猫に腕枕

腎不全の猫と暮らした日々+

ムシムシ

2005年07月30日 | 腎不全猫闘病記録
今日も朝から蒸し暑い。
去年よりはマシな感じもするけれど
やっぱりこう暑いとバテバテ。
体重減ってしまったよー(←ご心配なく。ゆずじゃなくて私です)。
痩せる時って、どうして胸から痩せるかなー。

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今日は通院日。暑いので夕方行ってきた。
診察はI先生。
ゆず、待合室では甘エビ食べてご機嫌だったのに
診察室に入った途端ウォーンとお怒りモードになってしまった。
よって今日もカラーをして診察。
体重は4.0kgで変わらず。
続いて視診触診。
触診の途中で思いっきりシャーーーーッ!!とやったゆず。
「ちょっとしつこく口の中を見たら怒られちゃいましたね」と先生。
特に異常はないのでいつも通り皮下輸液。
輸液の穿刺の時、ゆずはちょっと唸って怒ったけれど
エリスロポエチンの注射は特に怒ることもなく無事終了。
キャリーにも良い子でさっさと入ってくれた。
今日も密やかに実行された甘エビ作戦、成果が出てるのかいないのか?

皮下輸液中、前回の診察時に先生が心臓病の子にCoQ10を使ったことがあると言っていたので「心臓病の子に投与する場合のCoQ10の量ってどのくらいなんですか?」と訊いてみた。
他の薬と併用してあげる場合は、体重5Kgの子で、10mgを1日2回に分けてあげるそうだ(それだと体重1kgについ2mg)。
他の薬と併用せず単独であげる場合は、その3倍量まではOKだそう。
「アメリカYahoo 腎不全猫サポートグループでは体重1kgにつき約1mgだそうで、ペット用サプリメントのア●ミラのHPによると15mgとなってたんですが、
ゆずは数値が悪いのでちょっと多めにあげようかと思うのですがどうでしょうか?」と更に訊いてみた。
「体に悪いものではないので多めにあげても大丈夫だとは思いますが、最初は少なめにあげて様子をみながら徐々に増やした方がいいですよ。5mgを1日2回に分けてあげるくらいが無難です」というお答え。
ア●ミラの量については「アメリカの猫は大きいですから、その量をそのまま日本の猫に適用しない方がいいですよ」と言っていた。
とりあえず1日5mgを1週間続けてみて、特に変調がなかったら1日8mgにしてみようかな。

CoQ10、ブームなだけに色々な会社が出している。
どれにすべきか、ペット用か人用かとかなり迷ったものの
yodaさんから教えていただいたNOW社のCoQ10(教えて頂いた情報の詳細は7/21と7/26のコメント欄参照のこと)を注文した。
アメリカからの発送のため到着は8~10日後。
けっこう時間がかかるのね・・(-_-;)
明日ちょっと薬局を見て回って良さそうなのがあれば
NOW社のCoQ10到着までのつなぎに買ってこよう。
善は急げ!だ。

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ゆずは今日も元気にお散歩。
土手で同じくお散歩中のワンちゃんに遭遇すると
ウーーッと唸って向かって行こうとした。
いつでも強気のゆず猫さん、どうか喧嘩は控えて下さい(^_^;)

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ご飯:アボキャットライト(ドライ)、甘エビ3本
お薬:ネフガード2粒、パルドマイシン1/2錠、プレドニゾロン1.5錠
輸液:ソルラクト300ml



ハチミツ

2005年07月29日 | 腎不全猫闘病記録
昨夜、ゆずがハチミツを舐めるかどうか
ちょっと試してみた。
好んでは舐めないけど
口にくっつけるようにして指を出すと、ペロペロ舐めてくれる。
これならコエンザイムQ10を混ぜてもいけそうだ (^^)
試したハチミツは「秋川渓谷のうすずみざくら」。
私も味見で舐めてみた。さっぱりしてて、なかなか美味♪

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ゆずは写真のように肩抱っこされて土手を巡るのが好き。
昨夜もこんな風に抱っこで土手に出た。
自分で走ったり歩いたりしたい時にはピョーンと肩から飛び降りる。
そしてミニと一緒にトットコ土手を駆けていく。
病気になっても若造のミニになんて負けてない。
相変わらずの気の強さ。
でも私に対してはベタベタの甘えん坊。
再び抱っこしてもらいたくなると
私を見上げて「抱っこー!」と鳴く。
お猫様な可愛いゆず。
元気があっていい感じ。

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けっこう暑かったはずなのに
ゆず、昨夜はフリース毛布に包まってご就寝。
輸液の後は体が冷えるのだろうか?
輸液はちゃんと暖めて入れているけれど
これだけ量が多いと体温が下がってしまうのかもしれない。
ちょっと心配だったが
今朝は元気に鳴いて散歩を所望し
ごはんもパクパク食べていたから
たぶん大丈夫だろう。

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ゆずちゃん、ゆずちゃん、強くて賢い可愛いゆずちゃん。
あなたはミラクルラッキーキャット。
今日も元気に散歩に行こう!


