自転車日記

なんとなく買ってみた自転車・・・

宿泊ライドは雨で中止

2015年08月30日 | イベント
東京も雨、那須高原も雨、宿のある猪苗代も雨、どこもかしこも雨、で 中止-

今回は6人で福島ライドに行く計画でした。

片道300kmの自走を計画している人や、那須高原から半自走する人など、皆さん1泊2日の休みをフル活用して

ライドを楽しもうとしていたのですが、東京も、福島も、雨の予報で断念することにしました。

宿泊ライドが雨で中止になったのは初めてだと思います。

過去に台風の直撃を受けたことがありましたが、この時は雨の降り出しが土曜日の夜とわかっていたので

決行できたのですが、今回は致し方ないところかな。 *台風直撃 → ツール・ド・日光2013

まぁ 晴れの日があるんだから 雨の日もありますね ^^

と言いながらも、強情際が悪く

NHK 朝の天気予報 全国的に雨


衛星画像で見ても絶望的


yohooの雨雲レ-ダ-を見たって雨


拡大したって雨





・・・・・ やっぱり雨みたいです (- -





気持ちを切り替えて ・・・

昨夜(土曜日の夜)、さっそく次のイベントを決める為に集まりました。

僕は中止と決まった瞬間に別の用事を入れてしまったので、会合には遅れて参加。

合流した時には既に話はまとまっていて、皆さん いい感じに酔っぱってました ^^

目的地は猪苗代(福島県)で、宿泊先は今回 キャンセルした宿を再予約、日程(秋)も決まり、あとは行くだけ。



すべて決まって散会-♪





日曜日 ・・・

福島ライドに一緒に行く予定だったジデ友の鳴子くんが、ご家族と一緒に我が家に遊びに来ました。

お互い 日曜日は 暇 になっちゃったからね ^^

ささやかですがおもてなしをさせていただきました。



鳴子くんのお子さんは生後8ヶ月の女の子、ワンコとの初対面も無事クリアできました。

表情豊かな赤ちゃんでかわいいんです。

話しかけると視線をコチラに向けて何かを伝えようとするんです、手に触れるとぎゅっと握ってくれるんです、かわいいですね。



憂鬱な天気が続いてますが、おかげで楽しい日曜日を過ごすことができました ・・・ 終

朝練

2015年08月27日 | 自転車日記(走る・食べる)
日曜日の朝 ・・・

今週末に自転車旅行に行くので、その前に少し距離を走っておこうと朝練に出掛けた。
この夏はなにかと立て込んでいて、長い距離は走れずじまいだったが
ショートライドやヒルクライム練など、それなりに準備をしての参戦となる。
ただ、猛暑を言い訳にして、長い距離を走っていなかったので
直前の悪あがきで、1本走っておこうと出発したのだが ・・・



走りだして直ぐに降り出してきた。
台風の影響やらなんやら、お盆が明けてからは、ぐずついた天気がずっと続いている。
路面が微かに濡れる程度の雨、気にせず青梅まで走ったが
曲がりカーブで白線をまたいだ瞬間にリアタイヤが横滑りして一瞬冷汗 ・・・ やっぱりカエル。
多摩湖まで戻ってくる間に雨は止んでしまったが、何時 降りだしてもおかしくない空模様 だった。

午後は自転車を洗って、注油して、先日 後輩くんにも指摘されたディレイラーの異音を直して
週末の準備は完了-     今度の 土・日 は晴れて欲しいぞ。
でも、予報では 曇/雨 マークなのだ (・・;





土曜日の夜 ・・・

日曜日の朝練は68kmと不発に終わったが、前夜に隣町で行われた夏祭りは大盛況-
この祭りのメインは阿波踊りで、というか阿波踊りしかなく、阿波踊りに興味があるかと聞かれるとないんだけど、
人生初の 生阿波踊り 鑑賞-
太鼓や鐘音、静と動が交わる踊りの迫力に魅了され、その時の動画をアップするので大音量で見てちょうだい。
動画開始 1分10秒過ぎ、右隅に座っていたお姉さん方がスッと立ち上がって踊り始めます ・・・ 艶~♪


*YouTube.com の方がキレイな画質で見れると思います

東京では高円寺の阿波踊りが有名だが、いつも予定があって行けずじまい。
隣町の祭りは、徳島県や高円寺のそれとは比較にならないほどの小さな祭りではあるが
なかなかのものだった、あざ-す。

