ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

ガラスの器にハマる

2017-04-13 11:30:03 | 小モノ

寝室の模様替えやら洗面所道具、台所用品の更新やらで、毎日忙しくネット検索しているぽてちです。その様子は少しずつアップしていきます。

 

今回はガラスの器について。

ガラスというと、夏のひやむぎ、そうめんくらいしか使ったことのなかったぽてちです。

とりあえずサラダボウルが欲しいな、と思ってはいました。で、まず出会ったのがこちらの浅鉢。

原 光弘さんの、ゆらり浅鉢。厚手のしっとりしたガラスの感触がやみつきになります。

 

 

ヒトみたいにも見えるサインがすりガラスのように裏に刻んであります。

 

21cmくらいの浅鉢と、15cmくらいのを1枚ずつ買ってみました。大きい方はサラダ用。小さい方は、朝食のちょっとした野菜用。

 

あまりに感触が素敵なので、ヨーグルト用に万華鏡ボウルというのを買いました。

ねじった感じがおもしろい。結構重いです。

 

ヨーグルトもいいけど、果物や酢の物もいいと思う。

 

そうこうしていたら、なんと今月のお試しセットというのが始まって、2個で1個分のお値段だという、同じく万華鏡浅鉢の小が売りに出ていた。

ここまで来たら買うしかないでしょう。で、

2セットお買い上げ。

 

トローンとした形と、つるっとした手触りにぞっこんです。

 

左がゆらり。右が万華鏡。

 

 

上が万華鏡。

 

ガラスの器は、当然ですが中の食品の色がとてもきれいに見えます。

今まで地味な色合いの焼き物に盛っていたおかずが、ビビッドに変わります。これ、いいかもね。

特にこれからの季節は映えることでしょう。割らないように気をつける、ぽてちです。

 


二度目のプラハ、ウィーン、ブダペスト 10(マトリョーシカの追加画像あり)

2017-04-07 20:05:43 | 

さて帰国の日の朝はいつも慌ただしい。でも朝食は絶対に抜かないぽてち。

7時に朝食開始。7時45分にはレセプションで支払い&タクシーを呼んでもらって、出発です。

リスト・フェレンツ空港に到着。思い立って免税品コーナーへ。毎回、ぽてちが大好きな「ジャン・パトゥ」の香水がないか、探すのですが、今回もない。

残念。あったら絶対買うつもり。成田にもパリにもないんだなぁ。代わりにゲランの新発売のモン・ゲランを手首にシュッ。これが失敗だった。帰って2週間経ってもまだ匂う。

それほどの香りでもないし。

 

パリまで2時間半くらい。お飲み物とスナックはお好みで。

 

さぁ、パリ、シャルルドゴールでの乗り継ぎが近づいてきましたよー。前回、全力で走ってやっと間に合った経験から、ちょっとバクバクしてきました。

 

 

かなり前の方の座席だったので(これもスカイプライオリティ効果か?)、降りたのは早かった。どんどん追い抜きつつ進みます。

 

 

まずは乗り継ぎ便のターミナルと搭乗口を確認。真ん中あたり、13時50分発。2EターミナルのK39搭乗口らしい。 

 

どんどん行きますよー。急いでいるので画像もブレます。2EのKを目指します。

 

 

Kの人たちはここで中央の男性職員にチケットを見せなくてはならないようです。渋滞。

 

 

ハイ、出ました。出国審査渋滞。これがなんといっても一番時間を食うところ。三折れくらいの列になってます。今回も20分くらいかかったかな。この時間帯が混むようで、

後ろはあまり並んでいなかった。

 

 

K39ゲートに到着。すぐに搭乗が始まります。出発まで1時間近くあるのに、なぜ?

