フラメンコ超緩色系

月刊パセオフラメンコの社長ブログ

しゃちょ日記バックナンバー/2017年06月

2017年06月01日 | しゃちょ日記

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2017年6月21日(水)その2865◆華の姉妹デュオ

生ハムは美味しいし、メロンも美味しいし、二つ一緒に食べても美味しい。
格調高く、痛快極まりなかった昨年5月の鈴木舞&鈴木千琴の
デュオライヴを想い出していたら、ふと生ハムメロンの味わいが蘇った。

姉妹ともに日本フラメンコ協会新人公演・奨励賞受賞者で、
ソロリサイタルを成功させる実力は各々充分にある。
前回はそれぞれ二人のお子さんを産み、
さあ本格的にフラメンコにカムバックという時期だったので、
頃やよしとデュオライヴをお願いしたのだが、
期待を遥か上回るステージを爆裂させてくれたシスターズの、
姉(舞)の重厚なペソと妹(千琴)のスタイリッシュな粋は鮮烈だった。

ソロも存分に魅せたが、パレハ(シギリージャ)のアンサンブルもまさに絶妙だった。
芸風もアイレもまるでちがうのに、いやだからこそ、
それが見事にフラメンコのパレハの醍醐味を引き出しきったのである。
その模様を驚くほど精緻な視線でとらえた本誌ライター若林作絵は
公演忘備録にこう描いた。

「安定した技術、フラメンコの力強さ、曽我辺靖子(母)から受け継いだエレガンテ、
家族の信頼感、そのようなものが融合して、増幅してあふれ出す。
根底から醸し出されるのは、二人の健やかさだ。
私はこの健やかなフラメンコにめっぽう弱くて、見ていると泣けてしまう。
今宵はしっかり根を張った骨太の幹を見せていただいた」

満席・立ち見のあの熱いライヴから一年強、
その後の舞と千琴の進境ぶりを、この眼で確かめられる幸運!
 (月刊パセオフラメンコ2017年6月号より~小山雄二)

鈴木姉妹■Ⓒ小倉泉弥.JPG

2017年6月22日(木)20時 高円寺エスぺランサ
パセオフラメンコライヴVol.59
鈴木舞&鈴木千琴デュオライヴ
【出演】
鈴木舞(バイレ)
鈴木千琴(バイレ)
大渕博光(カンテ)
有田圭輔(カンテ)
徳永康次郎(ギター)
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/06/2017622.php#005998
              
早々に座席指定ソールドアウトで、立ち見予約は5名ほどオッケー。
パセオ忘備録(8/20発売号)執筆は白井盛雄、フロントは吉野理子、
バックと撮影は小倉編集長、で、無駄にウロウロしている元イケメン係員がおれ。

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2017年6月20日(火)その2864◆スベっては転ぶ人

朝の銀行回りの途中、仲良し旧知より好物の塩らっきょをゲット。
出社してやっとのことで残務を終え、午後からは例によって、
面白いようにスベっては転ぶ新たな布石をメールで打ちまくる。
夕方からは中野で、カリスマ由紀さんともろもろ打ち合わせ。
むろんこちらも面白いようにスベっては転ぶ予感(汗)

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(ヴィジュアルは5/17大沼由紀パセオソロライヴより Ⓒ小倉泉弥)

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2017年6月19日(月)その2863◆君は君 我は我

「よく働きよく遊ぶ」

私の好きな大人たちはほとんど皆それを体現していた。
誰に諭されるでもなく、私が働き始めたのは16歳だが、
小学校に上がる頃からその手の大人たちの生き活きとした暮らしを、
ずっと生理的に好ましいと感じていた。

きのう想った『群盲象を評す』が示すように、
そうした風情が単に昭和三十年代・東京下町固有の文化であった可能性も高い。
すでに六十を超えた私も、ずっとそういう環境を選んで生きて来ちゃったわけだし、
今さらそれ違うよって云われても軌道修正は難しい。
ならば他の文化も認めるよりないという解決策が視えてくる。
そうでない生き方に好ましさを感じることも多い・・って、
やがていつかは建前でなくそう云ってみたい。

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2017年6月18日(日)その2862◆ヴィンテージ

五夜連続呑み会のツケ仕事を片づけ、風呂上がりの一杯中。
遠征から戻る連れ合いとジェーに、これからシチューとゆで卵を仕込む。

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久しぶりに昭和のヴィンテージを聴いている。
恋の季節、ブルーライト・ヨコハマ、別れのブルース、
愛の讃歌あたりが絶品だね。
久々のマッカランも沁みてくる。