長瀞観光大使(自称)

2015年08月19日 | 自転車日記(走る・食べる)
先々週 ( 3泊4日長瀞ステイ ) に続き、お盆に 長瀞の船玉まつり を訪れた時の話です。

船下りで有名な長瀞渓谷。
その船頭が、水上の安全を祈願して、水神様をお祀りしたのが 船玉まつり の始まりで
毎年 8月15日になると、1000基の灯篭が荒川へ流され、ちょうちんに灯りをともした船が水上を行き交います。
夜には3000発もの花火があがり、長瀞の夏を彩る風物詩 となっています。


で、その前に、自転車 活動-

船玉まつりのクライマックスは日が暮れてからなので
それまでは奥秩父でも走ろうと、自転車を車に載せてきました。

ひとりで走るつもりでいたのですが、別な用事で連絡を取り合っていた鳴子くんに、
明日 秩父路を一緒に走らない? と誘ってみたら 走る! と即レス。
後輩くんにも電話をしてみたら、行きます! とこれまた即答。
ということで、3人で走る事になって、下の写真は親戚宅に立ち寄った時の集合写真です。

 
*親戚宅のデジカメで撮った写真 → 親戚宅にはPC環境が無いので、プリントアウトしてもらった写真を
 再びスマホで撮り直して持ち帰ってきたので、画質がちょっと変なのだ





8月15日 8:45
深夜、東京・埼玉の山間部を中心に激しい雨が降っていましたが、その雨も未明には止み、
雨雲の隙間から青空がのぞいてきました ^^
鳴子くんは早朝5時に自宅を出発して片道約70kmの峠路を自走、後輩くんは川越から車載輪行でワープして
待ち合わせ場所の 道の駅ちちぶ に到着。 皆さん無事合流できました。


 道の駅ちちぶ
*ちちぶの水




秩父でコッペパンと言ったら、創業91年の松本製パンさん。
店主の松本さんは気さくな方で、恥ずかしいな- と言いながらも、満面の笑みを浮かべてセルフィ対応 ^^
写真の掲載許可を取り損ねたので、今回は覆面付きでの紹介となります。
コッペパンの作り方やらなんやら会話が弾み、楽しい朝ごはんとなりました。
秩父に行かれた際には、是非 ご賞味下さい、美味しいよ。 


 松本製パン 
*参考:コッペパン 90円 + あんバター 50円 = 140円




時間の都合で、この日は 長瀞・寄居方面 に進路をとっての観光ライド。
まずは R299秩父橋 で 停。
この橋は、荒川を渡る秩父市阿保町と同寺尾の間に架かる橋で、何度か建て替え工事が行われていて
R299を通る秩父橋と、橋上公園として旧秩父橋が併設されています。
旧秩父橋からの眺望が素晴らしくて、観光ライドならではの立ち寄りスポットなんです。
 

 旧秩父橋 
*駐車場が無いので 「車」 で立ち寄るのには不向きな場所です




R140上長瀞(長瀞・寄居方面 進行方向 右手)には、高さ4m・質量159kg の 大わらじ があります。
疫病神の侵入を防ぐのが目的で、区境の上(カミ)と下(シモ)に立てて、道切りをしています。
簡単に言ってしまうと、集落(村や町)の出入口となる境に施す魔除けです。
大わらじの中央には、疫病神がのぞくとされる大きな穴が開いていて
疫病神が集落に入り込もうとした時に、こんなわらじを履く大男がいるのか!!!・・?
と疫病神を驚かせ、退散させるというお話ですね。
 大わらじ 
*大わらじと 安田屋さんのわらじカツ丼 の関係は不明-です




宝登山神社は、秩父三社(秩父神社/三峯神社/宝登山神社)のひとつとして数えられる神社で
宝登山を祖山とする開運厄除・火災盗難除の守り神。
御祭神に神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと・神武天皇)、大山祇神(おおやまづみのかみ)、
火産霊神(ほむすびのかみ)を祀り、宝の山に登るという縁起のよさから、年間に100万人の参拝者が訪れます。
埼玉県で初めて ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン フランス語版 に掲載され
一つ星の評価を受けた神社でもあります。
山頂には奥宮がありますが、今回はクリートだったので、本殿のみを参拝させていただきました。
ふたりとも、次はトレッキングで来たいと申しておりましたので、その際は是非 奥宮での参拝を。
 宝登山神社
*パワースポットととしても有名なんだそうです




