ギャロップ3ハロン

一口馬主【キャロットクラブ】、馬券予想などをつづっていきたいと思います!

入厩馬 近況

2012年08月30日 | キャロットクラブ
ペルレンケッテ・・・29日は栗東坂路で追い切り(53.0-38.6-25.0-12.6)
「今朝は坂路で併せ追い。併せた相手に少し遅れ気味ではあったが、動き自体は悪くなかったし、ここのところのカイバ喰いは安定して状態はいいと言える。週末、来週と乗って行けば久しぶりながらも悪くない仕上がりで競馬に向かえると思うよ。降級後の一戦だし、勝っている1400m戦だから、もちろんいい走りを見せてほしいですね」(音無師)
9月8日の阪神競馬(3歳上500万下・芝1400m)に浜中騎手で出走を予定

アーデント・・・29日は美浦南Wコースで追い切り(83.2-67.1-52.6-38.7-14.0)30日は軽めの調整
「声をかけていただき今回コンビを組ませていただけることになった。ありがとうございます。それでこの中間から乗せていただいている。先週の金曜日に一度跨ったのですが、そのときはゆっくりのペースだったことも影響して結構元気がよく“これは手強いかも”とちょっと思った。ただ、それ以上に何かするかというとしないし、我慢できているので問題はなかった。いちおう先週のことも頭に入れつつ今週の追い切りにも跨ったが、やはり少なくとも稽古のレベルでは思ったほどのコントロールの難しさは感じなかった。2頭併せで前の馬の何馬身か後ろを進み真後ろピッタリにつけ、直線に向いて脇に出す形を取った。ただ、ペアを組んだ馬が思った以上に早く手応えがなくなってしまって急にポンッと抜ける格好になってしまったのでふわっとしたんです。気を抜いたらダメなんだよというのを教えるためにグッと仕掛けて気持ちを前に向かせようとしたところリアクションはあったので良かったのではないでしょうか。今回は馬の後ろで我慢して最後に脚を使うという練習というか確認をした調教でした。スタッフさんたちと話をしたところ、来週は1週前になるのでもう少し負荷をかけたいと言っていたので、それでまた中身も良くなってくるのではないかと思う」(北村宏騎手)
9月17日の中山競馬(セントライト記念・芝2200m)に北村宏騎手で出走を予定

ジャイアントリープ・・・29日はゲート練習
「栗東に戻って来てからも体調を崩すことはないし、引き続きゲート練習を行っているが、正直なところまだ発馬がゆっくり。普段の手入れをしている時はおとなしいのですが、時折スイッチが入ってうるさくなることもあるし、少し気難しいところがあるのかも。とは言え、2歳馬で幼い面が残っているとも言えるでしょうし、もう少しゲートに対する慣れが出てくれば変わってきてくれるはず。こればかりは根気強く接していく他ありませんからね。ゲートは課題が残るものの走り自体はなかなかいい背中の感触の馬ですから、その良さを活かせるようにじっくり進めていきたいですね」(担当助手)


ペルレンケッテは、来週久しぶりのレースとなります。
ただ、先週に比べて若干調教師のテンションが下降気味
調教内容がいまいちなので、これはしょうがないのかな。
兎に角実戦にいってどうかですね。

アーデントの騎手が決まりました。
ヒロシに決定。
個人的には、好きな騎手だし、色々考えながら乗ってくれるので頼もしいですね。
藤田騎手は悪くはなかったのですが、ここ2戦は、あまり内容的にぱっとしなかったので、乗り代わりはやむを得ないと思いますし、これがいい方向に向かって欲しいと思っています。

ジャイアントリープは、なかなかゲート試験に受かりません。
ここまで長かった馬はいなかったので、少し心配かな。

外厩・休養馬 近況

2012年08月29日 | キャロットクラブ
スーブルソー・・・角馬場で軽めの調整
「先週右トモの歩様が芳しくなかったが、少し間を置いたら回復して正常の歩様となっていた。やはり一過性のものだったようで、馬房で寝違えたか何かよるものだったのでしょう。ちょっとヒヤッとしたが、大丈夫そうでホッとした。その後も様子を見ていたが大きな変化はなさそうでしたので今週から乗り出している。まだ角馬場で軽く動かす程度のところしか行っていないから、これからも少しずつ進めていって変化をよく確認していきたいと思う。馬体重は510キロ」(天栄担当者)

