Remy's Cafe♪

70年代洋楽好きなremyが綴る
音楽時々つぶやきブログ

Daryl Hall & John Oates - モダン・ポップ

2015-06-25 | Rock & Pops

前回登場の『南から来た男』で
ギターで参加のジェイ・グレイドン繋がりで・・
「あら、そうだったのね~」PartⅡ~


モダン・ポップ/ダリル・ホール&ジョン・オーツ('79)


レンタル・レコード屋さんで借りて、よく聴いたアルバム♪
(レンタルCD屋さんでないところが時代を感じる(?_?))
5年前にもアップしてますが、リンク切れ動画もあるので再アップ。

セールス的にはイマイチだったものの
デビッド・フォスター、プロデュースの
この時代ならではの時代を切り取った音作りは
タイトル通りの「モダン・ポップ」と呼ぶに相応しい。

それまでのブルー・アイド・ソウルな"ソウル・デュオ"の面影もなく
80年代のヒット曲を連発した"ポップ・ヂュオ"のポップ感覚とも異なり
どちらのファンにも、ソッポを向かれそうな特異体質的なアルバムなのですが
この時代にしか聴けない彼等のどのアルバムにもない斬新なニューウェーブ感覚は
同じ特異体質なremyには、ツボにはまってしまうかなりお気になアルバムなのです^^;
アマゾンのレビューを見てみると、結構レビュー数が多くて評判も良くて
「このアルバムが好き」というremyと同じ感覚の人がいて一安心しましたが(・・?
美メロあり、ディスコ・ビートあり、レゲエ風あり、テクノ風ありの
ロックン・ソウル&ニューウェーブ感覚溢れるバラエティ豊かなアルバムで
その後のブレイクを予感させるようなものすごい勢いを感じたものです。


②70年代の郷愁を感じさせる彼等の代表曲の一つ「Wait For Me」
イントロからギターがやけに目立ってる曲という印象がありましたが
つい最近、このギターはジェイ・グレイドンだったということを知って
あぁジェイ・グレイドンだわ~あら、そうだったのね~な感じ
(手元のCDライナーノーツにも記載されてないし・・)

Daryl Hall & John Oates - Wait For Me('79/18位)






③クールでタイトでノリのいいモダン・ポップは
ダリルとジョンの掛け合いも最高な「僕のポータブル・ラジオ」

Daryl Hall & John Oates - Portable Radio






④メロディ・ラインと二人のハーモニーの美しさもさることながら
ギターの音色も際立って美しく、更に曲を盛り上げているのですが
ここでギターを弾いているのがジェイ・グレイドンだったということは
5年前にアップした時には知らなくて、それからしばらくしてから知って
あぁジェイ・グレイドンだわ~あら、そうだったのね~な感じでした。
この曲では、最初から最後までJ.グレイドンのギターが楽しめ
間奏では一発爆弾がさく裂し、その後はJ.グレイドンの独壇場と化して
しゃくれあがってひっくり返るこぶしの効いたギター・プレイが堪能できます。
J.グレイドンの数ある名演の中でも最高峰のギター・プレイだと思います

Hall & Oates-All You Want Is Heaven






⑧でも、このアルバムならではの二人の掛け合いが聴ける
クールでタイトなロックン・ロール・ナンバー

Daryl Hall & John Oates - Bebop/Drop






ニューウェーブ色濃い実験的インスト・ナンバー、ミステリアスな⑨「Hallofon」から
キャッチーなロックン・ロール・ナンバー⑩「ntravino」への流れもスリリンgoo~

Daryl Hall & John Oates - Hallofon / Intravino






←サイドバー期間限定アップ中のナンバーは、ジェイ・グレイドン繋がりで
マーク・ジョーダンの知的なシンガー・ソング・ライター風味の「Red Desert」






Christopher Cross - 南から来た男

2015-06-07 | Christopher Cross

前回のニコレット・ラーソン繋がりで
思い入れ深い兄の部屋シリーズをアルバム単位で紹介するシリーズ~



南から来た男/クリストファー・クロス


AOR定番の名盤『南から来た男』は、新人としては異例の
81年グラミー賞五部門を独占し、特に主要四部門
最優秀アルバム賞、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞
最優秀新人賞同時受賞はグラミー賞史上初となる快挙でした。

