占星術思いつきメモ(天体位相研究カルデア)

占星術に関して思いついたことを書き留めるブログ。西洋占星術による地震予測、金融占星術の研究をしています。

夏の巨大地震に備えて~予兆地震が出現~

2012-04-30 23:22:16 | 予測
4月後半の地震予想日に25、27日をブログやツイッターで告知していたが、これは4月21日の新月図が内包する地震エネルギーが今後どのように出るかを占う重要日であった。結果として25日には千葉県東方沖(震度4)、27日には青森県東方沖(震度3)と、筆者が最も注視していた房総沖と青森北海道沖で発震があったことから、これらの地域が7月下旬~8月初旬にピークが予想される大型地震の発震予想地域となると判断する。

さて今回の予想でいくつか問題点も出てきた。ひとつは当初27日は本震が発生すると見てM7~8級と告知したが、後の分析で夏に先延ばししたこと。ただし地震は実際ふたを開けてみるまでは分からないので、正式な撤回を躊躇してしまった。
2つめは警戒日から1~2日遅れてさらに大きな予兆地震が発生したことである。これは筆者の分析が詰めきれていなかった。

予想日の27日はHN4冥王星がN太陽と合が成立していたが、同時に27~28日にHN4水星がN木星と合の影響を受けていた。水星の震動が木星の緩衝効果を受けていたものの、この効果がどのように出るかいまいち分からなかったのでそのままにしてたのだが、木星の効果が薄れる29日になってより大きな予兆地震が発生したのである。これまで地震に対する木星の扱いに難儀していたが、木星はアスペクト成立時は震動を抑えるものの、地震の震動を消すわけではないことが今回確認された。

<4月後半で発生した予兆地震>
25日05時22分千葉県東方沖 ( 北緯35.7度、東経140.9度)深さ約60km、マグニチュード5.5(震度4)
27日03時41分青森県東方沖 ( 北緯41.5度、東経142.0度)深さ約70km、マグニチュード4.8(震度3)
29日19時28分千葉県北東部 ( 北緯35.8度、東経140.7度)深さ約50km、マグニチュード5.8(震度5弱)
30日00時02分岩手県沖 ( 北緯39.7度、東経142.3度)で深さ約20km、マグニチュード5.6(震度4)



これらに該当する地域にお住まいの読者諸氏におかれましては、国や地方自治体が定める防災対策を改めて確認していただき、1~2週間分の非常用生活用品を常備されるようお勧めいたします。

震災のときにあったほうがいいものまとめ
http://togetter.com/li/246558

◆5月前半の地震注意日◆
1日、10日です。21日の金環日蝕の警戒レベルは中程度を予想。


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【4/21新月図】夏の巨大地震に備えて

2012-04-24 01:17:26 | 新月図
◆三井化学岩国工場で爆発事故◆
21日新月成立から10時間程経った22日午前2時15分頃、山口県和木町の三井化学岩国大竹工場でプラント爆発事故が発生し、1人が死亡11人が重軽傷を負った。爆風で410世帯で窓ガラスが割れるなど被害は広範囲に及んだ。

報道によると、爆発があったのは自動車のタイヤなどに使う接着剤の原料「レゾルシン」を製造するプラント。21日午後11時半ごろ、工場内に蒸気を供給する別のプラントが何らかの原因で停止し、約7割のプラントが緊急停止した。有毒ガスなどは発生していないという。爆発の原因は調査中。

◆破壊力を内包した4/21新月図◆
21日に成立した新月図は、筆者独自の分数調波分析によれば、非常に強い破壊力を内包している。地震で言えば日本国内で震度7クラスは十分可能性がある。しかし新月成立してすぐそれが実現することは少なく、今回もそのように判断している。その代わりに、新月前後に象徴的な事件事故が発生した場合、その象意が後に起こる事態の予兆を指し示すのである。

先に挙げた三井化学プラントの爆発事故は、後に起こるであろう本震の予兆であり天体からの警告でもある。4/21東京新月図では、ICに冥王星が合であり、予想震源域として白羽の矢が立っているのである。今後半年以内に地震によって産業インフラに広範囲な被害が発生するおそれがある。