マージービート・・・屋内坂路コースでハロン18秒のキャンター
「先週まではごく軽めの運動でしたが、状態はいい意味で変わりなく推移していたので坂路調教を開始した。その後の様子を見ても心身共に不安を見せることはありませんね。今後は天栄に移動して調整を行っていくプランもあるようですが、そのことも頭に入れながら進めていく」(空港担当者)

ピグマリオン・・・周回コースでハロン16~17秒のキャンター調整、週1回は15-15
「移動してきてから普通キャンターでじっくり動かしているところですが、いい意味で変わりはない。体は467キロほどですが、背腰などがガックリ来ているような印象もないし、比較的順調に乗れていると言っていいのではないでしょうか。帰厩に備えてこの中間に一度15-15程度の負荷をかけましたから、この流れでコンスタントに乗って態勢を整えていければと思っている」(天栄担当者)

プラチナスレッド・・・坂路でハロン17秒程度のキャンター調整
「硬さが完全に取れたわけではないが、調教後にダメージがあるということもないし、この中間は坂路で終い15秒ぐらいまでペースを上げている。順調に乗り込むこともできているし、近々の帰厩を視野に入れてしっかりと進めていく。馬体重は524キロ」(NFしがらき担当者)

カドリーユ・・・この中間も順調に調教を積んでいる。現在は400m周回ダートコースでのスローキャンター調整を中心に、週2回は900m屋内坂路コースをハロン17秒で2本元気に駆け上がっている。継続して負荷をかけているが、ここまで堪える様子はない。血統的にも焦る必要はないし、今後も更なる良化を促すように、じっくりと乗り込みを重ねていきたいと考えている。


スーブルソーは、どうやらトモは問題ないようですね。
馬体重も増えてきているし、一安心です。

マージーは変わらずにいいですね。
復帰時期を考えて天栄で調整するようです。

ピグマリオンは、もう少し体重が増えていて身になっているかと期待をしていたのですが、なかなかそう上手くはいきませんね。
レースに出走する際は、馬体重的には前走と変わらないのかな。
この馬は、3歳の未勝利馬と入れ替えをするはずなので、もうそろそろ帰厩をするはずです。

プラチナスレッドは。。。

カドリーユは一時期の頓挫と比べるとしっかりと調教ができているようです。
この馬の場合は継続をしていくことが重要なので、このまま行って欲しいですね。

ヒサトモ→トウカイテイオー

2012年08月28日 | 競馬データ
トウカイテイオー。私は、その現役時代を生で観た訳ではありませんが、それを知っている人は奇跡の馬だと称えます。
その競争成績はもちろんのこと、血統背景も。

トウカイテイオーの母系の血統表をみていくと6代前にヒサトモという牝馬がいます。
ヒサトモは、牝馬で初めてダービーを制した名馬でした。後の、天皇賞も制し丁度ウオッカのような存在ですかね。
そして、期待をもって当然のように繁殖入りをします。でも、仔だしがあまりよくありませんでした。

一旦は、その繁殖生活を引退し余生を過ごしていましたが、戦後の馬不足の影響もあり、15歳で地方競馬に復帰をさせます。
そこで、数戦をしたのちに、調教中に死亡をしてしまったそうです。
時は、戦後の食糧難の時代の日本。遺体さえも、オーナーの元には戻らなかったといいます。
名牝としては、あまりにも悲惨な末路でした。