長瀞渓谷の岩畳を見た事がないと言うので、ハリキって案内したのですが
そうです、この日は 船玉まつり 当日。
朝から場所取りのブル-シ-トが敷かれ、ちょうちんやら、屋台やらで、長瀞の手付かずの自然が台無し。
石畳に座って、間近で船下りを見せてあげたかったのに。 あ-残念


いつもだったら こんな感じで ・・・
 
こんな景色を 独り占めできるんだけど ・・・ *2014年8月撮影  
 




長瀞で土産と言ったら石畳商店街の大沢屋さんの豆! potere家 一押の土産物です。
店内で冷たいお茶と試食の豆をいただきながら小休止。 試食し放題ですよん。
サイクリストの皆さんはサコッシュ持参で訪れましょう-
 

 大沢屋さん 
*日持ちは常温で5日間




予め調べておいた蕎麦屋で昼ごはん。
天麩羅の量が多いという噂は本当でしたが、コチラの天麩羅は僕の身体が受け付けず、1/3を残してギブアップ。
同じく鳴子くんもギブアップ。
油が身体に合わなかったのか、単に量が多かっただけなのか、はたまたその両方なのか・・・
食べ残した天麩羅は、タッパに入れて親戚宅に持ち帰りました。
丈夫な僕の胃が翌朝までもたれていたということは、かなり相性が良くなかったのだと思います。
ということで、場所と店名は伏せておきます。

*タッパが用意されているということは、皆さん食べきれないんでしょうね




ここからは、天麩羅で胸やけした身体にムチ打って、親戚宅までのパンチの効いたショ-トヒルクライム。
で、1/3ほど上ったところで パンッ! って音が山に響いて、鳴子くんの自転車がパンクです。
尖った石を踏んだらしく、タイヤが 5mm程 裂けていました。
往復自走の鳴子くんに余計な体力を使わせるわけにはいかないので、3人で協力してパンク修理を完了させ
再び、えっちらこっちら上って親戚宅に到着。
親戚とdeburinが加わり、みんなで歓談、リンゴジュ-スでもてなしていただきました。
鳴子くんは自走、後輩くんはお盆渋滞を避けながら家路へ、僕は船玉まつりと、三者ともに諸事情があり
汗がひいた所で、記念写真を撮ってもらってお暇しました。
 




ふたりを見送るため、僕も一緒に下ります。
鳴子くんは、往路とは反対の寄居ルートで自宅を目指すとのことだったので
県道82号長瀞玉淀自然公園線で波久礼まで先導させてもらいました。
この道は、寄居町金尾(秩父鉄道波久礼駅前)から、秩父市の大野原へ至る幹線道路で
荒川をはさんでR140の反対側を走るバイパスルートとなります。
以前は悪路でしたが、舗装整備されてからは、見違えるほど立派な道路となり
寄居⇔大野原を自転車で走るには最適な道となりました。
逆に R140寄居⇔長瀞 間を自転車で走るのは、とても危険!
車幅が狭く、交通量も多いので、ハッキリ言って自転車には不向きです。
 
*県道82号は快適なライドが約束される道なので積極的に走っていただければと思います




鳴子くんと バイバイ~♪
 




後輩くんと バイバイ~♪
 
*左手にぶら下げているのは大沢屋さんで買ったお土産




で、僕はというと、再びパンチの効いた峠道を上って親戚宅に戻り、シャワーを浴びて
船玉まつりに出掛ける準備。 我ながらタフだと思います ^^




そして夕暮れ ・・・

いよいよ、この日のメインイベント 船玉まつり へ。
deburinは持参した浴衣に、僕はサイクルジャージからTシャツに着替えて出発です。

人気の石畳は足の踏み場もないくらいに混雑しているので、私達は宝登山神社の境内から長瀞駅に向かって
移動しながら、花火と祭りの雰囲気を楽しみました。
夜空を彩る対岸の花火を楽しむには、うってつけの地元ルートなんです。

