猫に腕枕

腎不全の猫と暮らした日々+

屋根散歩

2006年01月29日 | 猫雑記
みなさんにご心配いただいたミニですが
すっかり元気になりました!
剃られたおデコの毛が生え揃ってないため
まだ変な顔(ぷっ!)のままですが
食欲は普通にあり、ナチュラルチョイスをパクついてます (^^)
みなさん、ご心配ありがとう!!

さて、元気になると早速、外に出たい出たいと騒ぐミニ。
土日はその「出せ出せ」攻撃が煩くて煩くて・・。
ついに根負けした日曜、出してあげることにしました。
ただし、屋根の上限定で。

以前から4月5月の陽気の良い時期には
屋根の上にタオルケットを引いて
紅茶と本を片手に猫とのんびり日光浴を楽しむ私ですが
さすがに1月にそれをやると風邪ひきそうなので
とら&ミニだけ屋根に出し、私は窓越しに猫達を見張りつつ
洗濯物を畳む作業を開始しました。
5分もしないうちにとらちゃん帰宅。
私の膝の上にのってお昼寝を始めてしまいました。
作業終了してミニは?と探すと
屋根から下の庭に向いた窓の小屋根の方に飛び移って
日向ぼっこしているのを発見!
「ミニー!ミニたん!」と呼ぶも来る気配は全くなし。
そのうち飽きたら戻って来るだろうと暫らく放っておくことにしました。
ネットしたりテレビみたりしているうちに
ちょっぴり外が暗くなってきたので
再び屋根に向いた窓を開けて「ミニー!ミニたん!」と呼ぶと
ミニは屋根の上をノッシノッシと歩いて帰ってきました。

「いい子だね~」と抱き上げて、おかしなことに気付きました。
ミニのお腹に、プチプチとした草木の種が付いているのです。
屋根の上にはもちろん草木は生えてません。
ミニ、こっそり地面に降りて土手にでも行ったのでしょうか。
そしてこっそり屋根に戻って、何食わぬ顔で帰ってきて…。
ミニは運動神経が鈍いので、屋根から下には降りられないと高をくくっていた私。
喧嘩をした気配はないので、とりあえず、ホッ!
ですが、屋根に出すのもでも注意が必要かもしれません。

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画像はミケさんに描いていただいたミニです~!
ふんわりした感じがミニらしくて可愛いです。
ミケさん、ありがとうございます~!!!

腫れがひきました!

2006年01月26日 | その他の猫闘病記録
ミニの傷の経過を診てもらうため今日も動物病院に行ってきた。
診察はI先生。
まずは体重測定。
5.8kg・・・・って、100gも減ってる!(汗)ダイエットはもうしてないのに。
先生、ミニに検温しながら『ご飯食べてますか?』と質問。
食べたことは食べたけど、ドライは後で吐いてしまったから
実質は缶詰を1/3食べたくらいかもしれないと答える。
一昨日は熱があったから食べられなくても仕方がないけど
これが続くとマズイよね(汗)
『ドライを吐いたのは薬を飲んですぐですか?
 ちょっと苦味がある薬なのでたまに吐いてしまう子がいるんですよ。
 薬飲めてますか?』と先生。
吐いたのは薬を飲んですぐというわけではないし
ミニは良い子なので薬もちゃんと飲めていると答える。
前回40度もあった体温は、今日は平熱。
『熱ももうないので、徐々に食べられるようになっていくと思いますが
 食べないのが続くようであれば何らかの手をうっていきましょう』と先生。
続いて視診触診。
もう傷口はすっかりペッタンコになっていて
触っても膿が溜まっている感じはないという。ただ
『かなり腫れていたし膿の臭いもキツかったから
 ここはしっかり抗生剤で叩いておいた方が良いでしょう。
 抗生剤だけ1週間続けて飲んで下さい』
ということになった。
ひとまず、腫れはひいたし、熱もひいたし、エリカラもしなくてよくなったし、
ああ・・良かった!