4曲のシングル・ヒット含む聴きどころ満載のハイ・クオリティ作品。
透明感あるクリスタル・ヴォイスとフラミンゴ・ジャケットも印象的でした♪

このアルバムには、ニコレット・ラーソンはじめ
計3人のシンガーとのコラボ曲が楽しめますが
その他にも、クリストファー・クロス自身を含め
計4人のギタリストのギター・ソロが楽しめる
「隠れたギター名盤」でもあったのです。

聴きどころ満載、名曲てんこ盛りアルバムなので
使い回し曲含め、ベタベタと動画張り付けちゃいました^^;


↓まずは、軽快でポップなオープニング・ナンバー
ニコレット・ラーソンがバッキングで参加しているということを近年知って
言われてみれば、あぁニコレットだわぁ~そうだったのね~な感じ。
この曲でのトリッキーなギター・ソロは、ジェイ・グレイドンだったのね
これは、ジェイ・グレイドンとはわからないなぁ。。。

CHRISTOPHER CROSS - SE YOU'LL BE MINE ('80/20位)






このアルバムには、マイケル・マクドナルドとのコラボ曲が
2曲収録されてて、そのうちの1曲がAORテイスト溢れるこの曲
これは、当時から一聴すればマイケル・マクドナルドとすぐにわかった^^;
この曲でのフュージョン風味なギタ・ソロは、ラリー・カールトン

I Really Don't Know Anymore / Christopher Cross with Michael McDonald







↓のコラボ曲で、アンニュイな雰囲気を醸し出してる
女性シンガーの存在が、当時から気になっていたのですが
天使の歌声と言われるヴァレリー・カーターと判明(過去記事)
ジャズ/フュージョンのエッセンスを加えたAORテイスト溢れる
夢見心地になるお気に入りのソフト&メロウ・ナンバー

CHRISTOPHER CROSS - SPINNING (Duet with Valerie Carter)






←サイドバー期間限定アップ中の「Ooh Child」は
77年ヴァレリー・カーターの1stアルバム収録曲。
オリジナルはThe Five Stairstepsで、多くのカヴァが存在しますが
この独特の雰囲気は彼女にしか出せないものです♪
アルバム・ジャケットも、「キュート」という言葉がピッタリ





アルバム収録曲に戻りまして・・
↓も大好きなナンバー「もう二度と」
透明感あるクリスタル・ヴォイスがジャスト・フィットの爽やかAOR
この曲では、すぐにジェイ・グレイドンとわかるギター・ソロを展開

Christopher Cross - Never Be The Same ('80/15位)






↓疾走感&スリリング感あるロック色の濃いナンバーは
マイケル・マクドナルドとの掛け合いも絶妙で息がピッタリ。
この曲では、クリ・クロ自らスリリングなギター・プレイを披露
マイケル・マクドナルドとの共演ライブ映像で・・

Christopher Cross - Ride Like The Wind ('80/2位)






↓全米Mo.1に輝き、グラミー賞五部門を独占
「Remy's Cafe♪」でも何度も登場の説明不要の代表曲

Christopher Cross - Sailing






↓エンディングに相応しい趣のある重厚なナンバー
この曲でゆったりとした曲調にジャスト・フィットする
解放感ある素晴らしいギター・ソロを披露しているのは
ちょっと聞き馴れないエリック・ジョンソンという人なんですが
確か、アレッシーのラスト・アルバム『Long Time Friends』にも
参加していたような記憶があったので、過去記事を漁ってみたところ
予想が的中しました(駄文ブログでも役に立つ時があるもんですね^^;)
この曲を筆頭に、このアルバムの本当の良さというのは
若輩者の当時より、年を重ねた今だからこそわかるというものですね(^^♪

CHRISTOPHER CROSS - MINSTRELL GIGOLO