虹はポケットの中に

再スタート
何度でも生まれ変わる
自分の音を探す旅

物語も一段落ついたので、通常のブログに戻ります

2012-02-25 20:26:42 | 日記


長い長い旅に、終りなんてないんだろう オンザロード
きっとゴールにはもう、誰も待ってやしないのさ
きみの言葉が僕の背中を押し続ける
「あきらめんなよ、あたしのヒーロー」
いろんな意味は今も解らないままだよ
「いらないもの」たくさんある
わかったのはそれだけ
アレンのように、何もかも脱ぎ捨ててさあ、吠えろ
揺れているのは弱いから
忘れられない、これも、すばらしい記憶力
抱えてきた荷物はいつか、増えすぎてもう背負えないほど
ならば、ここに置いて行け、そして進め

あなたが欲しいものは、何
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物語のエンディングとして・・満月に吠えろ・チャットモンチー

2012-02-24 11:39:44 | 日記
chatmonchy mangetsunihoero
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あとがき

2012-02-23 20:36:30 | 日記
読んでいただきありがとうございました
進歩の無い、散漫な文章とストーリーになってしまいましたが
終われてよかったよかった

感想、コメント等、激しく熱望しております
よろしくおねがいします

      辯久(ペンネームです)
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ライク・ア・サブタレイニアンズ33最終回です

2012-02-23 19:57:15 | 日記
ある程度の時間が経ち、痛みも和らいだ頃、ボクはS市に戻った
けれど、雪音の居場所はわからずじまいだった
ちょうど、3年が経とうとしていた「再会の約束」は、反故になったようだ
それでいい、ボクはようやく独りで歩くことに慣れてきたようだ
となりに雪音が歩いていないことにも
落ち着くと、気持ちの穴が気になり始めた何年経っても、これを埋める手段は
見つけられなかった 気持ちをごまかしながらボクはまた、クラブ通いをし出した
以前のように、レコードを回し、飲み、語り何もかもが元に戻ったような
錯覚さえ覚えた
今日もまたボクは地下への階段を下り、怪しげなロック談義を繰り広げるために、
地下街の人々、すなわち、サブタレイニアンズになるのだ
階段を降り、エントランスの重たいドアを開けて入ると、いつもの顔たちが
「ミノルさん、久々だねぇ、今日もかっこいいの聴かせてね」
・・・・元通り?いや、そんなはずはないすると、ミチオが言った「今日は珍しい人が来てるよ」と、
奥の方のソファーを指差した ボクは完全に固っってしまった
そのソファーには雪音が座っていたから
動転しながらもゆっくりと奥のソファーまで歩いて行った、雪音と眼が合う
「久しぶりだね、」先に口を開いたのは雪音だった「あ、あぁ」と、ボクは、しどろもどろ答えた
眼で合図されたので、雪音のとなりに腰を下ろした「つんつん」って言いながら雪音がボクの肩をつついた
「何?」「あのね・・・・あれからたいへんだったの・・・」「ミノルさんがいないと」って
思った時にはもう遅かったんだよ「うん・・・」!!!突然ブースから、ラウドなプッシーガロアの曲が
爆音で流れたクラブの照明は、めいっぱい落ちていて暗かった雪音が急にボクの横にくっついてきた
「なんだよ、押すなよ」ってちょっと怒ってみた時に、耳元で雪音が言った
「ねえ、いちゃいちゃしよっか?」(爆)  FIN・・・・
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ライク・ア・サブタレイニアンズ32

2012-02-23 19:19:54 | 日記
それで、何かが振っ切れたんだとおもう
まるでミステリーの最後に種明かしをされたみたいだった
全ての謎が(そんなものは無いのだが)解けたように
ボクは軽くなった
でも、今まで気付けずにいた自分へのふがいなさみたいなものは
ずっと消えなかったけどね
そうだよ、ボクたちはそれぞれ独りで行かなくちゃならないんだね
雪音、そうだろ?そこからボクはゆっくりと足を踏み出し始めたのだ

人間って冷酷な生き物だなって思った
日毎に雪音のことを考える時間が、明らかに少なくなってきている
「そんなことないよ」ってその時側にいて言ってくれたりしたら、
ボクはきっと浮かび上がれなかっただろう