よく考えたら先生の診察は今日でホントに最後(「ご飯食べないんですっ(泣)ぎゃーっ!」って駆け込むことがなければ・・だけど)。
何か最後にきてバタバタしてしまったけど、先生本当にありがとうです!

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病院帰りにスーパーによって甘エビ刺身を買った。
うちは1ヶ月に1回は甘エビの日があるから
それ以外ではなるべく買わないように心がけてはいるのだけど
ミニがご飯をあまり食べないのが心配なのだ。
もしミニが大好物の甘エビでさえも食べなかったら
かなりヤバイということで強制給餌も考えねば!と思って。
何故にこんなに心配するのかというと
何度か日記に書いているけど、ミニは肝リピドーシス(脂肪肝)になったことがあるのだ。

猫は、なにかのきっかけで食べない日が数日続くと
肝臓に脂肪を過剰に蓄積してしまって肝リピドーシスになる。
そして肝臓が50%以上冒されると危険な状態になり死亡することもあるのだ。
(詳しくはこちらのサイトを参考に)
ミニが以前に肝リピドーシスになった時は
ご飯を食べずソファの裏でじっと動かない状態が2,3日続いて
おかしいと思って病院に連れて行った。
その時は熱があったから、熱のせいだろうということでお薬をもらって帰宅。
その後、熱は下がったものの、食欲が戻らなかったので再度通院。
すると肝リビドーシスの特徴である黄疸が出ていたため(猫の黄疸は皮膚を見ても毛に覆われていてわかりにくいので白目が黄色いかどうかで見る)すぐに血液検査。
結果は、肝臓の数値以外は正常値であるものの
GOT168(正常値18~51),GPT685(22~84),ALP899(38~165), TBIL1.5(0.1~0.4)とビックリするような高値だった。
もちろん即日入院で静脈点滴と強制給仕。
何とか回復したから良かったものの
あの時はゆずも通院中で、なんでミニまで・・・(涙)と暗澹とした気持ちになった。
思わず先生に「治るんですか?治るんですよね?」と、ほとんど『治る』と言え!と強制するような聞き方で『大丈夫です。治ります』と言ってもらって
心配だけど「大丈夫!大丈夫!」と言い聞かせてミニを入院させた。
幸い、ミニは回復したけれど、今でもちょっと肝数値は高めだから
食べないということにはすごくナーバスになってしまうのだ。

さて、甘エビ、喜んで食べてくれるかな?
と「エビ!エビ!エビ!エビだよ~!」と言ってみた。
すると、くれ!くれ!くれ!くれーっ!と凄い勢いで
ミニたん、あっという間に4本完食!!
良かった食欲はあるんだ、ほっ!
と、次に純缶をパッカンしてあげてみたが
ミニたん、砂を掻く動作をして知らんぷり・・・(/_;)
じゃあ、カリカリだ!
と、腎臓サポート、アボキャットをそれぞれ別の皿に入れてだしてみたが
匂いだけ嗅いでまたもや知らんぷり・・・(T_T)
甘エビは食べる癖に・・・なんで?飽きたの?
明日、ナチュラルチョイスその他いろんな種類のドライと缶を見繕って買ってこよう・・・。
頼むよ、ミニたん、ちゃんと良い子でご飯を食べるんだよ。
食べなかった時の保険でお刺身も買った方がいいだろうか・・・ああ(涙)

ミニたん、顔腫れる!