よく食べ、よく遊び、よく寝り、祭りの後のほどよい疲れが、なんともいえず心地良く ・・・ 終














*iphoneで撮影

3泊4日長瀞ステイ

2015年08月11日 | 自転車日記(走る・食べる)
家主は旅行へ ・ ・ ・

留守中、自由に使っていいわよ (← 訳すと、猫と金魚の餌をあげに来てくれる?) ということで
任務1割、遊び9割、まぁ留守番と言うか、結局は遊びなんですけど
親戚宅に行ってきた時の話を、写真多めで綴ります。



毎日、何をして過ごしていたかというと
自転車→シャワ-、食べ歩き→シャワ-、散歩→シャワ-、夕涼み→シャワー、そして読書と昼寝。
何をやるのもシャワ-がセットな 暑ちぃ~夏休み でした。




自転車

先ずは、宝登山 裏参道でのヒルクライム。
正式には、長瀞アルプス ナラ沢峠 という名が付いているようです。
下から上までは 2.7 km / 平均斜度 7.6 % 。
山頂で行き止りとなっている道なので、車の往来は皆無。
親戚宅を出た瞬間からヒルクライムという、なんちゃってプライベートロードなので
この4日間は、朝・夕のトレ練に励みました。

 
 
 

次は美の山。
R140 皆野町役場入口から 山頂 までは、7.1km / 平均斜度 7% 。
昨年、美の山ハイク( 美の山ハイク 和銅遺跡 )をした時に、次は自転車で!と思っていた場所です。
車幅が広く、路面の状態も良いので走りやすいです。 強度的には そこそこ かな。
早朝だったので、車の往来も少なく、ほぼ貸切状態の道をマイペースで上ってきました。
 
 
 
 

あとは、観光客が来る前の 朝・夕 を狙って、ぶらぶら走ってました。
見慣れた景色も、ちょっと時間をズラしただけで、いつもと違った風情や趣を楽しめます。

6:30に阿佐美冷蔵をのぞいてみました。
さすがに並んでいる人はいませんでしたが、7:30には30~50人の行列が出来ていましたよ。
ココ、10:00開店なんだよね (・・;
今の若い人は意外と我慢強いのかも。

 




食べ歩き

1日目は上長瀞のカフェ&ギャラリー PNB-1253 さん。
ヤギの ブッチ (← 名前) が迎えてくれます。
2日目は和銅黒谷駅近くの 手打そば 本家 原 さん。
良心的な価格の割に、そばの量が多くて食べ応え十分。 美味しいよ。
3日目は創業91年、日本一のコッペパンと名高い、秩父の 松本製パン さん。
90円のコッペパンを買って、ジャムとかをサンドしてもらいます。 噂には聞いていたけどココも美味しいよ。

*PNB-1253 (上長瀞駅 徒歩10分)
 
 

*手打そば 本家 原(和銅黒谷駅 徒歩25分)
  
 

*松本製パン(秩父駅 徒歩5分)
 
 




散歩

長瀞石畳通り の 商店街 を、観光客にまじって ぶらぶら散歩。
それにしても 暑ちぃ~ かったよ (・・;
日中の散歩は2時間ぐらいが限界ですね!
自転車同様 散歩にも、水ボトルとサプリがマストアイテムです。

TVの収録で訪れていた芸能人御一行様、え~と、確認できたのは
デビ夫人と、ロンドンブーツの亮さん、おぎやはぎの小木さん、それから今井華さん・・・。

 
 
 
 
 




ジョギング

10月のフルマラソン(青森県)に備えて、練習に余念のない deburin選手。
帰りが遅いな- と、心配して外にでてみたら、ちょうど帰って来ました。
暑いし、山道だし、上りだし、危ないよね-  
何かあっても連絡が取れるように、携帯を持って走る様に注意喚起しておきました。
ほんとは一緒に練習に付き合ってあげればいいのだけど、僕には無理 (--;

 




夕涼み

ワンコの散歩は陽が暮れてから。
観光客で賑わっていた宝登山神社の表参道も、陽が沈む頃には人影もまばらとなり
ヒグラシの鳴き声だけが響いていました。
都会の喧騒やネオンも好きですが、木々に囲まれながら静かに暮らしたいと思ったり・・・
ないモノねだり~♪  余計な妄想はやめとこ。。。

 
 

