占星術思いつきメモ(天体位相研究カルデア)

占星術に関して思いついたことを書き留めるブログ。西洋占星術による地震予測、金融占星術の研究をしています。

哨戒艇「天安」の轟沈事件

2010-05-30 00:25:35 | 社会(マンデン)占星術
3月26日午後9時45分頃、黄海のペクリョンド周辺を巡航していた韓国海軍の哨戒艦「天安」が爆発沈没した。韓国や在韓米軍は当初北朝鮮の関与を否定していたが、5月10日に韓国政府が魚雷攻撃の可能性を明らかにしたことから、事態は北朝鮮潜水艦の魚雷攻撃の疑いが濃厚となり、イ・ミョンバク韓国大統領は19日に北朝鮮の攻撃と断定した。

さて、軍事にかんする政府発表には、マスコミは大本営発表のごとく異論を唱えないのが今も昔も変わらないところである。しかしフリージャーナリストの田中宇氏によると、天安轟沈の原因は、哨戒艇と隠密行動の米原潜の誤射による同士撃ちなのだという。

韓国軍艦「天安」沈没の深層

占星学による解析はどうか。
事件の瞬間のイベントチャートをよむと、MCししでヴェスタと緩い合、しし1度に火星。ICみずがめで海王星が4室入居。海王星はエレベートする火星、土星とヨッドを組み、避け難い緊張が存在している。

事故または戦闘を示す第7調波ではHN7火星とHN7海王星がししで1度差の合。火星、海王星と合わせて海軍兵器を表す。サインししでのこれらの位相の成立は戦闘を意味しやすい。

さて、ここから哨戒艇を沈めたのは、北朝鮮かどうか分かるだろうか。ASCはさそりで支配星は火星。双方ともに軍艦である表示。対してDSCはサインおうしで支配星は金星。金星はおひつじで6室入居。通常の任務を遂行中であった。さらに隠密行動を示す12室はてんびんで、これも支配星は金星だ。

金星とは誰か。金星はMCのヴェスタとタイトなトライン、そしてヴェスタは1室パラスとタイトなスクエアでつながっている。おうしの7室にはジュノーもある。金星の影響下にあるカテゴリーにヴェスタ、ジュノーがともに存在することから、正体不明の潜水艦による攻撃というより、友軍による誤爆という方がすっきりする天体位相だ。また隠密作戦を示す肝心の12室が空室で傷が無い。結論からすると、占星学的にはこれは事故であると判断する。

マスコミではすっかり北朝鮮が犯人に仕立て上げられているが、“想像を凌ぐ高性能な魚雷”(産経記事)によって攻撃されたとか、肝心の攻撃した潜水艦の足取りが米韓ともに全く感知できていない(発表しない)という事実から考えても、実に疑わしいと言わざるをえない。

19日の韓国大統領の会見後の20日、ブレア米国家情報長官が辞任したのも気になった。(CNN) 元海軍司令官の氏は「率直さ」がホワイトハウスの方針に合わなかったという。田中宇氏のレポートが事実なら、政治のために100人の兵士の死を歴史から抹消されたことに怒りを覚えないはずはなかろうと思う。

さて、またアニメである。“高性能魚雷”で思い当たったのが4月頃YouTubeで見つけた「ジパング」というアニメだ。21世紀の海自のイージス艦が突如太平洋戦争の時代にタイムスリップ。

ジパング 第4話 「みらいの戦闘」

久々に硬派な作品で気に入っている。


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天体の運行表(2010年6月~2011年3月)

2010-05-29 12:41:33 | データ
〈☿水星〉
8/21~9/12 逆行
12/10~12/29 逆行
------------------------
〈♀金星〉
10/8~11/18 逆行
------------------------
〈♂火星〉
6/7 おとめイングレス
7/30 てんびんイングレス
9/15 さそりイングレス
10/28 いてイングレス
12/8 やぎイングレス
1/16 みずがめイングレス
2/23 うおイングレス
------------------------
〈♃木星〉
6/6 おひつじイングレス
7/23~ 逆行
9/9 うおイングレスR
11/19~ 順行
1/23 おひつじイングレス
------------------------
〈♄土星〉
5/31~ 順行
7/22 てんびんイングレス
1/26~ 逆行
------------------------
〈♅天王星〉
5/28 おひつじイングレス
7/6~ 逆行
8/14 うおイングレスR
12/6~ 順行
3/12 おひつじイングレス
------------------------
〈♆海王星〉
6/1~11/6 逆行
4/5 うおイングレス
------------------------
〈♇冥王星〉
4/7~9/13 逆行




