2006年09月19日にタイで軍事クーデターが起こった。タクシン前首相がタイ国軍の幹部を自分の息のかかった人物に置き換えていったことに対する危機感がプレム元首相(現枢密院議長)にあって,タクシン氏私邸の近くで爆発物を積んだ車が発見され,「暗殺未遂」として軍人らが逮捕される事件に及び,罠に陥れられる前にプレム派(軍主流派)が反撃に出たものとされる。
2007年7月22日,タイの首都バンコクにあるプレム枢密院議長宅の前で,前年9月の軍事クーデターで首相の座を追われたタクシン氏の支持者やクーデターに反対するデモ隊の数千人と警備に当たっていた警官隊とが衝突した。王宮前広場に集まっていた反政府集会の参加者のおよそ半数が議長宅前までデモを展開し,議長が辞任するまで座り込むと宣言したのに対し,警官隊が強制排除に乗り出し,多数の負傷者を出した。
タイが揺れています。タイに関するニュースから目が離せません。タイに直接の利害関係があるわけではありませんが,私たちが安全に旅を楽しめる「観光地」であって欲しいものです。
チェンマイを旅行先の候補に挙げてもいたのですが,タクシン前首相の出身地であるということから,事件が起こることの不安から外しました。バンコクも不穏です。このようなことで,他国の政治に関心を深めなければならないのも不幸です。
再度,タイに微笑みと平穏を!
関連記事 「タイの危険情報」,「タイに微笑みと平穏を!」,「高まるタイのリスク」
(この項 健人のパパ)
| Trackback ( 0 )
|
|