若き天才SHU率いるGALNERYUSに、なんと「あの」小野正利氏が加入したそうな。
小野正利と言えば、「You're The Only」。
長髪ターバン頭の一発屋として記憶に残っている(というかもう忘れている)人が多いと思いますが、
実は彼、元々は『FORTBRAGG』というメタル・バンドのヴォーカリストでした。
当時は特別上手いヴォーカルだとは思っていなかったんで、
ソロデビューしたのを観たときは衝撃的でした(あのターバン姿も!)。
まあ確かに声は高かったもんなあ・・・ってのがその時の感想だったような。
ところでそれはともかく『FORTBRAGG』です。
このバンド、“日本の北欧メタル”とか意味のわからない異名も持ってましたが、
要は、ちょっと線の細い感じのメロディアスな様式美系へヴィ・メタルです。
SILVER MOUNTAINみたいな民族音楽っぽいキメが、北欧メタル風だと思われたんでしょう。
わずかミニアルバム1枚とデモテープ1本を残して解散してしまった彼らですが、
ギターの森川さんのソングライティング、
そしてテクニカルではないですがメロディを大切にしたギターソロは、
当時としてはかなり高いレベルだったと思います。
また小野さん以外にも、
ドラムのバルさんが後にCONCERTO MOONやARC STORMに加入するなど、
無名ながら優れた人材を有していたバンドだったと言えるのではないでしょうか。
しかしFORTBRAGGの何が凄いって、一番スゴイのが小野さん手がけるトンデモ歌詞。
ミニアルバムのトップを飾る名曲「SHOUT(IN THE NIGHT)」なんか最高。
どうやら愛する人(彼女?)を亡くし、遺体を前にした男の歌らしいのですが、
♪~Oh! Your Sexy Eyes 瞳の中に 俺の影おとして~♪
って、ご霊前で「Oh! Your Sexy Eyes」はナイでしょう。そもそも目は閉じてますし。
そして、
♪~AH! 人は皆 両手をあわせ 泣き叫ぶ SHOUT IN THE NIGHT!~♪
♪~冷たい体は今 炎の中で すべて焼きつくされて終わり告げる~♪
「泣き叫ぶ」は英語では、「SHOUT」じゃなくて「CRY」ですね。
「SHOUT」じゃあ、織田信成くんのご先祖みたいになっちゃいます。
追い出されます。
で、「人は皆 両手をあわせ」ってつまり皆でお祈りしてるんだと思いますけど、
「IN THE NIGHT」って言うからお通夜中なのかな?と思ったら、
「今 炎の中で」とのことだから、実は舞台は火葬場?でも夜に火葬はしないわなあ・・・
・・・ってな感じで、ハッキリ言って意味分かりません(笑)
あ、ちなみに僕は観たことないんですが、
あのイカ天にも出場して、小野さんがベスト・ヴォーカリスト賞を獲得したんだそうな。
歌手として実力派なのは間違いないです。
最近、昔のジャパメタ連中(特に様式美系)はゲーム音楽で稼いでますよね。
テラ・ローザの岡垣さんなんか完全にその道にいっちゃってますもんね。
確かに愛好者層にかぶってるところはあるとは思うんですが、
ロッカーの仕事としてはイメージ的にちょっと・・・。
マジですか? 大事件ですね(爆)
http://galneryusyumacher.com/
ソース探してみました。
親子みたいな年の差・・・(きゃあ*)
でも彼がHARD ROCK SUMMITで歌った
I SURRENDERはメチャ上手でした。
今でも忘れられないほど(笑)
SSGも頑張っております。
しかし、ホント親子みたいですよね。
バンド内、どんな空気なんでしょうね?
あ、よく考えたらSSGもキーボードは20代前半なんで、
ニールさんと比べると・・・(笑)
ナマ正利をごらんになったことあるんですか!
僕も彼の「I Surrender」は聴いてみたいっす!!