◆福島第一原発4号機に警戒を◆
そして地震によるもう一つの重大な懸念は、爆発で破壊された福島第一原発4号棟の冷却プールに取り残されている1535本、総重量460トンの使用済み核燃料棒の安否である。補強されているとはいえ、崩れかけた建屋のプールに穴が空いたり建屋全体が崩壊した場合、チェルノブイリ原発事故の10倍以上もの放射性物質が飛散するといわれている。それは実質福島第一原発は人間が管理することが不可能になることを意味している。

事故のあった三井化学プラントは、事故当時工場敷地内に放射性物質を含む使用済みの触媒をドラム缶約3400本に入れて保管していた。事故のあったプラントとは500m以上離れていたため難を逃れたが、この事故を予兆と見るならば、決して見逃してはならない事実である。震源が福島第一原発の近傍であれば、冷却プールに危機が迫るということをしっかりと肝に銘じなければならないのである。

◆パキスタン航空機事故、そしてスマトラ沖M8地震◆
前号で述べた20日のパキスタン航空機事故も日本での災害の予兆を示している。事故発生チャートは21日新月図と天体位相がほぼ同一であり、事故発生時にICに冥王星が合となっていた。これは東京における新月成立図の特徴を引き出していると考えられる。

また4/11のスマトラ島沖M8地震も、前々号で震源地での12/25新月図ICが冥王星と完全な合となっていることを紹介した。これら最近の事象もかんがみ、東京ICが冥王星と合となった4/21新月図から、被害地震発生の可能性が強いと判断する。

◆時期は7月下旬~8月初旬◆
4/21新月図の月のプログレスから、地震発生時期は7月下旬から8月初旬。また2011年11月25日の部分日蝕図から判断する地震発生予想時期は8月1日前後1週間である。

震源の経度は冥王星とICが完全な合となる東経141度。半径100km程度を含む。緯度は不明瞭で絞り切れていない。新月図の内包する破壊力から、関東地方の疑いが強いが、天体位相からは北日本の可能性も否定できない。(図の赤線は東経141度に当たる地域を示す)



占星学的特徴としては、冥王星が原子力を意味することから、新潟中越沖地震のように震源が原発に迫ることも予想される(*)。

予想される震源の深さは10km~30km。新月図プログレスの月が合となるセレス(赤い短い矢印)は、震源が浅くなることを示す。

予想される地震規模はマグニチュード7以上9まで。これは3.11の余震ではないと考えている。2月および3月の地震で大きく揺れた地域は特に警戒していただきたい。

夏までにはまだ時間があるので、防災の準備をしっかりとしていただくよう願う。関係記事は今後も出していくことにしている。

----------------
(*)地震の1ヶ月前の新月図では、柏崎原発ICに冥王星が完全な合であった。


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パキスタンで旅客機墜落

2012-04-22 23:37:06 | 事故
パキスタン北部で日本時間の20日夜10時40分ごろ、カラチからイスラマバードに向かっていたボーイング737型機がイスラマバード近郊の村に墜落した。127人全員が犠牲となった。現地では悪天候が原因と見られているが、まだ明確な事故原因は明らかになっていない。



筆者の事故占星術では第7調波を使う。事故当日同調波にて金星冥王星がサインおとめにて合、同時にネイタル火星と緩い合。事故発生のタイミングはHN7月がN火星と完全な合となったタイミングである。またネイタルチャートのICは冥王星と合。調波内ノードが子午線と合でもあり、事故発生地の経度も明瞭に示している。

当ブログでは特に航空機事故に関しては、ネイタルと調波のどちらかに火星と金星が同じサインに同居した場合、事故が発生しやすい。また合となったタイミングは事故発生を強く示唆することを何度か指摘してきたが、今回もそのパターンであった。痛ましい事故が繰り返されないよう、慎重な整備と運行を望むものである。

ところでこの航空機事故は他人事ではない。この事故は日本地域の4/21新月図が内包する予兆を示しているのである。図の外円は東京新月図であるが、これが意味するところは次の記事で述べる。


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4.11巨大地震が連発

2012-04-17 00:19:02 | 地震占星術
警戒日としていた11日、日本時間午後5時38分にスマトラ島沖のインド洋でにM8.6の地震が発生、数時間後にもマグニチュード8.2の余震が観測された。地震や津波警報を受けてマレーシア半島西部でも多くの人が一時避難したが、この地震による死者は5人と伝えられている。翌12日にはメキシコ南部でM6.5、カリフォルニア湾でM6.2とM6.9の地震発生が続いた。