独りで歩き、全ての痛みを受け入れることでボクは、
雪音を忘れて行こうとしていたのかもしれない
痛かったさ、痛かったよ
照れながら顔を真っ赤にしてボクに告白した雪音・・・
感情を表すのが下手で、嬉しいときには「やった、やった、」って
ぴょんぴょんとぶようにしていた雪音・・
仕事の「たいへん」が溜まると「ミノルさん、泣いてもいい?」って言って
ボクの胸にしがみついて泣いていた雪音・・・・
初デートの時に履き慣れないパンプスで、おしゃれして来てくれた雪音・・・・
全てが「今」のように思えてならなかった
そしてボクは独りきりでただ泣いた
胸の中での雪音はいつも笑っていた
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ライク・ア・サブタレイニアンズ31

2012-02-23 16:32:36 | 日記
その、終わりを告げた、雪音の電話の後、数日後、雪音からメールが届いた
添え付けられた画像があった
それは、「幻日環」の写真だった
「幻日環」、つまり、太陽の周りに虹が円を描く、現象である
その時は「ふぅ~ん、こんなことあるんだな」なんて
呑気に見ていたんだ
メールには「太陽の周りに虹が円を描いたよ・・・・・もう、戻れないんだ」
というような内容だった
ボクはまだ、ほんとは納得していなかったし、また元の関係に戻れるものだと
根拠も無く、信じていた
いつかきっとまた、雪音と暮らせるという妙な確信を持っていたから

気持ちが揺れる度に、「もう、自分の中では決着をつけたんだ」って
何度も言い聞かせていた
何か決定的な出来事(例えば浮気とか)があった訳ではなく、
理解できないままで終わってしまったように思ってたからね
でもね、時々(ごく、たまにだが)メールが来たりすると、

だめだった
必死に自分を奮い立たせていたのだがボクはその度に、
ガラガラと崩れ落ちて行き、それを立て直すことの
繰り返しも続いた
ある日、何気に携帯の写真をパソコンに送信して、保存していたんだ
もちろん、その「幻日環」も送った
すると、操作しているうちに幻日環のファイル名が表示されたボクは愕然とした
ファイル名「さようならの虹jpg.ボクはすべてを悟った気がした
「・・・・そうだったのか・・・・」雪音は始めから決着をつけていたんだ
途端に、その画像を雪音を想いながら何度も眺めていた自分の、間抜けさ加減が露呈した
何もかもいやになった 
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ライク・ア・サブタレイニアンズ30

2012-02-22 16:44:08 | 日記
はじめのうちは、切なくて、苦しくて、毎日が悶え苦しんでいるような日々だったけれど
どうなっても雪音を想い続けることはやめない、と決めた日から気持ちが少し楽になった
無理に忘れる必要は無いのだ、うんと雪音のことを想ってボクは行こう
そう考えて日々を送っていたけれど、雪音と過ごした時間を思い出すと、やっぱり
胸が痛かった
その分、ボクは音楽に打ち込んだのかもしれない
「バンドやってないと死んじゃうもん」・・嘘じゃなかったんだな
自嘲した・・・自分で言ったことだ、笑っちゃうね
決まりきった日常に追われていくうちに季節は何度も巡っていった
ある日、空を眺めていた、春から夏に変わっていく時の、抜けるようなセルリアンブルーの空
積乱雲が浮かんでいた「そろそろ一雨来そうだな」その青と、雲の白に
想いを巡らせている時にふと、気が付いた忙しい日々の中で、あんなにも、あんなにも苦しかった
雪音への想いを忘れてしまっていることに
・・・・自分でたとえようのないショックだった、忘れる訳など無い、そう思っていた
それなのに・・・・・・いつからだろう?・・・・・そう考えた時、すでに、胸の苦しさや、痛みすらも
消えてしまっていた・・・自分で自分が許せなかった だから、ボクは、詩や、文章などで、
暗くてもいい、重くてもいい、とにかく創作という形で自分を吐き出すことにした
言葉にしてしまうこと、捨て去るのとは違う、それは受け入れることだ、すべてをかみ砕き
そのうえで、自分の中で消化しきってしまうこと、そうすればきっとまた歩いて行ける
そんなふうにボクは決着をつけたつもりになっていた
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ライク・ア・サブタレイニアンズ29

2012-02-21 20:28:08 | 日記
その後も、何度も雪音と電話や、手紙のやりとりは続けていたんだけれど
それも徐々に途切れがちになり、そのうち、雪音がどこに住んでいるのか、
どこで働いているのかもわからなくなった
ボクもこれ以上、敢えて訊こうとしなかった、返事が来ないのは、それが答えなんだろうな
それぞれの日常に追われ、ボクたちはそうして音信不通になった
でも、ボクは、たとえ嫌われても、雪音をずっと想い続けようと決めていた
「あたしたちは終わったんだよ」って言ってた雪音、きっと、ボクの最後の恋だったのだ

