絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

仮想はてな物語 お小説・ストーリィ 2/3 (006-1)

2016-10-23 08:07:21 | 仮想はてな物語 

      
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絵じゃないかおじさんぐるーぷ


 「家に火をつけた」というのも、盗みに入った家で犬に吠えられ、明かりとりの火を縁の下に落としたためだという。その日は結局何も盗まず逃げ帰ったらしい。盗みは数限りなくしたが、生活ぎりぎりの範囲内に押さえていたらしい。不本意な殺しが、火つけや盗みの原因になったようだ。何年たっても、人からは色メガネで見られ、就職してもすぐに過去の汚点がばれ職場に居づらくなり、やむなく安易な盗みの世界に入ったらしい。


 それを読んで、私は、ブツブツはんに嘆願書を出すことにした。私とブツブツはんとの間には、ワープロ通信も利用出来ない。何にしろ、{天上天下唯我独尊}のご仁だ。


私のことなど、相手にもしてくれないので、センティを通して、送ることにした。センティが、私の気持を汲んで、彼女らの世界に通じるような言葉に翻訳してくれるそうだ。センティは、感覚的に彼女らの世界に人間が科学を武器に入り込んでくるのは、そう遠くないと感じているようだ。宗教の世界が、科学に解剖されることをいち早く感じているから、科学の猛勉強をして科学に強くなったみたいだ。


つづく



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