あっという間に過ぎた 3泊4日 の長瀞ステイ。
一宿一飯の恩義で、庭の草むしりでもしようと意気込んで来たけど、暑くて未着手 (-。-;
猫と金魚の世話以外は何もせず、家主の帰りを待ちました。

そして、家主のご帰宅。
もう一晩泊って行きなさいよ! と言われたけど、我が家もそんなに暇じゃないから、ハハ。
約3時間、土産話を聞かせてもらい、お暇しました。

今回 日記に綴った長瀞ステイは、先々週のお話。
先週は父の墓参り、そして先日は実家で母親孝行と、週末は何かと忙しく、日記を書く時間が取れないのだけど
手足はしっかり サイクルジャージ焼け ・・・ 終

チャリカフェしました(小手指)

2015年08月02日 | チャリカフェ
気温34℃ チャリカフェ してきた。



ココ↓

タミチカ Tamichika
埼玉県所沢市小手指町 2 - 11 - 10
042 - 928 - 1777
小手指駅北口より徒歩約10分
開店:9:00 ~ 18:00
定休:火曜日 / 隔週水曜日

 

料理自慢の cafe があると聞いたので、自転車で行ってみた。
噂が本当でよかった、よ。 美味しかった。 とっても。
我が家のリピート店リスト入り、です。

 

deburinがTamichikaプレートで、僕はサラダプレート。 手作りパンが4個付いて、いずれも1,000円(税込)。
生ハムがのっかっているだけのサラダに見えるけど、これがそんな単純な料理ではなくて
生ハムの下には、焼き野菜とか、マリネされた野菜とか、なかなかのボリューム。

 

走りだしてしまえば、意外と涼しいのが自転車のいいところ。
水分とミネラルを補いながら、楽しく安全に夏の自転車を楽しみたい、と思っているけど、やっぱり暑い (・・;

ツール・ド・フランス VOD

2015年08月01日 | ロードレース観戦
ブエルタ・ア・エスパーニャ、そしてジロ・デ・イタリアに続いての、グランツール観戦。
今年も J-SPORTS のビデオオンデマンドで堪能させてもらいました。
以前は、数千円の視聴料を惜しんで、海外から配信される無料動画を探して観ていましたが
ロードレース、とりわけステージレースともなると、展開だとか、見所だとか、そういったものが
呪文にしか聞こえない解説ではよく解らなくて(・・;
今はグランツールの開催月になると、ビデオオンデマンドを単月契約して
日本語解説の映像で楽しむことにしています。

さて、7月4日にオランダをスタートした2015ツールは、7月最終日曜日の26日に
パリ・サンジェリゼでラストステージを迎えました。
こともあろうに、7/25~ 3泊4日で遊びに出掛けてしまった僕は
見所満載の 第19、20、21ステージ を前に、ツールを離脱したのでした。
そして7/29にツールに復帰、全ての映像を観終えたのは昨夜のこと。
皆さんより4日遅れで、僕の2015ツールが終わりました。
スマホ、タブレット、パソコン、何でもござれのビデオオンデマンドのはずなのに
出先にはWi-Fi環境が無く、しかもスマホの環境がLTEでなく、3Gだったのだ(涙
我慢すれば3G環境でも見れますが、相当な我慢が必要です ^^

と言う事で、少し間が開いてしまいましたが、昨夜の興奮が冷める前に
ハイライト動画を使って、今年のツールを簡単に振り返ってみたいと思います。
前半は、クラシックレースを彷彿させる、クセのある難コース。
総合を狙うチームによる危険回避の位置取り合戦と、プロトンの高速大移動により、集団は度々緊張状態に。
さらに、横風と暴風雨をチャンスメイクと考えたティンコフ・サクソが、ライバルの引き離しを画策。
これにより集団は大きく分断され、総合を狙う有力選手が、大きくタイムを失う結果となりました。

 分断
*J-SPORTSのHPで公開されている動画を共有させてもらっています
*YouTube.comで見た方が映像がキレイです

そんな緊張状態が、集団落車を誘発。 第3ステージが悪夢の始まりでした。
カンチェラーラが骨折によりリタイヤ、そして2日後の第6ステージではトニ-・マルティンが。
ふたりはマイヨジョーヌを身にまとったままツールを去ることに。