2006年01月24日 | その他の猫闘病記録
会社から帰ってミニを見てビックリ!
顔が、顔の左半分が、ぼわっと腫れているのだ。
そのせいで左目が半目になっている・・・。
今朝見た時はまったく普通だったのに。
前に先生から「猫の喧嘩の傷はだいぶ経ってから腫れることがあるので注意して下さい」と言われたことがあったけど、ミニが喧嘩したのはかなり前だったような。
今頃になってこんなに腫れるなんて・・・。
ああ、そんなことより早く病院に行かなくちゃ
と、大急ぎでタクシーを呼んで動物病院へ。

診察はI先生。
うう、前回しんみり最後のご挨拶をしたというのに
「顔が腫れたんですっ(泣)ぎゃーーー!」みたいに
駆け込むのって、なんかマヌケだ・・。

ミニ、かなり腫れているので、針で穴を開けて膿を出すことになった。
「少し毛を剃ってもいいですか?」と
先生に毛を剃られたミニ。
何かハゲたコブが付いた変な生き物みたい。
ちょっと痛いけど、太めの注射針でチクッ!
アアア・・・血膿がどくどく出てくる~(T_T)
ミニたん、ちょっと暴れる。
ごめんね。少し我慢してね。
ここはしっかり膿を出しておかないと
痛みはひかないし熱も出るし。
膿を出して消毒綿で拭いて一応今日のところは終了。
抗生剤(パセトシン)と止血剤(ヨウキサミン錠)を2日分と解熱剤を今夜分もらう。
ミニはしょっちゅう喧嘩しているけれど
こんなふうに顔が変わるくらい腫れたのは初めてだ。
もしかしたら、喧嘩相手の爪や牙の先が
皮膚の中に残っている可能性があり
そうなると切開して取り出さないといけなくなるらしい。
ああ、それは避けたいなぁ。
どう考えても痛そうだし(涙)
でも、あくまでも、もしかしたらということで。
とりあえず様子見だ。

タクシーで来たので、病院でタクシーを呼んでもらって帰った。
帰りのタクシーの運転手さんは猫好きさんで
「どうしたの?」と聞くので色々事情を話したら
「それは可哀想だねぇ」と言い、何だかんだとアドバイスしてくれた。
おまけに料金を払って降りようとしたら
「ちょっと顔見せて」とミニの顔を見て手をかざす(!)
「気孔やってるからさ。早く治るように、気を入れといたよ!」だって。
きっと、おじさんの気のおかげで早くよくなるに違いない(笑)
おじさん、ありがとうっ!

写真は患部を引っ掻かないようにエリカラつけられたミニ。
デジカメの電池切れのため携帯で撮ったのでイマイチぼけぼけだ。
荒くれミニたん、君は暫らくお散歩禁止だよ。

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それにしても、やっぱり遅くまで診察してくれると助かるなとつくづく思った。
今転院先として考えている病院だと
翌朝まで待たないといけないところだった。
普段は暇な仕事だから少々の遅刻早退は大丈夫なのだけど
たまたま今の時期は監査が入ってていろいろ忙しく
翌朝はちょっと遅刻できない日だったから余計にそう思う。
時間外でも診てくれるところなら診察時間が7時まででも大丈夫だけど
やっぱり最低でも夜8時くらいまでやってるところがいいかなぁ。
でもあまりないんだよね。
夜8時までだとH病院か。
うーーん・・・H病院は知り合いが長野県からわざわざ高速飛ばして通うくらい
良い先生だという病院なんだけど、H駅はちょっと家から遠いから
(長野県からよりは近いけど)8時までやってても難しいかも・・。

診察料が高いのは痛いけど、今の病院は診療時間を考えると、とっても理想的なのだ。
週3日は9時までやってるし、時間外も診てくれるし(時間外診察料がかかるけど)。
そうはいっても、時間外に行ったことは一度もない。
あ!一度だけ、前の病院の時に、ゆずが夜中にぐったりしてしまって
どうしたらいいかわからず、夜間でも救急車でやってきて治療してくれるところに電話をしたことはあった。
前の病院は1分でも診察時間を過ぎたら診てくれないから
タウンページで探して電話したのだ。
その時電話にでてくれた先生はとても良い先生で
ゆずの症状を聞いて、救急車で行っても出来ることは皮下輸液だけで
朝かかりつけの病院に行っても間に合うと思うとアドバイスいただいた。
結局救急車を呼ぶことはなかったけど
夜間に緊急かどうかだけでも電話で聞けるのはとても助かる。

