歩こう・・・ミシュランガイド三つ星の地 高尾山トレッキング
今日は自転車ではなくトレッキング
バックパックを担いで、西国分寺駅で若者2人と待ち合わせ。
始めは、 "高尾山ヒルクライム" で話が盛り上がったこの企画。
ところが、数年前から高尾山への自転車乗り入れが禁止されたという事がわかり "高尾山トレッキング" に変更。
ちょうどその頃(6月か7月)、自転車雑誌「BicyclePlus」で、「高尾山薬王院」の「自転車 誓願章(*1)」が特集されていました。
そこで、体力強化を目的としたトレッキングと、自転車 安全祈願で高尾山薬王院を訪れる事にしました。
9:00前に京王線 高尾山口駅に到着。ここに来るの十数年ぶりかな。
標高599mの軽登山ということもあり、この日も沢山の登山客で賑わっていました。
さて、登りまひょ。
「山ガール」
高尾山の年間登山者数は約260万人、世界一の登山者数を誇るそうです。
自転車同様、空前の登山ブーム 加えて、トレイユランを楽しむ人 麓は大賑わいです。
おお 山ガール ・・・ 雑誌から飛び出て来た様な人が沢山いました。
なんとなくモチベーションが上がってきた なんでだろう 他人なのに。
果てる事のない妄想は後にして先を急ぎます。
「高尾山_1号路」
高尾山の登山コースは、1号路(表参道)から6号路に加え、尾根筋を歩く稲荷山コースの全7コースがあります。
登りは、「高尾山薬王院」へ立ち寄る都合を考え、1号路(3.8km)で、下りは6号路(3.3km)で森林浴を楽しみながら行く事にしました。
標高が低い割には斜度がキツイところが幾つかあります。
「高尾山_展望台」
40分ほどで展望台がある中腹に到着。
ここはケーブルカーの終着駅でもあります。
若者2号(左側)と一緒に記念撮影。
「高尾山_関東平野が見渡せるポイント」
展望台は相模原方面を一望出来る絶景スポットです。
冬の澄みきった日には東京湾までハッキリと見渡せるそうです。
陽射しは強いものの、心地よい風が吹いていて気持ちイイー。
「高尾山薬王院_浄心門」
正式名称は「高尾山薬王院有喜寺」
今から1260余年前に、聖武天皇の勅令により東国鎮守の祈願寺として、高僧行基菩薩により開山されたとの事です。
薬王院の名は創建当初、薬師如来をご本尊とした事に由来するそうです。
「高尾山薬王院_御本社の天狗様」
高尾山と天狗様(web情報を要約)・・・
天狗様は
"飯縄大権現様(いづなごんげん)" 眷属(随身)として、除災開運、災厄消除、招福万来など衆生救済の利益を施す力を持ち、
古来より神通力をもつとされていました。
多くの天狗伝説や天狗信仰があり、神格化されています。
高尾山は、飯縄信仰と共に天狗信仰の霊山としても知られています。
また、修験道根本道場として知られており、山伏修行が随時行われています。
昔は山伏が深山幽谷に籠もって難行苦行を重ね、高尾山の霊気と融合して、呪力、験力を体得して大先達となり、山伏の姿が天狗と同一視されることも多いそうです。
「高尾山薬王院_御本堂」
御本堂で参拝。
「自転車
誓願章(*1)」
自転車 誓願章に自分で掲げる安全ルールを書き、お納めしました(自転車に貼るお守りを頂けます)。
(*1)
誓願章 って何・・・?
自転車雑誌「BicyclePlus」でも特集されていました。
「誓願章に自分が守ろうとする交通安全の内容を記載して祈祷し、その証に自転車に貼るお守りを頂き、自分で掲げたルールを守っていく」。
授与料は1000円です。
以前は、高尾山も自転車で登れたらしいのですが、自転車の事故が多く禁止になったそうです。
最近は、自転車に乗る方が多くなり、比例する形で事故も多くなってきたので、高尾山薬王院でも自転車に乗る人が、
個々に自分の安全ルールを作って守ってもらう為に、「自転車 誓願章」を始められたそうです。
「高尾山_山頂」
高尾山口駅からのんびり歩いても2時間弱で山頂に着きます。
山頂に東京都の文字がしっかり刻まれていました。
山頂そのものが "十三州大見晴台" と称され大パノラマが展開されています。
ちなみに "十三州大見晴台" とは、(1)~(13)の景観を、ここに立てば一度に見渡せると言う事らしいです。
高尾山に三ツ星を付けるとは、ミシュランガイドの査定人もイイ仕事をしているではないか!
(1)駿河_富士山 (2)甲斐_南アルプス (3)信濃_北アルプス (4)越後_上越山塊 (5)上野_上州三山
(6)下野_日光山塊 (7)常陸_筑波山 (8)上総_房総半島 (9)下総_房総半島 (10)安房_房総半島
(11)相模_丹沢山塊 (12)伊豆_天城山 (13)武蔵
「高尾山_山頂から望む景色」
相模 丹沢山塊の景色だと思います(確認しませんでした)
「お昼ごはんは・・・」
お昼ごはんは、高尾山口駅で買ったおにぎりと、流行りの塩麹に二晩漬けこんだ "豚トロ" & "トリ肉" 。
下からはコンロの熱、上からは燦々と降り注ぐ太陽とで我々も燻製状態(汗
年配のグループの方々が見かねて "こっちの日蔭の方に来なさいよ" と、優しい言葉を掛けて下さいました。
が、うっかり行ってしまうと話相手にされて食事どころでは無くなる事を知っているので丁重にお断り。
コンロひとつ持って来るだけで、豪勢なお昼ご飯となります。
「高尾山_6号路」
帰りは6号路で森林浴をしながら沢沿いに下山。
「山ガール達と」
時にはこんな出逢いもあります(山ガールと若者1号&2号)
山ガール達はこれから山頂を目指し、我々は下山 ・・・ お気をつけて~ 短い夏が終わりました
「サイダー」
1時間程で下山し、お土産に "高尾山饅頭" を購入。
饅頭屋さんで冷たい麦茶をいただきながら小休止。
店先に置かれた氷水の中にサイダーが ・・・ 涼しげだったので撮りました。
ひと休み後、帰路に。
【後記】
改めて高尾山の良さを再認識した1日となりました。
特に疲れる事もなく、楽しいトレッキングになったのも、自転車に乗っている効果なんだろうな~と感じます。
改めて身体を動かす事の大切さを実感!
「自転車
誓願章(*1)」については後日 詳しくレポート予定。
ウォーキング10.1km (高尾山1号路3.8km + 6号路3.3km + 他3.0km)