 

搭乗口からなぜか階段を下りる。

 

 

やっぱりー?バスに乗ります。

 

 

かなり長いこと走ります。倉庫の前みたいなところも通る。シャルルドゴールってどんだけ広いんでしょう。

 

 

やっと飛行機の前に着きました。でも準備が整っていないのか、またもや待たされる。座れてて良かった。画像は一台前のバス。

 

ほぼ定刻で離陸しました。

 

この塩気のきいたクラッカーがシャンパンに合う。

 

エコノミーのメニュー。上のディスプレィで観ている映画は、「君の名は」

 

 

 

やっぱり成田発の方がおいしかった気がした機内食。

日本に近づくにつれ、結構揺れだしましたが、無事、成田到着。東京は意外に寒かった。いつもムンムンしてるのに。

 

それでは主なおみやげです。

プラハ城内のコロス・アルケミストで買った錫製ブックマーク。娘へ。

 

プラハのスター・ビーズで買ったトンボ玉。4,000位したかな。娘へ。

 

ウィーンの定番おみやげ、モーツァルト・クーゲル。いたるところで売られています。味は…それほどでも。

 

ウィーンのユリウス・マインルで買ったワイン。

白が有名なグリューナー・ヴェルトリーナー種。40ユーロ位しました。最初、甘いと感じるのですが、意外にサッパリと飲みやすい。

最近は赤もなかなかということなので、ツヴァイゲルト種を買いました。こちらは9.9ユーロ。まずまずかな。

 

ほんとはジョージジェンセンのバングルが欲しかったが、お店がわからずあきらめたぽてちです。次回に期待します。

 

そうそう、今回、スーツケースが大変なことになりました。

家へ帰って開けようとしたら、カギが壊されていました。二つともです。盗られたものはなかったのですが、開けられないのには往生しました。

結局、ドライバーを無理矢理差し込んで、金づちで打ち込み、壊して開けました。開けたんなら開けっ放しにしておいてほしかった。それとも開けられなかったのか?

ブダペストかパリのどちらかでだと思うのですが、結構壊されるらしいです。そもそもTSAなるカギはアメリカが勝手に決めたもので、ヨーロッパ旅行には必要ない。

職員の盗難がすごく多いらしいです。特にシャルルドゴールが。みんな合鍵を持ってるんだから、当然といえば当然。そんなの、防犯カメラをつけるだけで防げるのでは?

ぽてち達のスーツケースは何回も使っていて、まぁ、壊れても良かったが、これが旅行中だったらと思うとゾッとします。

荷物を受け取ったら、必ずその場でカギをチェックしないとダメですね。

 

それにしても日本で売ってるスーツケースは全部TSA方式のカギです。アメリカに行くつもりはないんだけど…。強固な日米同盟のせいなのか?「TSAが付いているので安全です」

みたいな宣伝文句を見ると、ムカッとするぽてちです。スーツケースは高級品にしないに限る。

 

最後が良くなかった今回の旅。スーツケースのカギや、タクシーなど、次回の教訓にはなった。

中欧3か国、なかなかいいです。ぽてちはやっぱりプラハだな。1週間くらいいても飽きないような気がする。まだまだ行ってみたいところがあります。

 

そうそう、昨日、エールフランスのマイルを確認してて発見したのですが、有効期限が20か月から24か月に変わっていて、快哉を叫んだぽてちです。

20か月だと一回別のアライアンスに乗ってしまうと、期限が切れてしまいます(ぽてちのように年に一度、同じ時期に旅行に行く場合)。

でも24か月だと、2019年の3月31日までなので、ぎりぎり期限内に乗れることになります。

しかも、24か月の適用は3月16日以降の搭乗分からだったようなので、こちらもぎりぎりでした。早く行かないでよかった。 

 

それもふまえて、次回の旅を模索するぽてちです。

旅行記終わり。

 

と思ったら、マトリョーシカの画像を忘れておりましたので、追加します。

ブダペストの中央市場で買いました。7ピースです。ちょっとずつ違っていますね。一番ちっちゃいのは赤ちゃんかな。

別の種類ので、開けていくごとにお話仕立て(童話)になっているものが興味深かった。今回はオーソドックスなのにしましたよ。娘へ送りました。

 

 

 


