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[4-4-2]の3類型

2007年02月04日 | 考察集
■ 4-4-2の類型

先日のエントリー マンツーマン、オシムJAPAN。 マークの受け渡しの問題 で書いた内容の一部[4-4-2]の中盤の構成の3つの類型(フラット型、ダイヤモンド型、ボックス型)に関して、やっぱり長かったので分割しました。

一応、誤解のないように書いておきますが、守備的MFは「守備>攻撃」という発想の元にあると考えて下さい。
選手自身が守備的なプレーを得意としている場合とチーム戦術上の役割として守備的なプレーを求められている場合では、似ているようで違うからです。以下は、一般的なフォーメーションの類型と考えて下さい。

◆[4-4-2] フラット型
◆[4-4-2] ダイヤモンド型
◆[4-4-2] ボックス型
フラット型の場合 ボランチ的な守備的MFという発想はありません。あくまでも、中央の2人のMFが攻守両方のバランスをほぼ同じ割合で担っています。現実的には、中央MFの2枚の内、片方が攻撃重視、もう片方が守備重視ってケースもあります。例えば、イングランド代表であれば、ランパードとジェラードが分かり易いと思います。両選手共に世界最高峰の攻守のバランスを兼ね備えた選手です。

ダイヤモンド型の場合 守備的MFが1人の形です。攻撃的MFには、いわゆるトップ下の選手を配置するような形です。比較的、中盤の構成としては攻守のバランスの取れた形です。

ボックス型の場合 守備的MFが2人の中央の守備を重視した形です。攻撃は2人、守備2人という風に完全分業制みたいな形です。現在、Jリーグでもこのフォーメーションを採用しているクラブは多いと思います。守備的MFが前掛かりになると攻撃に厚みが出てきます。昨年のG大阪が4バックを採用する時はこのような形でしたね。

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2 コメント

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考え方の違い (CSKA352)
2007-02-04 15:06:42
お邪魔してます。見やすくされたんですね。

フラット
は守備の考え方がゾーンで、とにかく一番ボールに近い選手がアタックして周りが反応する。
攻撃も役割の分業でなく、臨機応変なので守備的MFがいないのかもしれません。

ダイヤ型
の伝統がブラジルにあったのですか。
SBが攻めると守備的MFがDFラインをカバーするスタイルがボックス型の最近でも見られたので納得です。

ボックス型
は中盤のタレント重視に見えますが、中央の守備を重視したサイド攻撃重視のスタイルに適しているとおもいます。
ドイツW杯のエクアドル代表、高校サッカーの盛岡商業がいい例でしょうか。
守備的MFがゲームを作れると効果的です。

ストッパー&リベロのオシムジャパンも相手が3か1トップならこの4-4-2と考えることができるかもしれません。
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コメントのお返事 (コージ)
2007-02-04 15:26:38
CSKA352さん

ダイヤ型の“ブラジル表記”間違ってました。ボックス型ですね。なんでブラジルって書いたんだろ・・・(苦笑)

ボックス型については、同感ですね。
昨今の欧州のサイド重視の攻撃志向は、事実[4-1-4-1]とか“サイドでいかに”って部分が見られますしね。
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