占星術思いつきメモ(天体位相研究カルデア)

占星術に関して思いついたことを書き留めるブログ。西洋占星術による地震予測、金融占星術の研究をしています。

【地震警戒】夏の地震、ピークは8月17日前後か

2012-07-19 23:55:28 | 予測
4月の新月図解説で、今夏に日本地域で大型地震が起きる可能性があることをお伝えしてから3ヶ月。ようやく警戒日候補が浮かび上がってきたので、ここに改めてまとめてお伝えする。

筆者は4/24記事「【4/21新月図】夏の巨大地震に備えて」にて、今夏にM7超級の地震が起きる可能性を述べた。これは4月21日新月図において、東経141度を通る東日本地域の天底に冥王星が合を形成したことから判断したものだ。予想される震源はこの東経141度周辺地域となる。今一度上記の記事をお読みいただいた上で、本記事を読んでほしい。

4月の段階では当初警戒期間を7月下旬から8月初旬としていた。この期間も注意すべき期間なのだが、この間は水星が逆行しており、地震のピークが得られにくいと考えて、本震はこれより後になる旨を4/30記事「夏の巨大地震に備えて~予兆地震が出現~」でお伝えした。しかしこの時点では、警戒日がいつになるか絞れていなかった。

7月3日に発生した千葉県南部のM5.4地震は、予想される夏の大型地震の前兆と見て、7/5記事「東京湾で震度4」でその旨をお伝えした。

そして今回、記事を書くにあたって新たに分かってきたことは、最近数ヶ月の日本地域における地震が、どうやら1つの日蝕図のタイミングに合っているようだということなのである。日蝕図は地震原図となるが、その原図の持つ地震エネルギーが発散されていない日蝕図がまだいくつか残っており、このなかの一つが日本地域の最近の発震日と反応していると考えられる。その日蝕図とは、2011年7月1日の部分日蝕のものだ。



ここ4ヶ月の日本地域における震度4以上の地震をリストに挙げ、2011年7月1日部分日蝕図のタイミングを当てると、特に5月中旬以降それらしいタイミングに合わせて地震が発生していることがわかる。下記リストの(A)は2011年7月1日部分日蝕図、(B)は2012年4月21日新月図のネイタル図と経過図のタイミングである。

3/25 (A)N火星-TNNd 福島県沖M5.2 震度4
3/27 (A) 〃     岩手県沖M6.6 震度5弱
4/1 (A) 〃      福島県沖M5.9 震度5弱
4/12 (A)N火星-T金星 茨城県沖M5.6 震度4
4/12 (A)〃      福島県沖M5.9 震度4
4/13 (A)〃      福島県沖M6.0 震度4
4/19 (B)N天-T月    福島県沖M5.1 〃
4/25 (B)N金-T月    千葉県北東部M5.5 震度4
4/29          千葉県北東部M5.8 震度5弱
4/30          岩手県沖M5.6 震度4
5/16 (A)NSNd-T金星R 宮城県沖M4.8 震度4
5/18 (A)NSNd-T金星R 茨城県南部M4.8 震度4
5/24 (A)NSNd-T金星R 青森県東方沖M6.1 震度5強
5/29 (A)N火星-T太陽  千葉県北西部M5.2 震度4
6/1 (A)N天-Tパラス  千葉県北西部M5.1 震度4
6/3 (A)N天-Tパラス  岩手県沖M4.2 震度4
6/4 (A)N天-Tパラス  宮崎県南部山沿いM4.4 震度4
6/18 (A)N火星-T金星R 宮城県沖M6.2 震度4
6/28 (A)N火星-T金星  福島県沖M5.2 震度4
7/2 (A)N火星-T金星   岩手県沖M4.5 震度4
7/3 (A)N火星-T金星   千葉県南部M5.2 震度4
7/10 (A)N火星-Tセレス 長野県北部M5.2 震度5弱
7/15 (A)N火星-Tセレス 上川地方北部M4.2 震度4
7/16 (A)N火星-Tセレス 茨城県南部M4.8 震度4
7/16 (A)N火星-Tセレス 上川地方M4.3 震度4
7/22 (A)N水星-T太陽  前兆地震?
    (A)N土星-T火星  〃
7/31 (A)NSNd-T金星  〃
8/17 (A)N太陽-T金星  本震?

