ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

今年読んだ本5

2016-07-26 11:30:44 | 読みモノ

やっと7月分に入りました。

36.「大きな鳥にさらわれないよう」川上弘美 おそらくこのままだと人類はほぼ滅亡するだろうと思っているので、ありえる話として

読めました。想像力のない人に未来はない。星3個

37.「三の隣は五号室」長嶋有 あるアパートの一室に住んでは出て行った人々を、半世紀にわたって描いた話。昭和な話題が懐かしい。

ソケットとか、ポップアップトースターとかね。あと、かぜ薬のくだりがぽてちにはツボでした。星3個

38.「氷の天使」キャロル・オコンネル 「クリスマスに少女は還る」が良かったので、この作家のシリーズものを読んでみることにしました。

これも数少ない購入した本。(というか、図書館になかった)ニューヨーク市警のキャシー・マロリーが主人公。不幸な出自で人の感情があまり読めず、

クールな美貌の持ち主。キレ者。と、今Gyaoで配信している「ブリッジ」の主人公に似てますな。こういう人、好きです。星3個

39.「アマンダの影」キャロル・オコンネル シリーズ第2弾。キャシーの過去が明らかになってきます。ストーリー的にもまずまずだったので、

このシリーズ、読んでいくことにする。星2個

40.「バラカ」桐野夏生 昨日、読み終わった小説!ついにここまで来ました。さすが桐野夏生。大好きな作家です。原発事故(より深刻に描かれている)、

移民問題(ヨーロッパでの対岸の火事ではなくなる事態もありうると思う)、養子という名の人身売買。やっぱり想像力だなぁ。ぽてちはこういう事態

(東京に住めなくなるくらいのもっとひどい原発事故)もありうると思っています。そして、様々なワルの中でも際立っている、川島の描き方。悪魔ですな。

スティーブン・キングの小説を思い出しました。そして外見は「ワンス・アポン・ア・タイム」のルンペルシュテルツキン!ピッタリ。

自分はバラカを全力で守ってやれるだろうか。自問しました。星3個

 

そしてこれから読むのは「ファイアーウォール」。ヘニング・マンケルの刑事ヴァランダー・シリーズです。このシリーズはずっと読んでます。

北欧ミステリー。これも読んでると「ブリッジ」とダブッてきます。さてどんな話かな。

 

 

 


今年読んだ本4

2016-07-25 11:54:24 | 読みモノ

買い物の方の記事がアップできないので、画像だけ。モノプリエコバッグ第2、3弾。掃除道具柄(ユニークだ)とヒョウ柄(初めて)。

実物はもっときれいなブルーです。なかなかない柄ですよね。

見ようによっては大阪のおばちゃんにもかわいらしくも見える柄。かわいく見えるように努力します。

 

さて、本の続き。6月に入りました。

30.「この女」森絵都 大阪の釜ヶ崎が舞台。こういうところなんだ。勉強になった。星2個

31.「炎の塔」五十嵐貴久 超高層ビルの火災の話なんだけど、どうもよく覚えてない。アマゾンの書評読んでも、

全然よみがえってこない。残念。星1個

32.「影を買う店」皆川博子 この作家は初めて。今年86歳とか。短編集ですが、シュールなお話が多かった。星1個

33.「開かせていただき光栄です」皆川博子 舞台は18世紀のロンドン。しかも解剖教室。アンティークを扱う者として、

実に興味深く読みました。星3個

34.「アルモニカ・ディアボリカ」皆川博子 「開かせて~」の続編。これも当時のイギリスのありさまが生き生きと描かれていて、

興味が尽きませんでした。星3個

35.「クリスマスに少女は還る」キャロル・オコンネル 図書館から本がなかなか来なくて、しかたなく以前読んだウチの本を読む。

うん、2度読んでも面白い。ラストが感動的なのよね。星3個

 