雪音と過ごしはじめたのは、「冬」雪の深い、冬
いつだって、ぴったりと寄り添っていて、何も無いときには
「いちゃいちゃしよっか」が口癖だった
旧い、ボクのジムニーの助手席がとても良く似合っていた
夏を待たずにこうなってしまったので雪音と「夏」の思い出が無いんだ
ボクは引きずるタチなので、抜け殻みたいにぼんやりと毎日を過ごしていた
ある夜、まるでカミソリみたいな細い細い三日月が浮かんでいた
満月もきれいだが、ボクはこんな、細く輝く三日月が好きだ
月を眺めながら「雪音、観てるかい?」って話しかけてみた
今にも通りの向こうから「ミノルさ~ん」って声が聴こえそうなくらい
きれいな夜だった
確かに、ボクは独りで帰ってきて、辛さや淋しさに耐えきれずに
誰かに頼ることばかり考えているような毎日を送っていた
そんなふうだったから、気持ちが冷めてもしかたなかったんだよな

「上手いとかヘタなんてカンケーないの!好きだから演ってんだよ」

「あたし、あの言葉でミノルさんを好きになったんだよ」
いつか雪音が言っていたな

その後、何度かS市に行くことがあったけれど、ボクからは雪音に連絡しなかった
一度だけ、「会わないか?」って電話したことあったけれど
雪音は会ってはくれなかった もう、このまま会わないほうがいいんだと思ったから
それ以来連絡はしていない

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ライク・ア・サブタレイニアンズ28

2012-02-21 14:16:31 | ライク・ア・サブタレイニアンズ1
ボクは15年ぶりぐらいに、生まれた街に帰ってきた
何も無い、田舎町での生活は淡々と過ぎて行った
始めは、雪音に会えないことが淋しくて淋しくてたまらなかった
でも、雪音もがんばっているはずだ、って思いながら
遠方からの応援団のような気持ちで雪音を想っていた
きっとこれが、最後の恋かもしれないな
そんなふうに思っていた
ミラボーの言葉を思い出した
「長い不在は恋を滅ぼす」
漠然とした不安をいつも抱えながら暮らしていた

それは、12月半ば そろそろクリスマスが近くなって街が浮足立つ季節だった
雪音から電話がかかってきた
心のどこかで何かを期待しながら嬉々として電話に出た
「ミノルさん・・あたしミノルさんを好きな気持ちが無くなっちゃった」「え゛」
当然、ボクは「どうして?」と、食い下がった
そして雪音はその理由を電話口でゆっくりと説明してくれたのだが
ボクは気が動転してしまっていたらしく、電話を切った瞬間に
自分の頭の中が真っ白になっていることに気が付いた
断片的に「あたしの好きになったミノルさんじゃない」とか
「今のミノルさんはカッコ悪い」とか
言われたように憶えていた
電話を切った後、気持ちが落ち着いてからも、ボクには
すぐに、なす術はなかった
雪音はS市、この街からバスで5時間の距離だすぐにでも飛んで行きたかったが、
ボクは事情があって帰ってきたのだから
ここを離れる訳にはいかないんだ
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ライク・ア・サブタレイニアンズ27

2012-02-20 21:38:00 | ライク・ア・サブタレイニアンズ1
ボクは流れてゆく窓越しの景色を眺めながら、ぼんやりと
雪音がくれた包みを開いてみた
中身は、紅茶のペットボトルが1本と、そして・・・
マクビティのチョコビスケットが・・・・・・入っていた
そう、二人で初めて買い物に行ったあの時の・・・・
急に涙が溢れてきた雪音・・・・憶えていたんだ・・・
感傷に浸る暇も無く、バスはぐんぐん走り続けている
とりあえず紅茶を一口飲んでみたけれど情けないことに
涙は止まる気配を見せなかった
泣きながらビスケットの箱を開けた・・・同じだ
・・・あの時が鮮明に蘇ってきた
甘いはずのビスケットは、もう、涙も鼻水も
ぐしゃぐしゃになって、少ししょっぱい味がした
もう一口紅茶を飲みながらつぶやいてみた、さよならボクの街、
・・・・・さよなら雪音・・・・
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