一人の男がラスベガスの大通りを歩いていて、一人の美しい娼婦を見つけた。
男は声をかけ、交渉に持ち込んだ。「…で、いくらなんだ?」
娼婦は答えた。「まずは手でしてあげるコースから。これは500ドル(約5万円)よ」
男は言った。「500ドルだって?バカバカしい。手コキで500ドルなんてありえないよ!」
娼婦は言った。「あそこにあるデニーズが見える?」
「ああ」
「その先のデニーズは?」
「見えるよ」
「その先にあるデニーズも?」
「見える」
娼婦は微笑んで言った。
「あれらのレストランは全部私のものなのよ。私の『手』は本当に凄いの。
この『500ドルを稼ぐ手』のおかげで、あれらのレストランを手にいれることができたの」
男は言った。
「マジか?よーし、人生は一度しかないんだ、どんだけすごいか試してみようじゃないか!」
彼らは近くにあるモーテルに入った。
…
しばらくあと、男はベッドに腰掛けて、自分が今まさに、一生においてもっとも素晴らしい
「手コキ」体験をしたことを感じていた。
500ドル分の価値がある素晴らしいサービスだった。
男はあまりに感動したので尋ねた。
「で、フェラはいくらだったっけ?1000ドル(約10万円)か?」
「1500ドルよ」
「フェラに1500ドル!?ありえないね!」
娼婦は言った。
「窓の外に見えるあのカジノが見える?」
「ああ、見えるとも」
「あのカジノは私のものなの。…私は、この『口』のおかげで、あのカジノを買収することが
できたのよ。私のフェラは1500ドルの価値があるからよ!」
男は、まだ娼婦の手コキの素晴らしさの余韻に浸っていたので、新車を買うのは延期にしよう、と考えて、娼婦に言った。「よし、頼む!」
…。
10分後、男は以前よりも更に強い感動に震えながらベッドに横たわっていた。人生において今まで経験したことがないくらい、最高に気持ちの良いフェラチオだった。まったくもって1500ドルが惜しくなかった。男は、こんなに気持ちいいなら、本番はどんなにか気持ちよいのだろう、よし、こうなったら、老後のために積み立てておいた預金を全て使ってもかまわない、と心に決めながら、娼婦に話しかけた。
「それで…、本番はいくらなんだ?マンコをつかったらいくらになるんだ?」
娼婦は、ホテルの窓から外を見るようにいった。
「この窓から見えるホテルやビル、それにカジノたち。宝石のように輝く、ラスベガスの街が見える?」
「見えるとも…。まさかあれらが皆あんたのものだっていうんじゃないだろうな?」
「いいえ、違うわ…。
でも、もしも、私にマンコがついていたならば、あれらは全てきっと私のものになってたと思うわ」
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