このヒサトモの血は残った1頭の牝馬ブリューリボンと牡馬が種牡馬にはなりましたがそれは途絶えて細々と繋がっていました。
その血を復活させたのは、トウカイの冠をもつ内村オーナーです。
自身の購入したトウカイクインにヒサトモの名を見つけ、その血を大事に保護しました。
畑を耕し、種をまいた作業が見事に花を咲かせます。
トウカイクインの仔ミドリはデビュー前に骨折をし、予後不良の宣告は受けましたが、オーナーが獣医を説得し治療を続け、繁殖入りさせたといいます。
そして、そのミドリからオークスを制したトウカイローマンが誕生しました。

当初はこのローマンに同年のクラシックを制したルドルフをつける予定でしたが、ローマンが引退レースを勝ったため予定を延期して
急遽つけたのがローマンの全妹、トウカイナチュラル。
そして、誕生したのが無敗の2冠馬トウカイテイオー。
ヒサトモのダービー制覇から54年後、その血がダービーを制し、世代のトップへと君臨しました。


サラブレットの素晴らしさは、この永遠と続く血のヒストリーにあると思っています。


残念ながら、ゴルトブリッツは志半ばで去り、そしてその自身の血もなくなりました。
でも、近親には日本最強馬、ディープインパクト。
そして、母レディブロンドはなくなってしまいましたが、その娘のラドラーダとアフロディーテがいます。

ゴルトの伝説の続きをこの血で観てみたい、応援していきたい。
そう願っています。

サイレンススズカ

2012年08月27日 | 競馬データ
週末を明けても、ゴルトのショックを引きずっている現状。
少し、過去のことを振り返ってみようと思います。

私は、いわゆるダビスタというゲームから競馬の世界に興味をもちました。
丁度、ナリタタイシン、ビワハヤヒデ、ウイニングチケットという3強時代でした。
そして、翌年には3冠馬ナリタブライアンの誕生。
でも、今ほどは夢中になっていなかったし、たまに観る程度でした。
そして、受験などもあり競馬は観なくなってきました。

時は経ち、大学に入り、悪友と出会いまた競馬に興味を持つようになりました。
その中で出会った馬がサイレンススズカでした。
本当に好きな馬だったし、今回ゴルトの件を知って帰宅する電車でサイレンススズカのことがオーバーラップをしてきました。
血統構成も、スズカは父がSS、母父がミスワキでミスワキは父がミスプロ、母父がバックパサーで、
ゴルトは父がSWだからSS系、母父がシーキングザゴールドでこのシーキングザゴールドは父がミスプロ、母父がバックパサーだから
似ているなとか、毛色も同じ栗毛だったなとか、何故かそういうことも考えてしまいました。

サイレンススズカは、生涯成績は、G1が宝塚の1勝だけだし、もう10年以上前の馬だから知らない人もいるかとは思います。
成績だけを見ると一流馬のそれではないけど、強かった。論争でどの馬が一番強いかとかするけど、中距離部門では私はこの馬だと思います。
逃げ馬で、奇代のスピードをもっていて、影を踏むことができなかった。

その年は3歳でJCを制し、後に凱旋門賞2着のエルコンドルパサーが毎日王冠で影さえ踏めなかったとコメントしたことが頭に残っています。
この馬の伝説は語りつくされているから、あえてここでは述べないけどその毎日王冠のレースを観て、初めて競馬場に足を運びました。

そう、あの秋天の府中競馬場です。
スタートしてすぐに大歓声で、道中も感嘆の声が凄くて、1000mを57.4秒で通過。
そして、あの悪夢のけやき前の3コーナー付近。
悲鳴にも近いような、驚きの声。レースが確定してもあのざわつき。

そのことは、携帯もなく、またネットもそれほど普及していなかったのでどうなったんだろう、と思ってはいたけど
一緒にいった仲間とそのことを触れてはいけないような重苦しさがありました。
そして、翌日に知った予後不良の記事。

後日色々な記事の媒体に騎手のユタカがその夜は珍しくやけ酒をしている姿が目撃されたとか、
画像でも骨が見えていて、普通ならばその場に倒れてもおかしくない状態なのに、スズカは騎手のユタカをかばうためか、
コース脇まで大人しく誘導されていた。とか観てもう駄目だと思いましたね。