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株式市場は夏まで底冷えか

2010-05-22 01:05:53 | 金融占星術
日経平均は遂に1万円割れとなり、追い打ちをかけるようにドル円も89円台に突入した。つい先日まで92~94円台だったのが嘘のようだ。メリマンによると重要変化日が19、20日であったというが、ホロスコープをひもとくと、木星-土星の衝、太陽-土星のトライン、海王星-ヴェスタの衝、海王星-太陽のスクエア、金星-海王星のトライン、そして水星-冥王星のトライン。これらのアスペクトが全て1度差以内のタイトな位相を組んでおり、確かに重要変化日にふさわしいホロスコープとなっている。しかも悪い方の変化日であることは明瞭だ。

メリマンの「5月前半のボトム」は、筆者はラジオ日経の「メリマン2010年後半予測ダイジェスト」のオンデマンド番組で聞いたのだが、5月でこれほどのドラスティックな天体位相は他になく、“前半”というのは少し疑わしい。翻訳者の方が取り違えたのか、さもなくばメリマン自身が書き違えた可能性を排除できない。

為替で重要な天体位相は、上記のうち水星-冥王星のトラインだ。この2天体がメジャーアスペクトを組むとドル円のトレンドが変わることが多い。前回4月初頭の天体位相では円安に向かったが、今回は90円を割り込んでおり、今後の値動きは89~90円を挟んだ展開となりそうだ。

◆底の見えぬ動き、転換はまだまだ・・◆
それにしても株価の低迷ぶりはどういうわけか。電機、家電、自動車から柿の種まで軒並み営業黒字をたたき出し、消費行動も回復しており実体経済は上向いている。またギリシャ国債の償還もECBやIMFの支援で無事乗り切ったにもかかわらず下げ止まる見通しに乏しい。

5月28日からおひつじにイングレスする天王星、いわゆるカーディナルクライマックスに関係する天体(土星、天王星、冥王星)は株価を押し下げる効果を持っている。その影響も遠因としてはあるだろう。しかしそれとは別に市場を冷やす天体位相が発生している。海王星-ヴェスタの衝がそれだ。

このオポジションを構成するヴェスタ(Leo27)に、現在火星(Leo20)が接近しつつあり、6月初頭には火星-海王星の衝、6月中旬には火星-ヴェスタの合が成立。いずれも株式市場に冷や水を浴びせる天体位相であり、もうそろそろ転換してもいい頃と安値を拾っても、思うような結果になりにくい様相だ。昨年11月にも火星は海王星と衝の位置関係にあり、昨年秋の市場動向を思い出していただければ参考になるだろう。

今後の見通しとしては、6/20および6/27のあたりで再度ボトムをつけ、ようやく値動きは上向き加減となるのではと読む。ただし11000円台を乗り越えるのは本年10月末までないと筆者は見ている。

コメント (4)
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エヴァンゲリオンで見る5/6のNYダウ急落

2010-05-17 01:13:40 | 金融占星術
4/18から5/11までの水星逆行期間において噴出したのは、ギリシャのソブリン債問題と、その最中に突如発生したNYダウ急落事件による世界同時株安であった。一般には誤発注によるものと言われるが、未だ原因不明。一部にはNY証券取引所に導入されたスーパーコンピュータのシステムが抱える問題との見方も出ている。以下にJBPRESSの記事を引用する。

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ダウ急落の原因はシステムのせい?米国の高速取引システムへの懸念広がる