水星逆行明けの地震として要警戒としていた11日の地震は、占星術によるトリガーは前号で示しておいたとおりであるが、同日開始した冥王星逆行とのコンボで、予想以上の巨大地震の連続だった。水星順行開始した4/4からM5級が日に1回程度に激減していたのも不気味であった。11日にはM5以上の地震が実に40回も発生していた。

今回発生したスマトラ島沖地震とメキシコ沿岸の地震は、どの位相図が原図となったのか、調べてみると意外なことがわかった。これは昨冬の12/25新月図に示されていた地震だった。



円内を横切る矢印は、それぞれスマトラ島沖とメキシコ沿岸地震のIC→MCである。スマトラ島沖は冥王星と完全な合、メキシコ沿岸はサウスノードと合となる地域だった。第2円に短く横向きに引いた線は、プログレス進行法による12/25から4/11までの月の移動を示している。地震当日はP月がN冥王星と合となる時期だった。

あまたの新月図の中で、なぜ昨年の12/25新月図が、3ヶ月以上経った4/11の地震の原因になったのだろうか。それは新月図太陽-月がサインやぎに入居した新月図であるからというのが最も素直な解釈だろう。やぎ座は地殻を表し、冥王星は巨大地震を起こす潜在的凶意を示す。ここに強いインパクトを与える新月が加わって、3ヶ月以上も発震のタイミングを待ち続けていたのである。サインやぎでの新月成立は、今後日蝕同様に警戒すべきと認識させられた。

◆4月後半の地震予想◆
ツイッターでは既にお伝えしていたが、17日、19日、25日、27日が注意日となる。前後1日を含めて注意していただきたい。特に27日はM7~8級の重要警戒日となる。南西諸島から東日本までの太平洋側で干退現象が発生しており、ここで巨大地震が発生すれば津波発生の危険性もある。予想はもう一度詳しく分析してお伝えする。

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【地震/金融】冥王星逆行開始近づく。要警戒

2012-04-08 00:49:38 | 予測
3月中旬から逆行していた水星が4日に順行を開始した。それにタイミングを合わせるかのように、日本海に大型台風並の巨大低気圧が発達し、全国的に猛威をふるった。占星学的に見ると、3/22新月図天底に水星、太陽、月の合が位置しており、気象の急変が示されていた。これは水星逆行が明けた時点で現実のものとなっている。

しかし問題はこれだけでない。この天底の天体集合の東方2度先に天王星が位置しており、同時に地震発生に警戒が必要なチャートとなっている。位置としては東日本一円、特に3.11で動いていない岩手~北海道、及び茨城~千葉沖のプレート境界での大型地震の発生に警戒が必要だ。また富士山など火山周辺の地震にも注意したい。

警戒日は4月11日前後。11日は太陽-ヴェスタ合にHN4天王星が合となる。さらには同日冥王星の逆行開始が重なる。M6~7以上を予想。この後暫く揺れやすい日が続くので、一つ起きて終わったと考えない方がよいだろう。

警戒地域は日本のほか台湾、南米、とくに3/20にM7.4の地震があったメキシコは春分図の影響から、年間を通して巨大地震に警戒すべき地域となっている。3月は水星逆行時であり被害は少なかったが、いつ激震が襲ってもおかしくはない。いずれの場合も都市部での被害が懸念される。11日の週は防災意識を普段より高くして生活していただきたい。

◆金融市場でも激変か◆
年初から極めて順調に値を伸ばしてきたNYダウ、日経平均も4月になって頭打ちになってきている。9日には金星がサウスノードと合、11日には冥王星逆行開始とトレンドの大きな転換が予想される。

筆者は年頭の予想で今年の金融市場は厳しいとしていたものの、思惑は外れて株価はドンドコ上昇、円も安値にシフトしていた。どうやら春分図の木星-金星の合による景気回復基調の影響が先に出てしまっていたようだ。しかしながら、今後の金融市場は先の巨大低気圧のように大荒れとなる可能性に警戒すべきだ。今の株価は内容の伴わない期待上げとの分析もあり、今年の株価は既にトップアウトしたとみてもよいと考える。金融市場も激震に警戒してほしいところである。




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