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ご飯:アボキャットライト(ドライ)
お薬:ネフガード2粒、パルドマイシン1/2錠、プレドニゾロン1.5錠
輸液:ソルラクト300ml


黒白ちゃん

2005年07月27日 | 猫雑記
今日もゆずの体調は悪くない。
ゲーもどうやら治まったよう。
朝はちゃんと起きてきてご飯を食べるし
夜は一緒に散歩に行き、土手を走ったり歩いたり。
PCVが低いので、相変わらず土を舐めているが
それ以外で変わったことはない。
なるべく長く外にいたいようで
帰ろうとして私が肩に抱っこすると
ウォーンと鳴いて肩から飛び降りる。
そしてウーーーと唸りながら小走りで逃走。
追いかけて抱きあげると「まだ外にいるー」と訴えるので
少しお散歩時間を延長した。

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最近、家の周りは、どうも猫が増えたようで
夜中に猫同士が喧嘩している声をよく聞く。
家の猫達の中では、ミニがまだ若く喧嘩っ早いので、けっこう心配だ。
今日もゆずを家に戻した後
姿をくらませたミニを探して土手を歩いてたら
橋の向こうから猫の雄たけびがした。
橋の向こうはうちの猫達の縄張りではないので
「まさかね」と思いつつ見に行ったのだが
雄たけびの主は、まさかのミニだった。
ミニの目の前にいるのは
綺麗な黒白はちわれ猫ちゃん。
この子は全然闘う気はないようで
体を膨らませてもいないし雄たけびもあげてはいない。
お座りしてキョトンとした顔でミニを見ている。
私の姿を見ても逃げるわけでもない。
このおっとり加減は飼猫ではないかと思う。
「ミニー」と呼びかけると、ミニはすぐに私のところに来た。
抱っこして連れ帰る。
黒白ちゃんはじっと私とミニを見送ってくれた。
まん丸い目が可愛い。いいなぁ。

私は野性的な柄のキジトラが一番好きなのだが
黒白ちゃんもなかなか上品で可愛いなと思ってしまった。
あ、そうは言っても、これ以上猫を増やす気はない。
っていうか、もうそんな余裕ないんだよねー(>_<)

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ご飯:アボキャットライト(ドライ)
お薬:ネフガード2粒、パルドマイシン1/2錠、プレドニゾロン1.5錠
輸液:ソルラクト300ml

頑張ろう

2005年07月26日 | 腎不全猫闘病記録
朝起きるなり「出せー!散歩に連れてけー!」と、ゆずに催促された。
元気はあるようだ。
ご飯茶碗が綺麗に空になっていたので
アボキャットを入れてあげると勢い良くボリボリ。
食欲もあるようだ。
いい感じ~♪・・・・と思いきや・・
またもや黒ゲー発見
黒い泥のようなゲーが少量・・・泥?昨夜舐めてた土のせい?
それとも腎臓からくるものか・・・?
いずれにせよ、夜には動物病院で血液検査。
昨日のゲーと合わせて先生に報告しよう。

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大型台風が来ているとやらで朝から雨が降ったり止んだり。
夕方から夜がピークらしいと聞き
通院できるかなー?と気を揉んでいたところ
「台風ですから今日はもう会社を閉めて帰りましょう」と上司が宣言。
なんと!2時半には会社を出ることになってしまった(^_^;)
あの・・でも・・・今一番、雨ひどいと思うんだけど・・・。

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合羽着てチャリ飛ばすか、バス+歩きか、タクシーか
と考えながら帰宅すると、ちょうど雨が途切れた感じ。
今のうちだ~と合羽着てチャリ通院を選択(無謀?)
ラッキーにも雨に降られることもなく
4時半前には動物病院に到着。

診察は主治医のI先生。
昨日今日1回ずつ夜中に黒ゲーがあったことを報告。
先生はゲーの色がコーヒーのような色だったかどうかを私に尋ねた。
コーヒーではなくネフガードの黒色のようだったと私が答えると
心配そうな顔で「BUNが上がってなければいいんですが・・。
血液検査して診ていきましょうね」と言った。
採血の前に、まずは体重測定。
ゆず、100g戻して4.0kgに! 良かったよ~(嬉泣)
次にエリザベスカラーをして採血。すんなり終了。
続いて視診触診。これも異常なし。
よって、いつも通り皮下輸液。

