幸せについての考察 【桐棺三寸】

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○×(まるばつ)クイズ必勝法?

2005-08-04 | 日記 Ⅱ

①勉強すること
ごく当たり前の話だが、知識を増やすこと。
出題される問題全ての解答を、事前に知識として持っておくということは不可能だが、その中の1~2問、確実に答えを知っているだけでもかなり違う。
特に、ウルトラクイズのように連続して正解しなければならないような場合には、その中に正解を知っている問題が1問あるかないかの違いは、極めて大きい。
具体的には、「雑学」と名のつく本を読むとよいかと思う。
自分が○×クイズの製作者になったつもりで、「どんな本を読むと問題が作れるか」という視点で選ぶとよいのではないだろうか。

②どちらのほうが証明しやすいか
例えば、以前こんな問題があった。
「『Statue of Liberty』を『自由の女神』と訳すようになったのは、第二次大戦後である。○か×か。」…
まずは、考えてみてほしい…。

正解は、…「×」。
この問題は、比較的わかりやすい。
もしも正解が「○」だとした場合、それをどのように「証明」するのだろうか。
第二次大戦前に書かれた・言われたもの全ての中から、「自由の女神」と訳されたものがないかどうか探し出す…。
そんなことは不可能ではないだろうか。
仮に、探し尽くした結果「○」という解答となったとしても、視聴者がどこからか「ここで訳されてました」などと独自に探し出し、クレームをつけられても困る。
その点、「×」と証明するのはいたって簡単。
第二次大戦前の文献か何かから「自由の女神」と訳されているものを探し出し、「ここで既に訳されてます」と言えばよい。
視聴者が納得するよう、正解をどのように証明するか…。
そう考えてみよう。

③どちらのほうが面白いか
特にTV番組の場合、視聴者に「面白い」と思ってもらわなくてはならない。
例えば、こんな問題はどうだろう。
「自由の女神はフランスがアメリカに贈ったものだが、アメリカも逆に、贈り主のフランスに自由の女神を贈った。」…

正解は…、「○」。
もしも、この正解が「×」だとしたなら、どうだろう。
「はい、贈ってません。… それでは、次の問題…」
これでは、つまらなくないだろうか。
「これこれ、こんな経緯で贈り、これが実際に贈ったものです」などと言ってその映像でも見せたほうが、番組として面白くないだろうか。
例えTV番組ではなくとも、問題製作者からすれば、多少なりともクイズ参加者に「面白い」と思ってもらいたいという心理は働くはずである。
どちらが正解だった場合のほうが、視聴者・参加者が「おぉっ」と思うか想像してみよう。
ただし例外がある。
いわゆる「どろんこクイズ」のようなもの。
これは、正解そのものは「だから?」というようなものでも、例えば、解答者がドロに飛び込むと同時に留さんが「そんなわけねぇだろ!」などと言うことによって、視聴者が充分楽しめるからだ。
このように、○×クイズに「何か」が付随している場合に限っては、正解が至ってシンプルなものとなる場合があるので、注意が必要である。

④極端に考えてみる
「故・三波春夫の家の前は、通称『チャンチキ通り』と呼ばれている。○か×か。」…

正解は…、「○」。
これは、前述の「どちらのほうが証明しやすいか」に似た考え方なのだが、もしも、どこかで誰かが「チャンチキ通り」と呼んでいたとしたならば、少なくとも「×」にはできない。
「どこかで誰かが言っていたら終わり」なのである。
どこかで誰かが言っていたら、していたら、少なくとも「○」には、または「×」にはできない…。
こう考えてみよう。

最後に、もしもこれらのどの考え方にも当てはまらない問題が出題されたとしても、「○が続いているから次は…」などという考え方はしないほうがよい。
それくらいなら、強引にでも「どちらが正解のほうが面白いか」と考えたほうが無難である。

以上、いかがだろうか。
今でも「高校生クイズ」などで○×クイズが出題されているのだろうか。
或いは、自治体・団体レベルでの余興として、○×クイズを楽しむ機会もあるかもしれない。
何かの参考になったら幸いである。


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