5月6日の米国株式市場でダウ工業株30種平均が一時1000ドル近く急落した問題で、複数の米メディアがその原因究明に関するニュースを報じている。6日午後、普段は安定した値動きの米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の株価が突如として大幅安となった。P&Gはニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場しているが、ほかの電子取引システムによって極端に低い値がついたと報じられている。
〈原因はいまだに不明〉
 原因については、誤発注が発端になったとも、取引システムの故障とも言われているが、今のところ真相は分からない。ただ今回の問題で、ニューヨーク証券取引所などに導入されている超高速電子取引システムへの懸念が広がっている。
 米ニューヨーク・タイムズの記事によると、ニューヨーク証券取引所には、株価が急激な値動きをした際にコンピューターの取引システムから手作業の取引に切り替える「スローモード」というルールがある。6日はこれが発動された。
 これにより、売り注文と買い注文のマッチング作業はフロアにいるトレーダーによって行われるため、理論上は取引のスピードがゆっくりになるはずだった。しかし、記事によるとそうならなかった。
 システムからの売り注文は出続け、それに対する買い注文が追いつかなくなった。その直後にほかの取引所のシステムからの取引が遮断され、その後15分間にわたって多くの銘柄が急落した。
-以下略-
(JB PRESS 2010.05.12(Wed)より引用)
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◆水星分割調波に現れた株価急落◆
誤発注による急落は直後に値を戻したおかげで深刻な事態は避けられたが、このような事態は既存のテクニカル指標を用いては予見できるはずもない。加えてコンピュータのアルゴリズム取引は、人間の判断のスピードを遥かに凌駕しており、先月までのダウ平均株価の一方的な上昇には機械的な不自然ささえ感じられた。ナノ秒単位の計算速度を誇るスーパーコンピュータは金融占星学による天体の象意さえ弾き返してしまうのだろうか。

しかし株価急落の象意はあった。水星分割調波によると、5/2に金星-土星-Nノードがそれぞれ2度差のグランドトラインを形成。これに先立ちネイタルチャートで4/26に金星-土星のトラインが形成されており、このときギリシャのソブリン問題により世界同時株安となっている。この後水星分割の水星は5/6前後にヴェスタと、またネイタルの冥王星とグランドトラインを形成。このタイミングでの誤発注であった。鍵はネイタルの冥王星と調波内天体のアスペクト。成立するかどうか微妙な線だった。

解読の方法としては少々複雑であり、予想に使える位相ではなかったが、4/26の株価急落が遠因としてあることが浮かび上がった。これがなければ誤発注も無かったように思われる。水星分割調波は昨年末のドバイショックのときに使用した。(記事リンク

◆「スローモード」をアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で解説する?◆
さて、JBPRESSの記事でとても気になったのが、株価急落の際に実行された「スローモード」というオペレーションだ。手作業の取引に切り替えるという記述だが、はたして実態としてはどうだったのか。

調べてみると、コンピュータの動作スピードそのものを、人の手が追いつく位のスピードに落として作業したということのようだ。以下リンクの説明。

多分この推測がダウを一瞬1000ポイント近く下落させた理由だろう。
「NYSE Euronextがこのようなバラティリティーの際取引所の取引はミリセコンド(1/1000秒)から30秒から90秒のスローモードに変わり相場に正確な価格を探す。しかしコンピューター取引所(たとえばナスダックなど)はこのようなシステムがないためハイフリークエントトレードは大量の売りオーダーを送り込むがそれに対する買いオーダーが追いつかず相場を破壊する。その証拠がアクセンチュアなどの株価は一瞬0に達した。この結果プロクターギャンブルなどでついた安値はキャンセルされるだろうといっている。」

これで思い出したのが、TVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のある有名なシーンだ。メインコンピュータがハッキングされたとき、技術者の赤木リツコが取ったオペレーションが、NY証券取引所の「スローモード」に相当すると思われる。

evangelion 13_2 使徒、侵入

14年前のアニメだが、中々先見の明がある描写ではなかろうか。


コメント (9)
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今日の金星と月

2010-05-16 22:12:30 | 日記

月(Gem26)と金星(Gem25)のコンジャンクション。西の空。午後8時頃撮影。

この幸運の2天体は深刻な社会問題を示す土星(Vir27)と天王星(Pis29)をTスクエアで支配している。
反政府運動が混迷度を増すタイでは、今夜外出禁止令が発令される予定であったが、取りやめとなった。

週明けの世界経済にも好影響を与えてくれるだろうか。



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