日本ではヨゼフ・スークと呼ばれるチェコの名ヴァイオリニストです。7月7日に亡くなったそうですが、日本での報道は今日(一般紙では朝日新聞、少し遅れて産経新聞)でした。ドヴォルジャークの作曲の弟子でドヴォルジャークの娘オッティリエと結婚した同姓同名のヨセフ・スクの孫です。つまりはドヴォルジャークの曾孫ですね。
独奏者としても活躍しましたが、スク・トリオ(日本ではずっとスーク・トリオと言われて来たので私もその方が慣れていますが)を率いて、特にドヴォルジャークのピアノトリオ「ドゥムキー」の演奏は脳裏に染みついています。今は廉価盤になってますが、もちろん超一流の演奏です。
ところで、おじいさんである作曲家ヨセフ・スクの作品としては、いろいろありますが「ヴァイオリンとピアノのための4つの小品」やピアノのための「愛の歌」が人気があります。彼が若かりし頃、ドヴォルジャークの弟子だったわけですが、そのころ登場した蒸気機関車にドヴォルジャークはいたく興味がありました。スチーム・ロコ・マニアのハシリだったんですね。「これこそ人類最大の発明だ」と言って、近くの停車場に蒸気機関車を見に行き、型番をメモするのを日課としていたドヴォルジャークは、ある日忙しかったのでヨセフ・スクにメモを頼みました。ところが機関車の知識がないスクがメモして来たのは炭水車の番号でした。それを見たドヴォルジャークはカンカンになり、オッティリエに「おまえはこんな男と結婚するつもりか」と八つ当たりしたとか(嘱啓成の本より)。
オッティリエとスクが顔を寄せ合ったラブラブの写真が残っていますが、結局結婚してくれたから、孫のスクのヴァイオリン演奏を我々が楽しめるのですね。[合掌]
独奏者としても活躍しましたが、スク・トリオ(日本ではずっとスーク・トリオと言われて来たので私もその方が慣れていますが)を率いて、特にドヴォルジャークのピアノトリオ「ドゥムキー」の演奏は脳裏に染みついています。今は廉価盤になってますが、もちろん超一流の演奏です。
ところで、おじいさんである作曲家ヨセフ・スクの作品としては、いろいろありますが「ヴァイオリンとピアノのための4つの小品」やピアノのための「愛の歌」が人気があります。彼が若かりし頃、ドヴォルジャークの弟子だったわけですが、そのころ登場した蒸気機関車にドヴォルジャークはいたく興味がありました。スチーム・ロコ・マニアのハシリだったんですね。「これこそ人類最大の発明だ」と言って、近くの停車場に蒸気機関車を見に行き、型番をメモするのを日課としていたドヴォルジャークは、ある日忙しかったのでヨセフ・スクにメモを頼みました。ところが機関車の知識がないスクがメモして来たのは炭水車の番号でした。それを見たドヴォルジャークはカンカンになり、オッティリエに「おまえはこんな男と結婚するつもりか」と八つ当たりしたとか(嘱啓成の本より)。
オッティリエとスクが顔を寄せ合ったラブラブの写真が残っていますが、結局結婚してくれたから、孫のスクのヴァイオリン演奏を我々が楽しめるのですね。[合掌]
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