トーク&フィルム門天ライブ2に行ってきました。14時からのマチネと18時からのソワレがありましたがマチネの方です。天才ピアニスト達のDVDと貴重フィルムを中心にときどき演奏を交えてのトークショーでした。会場の門仲天井ホールは客席60ほどのミニホール。スクリーンとSteinwayを備え、フィルム上映+ピアノ演奏というこの催しにはうってつけの会場でした。内容は青柳いづみこの新刊「ピアニストが見たピアニストー名演奏家の秘密とはー」との関連イベントです。紹介されたDVD/フィルム/CDは次の通りです。[ ]内は青柳いづみこの解説と私の感想のごたまぜ。
アルゲリッチ 『水の戯れ』 1976カナダ DEBC-14817
[30台の終わり頃。例によって脱力の行き届いた超人的演奏]
リヒテル 『水の戯れ』「鍵盤の巨人達」DEBC-14819 1964年9月26日カナダ
[上体に力が入り大きく動く演奏。まるでラフマニノフの大曲
を弾いている風情・にもかかわらず繊細優美な『水の戯れ』]
アルゲリッチ フィルム「真夜中の対話」(ジョルジュ・ガショ監督)2002年
[恐らく青柳いづみこの個人的つてによる貴重フィルム。インタ
ビュー嫌いのアルゲリッチの個人的心理が赤裸々に語られた珍
しい映像]
ベートーベン『P協1』 IRCO285
(1949年ブエノスアイレス・コロン劇場ライブ)
[7才のときのライブだそうで・・・そんなことがあり得るん
ですね]
ミケランジェリ スカルラッティ『ソナタロ短調』1949年イタリア
「アート・オブ・ピアノ」PBS-90031
[きてる演奏です。凄い]
リスト『P協1』第1楽章より AUR183-2
1939年7月8日ジュネーヴ国際コンクールでのライブ
『水の反映』1962年スタジオ録画
[けっこう一音一音明瞭に弾いてます]
『亜麻色の髪の乙女』CXCO1119-20
1993年5月7日ハンブルクでの最後のリサイタル・ライブ
[歌っています。グレン・グールドみたいに]
フランソワ 『スカルボ』CAS7 62951 2B
1947年9月24日サル・アルベールでの録音
[凄い名演。ラベルは演奏家の個性が出にくい音楽ですが、フラ
ンソワにかかると何でも自分の音楽にしてしまいます。それに
しても最初の6小節が抜けています!]
フランソワ『黒魔術第2番』SPCD1861
1955年8月7日ヴィシー音楽祭でのライブ
[これは面白い曲。技巧的には相当難しそう]
フィルム「魅惑のピアノ」(マクシミリアン・フランソワ監督)
庭に置いたピアノで『ミンストレル』
[フランソワ節ですね]
ジャズバーで『パスピエ』
[目前でみるフランソワの演奏をみつめる黒人ジャズピアニスト
の真剣なまなざしがいいですね]
バルビゼ フェラスとのフランク『ソナタ』第2楽章DVB4904449
1963年1月29日のテレビ映像
[カラヤンに抜擢されたフェラスはいまいちだと思っていました
が、バルビゼとこんなに息の合うすばらしいコンビを組んでい
たとは知りませんでした。二人とも暗譜で演奏しています。本
当にピッタリのアンサンブル。フェラスがカラヤンに抜擢され
てからはこのコンビを組む機会も減ったそうで残念です。この
頃のバルビゼは生真面目な風貌で、ガハハおじさんになる前の
ことなんですね。]
フィルム「マルセイユの音楽家」からジャズ・セッション風景
1979年7月6~10日マルセイユ音楽院ホールでの録音
[バルビゼとその同僚がこんなに本格的ジャズメンとは知りませ
んでした。青柳さんによればバルビゼの若い頃クラシックでは
食べていけなくてジャズクラブで稼いだそうですが、そこで鍛
えたんですね。それにしてもこのフィルムは音楽院長バルビゼ
と仲間の教授達という、およそジャズメンらしからぬ風情なの
が面白いです。熟年バルビゼのガハハおじさんぶりも健在]
ハイドシェック 「アート・オブ・ピアノ」コルトーのレッスン風景1953年
『グラナダの夕』DD 969 195
[コルトー直弟子だからドビュッシーの孫弟子のようなもので、
青柳さんによれば次のドビュッシー自身の演奏に近いというこ
とです。]
ドビュッシー自身が弾く『グラナダの夕』DSPRCD 001
