幸せについての考察 【桐棺三寸】

桐鳳柳雨が贈る、幸せについての考察。
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憎きムシキング

2005-08-28 | 日記 Ⅱ

「ムシキング」というのをご存知だろうか。
私自身あまり詳しくないのだが、100円入れて遊ぶ、昆虫同士が戦うゲームが至る所に設置されているようである。

そのゲームで使用するカードを集めることもまた、子供たちを虜(とりこ)にする一因となっているようで、以前からその存在を認知していた私は、息子(5歳)が接する機会のないよう、なるべく関わらないよう遠ざけてきたつもりだった。

しかし、どこから情報を仕入れてくるのか、または自らその存在を発見したのかは知らぬが、結局はムシキングの「餌食」となってしまった。
最初のうちは、「やりたい!」などと言ったとしても、「とうちゃんは、やりかた知らないよ」などと誤魔化していたのだが、そのうち近くにいる年長の子供が、「これはね、こうやって、こうやると…」などと口を挟んでくる。
表面上は「ボク、よく知ってるね~」などとニコやかに言うのだが、内心は「このクソガキ、余計なこと言うんじゃねぇ!」などと思ったりする。

私が一緒の時はまだいいのだが、これが例えば、妻の実家に私抜きで帰省などしようものなら大変である。
カードを倍くらいに増やして帰ってくる。
さすがに私も口を出しにくい、ということを、彼も熟知しているようなのだ。

それにしても今のガキ…いや、子供たちは、ムシキングに登場する、
「マキシムスマルバネクワガタ」だの、
「スペキオシスシカクワガタ」だの、
「インペリアリスツヤクワガタ」だの、
そんな名前を記憶しているのだろうか。
私など、単に読むだけでも一苦労である。
この記憶力を学業など違う方面に向けてもらいたいと思うものである。

とは言うものの振り返って見れば、私自身も高校時分、出始めた頃の「雀(ジャン)ピューター」なる麻雀ゲームに、100円玉を注ぎ込んだ経験がある。
或いは小学生自分には、「怪獣の世界」なるカードを熱心に集めたこともあった。
「それを考えると強くは言えないかな」と思う反面、「いや、だからこそ、そうならないようにしなくては」などとも思ったりするわけである。

こうなってしまうと、もうブームが下火となり、本人が飽きるのを待つしかないのかもしれない。
しかしその頃には、子供を惹き付けるまた新たな「仕掛け」が登場してくることになるのではあろうが…。


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