輸液中、コエンザイムQ10のサプリメントを飲ましていいかどうか質問した。
コエンザイムQ10を飲んでCREの値が下がった猫さんがいたので、とも付け加えた。

先生「CREだけが下がったんですか?BUNも下がったんですか?」
私 「BUNについてはわかりません」
先生「そうですか。CREは筋肉が落ちると下がります。
   BUNは筋肉が落ちた落ちないに関係ないので
   BUNの値も下がったのかどうか伺いたかったんですが。
   でも、コエンザイムQ10自体は体に悪い物ではないので
   飲ませても大丈夫ですよ。カプセルですか?」
私 「はい。カプセルです。
   ゆずはカプセル飲むの苦手ですし
   1カプセルでは容量が多いので
   小さいカプセルに詰め直してあげるつもりです。 
   ご飯に混ぜると食べないですし・・・」
先生「詰め直すのは大変ですよね。
   水に溶けるのであればスポイトであげてもいいですよ。
   溶けないならハチミツに混ぜて舐めさせてもいいですし」
私 「ハチミツ・・カプセルよりその方があげやすいですね!
   あとですね、あげるのはペット用じゃないと駄目ですか?
   ペット用は人用と比べると割高なので・・・」
先生「確かにペット用は高いですよね。
   以前、心臓病の子にと思って調べたら結構した覚えがあります。
   ペット用と人用でそんなに成分は違わないでしょうから
   人用でもいいと思いますよ」

だいたいこんな風↑に、色々話している間に輸液終了。
造血ホルモンの注射を打って、ゆずにはキャリーにお戻り頂いた。

コエンザイムの許可がおりて、ほっとする。
以前、核酸について訊いた時は渋い返事だったから。
ゆずがハチミツを舐めてくれるようならストレスもなくいけるだろうし。

さて、血液検査結果については以下の通り。
BUN 115.4(前回138.7),CRE 7.3(7.6),
Na 151(151),k 3.9(4.9),CL 114(116),
RBC 343(398),MCV 47.8(51.3),MCH 16.0(17.6),MCHC 33.5(34.3),
PCV 16(18),Hb 5.5(7.0),TP 7.2(7.6),WBC 29300

腎数値は下がっているのでいいのだが
問題は貧血を示す値まで下がっていること。
MCV,MCH,MCHC は一応正常値内ではあるけれど
先生の話では、新しく造られた赤血球というのは古いのより大きいから
MCV(平均赤血球容積)はもっとないといけないらしい。
PCVも下がってるし・・。
先生に最も気になる質問をした。

私 「PCVが下がっていても
   エリスロポエチンの注射は続けるべきでしょうか?」
先生「ええ。今の状態を維持するために注射は続けた方がいいと考えています。
   他に手があればいいんですが
   現在のところエリスポ以外に手がないんです。
   ゆずちゃんは低い数値に慣れているので
   PCVが10とか11までいかないと
   所謂貧血の症状は出ないでしょう。
   もっとPCVが下がって貧血が酷くなるようであれば
   輸血をもう1度試してみるという手もありますが
   なるべく今の状態・体調を維持していきたいので
   週2回の注射は続けていきたいと考えてます」
私 「・・はい。では、それで頑張ります」

思わず口に出してしまったけれど
病院で「頑張ります」なんて言ったのは今日が初めて。
今までも、頑張ってはきたけれど
実はそれほど頑張ろう!と意識してきたわではない。
無我夢中でやってきた感じ。
でも、今日の検査結果で、いよいよ気を引き締めていかないと
頑張らないといけない状況になったなと感じたから
そんな言葉が口にでたのだと思う。
「頑張ります」は自分を奮い立たせるために使う言葉。
出来ることはちょっとずつ少なくなっていくけれど
やっぱり出来ることをやるしかない。

・暫くは週2通院でエリスポの注射を頑張る
・鉄瓶の湯冷まし作戦も続行
・甘エビ作戦も続行
・コエンザイムQ10作戦新たに追加

そうして、出来る限りゆずとお散歩に行って毎日を楽しく過ごす

以上。

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ご飯:アボキャットライト(ドライ)、甘エビ2本
お薬:ネフガード2粒、パルドマイシン1/2錠、プレドニゾロン1.5錠
輸液:ソルラクト300ml

おこもり終了

2005年07月25日 | 腎不全猫闘病記録
土曜日にハウスにこもって私を心配させたゆずだったが
昨日と今日は朝から「散歩に出せー!出せー!」と元気に催促。
ご飯もいい感じにボリボリ食べてるし
チーもすればンチもしっかりしている。
散歩では元気ハツラツ!
どう見ても体調は良さそうなのに、掃除してたら畳の上に黒ゲーを発見してしまった。
黒といったら、ネフガードの黒・・・ゆずだよねぇ・・

・・・でも、草を一緒に吐いてるから、草のせい?
元気食欲はあるし、きっと大丈夫。
ハウスにおこもりも飽きたようだし、ね?

明日は通院日。体重戻して、PCVも上がってますように!!

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ご飯:アボキャットライト(ドライ)
お薬:ネフガード2粒、パルドマイシン1/2錠、プレドニゾロン1.5錠
輸液:ソルラクト300ml