その後、社会人になるまで競馬を観なくなりました。
そのくらい悲しい出来事でした。

でも、そうじゃないんですよね。
記録に残らない伝説はファンが語り継がなくてはいけないんですよね。

ゴルトブリッツ 号

2012年08月24日 | ゴルトブリッツ
父 スペシャルウィーク
母 レディブロンド(母父 シーキングザゴールド)
栗東 吉田 直弘 厩舎
主戦 川田 将雅 騎手
戦績 10-1-2-5 (内地方3勝)
主な勝ち鞍 帝王賞/J1 アンタレスS 2勝/G3 マーキュリーC/J3
      仁川S/OP 門司特別


「昨晩飼い葉をつけた際にはいつものゴルトと変わらず与えられたものを食べに行くまでは確認していたが、今朝3時前にスタッフが厩舎に来たところ飼い葉を残しており、馬体には発汗が見られ落ち着かない様子であったことから、これはおかしいということですぐに診療所へ運びました。腹部のエコー検査を行ったところ、腸が捻じれており、破れている場所があることも分かりました。なんとか助けてやりたいと思いましたが、実際のところはすでに手の施しようがない状況となっており、これ以上馬を苦しませるわけにはいかないと判断し安楽死の処置を取らせていただきました。皆さまの大切な馬を預からせていただき、細心の注意を払っているつもりではおりますが、結果としてこのようなことになってしまい、心よりお詫び申し上げます」(NFしがらき担当者)
脚元がなかなか固まらなかったことや、ちょっとした運のなさで未勝利戦があるうちに勝ち上がることができず、いったん地方へ転出してからの再出発でした。苦労に苦労を重ねこの春にはとうとう帝王賞を勝利するまでに成長し、ダート界の頂点に立ちました。夏場にしっかりと充電しこの秋はさらなる活躍を期待していただけに突然の出来事に言葉がなく、会員の皆さまのご心中いかばかりかとご拝察申し上げます。これまでの皆さまのご声援に感謝するとともに、このような結果となりましたことを深くお詫び申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面をもちまして引退のご案内いたします。


ゴルトブリッツが本日、突然急死をしました。
腸捻転で、安楽死処分となったとのこと。
仕事中に夕方公式HPにて知りましたが、ショックで言葉も見つかりません。
学生時代に、サイレンススズカの天皇賞を観戦しに初めて競馬場に行き、そこで予後不良となり社会人になるまで競馬を一時的に離れていましたが、
それに近いような状態です。

ゴルトブリッツは、一口馬主となった時の夢であったことを叶えてくれ、そして究極の目標『種牡馬』という可能性まで夢をみせてくれた馬でした。
春のダート界の文字通り帝王となり、暮れの仁川でダート界のトップへと君臨してくれることを夢みていたのですが。

ゴルトブリッツは、当初クラシック出走を夢みて出資した馬でした。
父はスペシャルウィーク、母はあのディープインパクトの半姉、レディブロンド。
そして、厩舎は藤沢先生。エリート中のエリートの馬でした。
ただ、母も5歳でデビューした血統のためか、未勝利をなかなか勝ち上がれませんでした。
スーパー未勝利前に、中1週で札幌を使いますが、そこでまさかの16着と大敗。
そのレースは、鞍上のノリも満足に追うことができなかったのか、それとも勝負がついていたために追わなかったのか、非常に不完全燃焼のレースだったのを覚えています。
普通なら引退となりますが、その良血と晩成血統だったことで地方に転厩し、再ファンドを目指します。

そこが、ゴルトブリッツのターニングポイントでした。
血統的には、芝だと思ったのですがダートに活躍の場を移してから連勝街道まっしぐら。
そうそうに中央に戻ると一気にOPまで駆け上がります。そして、重賞を制します。
半年前は、未勝利すら勝てずに、引退の危機まで追い込まれた馬がです。

