映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『チャイルド44 森に消えた子供たち』

2016-08-22 10:24:34 | Weblog
2015年 米
監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン、ノオミ・ラパス、ジョエル・キナマン、パディ・コンシダイン 、ジェイソン・クラーク、バンサン・カッセル

 スターリン体制下のソ連。偶然に戦争の英雄となったレオは、戦後、秘密警察の捜査官に出世する。けれど、もともと出世欲や処世術が希薄なレオは、組織内で巧く立ち直れず、職を追われ、地方に飛ばされてしまう。そこで遭遇した子どもばかりが犠牲になっている連続猟奇殺人事件。犯罪なき理想国家を掲げるスターリン政権下で、たいした捜査もされず事故として処理されていたこの連続殺人事件を、レオは解決しようと奔走する。

 暗い。重い。きっと、伝えたい主題は、この映画のもつ雰囲気で、十分に伝わっているのではないかと思います・・・わたしは言葉に出来ないけど(爆)。ただ、殺人事件自体のことは、焦点がぼやけていて、あまり入ってこないというか・・・なんなのかなぁ~って思いました。夫婦の関係とか、面白い設定だなって思うし、引きつけられるんですけど・・・ゲイリー・オールドマンの役割とか、事件そのもののこととかは、作り手が興味をもっていないんじゃないかと思うくらい、ぼや~っとしていました。
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