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2017年6月17日(土)その2861◆群盲象を評す

幼いころの紙芝居の記憶がふとよみがえる。

暗闇で象にさわった者たちが、それぞれに感想を述べる。
足にふれた者は「柱のようです」
尾にふれた者は「綱のようです」
鼻にふれた者は「木の枝のようです」
耳にふれた者は「扇のようです」
腹にふれた者は「壁のようです」
牙にふれた者は「パイプのようです」。

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それぞれは部分的に正解である。
だが惜しいかな、全体を見通せてはいない。
これは神秘の地インドで生まれた『群盲象を評す』というお話。
フラメンコについて語るとき、わかっちゃいながら私たちは皆、
これに近いことをやっている。
深い見識は貴重だがその深きがゆえに陥るワナもあるし、
また、浅きがゆえにその本質をシンプルに云い当てることもある。
真実の多様性は争いも巻き起こすが、
それがまた本当の豊かさの源であることを肝に銘じておきたい。

昨晩はパセオの公演忘備録を書いて寝たのだが、
起き抜けの朝風呂の爽快感がこの古代インドの紙芝居の
遠い記憶を呼び覚ましたのだろう。
フラメンコ形成に大きな影響を与えた放浪民族ロマ(ヒターノ)、
その起源も5世紀のインドに遡るという。
実に壮大な時の流れが快く身に染みてくる日曜朝の充実。
だからといってこのあとのチョー山積み仕事が減るわけでもない。

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2017年6月17日(土)その2860◆強敵

理不尽をやり過ごすにはパーッと発散するのが一番だが、
さすがに今週は呑み過ぎた。
連日の早出くらいではとても間に合わず、
月曜からの五連チャン呑み会のツケを払うべく、早朝よりパセオ出勤。
連れ合いは二泊三日の地方巡業、ジェーは三泊四日の定期検診とあって、
この土日は淡々と実務に集中する。
むろん酒などもっての他だが、人には誰しも魔がさす瞬間というのはある。
昼と夜の境目に来る〝逢魔が刻〟の、
パセオからわずか三秒の立地にあるあの妖しい提灯の誘惑。
この強敵に打つ克つことはあのモハメッド・アリに打ち勝つ以上に難しい(汗)

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2017年6月16日(金)その2859◆いい歳のエリー

光陰矢の如し。
金沢に暮らす旧友を皆で訪ねる旅からすでに二年。
今宵はすでに44年続く、高校同級の四季の呑み会。
会場はすでに38年通う、母校近くのちゃんこの名店〝紫鶴〟。

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本日のゲストはやはり高三同級、早大代表で
初代ミス・キャンパスに輝いた〝愛しのエリー〟。
永い歳月とともに〝いい歳のエリー〟に昇格した彼女(写真は五年前)だが、
青春時代からのオーラはまんまである。

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2017年6月15日(木)その2858◆おやぢラッシュ

昨晩は熱狂のドド子ライヴで完全燃焼。
打ち上げで萩原淳子さんや田村陽子さんとその夫君、
鈴木敦弘さんや三木重人さんらと話せてうれしかった。

今宵は要町でおやぢ会である。
明晩は平井でおやぢ会である。
おやぢ会の合間を縫って各種締切と闘うおやぢ。
あっ、おぢや食いたくなってきた。

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2017年6月14日(水)その2857◆猫はいない

今宵20時より大入り満席、いよいよ待ちに待った井上圭子ソロライヴ。
ジプキンのボラーレを歌う石塚隆充のTV『THEカラオケ★バトル
~歌の異種格闘技戦』出演も20時頃というから、こちらは録画を手配。

さあ、これから張り切ってパセオ8月号の入稿である。
ライヴ情報、公演忘備録、パセオライヴ8月プレ記事、Hola!などざっと十数頁、
そして原稿料振込や製品発注や請求書発送など、まさに時間との闘いである。
正直云って犬の手も借りたい。

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2017年6月13日(火)その2856◆ドド子

2009年ラ・ウニオン『カンテ・デ・ラス・ミナス国際フェスティバル』
において外国人として初のファイナル進出。

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おそるべき実績を持つ彼女のソロをまだ私は観ていない。
パセオライヴの出演はこの眼を頼りに依頼するのが大原則だが、
複数の信頼筋による強い推薦によって決めた唯一のケース。
この噂の大物とはほんの少しメールをやりとりしただけで面識もない。
愛称のドド子は土をふたつ重ねる「圭子」から来ているらしい。

