ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

2019年1月~7月に読んだ本

2019-07-19 14:02:49 | 読みモノ

カメラを新しくしました。IXYからPower Shotの一番安いやつに。さっき、wifiで画像をパソコンに取り込む設定を苦労して成功させ、上の画像は新しいカメラのもの。

 

で、例によって読んだ本の忘備録です。

(前回分を読み返さずにこの前図書館から同じ本をまた借りてしまった。注意!)

「法人類学者デイヴィッド・ハンター」(サイモン・ベケット)法人類学者って初めて聞いた。検視官と同じような意味かと思ったけど、もっと広い視野で死体の検分にあたるらしい。

「骨と翅」(  〃 )シリーズ第2弾。イギリス北部の孤島とくれば、ぽてちの大好物。雰囲気も味わいながら読みました。

「骨の刻印」(  〃 )シリーズ第3弾。アメリカの「死体農場」へ行くんだけど、パトリシア・コーンウェルを思い出しました。スカーペッタの。

 

「冬の灯台が語るとき」(ヨハン・テリオン)

「赤く微笑む春」( 〃 )

「夏に凍える舟」( 〃 )「黄昏に眠る秋」と合わせて四部作ですよね。これも北欧の島が舞台。ぽてちは島ずきなのかも。

             たしか4作ともゆるーくつながっていて、老(元)船長イェルロフは毎回登場するんだった。これも雰囲気良し!

 

「死のドレスを花嫁に」(ピエール・ルメートル)いつものようにグロい表現でした。復讐物といっていいと思います。おもしろかった。

 

「不眠症」(スティーヴン・キング)睡眠時間が日に日に短くなっていく老人。そしてお約束の「邪悪」との闘い。キングらしい作品。

「ドクター・スリープ」 ( 〃 )「シャイニング」の30年後を描く続編。やっぱり「邪悪」との闘い。

 

「ピクニック・アット・ハンギングロック」(ジョーン・リンジー)カルト的人気の映画の原作らしい。映画の画像を見た限りではゴスロリっぽい感じです。

             少女が集団でいなくなってしまうお話で、ラストになっても解決しないのでそれが我慢できる人向き。

 

「ありふれた祈り」(ウィリアム・ケント・クルーガー)こちらの事件は解決しますが、なんとも切ない終わり方。古き良きアメリカが舞台です。

 

「乗客ナンバー23の消失」(セバスチャン・フィツェック)ドイツ人作家です。豪華客船内での数々の事件。ぽてち的にはイマイチでした。

 

「生贄の木」(キャロル・オコンネル)マロリーのシリーズも何作目になるだろう。さすがにちょっと飽きてきたかなぁ。

 

「凍」(トーマス・ベルンムルト)最後まで読んだか、記憶にない…。読みにくかった記憶はあります。

 

「ピアノ・レッスン」(アリス・マンロー)カナダのノーベル賞作家アリス・マンローの短篇集。短編なので、読みやすい。おもしろかった。

 

「笑う警官」(マイ・シェーヴァル ペール・ヴァールー)1968年に発行されていたんですね。でも優れたミステリーの典型で、古びていない。名作です。

 

「南蛮のみちⅡ」(司馬遼太郎)これはポルトガル旅行中に現地で読みました。紀行文的なものを現地で読むほど幸せなことはない。

 

「心霊電流」(スティーヴン・キング)最後まで引っ張られた割にはエンディングがあっけなかったなぁ。次作に期待。

 

「鐘は歌う」(アンナ・スメイル)

「図書館島」(ソフィア・サマター)この2作はファンタジーです。挑戦しましたが、ぽてちにはちょっと無理(年齢的なもの?)だとわかりました。

 

「父と私の桜尾通り商店街」(今村夏子)やっぱり芥川賞とりましたね。コワいんです。日常を描きながら。独特の世界観。

 

「庭」(小山田浩子)この作家も独特なんだけど、ちょっと読みやすくなりましたね。

 

「モノ食う人々」(辺見庸)旅行に持っていって読んだ。クロアチアの内戦の話が興味深かった。今でこそ観光大国ですが、そういう過去があったんですね。

 

「薔薇の名前」上下(ウンベルト・エーコ)今年のベストに入りそう。かなり古い作品ですが、初めて読んで、すっかりハマりました。keepaのアプリを使って安くなった時をはずさず、

       Amazonで上下巻、買いました。ミステリー、歴史小説、宗教本、いろんな要素が詰まっていて、解説本が多数でているのもうなずける。手元に置いて、じっくり再読したい。

「プラハの墓地」 ( 〃 )

「フーコーの振り子」 ( 〃 )この2冊は難解すぎて途中でドロップアウトしました。

 

「暗幕のゲルニカ」(原田マハ)この作家は「ジヴェルニーの食卓」が良かった。モネの家を訪れたくなった。こちらの作品は、まずまず。

 

「その姿の消し方」(堀江敏幸)いつものように、私小説風、実はよく計算された小説。上手いです。

 

「イタリアン・シューズ」(ヘニング・マンケル)自ら発病する前に書いたのかな。死について考えていたことがわかります。しかし、北欧の作品を読んでいて、(ドラマでもそうだが)

         おそろしいくらい気分屋の人が多いですね。なんでだろう。日本人には理解できない。

 

「めぐらし屋」(堀江敏幸)図書館の本が来るまでのつなぎとして、家にあるこの本を読みましたが、やっぱり長く取っておいて良かった。

       文章上手すぎ。ずっと読んでいたいんだよねー。心地よくて。

 

ここまで書いてきて、個々の本の内容をほとんど覚えていないことにいつもながらがっかりするぽてちです。

Amazonで調べても、個人の感想を見ても、ちゃんと思い出せるのは半分くらい?悲しい。

これからはもうちょっと頻繁に(月一くらい?)ブログで取り上げようかな。

 

 


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2 コメント

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新しい画像 (ひろ)
2019-07-21 15:19:15
きれいですね。そう思って見るからなのかもしれませんが(笑)
「薔薇の名前」って一時期すごく取りざたされてましたよね。映画もテレビでちらっと見たような。ほとんど画面が暗くてよくわからず、入り込めなかった。残念、もっと真剣に観るべきでした。
まだ、クリスティーをゆっくり読んでいますが、テレビで読んだ作品がドラマ化されても、すっかり忘れてドキドキしながら観てしまう。てへ。
イギリスのドラマは (ぽてち)
2019-07-21 18:17:25
派手さはないけど、ディテールが素晴らしいですよね。

ファッション、インテリア、街並み…そっちに目を奪われてなかなかストーリーが頭に入って来なかったりします。

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