の区長さん(町内会長)を
10年以上もなさったりと、お忙しいご様子です。

エレガントな奥様が出してくださったお茶やお菓子。
美味しい上に、とても綺麗。でも、まさかデジカメは・・・
あ~写真が撮れずに残念と思いながら、
すっかりご馳走になってしまいました。

私たちは、当時の先生の年をはるかに越えてしまい、おまけに
それぞれの子どもさんが、当時の私たちの年を越えている。
でも、いくつになっても先生は先生。思わず緊張したりして

「道内のいくつかの高校を廻ったけれど、やっぱり
札幌N高が一番印象に残っているなあ。
学校祭や運動会など、学校行事が面白いので、
父兄や近所の人が見に来るのには驚いたよー」・・・と。

はい・・やっぱり。
生徒の真面目さなど・・・印象に残るわけはないよねぇ・・
各種イベントが本当に楽しい学校だったもの。
などと、あれこれと昔話に大輪の花を咲かせてしまい、
先生宅を会場にしたクラス会状態。あっと気づくと、帰りの時間

小雨の中を外まで送ってくださる、先生と奥様。
お風邪をひいたら大変と、「中に入ってください」と叫ぶ私たち。
ばたばたしながらの別れでしたが、余韻の残る一日でした。

移動がスムーズにできたのは、車を出してくれた男子のお陰。
とんとんと計画が進んだのは、さっぱりした気性の女子のお陰。
感謝です。

帰りの電車は暖房が効いていて、暖かかったぁ~。

近いし、校風が自由で楽しそう。そして、公立で安いし・・と
ただそれだけで、安易に入学した学校でしたが、卒業後も
こうして故郷を遠く離れた後も、交流ができるのは
本当に幸せなことだな~と、思いながら・・・

暖かな車内。ぬくぬくと眠ってきたアタシでございます  


坊や~いったい何を♪

2008-04-11 | 辛口モード

拝啓 天国の婆や殿

「死者は生者を煩わすべからず。
生きている人はそれぞれに忙しいのだから・・・
お墓参りの必要はありません。それに、お墓にはいない。
気ままにふらふらと出歩き、世の中の移り変わりを見て
そして、いつもお嬢さまのそばにいますからね。。。」

まるで『千の風になって』のようなことを、天国から語っている
婆やですが・・・きょう、高島屋のTで買物をしていたら
怒りながらも、歌いだした婆やの声が頭上から聞こえました。

『坊や~いったい何を教わってきたのー

                   

鎌倉のT屋。鳩サブレが有名ですが、棹菓子・お干菓子など
色々な種類があります(鎌倉本店には、ケーキもあるし)

あるお宅へのお土産に、一昨日、高島屋のTで予約をして
普段おいてないものを取り寄せてもらい、今日それを
受け取りに行きました。

ここには、Mさんという女性がいます。
客のニーズをキャッチする頭の回転の良さと、明るい笑顔。
六花亭の接客を彷彿させるような、感じの良さ。

今回も彼女に相談して、箱詰めにする商品を選びました。

でも、今日行くと、彼女は他のお客様で忙しそう。
それで、別の店員さん(男性)から受け取りましたが・・・
その店員さんと私が話している最中、隣にいた70才前後の奥様。
「もう一枚、ください」送付伝票を書いていたのね。
間違ったので、もう一枚用紙が必要になったんですが・・
こういうのって困る。私も接客業なので、よーくわかるけれど
接客中に割り込まれると、リズムが狂うし、そちらに対応すると
今、接客中のお客に失礼だし。

このおにいさん。どうするかな~?(赤い靴の観察日記)と
思っていたら、とりあえず「はい」と返事をして
私との会話が落ち着いたところで、伝票を渡した。
ここまでは、うんうんそうよね。という感じ(観察記録 ○)。

でも、その時、彼が一言発した。「間違ったんですね」

私の頭上で、ショーケースのお菓子を楽しそうに眺めていた
婆やの声が聞こえましたよ。ふふふ

「このドアホ~!お客の間違いを確認するアホがおるかぁ」

そして、呆れたように歌ってましたね。
「坊や~いったい何を教わってきたのー

落し物をした。道に迷った。と交番へ行ったら
「落としたんですね」「迷ったんですね」と確認をするでしょう。
でも、ここは交番じゃないっ。

飛行機の中で、飲み物をこぼしたので「お絞りをください」と
客室乗務員に頼んだ時、彼女たちは「こぼしたんですね」と
確認するようなことはしないはず。

ここは高島屋。空の上じゃないけれど、接客の基本は
地上も空も同じじゃないの?ねぇ、婆や。

私がそう言った時には、もう婆やはいなかった。
たぶん、今年の春はどんなのが流行っているか、お洋服を
見に上の階へ行ったんでしょう。

でも、婆やが生きていたら、送付状を間違ったのが婆やなら
あのオニイサンに対して、どんな反撃に出たのかしら?
絶対に大きな声を出したりはしないけれど、静かに、
でも、鋭い一撃をガツンと食らわしたでしょうねぇ