二度目のプラハ、ウィーン、ブダペスト 9

2017-04-05 11:14:04 | 

今回の旅行も最終日。明日は出発。終わってみると短かったな。

今日は朝早くから中央市場へ行きます。

 

その前に腹ごしらえ。このホテルでは卵料理を作ってくれます。オムレツとかスクランブルエッグとか。この後、注文しました。

ホテルの朝食って、大体どこも一緒ですね。コーヒーを入れてくれたり、オムレツ作ってくれたりするくらいで。

でもブダペストで前回泊ったホテル(カールトン)は名産のパプリカが何種類も用意してあり、工夫されているな、と感心しました。

 

ホテル前にトラムが通っていて、ほんとに便利だった。

 

 

 

まずはくさり橋へ。4年前、朝早くに訪れ、「ついに初めてヨーロッパに来たどー!」と感動した橋。威容は変わらず。

 

 

橋の上からブダ側を見ると王宮が見えます。

 

ペスト側にはフォーシーズンズホテル。宮殿みたい。

 

トラムを乗り継ぎ、市場に到着。

ジャーン、これが市場なんですよ。びっくりな建物でしょう。やっぱり屋根はジョルナイ製。

 

広ーい。

 

 

様々なパプリカ始め、見たことのないような野菜や果物も。市場って楽しいです。実はおみやげ用のマトリョーシカを買いに来たのです。

おみやげは旅行記の最後に載せますのでご覧ください。

 

またトラムに乗り、国会議事堂へ。

裏から見ても豪華です。以前にはなかった、ビジターセンターから入ります。クロークまでできていました。英語のガイドツアーです。

そういえば日本語のツアーも見かけました。うらやましかった。オプショナルツアーかな。

 

 果てしなく続くように見える階段。

 

 

ゴールドに輝く議場。

二度目でもやっぱりびっくりします。

 

 

外に出て移動する間、銃弾の跡が残る建物がありました。

この辺は、ハンガリー動乱(1956年)のあった場所。花が手向けられていました。

 

 

 聖イシュトバーン大聖堂。1905年に完成した、意外にも新しい聖堂です。

 

全く、なんという大理石の柱の数。そして太さ。

 

 

奥の礼拝堂には、イシュトバーンの右手のミイラが納められた聖器入れがあります。何回見ても手に見えない。

 

ドームが展望台になっているのを知り、今回初めて上ってみた。(エレベーターで)

左の赤い屋根がこれから行くオペラ座ではないかと思う。

 

 

 

緑のタイルの建物は、旧郵便貯金局。

 

さて、お昼になりました。オペラ座までアンドラーシ通りを歩き、午後の日本語(やった!)ガイドツアーの申し込みをしてから、

オペラ座の隣のカフェで昼食です。

名前は忘れましたが、雰囲気のいいカフェでした。

 

旅も後半になってくると、麺類が食べたくなるぽてち。ほんとはラーメンとかそば、うどんなどの汁物が食べたいのですが、

そうも言ってられないので、パスタにしました。これが存外量が多い。

 

そして、コーヒー。お、こんなところでユリウス・マインルに出会えるとは。小さな水のコップの上にスプーンが乗った、ウィーン風でした。

 

時間があるので、ホテル最寄り駅でおみやげを探し、ホテルに戻ってまったりと休憩。あー疲れる。あとひとふんばり。

 

オペラ座の地下鉄は、1号線。ヨーロッパでもかなり古い路線だと聞きました。すごく浅いところを走っているんですよ。

タイルの駅名表示がかわいらしい。

 

構内もレトロ。

 

ツアー開始までちょっと時間があるので、地下鉄でヴァーツィ通りへ行きました。有名なカフェ、ジェルボーは写真に収めただけ。入るほどの時間はなかった。残念。

 

オペラ座です。立派です。初めて来ました。

 

 

ロビーからしてスゴい。

 

ゆるやかな階段。

 

ここはお酒を飲んで開演を待ったり、休憩時間を過ごすところ。

 

 

おぉ、これです。ぽてちが見たかった光景。

 