一年間で約7,000頭のサラブレッドが生産されますが、そのうち重賞馬はほんの一握り。
一口に出資した時、重賞馬を持ちたいとの願いをゴルトブリッツが叶えてくれました。
次走の東海Sこそ、敗れましたが、マーキュリーCを勝ち目標をダート界の頂点、JCDへ標準を定めます。
しかし、その前哨戦のみやこSで心房細動を発症し、休養へ入ります。

今年の仁川Sで復帰戦を飾り、アンタレスSを連覇し、2強が休んだ帝王賞を制します。
そして、今度こそ、今度こそはと思った休養先でまさかこんなことになるとは。

重賞どころか、G1まで制してくれて色々と喜びをくれた馬でした。
未勝利からの再ファンド、重賞勝利、そしてレース中に心房細動からの見事に復活、G1制覇に最後は安楽死と波乱万丈の馬でした。
本当にドラマチックな馬でした。

ただ、本音を言うと今でも信じられない心境です。公式HPにでてますし、色々とニュースで流れていますので事実なんでしょうけど受け入れられないでいます。
命だけは、生命だけは無事でいて欲しかった。

信じたくないけど、ゴルトブリッツ本当にありがとう。
でも、出資をし、1歳の9月から成長を見守り、出走レースを観てきて、こちらが思っていた以上に出世をし、ファンに認知され、これからの活躍はもとより後世にその血を伝えられる可能性もあっただけに本当に辛い。辛いです。

ご冥福をお祈りします。

入厩馬 近況

2012年08月24日 | キャロットクラブ
今日、更新で非常にショッキングなことがありした。
今年一番のショックだし、そのことを知ってから放心状態です。
でも、まずは入厩馬の近況から。


ペルレンケッテ・・・22日は軽めの調整。23日は栗東坂路で追い切り(52.3-38.4-25.1-12.7)
「来週の新潟も視野に入れていたけど、やっぱり長い休み明けで輸送をさせるよりは、阪神開幕週のきれいな馬場で走らせたいので、再来週を目標にした。そうするとあと2週あるということになるが、今朝は楽な手応えで4ハロン52.3。さすが、という動き。これで500万下を走るんだから、休み明けでもいい競馬を期待していいでしょう。体調も引き続き安定しるし、しっかり乗り込んで仕上げていく」(音無師)
9月8日の阪神競馬(3歳上500万下・芝1400m)に浜中騎手で出走を予定

アーデント・・・22日は美浦南Wコースで追い切り(69.4-53.8-39.6-12.7)
「セントライト記念を本線にして調整を進めていくということでしたので先週末の検疫を確保してこちらでの調整をスタート。週末に15-14で長めに動かすところを行い、しっかりとした負荷をかけ出したのは今朝から。前に1頭置き、引っ掛からない程度の距離を保ちながら前半を進めた。他厩舎の馬が傍にいたが、それでもかかることはなくいい感じ。半マイルくらいのところからグーンっと来るようなところこそあったが、許容範囲内。終いは派手にならないようにまとめたものでしたが、時計も悪くないものだし、まずまずだと思う。心臓は悪くないし、体の緩さもそれほど気にならなかった。息を造っていけば仕上がるのではないでしょうか。ただ、負荷を駆け出すと唸りだすのでそのあたりは今後も気を配りながらやっていきたい」(山田助手)
9月17日の中山競馬(セントライト記念・芝2200m)に出走を予定

ジャイアントリープ・・・22日はゲート練習
「先週栗東へ移動してきてからは、まずこちらの暑さに慣らすために軽めの乗り込み。今朝からゲート練習を再開しているが、北海道から暑い栗東へ移動してきたばかりだし、いきなりは無理をさせないようにしている。ただ、体力はありそうなタイプなので、そのあたりの様子をしっかり確認しながらゲート試験合格を目標に進めていく」(村山師)


ペルレンケッテは、阪神の開幕週に目標を定めました。
長期休養明けだから、輸送はなるべく避けたいしこれはいい選択なのではないでしょうか。
そして、調教はやはりいいですね
この馬は、このクラスにいるうまではないと思うし、私はOPまでいける馬だと思っています。
体質的に弱さがあり、その点が心配だけど、まずはレースに向けてしっかりとした調整ができればいいですね。