ねぎ餅

2008-04-08 | Buon Appetito(召し上がれ)

葱花餅(ツァンホアピン)
  

前回の記事で、プティサレ(塩豚)を使ってネギ餅を作ると
書きましたが・・・これがそのネギ餅(葱花餅)。
みじん切りにした白ネギを 生地に折り込んでいく、
中華風ネギのパイ。美味しいですよ~

強力粉カップ2にぬるま湯110ccを入れ、しっかりとこね
丸めてからぬれ布巾をかぶせて、20分くらい休ませる。
丸めた生地を4等分して、一つを麺棒で薄く伸ばし、
ごま油を塗って、そこへネギとプティサレをパラパラ散らす。
(プティサレは、みじん切りにして炒めておく)
くるくると海苔巻きのように巻いてから、カタツムリの
ように巻き、麺棒で薄くする。
プティサレを炒めたフライパンで焼く。
表面はこんがり。でも、中まで火が通るように。

  

このレシピは、ずーっと前の『きょうの料理』に載っていました。
ネギだけを巻いたもので、生地に塗るのはラード。
我家は、プティサレを入れるので、その油もあるし・・・と
ラードではなく、ごま油に変更。
葱だけで充分な美味しさですが、プティサレを入れると
ジュワ~とした旨みが、加わります。

だから「ネギ餅食べたいな~」
「うん。でもプティサレが熟成するまで、ちょっと待とうよ」
という会話が交わされることになります

パリッ。さくっ。
葱の風味とプティサレの旨みと塩分がジュワ~ッ
ランチはもちろん、ビール片手の夜のメニューにもお勧めです。

                   

大好きなウーウェンさんのご本にも、葱花餅が載っています。
ウーウェンさんのは、薄力粉使用レシピ。
こちらも作ってみました。もちろん、美味しい!!
でも、我家は、この強力粉使用レシピが好きで
ネギ餅の時だけは、ウェンさんにお休みしてもらっています。
いつも、頼りすぎですから~ (笑)            


ベジタブル・サンデー

2008-04-06 | Buon Appetito(召し上がれ)

大根のステーキ。プティサレ添え
  

せっせと作っていたチャイナベーコンは、冬季限定品。
暖かくなったので、チャイナベーコンに代わって、今は
プティサレを仕込んでいます。

プティサレは、新聞に載っていた『ルマンジュトゥ』谷シェフの
レシピで、豚バラ肉の塊に、肉の重量の2%の塩と1%の砂糖を
まぶして、重しをして、1週間ほど冷蔵庫で熟成させるものです。

これは、お肉の旨みが凝縮されて、とても美味しいんです
細かく切って中華の葱餅に入れたり、チャーハンの具にしたり・・

ミシュランの星を持つお店の、谷シェフに申し訳ないほど
ごくごく日常的に、あれこれと使わせてもらっています。

きょうは、メインが大根のステーキ。
厚めに切った大根に、火が通りやすいように細かく切れ目を
入れて、中までじっくり焼くだけですが・・・
ほっくりと、滋味があって、しみじみと美味しいと思えます。

先に付け合せのプティサレを焼き、プティサレからの油と、
作りおきしてあるガーリック油を使って、大根を焼きました
表面にこんがり焦げ色がついたら、蓋をしてじっくりと。
大根からの水分も出てくるので、理想的な蒸し焼き状態です。

プティサレだけじゃ寂しいので、彩りにとピーマンを
炒めたものも、付け合せてみました。
ソースは、その時々のアタシの気まぐれですが
今日のテーマは、バター&醤油
大根を取り出した鍋に、人参を入れて、お酒を振り入れます。
人参が柔らかくなった頃、バターをポロンと入れて溶かし
そこへ、お醤油をたら~り・・・美味しいソースの完成
別鍋でプティサレをさっと暖め、黒コショウをたっぷり挽いて
さぁ~召し上がれ

『休日は自宅でお野菜たっぷり主義』なので
白ゴマを擦って、小松菜の胡麻和え(というよりゴマ溺れ?)
  

さらに、シメジご飯(人参入り)。玉ねぎとワカメの味噌汁。
  

ベジタブルサンデーと、歌いたくなる夕食。偉くない?

でも・・・実はこれ、冷蔵庫の在庫整理

本日の我家の冷蔵庫。動物タンパクは、プティサレと卵。
それに、かにカマボコ(卵とカニ蒲鉾は、お昼の海苔巻きに)

野菜は、大根・人参・ジャガイモ・玉ねぎ・ピーマン・シメジ。
昨日茹でておいた小松菜。
キュウリ・干し椎茸の甘煮(この二つも、お昼の海苔巻きに)

いつも冷凍してある、油揚げさえも、切らしていたため
シメジご飯が、ちょっと寂しいのです・・・

恒例の日曜買出しツァーに行かなかったので、在庫整理に
なりましたが、食材の種類が多いときより、献立がすんなり
決まったり、美味しかったりするのが面白いっ!

さて、明日は仕事帰りに『在庫確保ショッピング』ですっ