シャンデリアの重さは2トンと言っていたような気がします。オペラ鑑賞もしてみたいものです。

 

ちなみにオペラ座のバルコニーから見える、向かいの建物。なんとなくグランドブダペストホテルという映画を思い出した。あれは全くブダペストとは関係ないそうですが。

この建物は今閉鎖されていますが、数年後、ホテルとしてよみがえるそうです。泊ってみたい。

やっぱり日本語のガイドツアーはいいですねー。(日本人ではなく、ハンガリー人です)耳をそばだてる必要がなくて。

 

さて、この旅ももうすぐ終わり。最後の食事は昨日のお昼を食べた居酒屋です。

仔牛肉の煮込み。おそらくはパプリカ味。サワークリームのようなものがかかっています。ニョッキ添え。じゃがいもベース?

昨日よりアルコール度数の高いビールとともに。

食後、散策しながら帰りました。名残惜しい。ハンガリー人の英語はどの人もすごく聞き取りやすかった。

今まで訪れたヨーロッパ各国の中でピカイチでしたよ。アメリカ英語に近いからかな。

 

次回は帰路とおみやげ、感想など。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


二度目のプラハ、ウィーン、ブダペスト 8

2017-04-04 11:28:01 | 

朝8時台のユーロシティに乗るため、慌ただしく朝食を済ませ、タクシーを呼んでもらいました。

駅まで11ユーロです。やっぱりホテルで呼んでもらうタクシーは安全です。

 

新しくできたウィーン中央駅のホーム。とってもモダンです。

ちなみに、何番線のホーム発か、なかなかボードに表示されない国が多い中、さすがにドイツ語圏(ってそういう理由かな)、駅に着いたらすでに表示済み。早い。

 

OBB(オーストリア国鉄)のユーロシティ。レイルジェットよりは遅く、特急列車くらいかな。(でもレイルジェットも最高時速150キロくらいで、あまり早いとはいえないが)

コンパートメントでした。入口の扉に紙が差し込んでありました。下の4枚は前日の分のようです。貸し切りでした。

 

ヨーロッパを旅行しているとよく見る複数の飛行機雲。実際に乗っている間にも結構すれ違います。びっくりします。

 

 

3時間弱でブダペスト東駅に到着。

あら、素敵。こんな素敵な建物に到着すると、街に対する期待も高まります。

 

建物は素晴らしいが、その後、タクシーにボラれました。

 

タクシー乗り場の先頭のタクシー運転手に、ホテルまで6000フォリント(1フォリントは約0.4円)でどうかといわれました。

そんなことを言われても、キャッシング直後でフォリントで払うのは初めてで、レートもホテルまでの相場もわからない。

結局払ってしまいましたが、ブダペストのタクシーって、メーターがないの?探してもなかった。

帰国の日に空港まで(もちろん駅よりはずっと遠い)乗ったら、(ホテルに呼んでもらって)30ユーロだった。(ちなみにチェコ、ハンガリーでもユーロは使えます。レートは悪いですけど。

この時は帰国に備えてフォリントはほとんどなかったのでユーロにしてもらった)

その時もメーターは見当たらなかったが、安いと思いました。

空港からホテルまでタクシーに乗るときは、あらかじめホテルにメールしておいて、迎えに来てもらった方がいいですね。(やったことはないけど、そういうサービスはあるようです)

でも他の国から駅に到着した場合はどうすればいいのでしょう。タクシー乗り場って、先頭から乗っていくしかないわけで…。

向こうからしたら、大きな荷物を持って駅で乗りたがっている日本人って、絵に描いたようなカモですな。

今度からは駅到着時には何が何でも公共交通機関でホテルに行こうと誓ったぽてちです。

 

タクシーには要注意、という教訓を胸にホテルへ。

ヴィクトリアというホテル。ドナウ川に面しているので決めたホテルです。インテリアは間接照明を多用したモダンタイプ。

 

眺めはこんな感じ。

左に張り出した窓から国会議事堂。

 

