最速英会話学習・話せるための英会話学習法プロ英語教師への道・養成講座

英語教育は英語の発想を学ばせるものです。1年で完了形まで身につく学習法を展開します。

構文主義は読解教育のためのもの

2009年11月16日 | ひとまとまりの行為・状態論

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[お知らせ]
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また各種「「コミニカ中学英語基礎編」も同様です。

詳細 「自由に英語が話せるためのたったこれだけ英文法

[今日の学習]

いくら英会話学習を続けても、なかなか自由な会話ができない。
でもこの「コミニカ中学英語基礎編」で育ったものは、学習時間に応じてどんどん語彙を定着・蓄積していき、自由な英会話ができるようになる。
どうしてそうなのか。それは中1配当の始めから補語や動詞フレーズを意味あるものとしてとらえることができるからです。
意味あるワンフレーズ表現をどのようにして展開していけるか、これが絶対に欠かせないことばとしての学習です。

これはこのブログでも紹介しているように、「コミニカ英作法」ではファンクションフレーズと動詞(補語)フレーズの組み合わせで英文を生産するという、世界中で英語学習をしている人たちが「当たり前」としているメソッドです。

「コミニカ英作法」
1. 私は、(ふだん)刺身を食べています。
<~は ドウする文>
① 私は       ⇨ I
② 刺身を食べる   ⇨ eat sliced raw fish
(完成文) ⇨ I eat sliced raw fish.

2. 私は、(今)刺身を食べています。
<~は ドンナだ文>
① 私は ~いる    ⇨ I am
② 刺身を食べながら  ⇨ eating sliced raw fish
(完成文) ⇨ I am eating sliced raw fish.

3. 私は、刺身を食べるのが好きです。
<~は ドウする文>
① 私は ~好きだ    ⇨ I like
② 刺身を食べること  ⇨ eating sliced raw fish
(完成文) ⇨ I like eating sliced raw fish.

4. 私は、刺身を食べたい。
<~は ドウする文>
① 私は ~したい   ⇨ I want to
② 刺身を食べること  ⇨ eat sliced raw fish
(完成文) ⇨ I want to eat sliced raw fish.

このように中1配当の始めから、動詞フレーズをひとまとまりのものとしてとらえる学習をするから、このeat sliced raw fishが他の動詞フレーズに変わってもどんどん英作をこなせるし、しかも英語をことばとしておぼえていくことができるのです。

しかもそれが「目に見える」問題形式となっているので、いつの間にかそのしくみ、回路が備わっていくことになります。

以下は私が2003年に著した本からの記事の転載です。

  「ムリなく話せる イメトレ英語学習法」日本実業出版社
   中嶋太一郎著

ちなみにこの本は絶版となっていますが、一時は中古本市場(アマゾン)で5,000円以上の値段で売買されていたことがあり、これは私のちょっとした自慢です。原価は1,600円でした。

また自慢ついでに言えば、私が今まで書いた本の内、4冊が韓国や台湾で翻訳され、販売されていたことです。

Coffee Room
  7. 「ボックス型」思考のワナ


Kenny: 中嶋さん、よく生徒たちが、構文といったことばを使っていますが、これは何のことですか?

中嶋: 日本の英語教育というは、基本的に「文法、構文、熟語、単語をキー(手がかり)として、英文を読解する」というものなんだ。英会話教育が大切だなどと言われているが、なんだかんだと言ってもこれがわが国の英語教育の主流だ。

その内、構文主義というのは、一定のしくみを持ち共通するパターンの文に注目したものだ。一種の読解のためのパターンプラクティスというもので、わが国の伝統的訳読法の手法の一つだ。

この学習法では定規のような役目をする構文をいくつ覚えるかがポイントになって、多く覚えたものが勝ちとなる。これを覚えていたら、すぐに英文を日本語に転換できるからね、そこで高校や大学入試のための必修500構文、TOEIC試験のための必修300構文、あるいはなぜか日常会話必修構文200などのタイトルの本が本屋に並ぶことになる。

ところがこのこの構文主義には大きな欠陥があることにみんな気づいていない。それは「ボックス型思考」に陥ってしまうということなんだ。

Kenny: 「ボックス型思考」って、何なの?

