占星術思いつきメモ(天体位相研究カルデア)

占星術に関して思いついたことを書き留めるブログ。西洋占星術による地震予測、金融占星術の研究をしています。

【大型地震警戒】年末年始はM7級地震に警戒を

2013-12-09 03:34:23 | 予測
2013年も終盤に差し掛かったが、今年後半はいくつか注目すべき災害・気象異変が発生した。それらを時系列に追っていくと、一つの法則が浮かび上がった。以下に列挙していきたい。

【フィリピン中部でM7.1地震】
10月15日にフィリピン・ボホール島でマグニチュード7.1の地震が発生、倒壊した瓦礫の下敷きになるなど、151人が死亡、300人以上が負傷した。

【伊豆大島で土石流災害】
10月16日、大型で非常に強い台風26号の襲来に伴った集中豪雨により、伊豆大島において大規模な土石流が発生し、35人が死亡、22人が重軽傷を負い、4人が行方不明となっている。

【福島県沖でM7.1アウターライズ地震】
10月26日午前2時10分頃、福島県沖でM7.1の地震が発生し、宮城、福島、栃木県などで震度4、北海道から東海にかけての広い地域で震度3を記録した。一時津波注意報が出され、岩手県久慈港などで40センチの津波が観測された。震源の深さは約10kmで、東日本大震災の余震と見られている。

【フィリピンで台風による災害】
11月8日フィリピン中部に上陸した台風30号は、900hPaの勢力を維持したまま通過し、竜巻に匹敵する強風と高潮に長時間襲われ、レイテ島のタクロバンを中心に死者5796人、負傷者27000人、行方不明1779人という甚大な被害を引き起こした。

【小笠原諸島で新島が生成】
11月20日、小笠原諸島・西之島近くの火山噴火で新島が出現したのを海上保安庁が発見した。その後陸地面積は拡大し、浸食に耐えうる島になりつつある。

◆フィリピン海プレート周辺で連続する気象異変◆

今年後半で特に被害が目立ったのは、フィリピン地域での台風、地震災害である。また日本では伊豆大島の土砂災害で多数の死傷者が発生した。これらはいわゆるフィリピン海プレートの境界付近で起こっている。小笠原諸島で新島が出現したのもこれに含まれる。

じつはこれらの災害異変発生時期は、2012年10月15日の新月図をもとに分析すると、タイミングがうまく合っているのである。この位相図も強い地震などの災害エネルギーを持っていると考えられるのである。以下にホロスコープによるタイミングを列記する。

【10/15~16】N新月図太陽とT太陽が合、またN水星とT水星も緩い合。T火星がおとめ0度でN海王星と完全な衝。またP月とTノースノードが合。
【10/26】N土星とT太陽が合、また引き続きP月とTノースノードが合。
【11/8】T太陽とT土星が合、同時にN水星と合。T水星がN土星に緩い合。N金星にT火星が合。T天王星とT冥王星がスクエア。また引き続きP月とTノースノードが合。
【11/20】T太陽とNノースノードが合、T土星とN水星が合、T水星とTノースノードが合およびP月と合。

また日本国内では、11月10日茨城県でM5.5(震度5弱)の地震が発生、また11月26日宮城県沖M4.9(震度4)、12月3日には千葉県東方沖でM4.7(震度4)の地震が発生している。

【11/26】T太陽にN火星が合、T水星T土星が合と同時にN水星とも合。
【12/3】新月。T水星にNノースノードが合。T土星P水星の緩い合。

執筆中(12/9)に択捉島南東沖を震源とする地震が発生。M6.2、最大震度2を北海道で観測した。

【12/9】T水星がN火星と合。

このように最近のとくに日本近傍の地震活動が、トランシット天体と2012年10月15日の新月図の相関で導き出されるのである。

◆次の地震のピーク、12月29日前後に巨大地震のおそれ◆

そうなると、次のピークが注目される。それは太陽が水星と合となる、12月29日。この日前述の新月図冥王星が、T太陽T水星と完全な合を形成するのである。冥王星が絡む天体集合であり、M7以上の巨大地震の可能性が考えられる。

時間は午前8時から11時頃までがT月とT土星の合となる。午後6時~9時頃にはT月はNノースノードと合となり、地震発生時間となりやすい。

ただしT太陽は1月1日にT冥王星と合となり、地震発生の可能性は年末年始にまたがると考えるべきだろう。今年の年末年始は十分な警戒が必要である。

◆地域は、フィリピン海プレートと太平洋プレートの境界か◆

震源地を割り出すのは非常に難しいが、これまでのところ日本近海での発震が多くなっているので、日本近海は可能性の選択肢としては大きいと考える。

関係するいくつかのホロスコープを挙げると、
2012/10/15新月図 IC-金星合=東北沿岸域
2013/12/03新月図 MC-IC-ノース・サウスノード合=浜松など本州中部地域
2013/12/22冬至図 IC-金星合=高知など中国四国地方
2014/01/01新月図 IC-土星合=静岡など本州中部地域
となり、ターゲットはかなり広い。

これらを個別に扱わず、総体として見ると、やはりフィリピン海プレートと太平洋プレートの境界、すなわち火山活動で新島が出現している小笠原諸島海域を中心とした海域を震源域と捉えたほうがよいのではと考える。

またいわゆる南海トラフの巨大地震については今回の予想では想定していない。

◆地震対策のまとめサイト◆
ただし、地震はどこで起こるか確定できるものではない。地震や津波被害が想定される地域にお住まいの方は、この年末にむけて防災準備をすすめていただきたい。

地震防災対策のまとめサイト集(当ブログ)
防災用品・非常食スレ まとめ
津波災害への備え(総務省)

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《補完資料》2012年10月15日新月図と地震の関係
2013/4/19 千島列島 M7.2 = 4/20 P月-T太陽T火星の衝 
2013/5/24 オホーツク海深発地震 M8.3 = 5/17 P月-P土星の合
2013/7/7 パプアニューギニア M7.3 = 7/7 P水星-Tノースノードの合
2013/10/25 福島県沖 M7.1 = 10/24 P月-Tノースノードの合

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