右にはくさり橋。ここのホテルは2階から上が道路の上にせり出した構造になっており、窓からの眺めは最高です。

できればもっと高い階にしてほしかった。2階でした。まぁ、お昼12時前にチェックインしたから仕方ないかな。

 

ちょっと狭い洗面スペース。くず入れも安っぽい。

 

お風呂はなんとポリ製でしたよー。タオル類もペラペラ。これで1泊1万4千円は高い。プラハのホテルがなつかしい。

 

気を取り直し、さっそく観光です。ブダペストは1泊半しかないのです。

その前に腹ごしらえをしないと。以前泊ったホテルカールトンの隣のPater Marcus という居酒屋。前においしかったので。しかも今回のホテルからもほど近い。

 

やっぱりグヤーシュでしょ。お肉がゴロゴロとたくさん入ってました。おいしい。ちょっと酸味のある自家製ビールもおいしい。

修道院で作られたビールのようです。

 

さて、ブダの丘の階段を上っていくと…

出ました。マーチャーシュ教会。にぎわってます。ジョルナイ工房の瓦屋根がカラフルです。

 

 

そうそう、イスラムっぽい内装が特徴なのです。昔、モスクだったことがあるらしい(オスマントルコの支配時だったと思う)。

 

ナントカの秘宝展みたいのをやっていて、これは明日訪れる国会議事堂にもある王冠のレプリカですね。

あとから見たホンモノよりきれいでした。

 

漁夫の砦へ向かいます。

 

眺めが売りです。写真いっぱい撮りました。やはり目立つのは国会議事堂。

 

歩いて王宮方面へ。たまたま衛兵が交代式をしていました。この辺は前回もサラッと通り過ぎましたが、今回も。

 

ドナウと反対側のブダ方面を望む。高級住宅地だと聞きました。斜面に家がびっしり。

 

さて、次はちょっと遠いがバッチャーニ・テール駅まで歩いて、チケットを買わないと。

ブダペストは24時間券と72時間券しかなく、ちょっと値段も違うので、24時間券を2回買います。やはり地下鉄、トラム、バス共通です。

改札付近には必ずといっていいほど見張り(?)の職員がいるので、チケットはすぐに出せるようにしておいたほうがいいです。

 

地下鉄で国立博物館へ。

こちらも堂々たる建物です。ハンガリーの歴史がわかります。マジャル人(ハンガリー人)はウラル山脈付近から西へと移動してきた騎馬民族なのですね。

とてもためになりましたが、とても時間がかかりました。疲れた。

 

最寄りの地下鉄駅、バッチャーニ・テール前に戻ってきました。広場になっていて、前回、娘のホームステイ先の娘さんに連れられてきた、ナジ・パラチンターゾーヤという

クレープ屋さんはここにありました。ただついていっただけの観光だったので、どこがどこやらわかっていなかった。

そしてこんな素敵な教会も。聖アンナ教会。建物の前に停まっているのが黄色いブダペストのタクシーです。

 

今回、地下鉄駅からトラムでホテルの前まで来れるので、楽です。こちらは途中にあるカルヴァン派教会。漁夫の砦からも見えました。

屋根瓦はやはりジョルナイ工房製かな。

 

夕食はホテル近くで、シュニッツェルを膨大なフライドポテトとともにいただきました。さすがのぽてちもちょっと残すくらい、膨大な量でした。(写真撮り忘れた)

 

ドナウ川の夜景はずっと見ていても飽きません。一晩中でも眺めていたいくらいの景色でした。

明日は国会議事堂見学。

 


二度目のプラハ、ウィーン、ブダペスト 7

2017-04-03 09:37:42 | 

ウィーン三日目。

朝から雨。風も結構吹いています。でもシュテファン寺院を見なくては。前回中に入っていないので。

歩いて7~8分で着きました。

とにかく巨大で全部写らない。

 

中は意外に地味です。

 