中嶋: 英文は書かれた順、あるいは話された順に意味をとらえていく必要があるのは当たり前だろう。また逆に自分が話す場合でもまったく同じだ。それなのに、まず構文を思い浮かべてその中の単語を入れ換えて話そうとしたのでは、英語は自由に話せない。

Kenny: そうか、だから生徒たちが何かを話そうとする場合、何かもぐもぐ言ってから、話そうとするんだね。これは構文を思い浮かべ、単語を入れ換える作業をしてるんだね。

中嶋:たとえば、英文を読んだり耳にする場合、He is tryingとなっていたら、「ああ、彼は試みて(トライして)いるんだ」とまず理解し、次に「何を?」とらえようとするのが当たり前のことだよ。しかしそれを最後まで読んだり聞いてから、「ああ、これはbe trying to+不定詞か」と解明して意味をとらえるのは遅すぎるし、それは日本語の発想で英語をとらえようとしていることだ。

  He is trying to eat sliced raw fish.
  彼は~しようとしている 刺身を食べること

Kenny: そもそも「to+動詞の原形が、to不定詞だ」と理解してそれがどれだけ役に立つか、私にはわからないよ。つまりtry to+不定詞の構文というのは、書かれた英文を読解するための手段なんだね。

中嶋:その手段を「英語を話す」という場面に使おうとするわけだよ。
この場合、大切なのはeat sliced raw fish という動詞フレーズをイメージとして頭に思い浮かべ、まずHe is trying toと口に出し、eat sliced raw fishを続けることなんだ。この英語の発想をどのようにして身につけるか、これが英会話学習なんだ。もちろんこの本がそれを意図して書こうとしてるんだけどね。

例えば、外国の人に刺身を勧める場合、まずは (1) のような、動詞フレーズだけの直接的な表現ができるのが基本だ。それを元にして、(2) 以下の場面や状況に応じた表現を身につけていくステップが大切だと思うよ。

  (1) Eat sliced raw fish. 刺身を食べなさいよ
  (2) Try to eat sliced raw fish. 食べてみなさいよ
  (3) Did you eat sliced raw fish? 食べましたか?
  (4) Have you ever eaten sliced raw fish? 食べたことがありますか?
  (5) Will you eat sliced raw fish? 食べてみませんか?
  (6) Will you try to eat sliced raw fish?  食べてみたら?
  (7) Did you try to eat sliced raw fish? 食べてみた?
  (8 You should try to eat sliced raw fish. 食べようとすべきだよ

ワンフレーズ表現である動詞フレーズを元にしてどれだけ表現展開していけるか、これが「コミニカ中学英語基礎編」の編集基本方針です。

現在、先進的な塾やフリースクールにこの教材が導入されたり、英会話学習者が購入されているのは、日本で始めての世界水準の英会話学習法を展開しているからです。

いったんその「英語の枠組み」を身につけたら、どんなフレーズもその枠組みで展開できることになります。これが英語脳の構築です。
これが社会人になれば、動詞フレーズが社会人に必要なフレーズを覚えなければなりませんが、その土台は中学英語で作られるということです。

ファンクションメソッドによる市販の本も、あるいはすべての教材がファンクションフレーズと動詞(補語)フレーズの二色刷りになっているのは、そんな英語発想を身につけていただきたいからです。

やはり一日一日、プリントをこなすことでできるようになるのです。
英語の回路はこのようにして着実に生徒たちの頭に仕組まれていくことになります。
   
○ファンクションメソッド英語研究会では以下のような動詞フレーズに特化した教材を販売しています。

ぜひ、サンブルをご覧ください。PDFです。

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コミニカ英語教材<基礎編>●3ヶ月で、英語・英会話の土台の再構築が可能
 英会話とは英作の連続だ!

<「コミニカ中学英語基礎編>」で学習している人たちの声>
 ○ この教材でなら話せるようになると思う。希望が湧いて来た。
 ○ こんな教材の出現を待ち望んでいた。親子でやっています。
 ○ 初学者も再学習者も、楽しく学べて確かに英語が言葉として身につく
 ○ すごい学習法の発明だ。目から鱗が落ちた。
 ○ 日本語の発想を生かして英作するから、誰でもできる。




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