ま、ミニはしばらく今の病院で診てもらうつもりだから
慌てずゆっくり探そうっと。 

合同作品展

2006年01月23日 | 銅版画
久々の銅版画教室。
銅版画を始めてまだ3ヶ月なのだけど
合同作品展に出品することになった。
作品展といっても、単にアートスクールの生徒の
日頃の成果を発表する場なので
私が出品するのも何とか本刷りまで仕上げた最初の銅版画1枚。
別に何枚出品してもいいらしいけど
2枚目の銅版画は、丸顔のゆずは可愛く描けたものの
まだ背景が仕上がってないし
人物がイマイチというか肉がないというか薄っぺらというか・・・
どうも納得がいかないので出品しないことにした。
そういうわけで、出品作品は既に出来ているので
あとはのんびり2枚目の手直しだ! と思ってたら
クラスのみんなで作るグループ作品というのも作らねばならないという。
先生、言うのが遅いよ。
今日と次の教室のたった2回で出来るだろうか。
グループ作品は、みんなで共通のテーマで作品を作る。
例えば、あるクラスのテーマは「思ひ出」。
「思ひ出」から連想される作品を
各自が6センチ×6センチの小さな銅版に描き
大きな紙1枚に全員の銅版を刷りあげるのだ。
過去のグループ作品を見せてもらうと
同じテーマでも連想するものは人それぞれで面白い。
またテーマも毎回様々で、「花」とか「鳥」とか
解りやすいテーマの時もあれば
「蜜の味」という人によっていくらでも広げた解釈ができるものの時もある。
で、このテーマは毎回新人が決めることになっているという。
そう、新人とは私とSさんと前回中途入会してきた男性の3人。

「どうします?」
「戌年だから犬は・・・?」
「え"っ!猫は描けるけど犬は描けませんっ!」(←これ、もちろん私)
「うーん、描きやすいテーマがいいですよね」
「もう単純に今の時期だから『冬』とか『雪』はどうですか?」
「あ、いいですね。描きやすそう」
「どっちがいいですか?」
「雪!『雪』にしましょう」(←男性新人、ここで初めて発言)

という感じで、テーマの面白さとかを全く考えず
単純に描きやすいってことで『雪』に決定。
だってあと2回で完成しないといけないんだから仕方ないよね。
教室のみんなで慌てて6センチ×6センチの銅版を買いに走る。
テーマが簡単なせいかみんなサクサク図案を考えている。

え?私?
もちろん描くのは『猫と雪』。
結局、今のところ私が描きたいのは猫だけみたい。
そんなだから2枚目の銅版画の人物が上手く描けないのかも。

2006年01月21日 | 猫雑記
朝起きたら雪だった
ミニが「出せー出せー!」とうるさいので
「えーい!そんなに出たきゃ、雪の中走ってこいっ!」と
ミニを庭にぽーんと放り出した。
ミニ、ちょっとだけビックリして辺りを見回し
そそくさと帰還。
「あれー?ミニたん行かないのー?」と
意地悪して聞いてみたら
『あ、僕、綺麗好きだからー』と言い訳がましく毛繕いするミニ。
雪が降って「庭駆け回る♪」のはやはり犬だけか。

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写真は昨年のお正月の土手。
一昨年は大晦日に雪が降った。
だからお正月はゆずとミニと
雪が点々と残る土手を散歩したのだ。

ゆず、今年の冬はすっごく寒いよ。
お外大好きなミニが速攻で帰ってくるくらい寒いんだよ。
ゆずはとても寒がりだったから
一足先に暖かい虹の橋でバカンスは正解だよ。
そっちでのんびりみんなを待っていてね。
でも淋しくなったら、いつでも会いにきていいからね。