杵屋六郎ブログ

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勘所の移動について

2016-06-17 00:49:48 | 日記
以下の点に注意して勘所を正確に移動させましょう。
1、三味線の下の方の勘所は肘の位置を目安にすると正確にすると良い。これには普段から肘の位置に注目しておく。
2、勘所をしっかり押さえようとして、三味線の棹を挟まないように。親指はフリーにして移動する。
3、文化譜の1の勘所は人差し指を開かないと高くなるので要注意。(同時に親指も開く。)
4、糸に対して爪が直角になるように勘所を押える。
5、常に正しい調子でお稽古し、手が自然に勘所を覚えるまで練習を積む。
6、小指が棹より常に下の位置に置くことで中指や薬指の勘所をしっかりと押えられる。
7、チューナーで調子や勘所が正しいかをチェックする。
8、調子三年勘八年といわれるように勘所を正確にするのは時間がかかる。
9、間はぎりぎりまで待って勘所を移動させる、従って、勘所の移動速度は早くないと駄目。
10、譜面に頼り過ぎると目に集中が行き過ぎて、自分の音を聞く耳が集中しないので勘所が不正確になる。


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