ギャロップ3ハロン

一口馬主【キャロットクラブ】、馬券予想などをつづっていきたいと思います!

プラチナスレッド 号

2012年09月26日 | 引退馬
父 ジャングルポケット
母 フィルドール(母父 アグネスタキオン)
栗東 小崎 憲 厩舎
主戦 高倉 綾 騎手
戦績 0-0-0-2

23日の阪神競馬ではまずまずのスタートも二の脚がつかず後方を追走。3コーナー手前から徐々にポジションを上げ、直線は伸びかけたが最後は脚色が一緒になり11着。
「前走より馬がしっかりして、走り自体も良くなっていた。ただ、砂を被ると頭を上げて突っ張るような感じになり、前脚が出なくなってしまう。直線で前がバラけてからはいい伸びだったが、前の馬群に躊躇してまた突っ張ってしまった。力はあるが、気持ちの面が邪魔をしているように思う」(高倉騎手)
「前走に比べると追走も楽でしたし、走り自体はずいぶん良化していたが、砂を被って嫌がったり馬群にヒルんだり、キャリアの浅さが悪い方に出てしまったように思う。体質が弱くなかなか順調に使えず、もう少し時間があればと思うところはあるが、ここまでで力を引き出すことができなかったのは大変申し訳なく思っている」(小崎師)
一度実戦を経験しての上積みが期待された一戦。実際前走よりも追走は楽でしたし、ジョッキーも良化を感じ取っていた。ただ、砂を被ったり馬群を気にしたりとキャリアの浅さが出てしまった感は否めない。弱さを抱える中で陣営も慎重に調整を進めてくださいましたが、残念ながら未勝利戦最後のチャンスをものにすることはできませんでした。この結果を受け、小崎憲調教師と協議を行った結果、現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。


プラチナスレッドは確定路線であったスーパー未勝利終了後引退しました。
出資した馬は、最後は自分自身で選んでいるし、その結果どうなっても後悔をしたくないとこの趣味をした時から思っていました。
ただ、この馬の場合は後悔というか特にこのキャロットクラブに対して不信感が募った馬です。
何故、ここまで引っ張ったのかと。理由は補償減らし、精算減らし、つまりクラブの利益のため
最悪です
会員を馬鹿にしている。

競馬は騎手、そして競争馬はある意味生命をかけています。
ガラスの脚と言われるサラブレッドにとって、体重500キロ近くある負荷を4本の脚で支えて、時速60キロでレースをする。
騎手は、ヘルメットだけが体を唯一守る防具である。
だから、時々レース中に命を落としてしまう馬もいるし、騎手は大きな怪我を負ってしまう。
最近では、北村友騎手や長期休養復帰後直ぐに後藤騎手がまた同じ個所をやってしまった。
これは、場所が場所だけに非常に心配ですが。。。

そんな危険と隣り合わせだから、それなりの準備をしてレースに臨まなければならない。
馬に対してレースに耐えられるような負荷をかけなければならない。

プラチナスレッドの場合は、これまでの過程から脚元に負担をかけるともたないとわかっていた筈です。
デビューをしていなくて、それに向けて調整するのならばまだわかります。
ただ、デビュー戦を6月に終えて、それがわかっていたプラチナスレッドをこの時期まで引っ張ったのは理解できませんでした。


会社として、利益を追求するのは当り前だと思います。ただ、それにはある程度の倫理があると思います。
馬主から、一口は目の敵にされているという話しをよく聞きますが、一口馬主は愛馬出走時には会員が馬券を買いますので売上に貢献していると思います。
また、不況の影響で馬主自体の数も減ってくると考えられる中、生産界、JRAにとっても貴重な存在だと思っています。
ただ、競馬は基本勝つことが前提でレースを行っています。その中でこういった負債の整理のために出走し、それによって勝つ可能性がある馬があおりをくらってレースに出走できない状況はどうなんだろうと思ってしまいます。


一口の募集馬、特にキャロットクラブにはこういった馬がいるのでもっと見る目を養っていかないといけないですよね。
昨年の10月ごろ、牧場見学をさせて頂いた際に、この馬を見た時に「硬い」と案内をしてくれた方が呟いたのを思い出しました。
走る馬を選ぶのは、難しいと思いますが、走らない可能性というか故障する可能性がある馬をセレクトするのは可能だとは思っています。
具体的には、毛ヅヤ、繋の立ち具合、繋のクッション、そして前脚の捌きの硬さ。

私は、この前脚の捌きの硬さがいまいちよくわからなんですよね。
この馬を見学した際に、その硬さがわからなかったし、募集時のDVDを見直してもよくわからない。。。
もっと馬をみていくしかないんですよね。

でも、2歳馬のカドリーユは繋の立ち具合が、そして出資をしたディアデラノビアの11は繋のクッションが硬い。。。
馬選びは難しいですね。

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