goo blog サービス終了のお知らせ 

詠里庵ぶろぐ

詠里庵

青柳いづみこの

2005-07-16 22:52:33 | コンサート・CD案内
トーク&フィルム門天ライブ2に行ってきました。14時からのマチネと18時からのソワレがありましたがマチネの方です。天才ピアニスト達のDVDと貴重フィルムを中心にときどき演奏を交えてのトークショーでした。会場の門仲天井ホールは客席60ほどのミニホール。スクリーンとSteinwayを備え、フィルム上映+ピアノ演奏というこの催しにはうってつけの会場でした。内容は青柳いづみこの新刊「ピアニストが見たピアニストー名演奏家の秘密とはー」との関連イベントです。紹介されたDVD/フィルム/CDは次の通りです。[ ]内は青柳いづみこの解説と私の感想のごたまぜ。

アルゲリッチ  『水の戯れ』 1976カナダ  DEBC-14817
         [30台の終わり頃。例によって脱力の行き届いた超人的演奏]
リヒテル    『水の戯れ』「鍵盤の巨人達」DEBC-14819 1964年9月26日カナダ
         [上体に力が入り大きく動く演奏。まるでラフマニノフの大曲
          を弾いている風情・にもかかわらず繊細優美な『水の戯れ』]
アルゲリッチ  フィルム「真夜中の対話」(ジョルジュ・ガショ監督)2002年
         [恐らく青柳いづみこの個人的つてによる貴重フィルム。インタ
          ビュー嫌いのアルゲリッチの個人的心理が赤裸々に語られた珍
          しい映像]
        ベートーベン『P協1』 IRCO285
        (1949年ブエノスアイレス・コロン劇場ライブ)
         [7才のときのライブだそうで・・・そんなことがあり得るん
          ですね]
ミケランジェリ スカルラッティ『ソナタロ短調』1949年イタリア
        「アート・オブ・ピアノ」PBS-90031
         [きてる演奏です。凄い]
        リスト『P協1』第1楽章より AUR183-2
         1939年7月8日ジュネーヴ国際コンクールでのライブ
        『水の反映』1962年スタジオ録画
         [けっこう一音一音明瞭に弾いてます]
        『亜麻色の髪の乙女』CXCO1119-20
         1993年5月7日ハンブルクでの最後のリサイタル・ライブ
         [歌っています。グレン・グールドみたいに]
フランソワ   『スカルボ』CAS7 62951 2B
         1947年9月24日サル・アルベールでの録音
         [凄い名演。ラベルは演奏家の個性が出にくい音楽ですが、フラ
          ンソワにかかると何でも自分の音楽にしてしまいます。それに
          しても最初の6小節が抜けています!]
        フランソワ『黒魔術第2番』SPCD1861
         1955年8月7日ヴィシー音楽祭でのライブ
         [これは面白い曲。技巧的には相当難しそう]
        フィルム「魅惑のピアノ」(マクシミリアン・フランソワ監督)
         庭に置いたピアノで『ミンストレル』
         [フランソワ節ですね]
         ジャズバーで『パスピエ』
         [目前でみるフランソワの演奏をみつめる黒人ジャズピアニスト
          の真剣なまなざしがいいですね]
バルビゼ    フェラスとのフランク『ソナタ』第2楽章DVB4904449
         1963年1月29日のテレビ映像
         [カラヤンに抜擢されたフェラスはいまいちだと思っていました
          が、バルビゼとこんなに息の合うすばらしいコンビを組んでい
          たとは知りませんでした。二人とも暗譜で演奏しています。本
          当にピッタリのアンサンブル。フェラスがカラヤンに抜擢され
          てからはこのコンビを組む機会も減ったそうで残念です。この
          頃のバルビゼは生真面目な風貌で、ガハハおじさんになる前の
          ことなんですね。]
        フィルム「マルセイユの音楽家」からジャズ・セッション風景
         1979年7月6~10日マルセイユ音楽院ホールでの録音
         [バルビゼとその同僚がこんなに本格的ジャズメンとは知りませ
          んでした。青柳さんによればバルビゼの若い頃クラシックでは
          食べていけなくてジャズクラブで稼いだそうですが、そこで鍛
          えたんですね。それにしてもこのフィルムは音楽院長バルビゼ
          と仲間の教授達という、およそジャズメンらしからぬ風情なの
          が面白いです。熟年バルビゼのガハハおじさんぶりも健在]
ハイドシェック 「アート・オブ・ピアノ」コルトーのレッスン風景1953年
        『グラナダの夕』DD 969 195
         [コルトー直弟子だからドビュッシーの孫弟子のようなもので、
          青柳さんによれば次のドビュッシー自身の演奏に近いというこ
          とです。]
        ドビュッシー自身が弾く『グラナダの夕』DSPRCD 001
         [時間がなかったのか青柳さんは言ってませんでしたが、これは
          ロール式自動演奏ピアノによる再生音を録音したものですね。
          同じシリーズでよれよれした『雪は踊っている』を聞いたこと
          がありますが、この『グラナダの夕』は玄人ピアニスト的演奏
          です]
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ファジル・サイ | トップ | 今週の一曲 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

コンサート・CD案内」カテゴリの最新記事