アーデントも帰厩後最初の時計をだしましたが、これもまずまずではないでしょうか。
この馬の場合は2点懸念事項があって
まずは、前走りの精神的なダメージはどうなのかそれに付随していることですが、馬体重が増えてこない点です。
元々、血統的には中長距離で以前牧場見学をした際に、中距離以上が適正だと思うと聞いたので距離延長は気性面の課題さえ克服できれば
むしろプラスに働くと思っています。

ジャイアントリープはまずはゲート試験から。
体力がありそうとのコメントですが、これは体質的に強そうという意味かな
この体質は競争馬の元の大きな部分なので、これは頼もしいですね。
でも、ゲート試験に時間がかかりすぎている感が。。。
頑張れ


外厩・休養馬 近況

2012年08月21日 | キャロットクラブ
ゴルトブリッツ・・・周回コースでハロン18秒程度のキャンター調整
「まだトモの状態は万全ではないが、一時の疲れはだいぶ抜けて良化傾向にある。引き続き周回コースを長めに乗って調整してくが、ここで無理をさせても仕方ないし、馬の状態を一番に考えてじっくりと進めていく」(NFしがらき担当者)

スーブルソー・・・ウォーキングマシン調整
「体の回復をメインに取り組んでいるところだが、今朝馬房から出したところ右トモの歩様が芳しくありませんでした。調教をつけているわけではないし、昨日の様子は問題なかったのでおそらく馬房内でぶつけたかなにかよるものだと思われるのが、半腱半膜様筋がちょっと痛いようなので、マシンだけにとどめて変化を見極めながら回復を待つようにしていく」(天栄担当者)

マージービート・・・ウォーキングマシンでの運動
「芝の長いところでコンスタントに使ってきた馬だし、直ぐの競馬が目標ではないようなので、今週もまだ軽めの内容でリフレッシュを促している。引き続きこの時期にしっかりと充電するイメージで取り組んでいく」(空港担当者)

ピグマリオン・・・周回コースでハロン17~18秒のキャンター調整
「先週北海道からこちらへ移動してきた。まだ到着間もないし、乗っていても普通キャンター程度のペースでじっくり動かしているところ。放牧に出る前といい意味で変わらないように感じるが、気持ち、体の部分をよく見ながら徐々に速いところを織り交ぜていきたいと思っている」(天栄担当者)

プラチナスレッド・・・坂路でハロン17秒程度のキャンター調整
「この中間もじっくりと乗り込んでいる。やはりダクの段階などではかなり硬さが目立つが、キャンターに行けばだいぶいいフットワークも見られるようになってきた。徐々にですがペースも上げて行って、態勢を整えていきたいと思う」(NFしがらき担当者)



ゴルトブリッツは、若干回復傾向にあるようです。
今度こそ、今度こそここから後退のないように慎重に進めて欲しいですね。
この馬にとって、狙いはJCDだと思いますし、適正もそこが一番あると思っています。
だから、最悪JBCはでれなくてもいいと思っているし、馬本位で進めて欲しいです。

スーブルソーは、踏んだり蹴ったりです
この馬は、本当に頓挫が多いですね。
今回の件は、大事がなければいいですけどね。
それならば、逆にいい休養となってくれるとは思います。

一方のマージーは、毎度思うことですが、丈夫な馬です。
コメントにあるように、芝の長距離は消耗度が激しいので、そこだけですね。
でも、状態面は問題がなさそう。
目標は、福島だと思うからそう考えるとまだ1ヶ月以上先だから全然あせる必要はないですね。

ピグマリオンは、順調にきています。
まだまだ残暑が厳しく、暑さに弱い馬だからその点は心配だけど、この馬の場合はもうそろそろ戻す気だと思うから天栄までもってきたと思います。
今週でスーパー未勝利を除く3歳未勝利は終わり、そこでスーパー未勝利にでれない馬と入れ替えをするのではないかな
だから、来週中に美浦にいれると思います。
そうなると、府中開催で使う筈です。