以上大ざっぱではあるがそれぞれの地震と各新月図の関係を、ネイタル図感受点と経過の天体との合のタイミングで合わせてみた。

◆本震は8月17日前後か◆
リストの最後、8/17の天体位相成立をもって、筆者は本震の発生を予想する。太陽と天体の合は、地球にもっとも強い影響を与える組合せであり、金星の合は、被害地震の影響を考えるにあたって最重要となる感受点である。最低前後1日は警戒しておく必要がある。

◆前兆地震が7/22、7/31に起こるか◆
この理論のとおり地震が発生するなら、7月22日と31日前後にも前兆となる地震が発生してもよさそうである。今後それらしい前兆地震があれば、地震に対する備えを固めてほしい。

◆震源予想地域は東日本及び東南海か◆
最重要警戒地域は千葉、茨城県を中心とする関東地方、および3.11で地殻崩壊の亀裂が止まった岩手沖、北海道沖など。予兆としては、7/3の千葉県南部M5.2がある。東経141度を通る地域の半径100km程度を最重要警戒地域として備えていただきたい。

また今回取り上げた2011年7月1日部分日蝕図では、東経137度を通る地域も警戒地域となる。この図は、名古屋など中京地域の天頂に土星が合となる。この日蝕図が効果を発動するなら、中京中部地方全域でも警戒が必要となる。予兆としては7/10長野県北部M5.2。こちらも備えていただきたい。



◆予想される地震規模は、マグニチュード7級以上◆
今回予想される地震は、海溝型巨大地震ではなく、直下型に近い印象がある。マグニチュードは高くなくとも被害地震となるタイプと考えている。とはいえ何が起こってもおかしくはないという心構えで対応していただきたい。

今後も地震関連の記事を断続的に発信することにしている。備えあれば憂いなしということわざを肝に銘じて行動したい。

[7月後半の地震予想:改訂]*ツイッターでも公開しています。
7月18~20日、22日前後、25~26日、31日前後。大きめの地震が増える傾向です。ご注意ください。


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4 コメント

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Unknown (華。)
2012-07-20 20:23:45
いつも地震予想をありがとうございます。

予想日の20日には:10千島列島でM6.1, 15:32に、M6.3の地震が発生しました。
また15:50には、硫黄島近海を震源とするM5.1の地震が発生しました。

今夏巨大地震が起こらないことを祈っておりますが、備えの充実という意味でご紹介させてください。

いつもありがとうございます。

返信する
8月後半はいかがでしょうか? (ゆきまま)
2012-08-03 21:19:25
地震予想を拝見し、スケジュールを組んでいます。
いつも本当にありがとうございます。

さて、この数日中に8月後半の出張日程を決めなくてはならないのですが、まだ8月後半の地震予想が発表されていらっしゃらないのでうろたえています!
8月後半の地震予想のご発表お待ちしています。よろしくお願いします。
返信する
ゆきままさん (pneuma_2007)
2012-08-06 00:54:41
8月の地震予想はツイッターのほか、8/6の記事にも載せましたのでご覧下さい。
返信する
ありがとうございました! (ゆきまま)
2012-08-08 00:56:08
お礼のメール遅くなりましてすみません。
毎日何回も、記事、ツイッター拝見していますが、
このコメント欄は見逃してました!
お返事頂戴できるなんて感激しています。

地震予想を拝見した後、また水を買い足しました。
8月無事に過ごせることを祈りながら
9月の地震予想もお待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
返信する

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