吹き付ける向かい風が強すぎて眼も開けられねえ
ザラついた空気が肺に溜まる。
それでも無理矢理顔を上げて
眼を開けて進む。
全ての物をみつめ、耳を澄まし、あらゆる音を聴くのだ
そうやって、あやふやな世界の形を確かめる
ねえ、ぼくを笑うかい?
進むには、訳があるのさ
ぼくは歩く、
もう一段だけ、上へ
もう一歩だけ、前へ
その向こうにある景色を観るために
眠れない長い夜が、
先の見えない暗闇が、
奥歯を噛み締めた悔しさが、
あったからこそ。
ザラついた空気が肺に溜まる。
それでも無理矢理顔を上げて
眼を開けて進む。
全ての物をみつめ、耳を澄まし、あらゆる音を聴くのだ
そうやって、あやふやな世界の形を確かめる
ねえ、ぼくを笑うかい?
進むには、訳があるのさ
ぼくは歩く、
もう一段だけ、上へ
もう一歩だけ、前へ
その向こうにある景色を観るために
眠れない長い夜が、
先の見えない暗闇が、
奥歯を噛み締めた悔しさが、
あったからこそ。