[時間がなかったのか青柳さんは言ってませんでしたが、これは
ロール式自動演奏ピアノによる再生音を録音したものですね。
同じシリーズでよれよれした『雪は踊っている』を聞いたこと
がありますが、この『グラナダの夕』は玄人ピアニスト的演奏
です]
アルゲリッチ 『水の戯れ』 1976カナダ DEBC-14817
[30台の終わり頃。例によって脱力の行き届いた超人的演奏]
リヒテル 『水の戯れ』「鍵盤の巨人達」DEBC-14819 1964年9月26日カナダ
[上体に力が入り大きく動く演奏。まるでラフマニノフの大曲
を弾いている風情・にもかかわらず繊細優美な『水の戯れ』]
アルゲリッチ フィルム「真夜中の対話」(ジョルジュ・ガショ監督)2002年
[恐らく青柳いづみこの個人的つてによる貴重フィルム。インタ
ビュー嫌いのアルゲリッチの個人的心理が赤裸々に語られた珍
しい映像]
ベートーベン『P協1』 IRCO285
(1949年ブエノスアイレス・コロン劇場ライブ)
[7才のときのライブだそうで・・・そんなことがあり得るん
ですね]
ミケランジェリ スカルラッティ『ソナタロ短調』1949年イタリア
「アート・オブ・ピアノ」PBS-90031
[きてる演奏です。凄い]
リスト『P協1』第1楽章より AUR183-2
1939年7月8日ジュネーヴ国際コンクールでのライブ
『水の反映』1962年スタジオ録画
[けっこう一音一音明瞭に弾いてます]
『亜麻色の髪の乙女』CXCO1119-20
1993年5月7日ハンブルクでの最後のリサイタル・ライブ
[歌っています。グレン・グールドみたいに]
フランソワ 『スカルボ』CAS7 62951 2B
1947年9月24日サル・アルベールでの録音
[凄い名演。ラベルは演奏家の個性が出にくい音楽ですが、フラ
ンソワにかかると何でも自分の音楽にしてしまいます。それに
しても最初の6小節が抜けています!]
フランソワ『黒魔術第2番』SPCD1861
1955年8月7日ヴィシー音楽祭でのライブ
[これは面白い曲。技巧的には相当難しそう]
フィルム「魅惑のピアノ」(マクシミリアン・フランソワ監督)
庭に置いたピアノで『ミンストレル』
[フランソワ節ですね]
ジャズバーで『パスピエ』
[目前でみるフランソワの演奏をみつめる黒人ジャズピアニスト
の真剣なまなざしがいいですね]
バルビゼ フェラスとのフランク『ソナタ』第2楽章DVB4904449
1963年1月29日のテレビ映像
[カラヤンに抜擢されたフェラスはいまいちだと思っていました
が、バルビゼとこんなに息の合うすばらしいコンビを組んでい
たとは知りませんでした。二人とも暗譜で演奏しています。本
当にピッタリのアンサンブル。フェラスがカラヤンに抜擢され
てからはこのコンビを組む機会も減ったそうで残念です。この
頃のバルビゼは生真面目な風貌で、ガハハおじさんになる前の
ことなんですね。]
フィルム「マルセイユの音楽家」からジャズ・セッション風景
1979年7月6~10日マルセイユ音楽院ホールでの録音
[バルビゼとその同僚がこんなに本格的ジャズメンとは知りませ
んでした。青柳さんによればバルビゼの若い頃クラシックでは
食べていけなくてジャズクラブで稼いだそうですが、そこで鍛
えたんですね。それにしてもこのフィルムは音楽院長バルビゼ
と仲間の教授達という、およそジャズメンらしからぬ風情なの
が面白いです。熟年バルビゼのガハハおじさんぶりも健在]
ハイドシェック 「アート・オブ・ピアノ」コルトーのレッスン風景1953年
『グラナダの夕』DD 969 195
[コルトー直弟子だからドビュッシーの孫弟子のようなもので、
青柳さんによれば次のドビュッシー自身の演奏に近いというこ
とです。]
ドビュッシー自身が弾く『グラナダの夕』DSPRCD 001
[時間がなかったのか青柳さんは言ってませんでしたが、これは
ロール式自動演奏ピアノによる再生音を録音したものですね。
同じシリーズでよれよれした『雪は踊っている』を聞いたこと
がありますが、この『グラナダの夕』は玄人ピアニスト的演奏
です]
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