アラスカ、アリューシャン列島、サハリンなどで繁殖し、フィリピン、インドネシアなどで越冬。春秋の移動時期に日本近海を通過するコシジロアジサシ。
先日、ジオロケータを付けた6個体の移動経路についての調査論文を紹介してもらった。
調査期間は2010年から2013年。
秋の渡りは日本海側、春の渡りは太平洋側を通過していることなどが示されている。
なにぶん英文でしかも長文なのでいちいち訳すのは大変なのでgoogle翻訳の力を借りてざっくり読んだだけだが・・・(^^;)
繁殖地と越冬地の位置関係からしても相当数が日本近海を渡っているはず。
図鑑には迷鳥や稀な旅鳥などと書かれているが陸に住む日本人にとって稀なだけで海の上では渡り時期の普通種なんだろうなぁ。
春の航路なら見るチャンスはあるだろうが問題は遠くに飛んでるのを識別できるかがポイントだろう。
今まで何度か観察機会に恵まれたが、流木が浮いてるとワクワクする。
次列風切羽縁の暗色斑が特徴的。