さぁ、ここから7月分。一気に行きたいところだが、今週はドラマを8本見なければならないので、(ちなみにGyaoの「ブリッジ2」「ヘイヴン」

Dlifeの「マーベル・エイジェント・オブ・シールド」)今日のところはこれで。


今年読んだ本3

2016-07-22 13:29:15 | 読みモノ

今回で終わらせるつもりでどんどん行きます。

20.「森は知っている」吉田修一 あれ、この作家はこんなエンターテインメントを書くんだっけ?いや面白い。

産業スパイものです。これはいかにしてスパイになったか、編なので、前作(前に発表された作)を読まねば、ね。星3個

21.「その姿の消し方」堀江敏幸 もう、この作家の文章の上手さは、あざといほどですね。多分、他の作家に

嫉妬されてると思います。星2個

22.「太陽は動かない」吉田修一 こちらがスパイ本編。最近の産業スパイ事情(?)がよくわかりました。星3個

23.「満願」米澤穂信 勝手に石持 浅海と勘違いして読んでいて、途中で、あれ、こんなに文が上手かったっけ?(失礼)と

思って調べたら、「インシテミル」の作家だとわかりました。短編集で、どれも引き込まれました。星3個

24.「悲しみのイレーヌ」ピエール・ルメートル フランスの作家。残虐な犯罪ですが、トリックには驚かされます。星2個

25.「雪沼とその周辺」堀江敏幸 アマゾンで単行本で購入。だって200円ちょっとで買えますからね。秀逸な文章と構成力。星2個

26.「リカーシブル」米澤穂信 女子中学生が主人公。今どきの中学生って、こんなに周りに気を遣うの?大変だぁ。星1個

27.「その女アレックス」ピエール・ルメートル 「悲しみの~」の後に読むことをおすすめします。誘拐された女性の話かと思いきや、

被害者が加害者に…という、手の込んだ構成で楽しめます。星3個

28.「儚い羊たちの祝祭」米澤穂信 最後にびっくりしてしまう、ホラー的ミステリー。短編集なので、読みやすいです。星3個

29.「王とサーカス」米澤穂信 女性ジャーナリストがネパールで犯罪に巻き込まれます。異世界を経験してみたい人におすすめ、かな。星2個

 

…と書いてきて、やっぱりダメです。まだまだ出てきます。

画像も出せなくて申し訳ない。あと10冊以上の分は、また次回。


今年読んだ本2

2016-07-21 13:09:49 | 読みモノ

図らずも2回目です。

11.「暮れていく愛」鹿島田真希 夫のしてほしいことを先回りしてどんどんやってしまう妻がでてきたことは覚えている。星1個(唐突ですが)

12.「小松とうさちゃん」絲山秋子 うさちゃんとはうさぎのことではないです。宇佐美というおじさんのあだ名。「見舞い屋」という

商売が興味深かった。おもしろかったです。星3個(3点満点で)

13.「冥途めぐり」鹿島田真希 女性にありがちな、気を遣いすぎるタイプ、もしくは先回りしすぎるタイプが多くでてきますね。実はぽてちは

そういう人は苦手。見た目は女、中身は男、みたいな人が好き。いってみれば絲山秋子タイプ。星2個

14.「ガーディアン」石持浅海 自分の身を守ってくれる、ガーディアンという現象が起こる、SFっぽいお話し。星1個

15.「ぼぎわんが、来る」澤村伊智 図書館の予約でかなり待たされました。ホラーです。それ以上でも以下でもなし。星1個

16.「乱鴉の島」有栖川有栖 絶海の孤島で起きる、殺人事件。雰囲気は楽しめた。星2個

17.「なごり歌」朱川湊人 昭和な団地で起こる、ホラーなできごと。なつかしさはあるね。でもぽてちは団地というものがよくわからない。

星2個

18.「闇に香る嘘」下村敦史 残留日本人孤児とか、視覚障害者のこととか、よく書けていると思いました。力作。星3個

19.「生還者」下村敦史 これも登山とミステリーをからませて、読ませてくれました。星2個

 

まぁ、我ながらよく読んでます。まだまだあるんです。書き始めたことをちょっと後悔…。


今年読んだ本

2016-07-20 13:59:18 | 読みモノ

本の感想はずっと書いてないぽてちです。

でも忘備録のため、今年読んだ本を記しておこうと思います。多分大変な作業になるでしょう。

今年からエルメス・ヴィジョンの活用法として日記を書いています。読んだ本も書いておくことにしたのですが、

もれがかなり多そう。

 

1.「国境」…ほら、もう何だったかわからない。アマゾンで調べて思い出しました。黒川博行の「疫病神シリーズ」

北朝鮮の話で、リアルでした。取材したのですかね。「疫病神シリーズ」全部読みました。おもしろかった。

ついでにWOWOWのドラマまで(無料分のみ。もちろん)見てしまった。北村一輝、カッコよすぎ…。

2.「岸辺のヤービ」 梨木香歩 ほらまた、すでにアマゾン首っ引き。この作家は水と縁が深いようで、カヌーのことを書いたノンフィクションが良い。

3.「八つ墓村」横溝正史 なんだかんだ言ってまだ読んでいないのもナニかと。意外に面白いのだよ。

4.「螻蛄」黒川博行 シリーズ。

5.「獄門島」横溝正史 これもまずまず良かった。 

6.「サグラダファミリア」外尾悦郎 写真集。この頃、旅行ガイドも数誌読む。サグラダファミリアではエレベーターに乗れなかったのを

いまだに根に持っている、陰湿なぽてちです。

7.「スペイン旅行記」カレル・チャペック これはスペイン旅行中に読みました。イタリアの時(塩野七生の本)もそうだったけど、

その国について書かれたものをその場で読むと、一段と旅がランクアップしますね。おススメです。

8.「鍵の掛かった男」有栖川有栖 この作家はほぼ初めて。大阪の中之島が舞台なのだけど、どんなところか行ってみたくなりました。

同じく丸福珈琲店という喫茶店にも行ってみたい。

9.「絶叫」葉真中顕 壮絶な女性の話。だった記憶はあるが、最後のどんでん返しが思い出せない。情けなやー。

10.「絶叫城殺人事件」有栖川有栖 えーっと。アマゾンみてもなんだかよく思い出せない。それなり、だったと思う。

とここまで書いて、とても1回では書ききれないことに、今さらながら気づく。大変である。

次回に続く。ちなみに画像は自分で買った本のみ写してみました、

ということはほぼ図書館で借りて読んでいる、ということですね。一体いくら節約しているでしょう。