午前10時からの地下カタコンベガイドツアーに参加するつもりですが、時間があるので外へ出てバスに乗ることにしました。

リンクと呼ばれる旧市街の中を、3系統のバスが周回しています。

雨なので歩きたくない。ぐるぐるしながら思ったこと。

「路地らしいところも通ったが、お店ばかりで情緒があまりない。ガイドブックも持ってきたが、迷いながら歩くには天気が悪すぎ。」

 

お土産を買うために、ユリウス・マインルへ。高級スーパーという触れ込みの割にはお安いものもありましたよ。

ここの経営者はウィーンのコーヒー王のような人で、カフェに占めるシェアがすごいらしい。赤い帽子のトレードマークをよく見かけました。

過去には日本人の妻がいたりと、歴史がおもしろそうですよ。

 

で、カタコンベです。教会の地下って広いんですね。数えきれない遺骨が積み上げられていました。ハプスブルク家の人々の内臓を収めたつぼも見ました。

それにしてもガイドは聞き取りにくい英語でした。すごくなまってる。ちなみに撮影禁止なのであしからず。

 

なにぶん、天気が悪くて、午前は教会だけで終了。お昼はノルトゼーという、シーフードの店で買いました。人気店で、いつもにぎわっています。

白身魚やエビのサンドイッチ。帰りにBillaというスーパーで買った、おにぎりとビール。お腹いっぱい。

ちなみにBillaは何か所かあり、こういうスーパーを早めに見つけておかないと、ミニバーの冷蔵庫から高い水を飲まなくてはならないハメになります。

 

さて、いよいよコンサートの時間が迫ってきました。午後3時半開演です。楽友協会(ムジークフェライン)へ向かいます。

歩いて10分もかからない距離なのに、暴風ですごく苦労しました。身の危険すら感じるほどです。

 

 

中は別世界。ついに来たのね。黄金のホール。ことしのニューイヤーコンサートのビデオで座席のの確認をしてました。

画像は座席から撮っています。前から2ブロック目の一番前です。よく見えます。

 

金ピカだ。

皆さんの服装は、思ったよりドレスアップしてましたね。男性はネクタイの方が多かった。女性は、ドレスまではいかないけど

気合の入ったワンピースが多かった。ぽてちは以前ブログに載せたヒョウ柄ワンピース。主人はブレザーにネクタイでした。

 

ピンボケで申し訳ない。演奏後の興奮冷めやらぬホールです。

いや、感動しました。こんなに感動したのはいつ以来か覚えがないほどに。

曲目は、ドヴォルザークのチェロ協奏曲とベートーベンの「田園」でした。

チェコの作曲家の曲をハンガリー人のチェロ奏者が弾き、ウィーンが舞台であるという、今回の旅にぴったりな組み合わせ。

音が素晴らしい。どれだけの時間と努力とお金(下世話ですが)をかけたらこんな素晴らしい芸術ができあがるのかと思いました。

目立たず、調和していながらも一つ一つの楽器の音が聞こえます。特に管楽器が素晴らしい。

もう、涙、涙です。自然に湧きあがります。

さらに、言葉で苦労している(いまだに)今回の旅。音楽に国境はないんだな、同じように感動できるんだ、と思ってまた涙。

 

日本人の聴衆が結構いました。有名な政治学者も奥さんと来てました。

余韻に浸りつつホテルへ。

 

なんだかショボい夕食。荒天なので外食はやめました。Billaでお寿司とサラダとビール購入。お米がマズい。

間違ってレモン味のビールを買ってしまった。缶チューハイみたいでした。

 

あと、水の話。ガス入りとノンガスが売られているのは分かっても、どっちがノンガスかわからず、(ドイツ語表記しかない)

あてずっぽうで買ってきたらやっぱりというべきか、ガス入りでした。ぽてちはどちらでもいいんですけどね。

大体の国でガス入りが売られているので、飲みたくない方はあらかじめその国の言語でなんと表記されているかを調べていくことをおすすめします。

 

ウィーンは音楽を聴きに来るところ、と納得したぽてちです。街歩きは今いちでした。

明日はブダペストに向かいます。