プラチナスレッドは。。。
経験から、この時期に未勝利は消耗度が少ない方が有利なのでその点はいいと思いますが、なにぶんこの馬は。
はっきり言ってかなり厳しいですね。
陣営も一度使った段階で、本来ならばスーパー未勝利前に一度使いたかったのが本音だと思いますが。
別に1、2ヶ月ひっぱった所で1/400なのでカイバ代などはたかが知れていますが、勝つ見込みが非常に低くて、
満足な状態で使えるのかもわからない状態で引っ張っているのが納得ができません。
本当にこういう馬がいるから、クラブには部分部分での出資解除を認めて欲しいですね。
ファンド法的にも問題ない筈だし、そうなるともっと出資者ベースでクラブも考えてくれると思うのですが。。。

入厩馬 近況

2012年08月16日 | キャロットクラブ
ペルレンケッテ・・・15日は軽めの調整。16日は栗東坂路で追い切り(55.1-40.2-25.6-12.7)
「帰厩後は軽めに動かしながら状態を確認して来たが、どこかに不安を見せることはないし、カイバもこの馬なりに食べてくれている。今朝は坂路で追い切っているが、まだ帰厩してそれほど経っていないし、時計を求めるというよりはその下地を固めるようなイメージの内容。具体的にどうするかはもう少し乗り込んでから決めていきますが、この時期と言うことを考えても焦って負荷をかけるよりジワッと時計を詰めていきたい」(音無師)
9月2日の新潟競馬(新発田城特別・芝1400m)もしくは9月8日の阪神競馬(3歳上500万下・芝1400m)を目標

ジャイアントリープ・・・15日に栗東トレセンへ移動。16日は軽めの調整
「できれば函館でゲート試験を合格させたかったが、函館競馬場は来週で閉場になってしまったし、札幌開催中のデビューはちょっと厳しそう。このような状況を考慮し、水曜日に栗東へ戻させてもらった。ゲートもあとは発馬の反応だけなので、そう時間をかけずに合格できると思う」(村山師)


ペルレンケッテは、しっかりと負荷をかけることができていますね
牧場では、15-15まで乗っていませんでしたから、このペースでいいのではないでしょうか。
ただ、トレセンに長くいることはストレスが溜まりあまりいいとは言えないので、来週位から時計を出し始めるのかな。
休みが長くなってしまいましたが、ここからですね。ここからです

ジャイアントリープはなかなかゲート試験に手こずっています
ただ、栗東までもってきたことをみるとデビューまでいくことを前提に考えていると思います。
阪神デビューは例年素質馬が揃うから、できれば出走頭数が少ない札幌でデビューをして欲しかったのですが、これはしょうがないですね。
まずは、ゲート試験突破ですね

2歳馬 近況

2012年08月15日 | キャロットクラブ
カドリーユ・・・400m周回ダートコースでのスローキャンター調整を中心に、週2回900m屋内坂路コースをハロン17秒で2本元気に駆け上がっている。調教ペースや坂路コース登坂回数などの負荷を強めているが、疲れを見せることはない。坂路での走りにも安定感が出てきており、着実に良化している。また前向きさも徐々に出てきており、手ごたえにも余裕があるのは良い傾向。じっくり進めてきたことでここまでしっかりとした良化を見せている


少しずつ前進をしてくれていますね。
質的な変化はありませんが、回数を増やし量的な変化がでてきました。
順調ならば次回更新時にはハロン16~いよいよ15まで入ってくる筈です。
1歳馬の調教が秋以降に開始され、その関係から続々と2歳馬は追い出されるから、ここでしっかりと乗り込んでおきたいですね。
この馬の場合は、頓挫があったのでここからが本当に勝負だと思っています。


休養・外厩馬 近況

2012年08月15日 | キャロットクラブ
ゴルトブリッツ・・・周回コースで軽めのキャンター調整
「トモの疲れをケアしながらではあるが、徐々に良化傾向にあるので、今週から周回コースでの騎乗調教を再開。軽めのキャンターで2000mほど乗っているが、今のところ問題はなさそう。このあともトモの状態をしっかり確認し、ケアをしながら進めていく」(NFしがらき担当者)

