占星術思いつきメモ(天体位相研究カルデア)

占星術に関して思いついたことを書き留めるブログ。西洋占星術による地震予測、金融占星術の研究をしています。

2011年の占星術予想(2)

2011-01-10 15:57:05 | 四季図
◆米国編◆
アメリカ経済もゆるやかな回復基調が続く。7室木星で特に貿易など輸出入総額は伸びそうだ。8室おひつじは株式市場も堅調の見込みだが、伸びしろは多くないようだ。量的緩和であふれた資金は株だけでなく債権や金、原油、商品など投機資金に使われ、市場は加熱と調整が繰り返されるだろう。雇用の回復の足取りは重いと思われる。NYDWは15000ドルが超えられるかどうかという見通し。

FOMC(連邦公開市場委員会)が昨年11月に6000億ドルのQE2(量的緩和第2弾)を発動した。市場の関心事はさらにQE3があるのか、それともいよいよ出口戦略かというところであるが、木星が1月に、天王星が3月にうおからおひつじにイングレスし、占星学的には量的緩和の機運は終わっている。しかし金利引き上げはまだ遠いようだ。雇用の回復の遅さに加え、まだ不良債権問題が根深く残っている。

米国の今年の関心は7室太陽と天王星で対外関係の転換だ。特に敵視していたイランとの緊張緩和もありうる。今年は世界的には軍事的緊張は萎えそうだ。

しかしもう一つ、7室の太陽-天王星は連邦政府と州の関係を見直さざるを得ないかもしれない。問題となるのは天底に位置するノードと冥王星だ。カーディナルクライマックスが本格化する今年、その一翼を占めるこの天体群が天底にある米国は、住宅投資の破綻のみならず、州政府や地方が発行する債権のデフォルトが深刻化しそうだ。最悪の場合一部の州が破綻し、連邦政府直轄領となるかもしれない。

天頂にあるのはふたご27度のサウスノードで、サビアンシンボルでは「破産」の代表格だ。またMCはかにだが、1室の月は土星と合で傷ついている。今年は米国民にも米政府にとっても意気消沈する出来事が多くなるだろう。

気象は昨年世間では「ハリケーンの当たり年」と言われていたのに、ハリケーンの被害はなかった。しかし今年は昨年来なかった分もまとめて来そうな感じだ。小麦、大豆などの価格高騰に加え、穀物の備蓄なども重要なテーマになりそうだ。

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