 落車

 呪い

呪われたマイヨジョーヌを払拭したのがクリス・フルーム。
横風、石畳といった難コースを無難にこなしたフルームは、第8ステージで早々とマイヨジョーヌに袖を通し
その後も、スカイのアシスト勢に守られながら、ピレネーの起伏に富んだ難関山岳ステージを快走。
他の総合ライバルとのタイム差を少しずつ広げていきます。

 石畳

近年稀な熱波に襲われた欧州。 その余波はツールの地、フランスにも。
猛暑が選手の体力を削ぎ落としているかのようでした。
その犠牲者のひとりが、暑さに強いと言われていたコンタドールで
第10ステージではタイムを大幅に失う結果となりました。
コンタドールは、ジロの疲れと、この暑さに苦しめられたツールでしたね。

 猛暑

休息日明け、第17ステージの涙。
総合3位につけていたヴァンガーデレンが体調不良によりリタイアしました。
苦痛の表情を浮かべながら走る姿が、何度も衛星放送で映し出されていました。
それでも走ることを止めないヴァンガーデレン …
最後はチーム関係者に諭される形でツールを去って行きました。

 勇姿

ステージレースでは、選手が目標を見失ったり、走る意味を見出せなくなったりすることがあるそうです。
理由は様々で、エースのリタイヤが原因だったり、ケガや体調不良が影響していたり。
それでも微かな灯(新たな目標)を見つけてモチベーションを必死に保とうとするんだそうです。
プライドやプロ意識といったものだと思うのですが、これってロードレースの選手に限った話ではないですね。
会社員だったり、自営業だったり、職人だったり、 全ての仕事人(プロフェッショナル)に通じる話。
辛くても、目標を失っても、それでも働き続ける、、、真摯に、そしてひた向きに。
自分で自分を正当化する理由を見つけて 楽 をした時点で終わりの様な気がします。
走り続けることで勝機が見いだせる、そんなことを思いながら観ていました。

アルプス超級山間でもドラマが待っていました。
独走体制に入ったかに思われたフルームに対して、攻撃を仕掛けるキンタナ、バルベルデのモビスタ-の2強。
さらに昨年の覇者ニーバリ、そしてコンタドール。
最後の超級山岳で、フルームに真っ向勝負を挑んだキンタナとバルベルデに感動しました。
場外戦として、メカトラのタイミングでアタックしたニーバリが、レース直後に、当事者のフルームから
「非紳士的行為」となじられたことが、物議を醸していました。

 

沿道の観客から、ドーピングを揶揄した言葉が浴びせられたり
一部の観客が、非道な行為でフルームを傷つけたりと
今回のツールは、フルームにとって、完全アウェ-だった様です。
第20ステージ ゴール前4km、アルプ・デュエズの上りで、山岳賞ジャージを着た観客(男性)が
フルームに唾をはきかけた所がバッチリ映像で流れました。
世界199ヶ国へ放送しているそうですから、今頃 唾を吐きかけた男性には天罰が下ってるんだろうな-
アホな奴です。

 勝負

7月26日 第21ステージ パリ・サンジェリゼ
完走160選手 / リタイヤ38選手

・総合1位 マイヨジョーヌはクリス・フルーム、彼はまぎれもなく2015ツールで最強でした

・凱旋門を制したグライペルのステージ4勝という結果も輝いていました

・モビスター新旧2強が手にした、総合2位、3位に大拍手を贈りたいです

・サガンの今後に、さらなる期待が膨らみます

・スカイの動向(選手の移籍)に興味深々

 妖艶

書くのをどうしよかっと思ったけど、大好きなコンタドール。
挽回するのは絶望的とまで言われたタイム差でしたが、それでも、もしかしたら・・・
と、思わせてくれるのがコンタドールの魅力だと思います。
ダブルツールは逃しましたが、最後まで力いっぱいペダルを踏み続けてくれてありがと-

今年も凱旋門での表彰式は感動的でした(涙

思惑、協調、容認、紳士協定、、、、、最速&最強を競いながらも、どこか人間くささが漂うロードレース。
その自転車競技 最大のイベントが終わりました。
夏はこれからだっていうのに、何なんでしょ、この空虚感。
僕が走ったわけでもないのに、て言うか、冷房の効いた部屋で観ていただけなのに ・・・ 終