スーブルソー・・・トレッドミル調整
「帰ってきて体の硬さが目立ったが、それだけでなく体の細化も見られた。帰ってきた当初は470キロ台にまで減っていたので時計的に走っていないわりにダメージがあったということなのでしょう。まずは体を戻すことからはじめているが、だいぶ戻ってきて現在は500キロ近くまでになっていますよ。もう少し余裕をつくり、体の疲労を癒してから乗り出しを検討していきたいと思っている」(天栄担当者)

マージービート・・・ウォーキングマシンでの運動
「放牧に出て来てから1週間経ちましたが、競馬の疲れが目立ってくることはない。そうは言っても、直ぐの競馬を考えている訳ではないし、目に見えない疲れもあるかもしれないので、まずは軽く動かしながらリラックスさせていきたい」(空港担当者)

アーデント・・・周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整
「無理せずにじっくり乗り込んできて、体もだいぶ楽になってきたよう。坂路ではジワッと終い15秒ぐらいまでペースを上げることができているし、順調に良化しているところ。そう遠くなく帰厩の見込みですから、引き続きしっかりと調整していく」(NFしがらき担当者)
→「じっくり乗ってもらっているところで、まだ速いところをしっかり重ねているという状況ではないが、気持ちが勝っている馬なのでそのくらいでいいのではないでしょうか。前回の競馬を踏まえると中山の中距離を考えてもいいのではないかなと思う。そのあとがどうこうではなく3歳馬同士のほうがやりやすいだろうという観点から、セントライト記念を目標にできればと思っている。もちろん正式には手元に戻ってきて動かしだしてからになりますけれどね。緩さのある馬なので少し早めに戻したほうがいいし、近いうちに帰厩の段取りを組もうと考えているところ」(加藤征師)

ピグマリオン・・・周回コースでハロン18秒程度のキャンター2400mの調整を行い、週3回は坂路で15-15。今のところ今週末にNF天栄へ移動する予定
「今週も15-15を程よい頻度で織り交ぜていてじっくり乗り込み負荷をかけることができている。これからビッシリ乗り込んでいくことも考えていたが、秋も近づいてきたので本州へ運んで、天栄で調整を進めていくことになった。その後に関してはあくまでも移動後の状態次第になるでしょうが、天栄へは悪くない形で引き継げると思う」(早来担当者)

プラチナスレッド・・・坂路でハロン17秒程度のキャンター調整
「先週に引き続きじっくりと乗り込んでいる。脚捌きの硬さは相変わらずなのですが、ここまで安定した状態で乗ることはできている。こういう時期なので、中途半端な状態で送り出すことはできないから、厩舎サイドともよく話合ってしっかりと態勢を整えていく」(NFしがらき担当者)


ゴルトブリッツは、少しは状態面はよくなってきたようです。
ただ、あまりやりすぎないように慎重にお願いしたいです。
坂路にはまだいれなくてもいいと思うし、本音をいうと北まで戻して欲しいですけどね。

スーブルソーは、相当ダメージがありそうですね。
元々夏場に弱い馬だったのでこれはしょうがないのかな
この馬は中山が得意でそう考えると秋の中山開催には使いそうにないのは痛恨だけど、何とかいい状態にまずは戻すことですね。

マージーはいつだって順調そのものです。
目標は福島開催だと思うし、そう考えると10月だからまだ無理をする時期でもないですもんね。

アーデントは帰厩予定がでましたが、それでいいと思います。
正直しがらきに置くよりもそちらの方が安心します。

ピグマリオンはいいですね。
この馬が一番いい夏の過ごし方をしました。
天栄までもっていくのは、帰厩を考えてのことでしょう。
問題なければ中山開催から使える状態にもっていくと思います。

プラチナスレッドは本当に時間がない。
果たしてスーパー未勝利も使えるのか
この馬は過去の愛馬の中で一番納得のいかない使い方です。
本当に引退する時期を誤りました