陸からスコープで数キロ先の飛んでるウミスズメとカンムリウミスズメを識別する際、まず何羽で飛んでいるかを自然に見る癖がついた。
ウミスズメは群れで飛ぶことが多い。時に20羽を越す群れになることもある。
それに対してカンムリウミスズメは自分の記憶する限り多くて3羽。(もしかしたら1度くらい4羽があったも・・)
1~2羽が最も多いと思う。
なのでまぁ4~5羽以上で飛んでいたらまずはウミスズメだろうと当たりをつける。
次に顔。
遠くても比較的わかることが多い。
この写真↑のようにウミスズメは下面の白い部分が頬に(首に向かって)食い込んでいるように見える。
それに対しカンムリは白い部分は食い込まず白と黒の境目は比較的直線的。↓
(飛んでる適当な写真が見つからなかったので浮いてる写真で・・・(^^;) )
これは結構遠くてもわかることが多い。
最近のバードウオッチングは圧倒的に撮影主体の人が多いが、識別にちょっとでも興味のある人は是非スコープ担いで海に出かけて欲しい物だ。(撮影は厳しいが・・・)
城ヶ島では毎年1~6月の第4日曜日、8:00-11:00に定例観察会を実施している。
何度か通ううちにだんだんわかるようになってくるので興味と根気のある人は是非。
通えば時に激レアに出会うことも・・・。
かれこれ自分もここに通い始めて12年目になる。
ここでライフリストが何種増えた事か。
海鳥はやっぱ止められない。
因みに今回の写真はすべて陸からではないので悪しからずご了承ください。