9月24日に麻生新政権が誕生した。政権の先行きを読んでみようと思うが、政権成立の特徴をもっともよく表す時間を、どのタイミングで設定すべきか少し迷うところがある。というわけで24日のドキュメントを追っていきたい。
13:03 衆議院で麻生氏が首相指名選挙で首相に選ばれる。このとき木星が1室に入居。MC近くに金星・火星のカルミネートがあり、麻生氏は大衆の気を惹き付けるタイプの首相となると窺える。
13:31 参議院で小沢一郎氏が首相に指名される。このとき木星がASCと0.45度差の完全な合。首相の実力としては小沢氏が麻生氏を上回り、影のフィクサーとしてかなりの力を握っていると読める。国会運営や選挙など野党に主導権がありそうだ。
16:52 憲法の規定により衆議院議長が宣告し、第92代首相に麻生氏が就任。このとき木星は11室カスプと1度差の合。同時にPOF(パートオブフォーチュン)とも合。事実の顛末と天体の意味が実に精妙にかみ合っており興味深い。
18:35 麻生首相が官邸で記者会見し、自ら閣僚名簿を発表。このとき木星がMCを通過し3度差の緩い合。異例とも言える首相のパフォーマンスは、リーダーシップを世間に印象づける強力な効果を発揮。
21:38 首相と閣僚が皇居に到着。首相親任式と閣僚認証式を終えて麻生内閣が正式に発足。
考えるに、やはりこの認証式の時間をもって内閣のホロスコープとするのが良いのだろう。このとき太陽と5室カスプが合、金火水星が入居でこの内閣はパフォーマンス性が異常に強い。太陽は7室冥王星とスクエアで、個性の出し過ぎは対外的な緊張をもたらす。
木星は8室カスプと合。この木星は12室カスプ上のヴェスタと、6室カスプ上のバーテックスを調停する。これは米国のように隠れ負債の穴埋めに財政出動する必要がありそう。10室天王星、4室土星はオポジション。改革志向の内閣と見えるが、内閣自体が改革される(人事など)可能性もある。
5室金火水星が9室海王星及びノースノードとトラインを組み、さらにそれらがASCとグランドトラインを形成。これは目立ちすぎるパフォーマンスがスキャンダルに発展するおそれ。この強すぎる自己主張を発揮する運気を持つ内閣の閣僚は、凡人では決して務まらない。地味で普通な閣僚がこの勢いに煽られると、言わなくてもいいことを言って後に引けなくなるのが落ちで、さっそく中山国交相が担当外の教育行政の舌禍で罠にはまっている。
ASCとのアスペクトは事象が連続して起こり、その結果も早く出ると予測できる。さらにジュノーが7室カスプと合で、内閣は攻めが強いかまたは攻(責)められる運命に。このASC-ジュノー軸が天王星-土星軸とグランドクロスなのは実に不穏だ。
首相官邸のHPに新内閣の記念写真が載っている。誰が演出したのか麻生首相は序列無視の両手に花だ。してみれば小渕氏は金星、麻生首相は火星、野田氏が水星というところか。しかし何ともしっくりこないこの記念写真の印象が、麻生政権の危うさに通じているような気がしてならない。
結論として、この内閣はよほどの天才的リーダーシップがない限り長期政権に持ち込むのは不可能だ。早期に総辞職して選挙に持ち込んだ方が傷が少ないというのが筆者の感想だ。
13:03 衆議院で麻生氏が首相指名選挙で首相に選ばれる。このとき木星が1室に入居。MC近くに金星・火星のカルミネートがあり、麻生氏は大衆の気を惹き付けるタイプの首相となると窺える。
13:31 参議院で小沢一郎氏が首相に指名される。このとき木星がASCと0.45度差の完全な合。首相の実力としては小沢氏が麻生氏を上回り、影のフィクサーとしてかなりの力を握っていると読める。国会運営や選挙など野党に主導権がありそうだ。
16:52 憲法の規定により衆議院議長が宣告し、第92代首相に麻生氏が就任。このとき木星は11室カスプと1度差の合。同時にPOF(パートオブフォーチュン)とも合。事実の顛末と天体の意味が実に精妙にかみ合っており興味深い。
18:35 麻生首相が官邸で記者会見し、自ら閣僚名簿を発表。このとき木星がMCを通過し3度差の緩い合。異例とも言える首相のパフォーマンスは、リーダーシップを世間に印象づける強力な効果を発揮。
21:38 首相と閣僚が皇居に到着。首相親任式と閣僚認証式を終えて麻生内閣が正式に発足。
考えるに、やはりこの認証式の時間をもって内閣のホロスコープとするのが良いのだろう。このとき太陽と5室カスプが合、金火水星が入居でこの内閣はパフォーマンス性が異常に強い。太陽は7室冥王星とスクエアで、個性の出し過ぎは対外的な緊張をもたらす。
木星は8室カスプと合。この木星は12室カスプ上のヴェスタと、6室カスプ上のバーテックスを調停する。これは米国のように隠れ負債の穴埋めに財政出動する必要がありそう。10室天王星、4室土星はオポジション。改革志向の内閣と見えるが、内閣自体が改革される(人事など)可能性もある。
5室金火水星が9室海王星及びノースノードとトラインを組み、さらにそれらがASCとグランドトラインを形成。これは目立ちすぎるパフォーマンスがスキャンダルに発展するおそれ。この強すぎる自己主張を発揮する運気を持つ内閣の閣僚は、凡人では決して務まらない。地味で普通な閣僚がこの勢いに煽られると、言わなくてもいいことを言って後に引けなくなるのが落ちで、さっそく中山国交相が担当外の教育行政の舌禍で罠にはまっている。
ASCとのアスペクトは事象が連続して起こり、その結果も早く出ると予測できる。さらにジュノーが7室カスプと合で、内閣は攻めが強いかまたは攻(責)められる運命に。このASC-ジュノー軸が天王星-土星軸とグランドクロスなのは実に不穏だ。
首相官邸のHPに新内閣の記念写真が載っている。誰が演出したのか麻生首相は序列無視の両手に花だ。してみれば小渕氏は金星、麻生首相は火星、野田氏が水星というところか。しかし何ともしっくりこないこの記念写真の印象が、麻生政権の危うさに通じているような気がしてならない。
結論として、この内閣はよほどの天才的リーダーシップがない限り長期政権に持ち込むのは不可能だ。早期に総辞職して選挙に持ち込んだ方が傷が少ないというのが筆者の感想だ。