前回登場の『南から来た男』で
ギターで参加のジェイ・グレイドン繋がりで・・
「あら、そうだったのね~」PartⅡ~
モダン・ポップ/ダリル・ホール&ジョン・オーツ('79)
レンタル・レコード屋さんで借りて、よく聴いたアルバム♪
(レンタルCD屋さんでないところが時代を感じる(?_?))
5年前にもアップしてますが、リンク切れ動画もあるので再アップ。
セールス的にはイマイチだったものの
デビッド・フォスター、プロデュースの
この時代ならではの時代を切り取った音作りは
タイトル通りの「モダン・ポップ」と呼ぶに相応しい。
それまでのブルー・アイド・ソウルな"ソウル・デュオ"の面影もなく
80年代のヒット曲を連発した"ポップ・ヂュオ"のポップ感覚とも異なり
どちらのファンにも、ソッポを向かれそうな特異体質的なアルバムなのですが
この時代にしか聴けない彼等のどのアルバムにもない斬新なニューウェーブ感覚は
同じ特異体質なremyには、ツボにはまってしまうかなりお気になアルバムなのです^^;
アマゾンのレビューを見てみると、結構レビュー数が多くて評判も良くて
「このアルバムが好き」というremyと同じ感覚の人がいて一安心しましたが(・・?
美メロあり、ディスコ・ビートあり、レゲエ風あり、テクノ風ありの
ロックン・ソウル&ニューウェーブ感覚溢れるバラエティ豊かなアルバムで
その後のブレイクを予感させるようなものすごい勢いを感じたものです。
②70年代の郷愁を感じさせる彼等の代表曲の一つ「Wait For Me」
イントロからギターがやけに目立ってる曲という印象がありましたが
つい最近、このギターはジェイ・グレイドンだったということを知って
あぁジェイ・グレイドンだわ~あら、そうだったのね~な感じ
(手元のCDライナーノーツにも記載されてないし・・)
Daryl Hall & John Oates - Wait For Me('79/18位)
③クールでタイトでノリのいいモダン・ポップは
ダリルとジョンの掛け合いも最高な「僕のポータブル・ラジオ」
Daryl Hall & John Oates - Portable Radio
④メロディ・ラインと二人のハーモニーの美しさもさることながら
ギターの音色も際立って美しく、更に曲を盛り上げているのですが
ここでギターを弾いているのがジェイ・グレイドンだったということは
5年前にアップした時には知らなくて、それからしばらくしてから知って
あぁジェイ・グレイドンだわ~あら、そうだったのね~な感じでした。
この曲では、最初から最後までJ.グレイドンのギターが楽しめ
間奏では一発爆弾がさく裂し、その後はJ.グレイドンの独壇場と化して
しゃくれあがってひっくり返るこぶしの効いたギター・プレイが堪能できます。
J.グレイドンの数ある名演の中でも最高峰のギター・プレイだと思います
Hall & Oates-All You Want Is Heaven
⑧でも、このアルバムならではの二人の掛け合いが聴ける
クールでタイトなロックン・ロール・ナンバー
Daryl Hall & John Oates - Bebop/Drop
ニューウェーブ色濃い実験的インスト・ナンバー、ミステリアスな⑨「Hallofon」から
キャッチーなロックン・ロール・ナンバー⑩「ntravino」への流れもスリリンgoo~
Daryl Hall & John Oates - Hallofon / Intravino
←サイドバー期間限定アップ中のナンバーは、ジェイ・グレイドン繋がりで
マーク・ジョーダンの知的なシンガー・ソング・ライター風味の「Red Desert」
70年代は地味すぎるし、80年代は軽すぎるという印象。
このアルバムは、79年というニューウェーブ時代を切り取った
時代が生んだ産物のようなアルバムで
単純に楽しめてはまってしまうところがあります。
70年代では、ズバリ、モダン・ポップな『モダン・ポップ』
80年代では、他の80年代の作品と比較して
ロック的で重量感がある『H2O』
90年代では、70年代+80年代の要素がうまく絡み合い
地味すぎず軽すぎずの丁度いい湯加減でバランスのとれた
『チェンジ・オブ・シーズン』が好きです♪
今聴いていても、ゾクゾクするかっこよさですね。
全然古く感じない!
デビッドフォスターにジェイ・グレイドンですか?
なるほどです!!
ポップ・センスの良さですね。
中でも、ニューウェーブ感覚溢れるクールでタイトで
最もかっこいアルバム『モダン・ポップ』には嵌りました♪
セールス的にふるわなかったのは、時代が彼等に
追いついてなかったという見方もあるようです。
自然体で制作されたのが、「チェンジ・オブ・シーズン」
隠れた名盤です♪