今週水曜に迫る井上圭子ソロライヴに配布するプログラム校正を、
きのうメールで送ったのだが、どうしたわけかそれが届かない。
FBでメッセを交わしながらのメール送信の試行錯誤。
そのやりとりをほぼ原文のまま実況で。

私「メールじゃないと校正送れないなあ。
 あっ、ファックスで送ろうか? 至急番号教えて!」
井上圭子「了解しました!あっ、ウチ、ファックスが無いのです」
困ったと思案する瞬間、FBメッセが届く。
「そうだ、もう一つのメアドをお知らせ致します」
すぐに校正添付メールを再送し、FBに書き込む。
「いま送った、トドいて、トド子っ!」
「ドドコだよ」
「じゃあ、ドドいてっ!」
ややあって、
「やはりドドきません、なんでかしら?」
「だめか、×メールは時々事故があるんだ。じゃあ校正はともかく、
 プログラムの曲目下に載せるドド子の(当日の客席に対する)コメントを、
 明日朝までにFBで送って」
「そうだ、ヤホーのメールでしたら行けますかね?」
ヤホーメールで再送する。
「ヤッホー、ヤホー送ったあるが、ドドいたか?」

無事ヤッホーは届き、校正も済み、
先ほどプログラム用の本人コメントも無事ドドいた。
        
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2017年6月12日(月)その2855◆井上圭子ソロライヴ

「『二十世紀バレエ団』のモーリス・ベジャールです。ダンスって世界は凄いものだと感動したのは。初めて観た作品は『エロス・タナトス』。中1の時でした」
以前観た、井上圭子の優美なアレグリアスが胸に焼き付いている。翻したバタ・デ・コーラは花びらのような放物線を描く。その広がりと質感は彼女の肉体と繋がり、生き物の存在感で心に迫って来た。あの生命力の正体は何だったのだろう? 彼女が奥に秘めているものをずっと知りたくて、踊りの芯にあるものは何かと尋ねたとき、返ってきた言葉。ああやはり美しいだけではない、燃えるものがこの人の内にあったのだと、すっと腑に落ちた。
 2009年、ラ・ウニオン『カンテ・デ・ラス・ミナス国際フェスティバル』での外国人として初のファイナリスト。師である小松原庸子に愛情をもって鍛え上げられ大舞台に臨んだ。そして、体力も精神も「すべて焦げ付くほど」という想いの中で闘い、掴み取った結果だった。そんな極限を乗り越えて来た人だ。
「踊り続けながら目指していることは、観に来てくださる方々の 創造力をかきたてる小さな部品で在りたいということです。心強いアーティストに助けられながら、自身の身体を通して皆様のもとに『何か』が届きますように」
官能、ウイット、孤独。井上圭子のフラメンコにはこれらの豊かな澱がある。この日に降りてくる美しくて深い「何か」を今から渇望してやまない。
       (月刊パセオフラメンコ2017年6月号~井口由美子)

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座席指定は早々にソールドアウト。
いよいよ噂の大物バイラオーラがパセオライヴに初登場!

2017年6月14日(木)20時 高円寺エスペランサ
パセオフラメンコライヴVol.58 井上圭子ソロライヴ
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/06/2017614.php#005999
※立ち見席は上記までお問い合わせを!

【出演】
井上圭子(バイレ)
エル・プラテアオ(カンテ)
三木重人(ヴァイオリン)
三枝雄輔(パルマ)
鈴木淳弘(ギター)

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2017年6月11日(日)その2854◆藍より青く

シャドウ・オブ・ユア・スマイル
(The Shadow of Your Smile)
               
場末のパブのギタリストだった頃、よくエンディングに弾いてた。
映画(『いそしぎ』1965年)はピンとこなかったが、その音楽は永遠なる心の糧。
私の中の宗教とバッハ(あるいはフラメンコ)の関係みたい。

バーブラ、シナトラ、アンディ、アストラッド、バーデン等々、
素敵なカヴァー演奏は無数にあって、今もボサノバ系のアレンジでよく聴く。
なぜかいつも奴のこんな佇まいを想い出す。
撮影者である連れ合い、高校時代は写真部だったとさ。

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2017年6月10日(土)その2853◆いい人は

「いい人は悪い人」。
親しい大物プロモーターの人生訓。
安請け合いの人を決して信用するなと何度も諭された。

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2017年6月10日(土)その2852◆人は

近ごろ確信した経験値の集大成。
むろん3%の例外はあるけど、人は見掛けによる、
いや、見掛け通りである。

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2017年6月10日(土)その2851◆王将

強いから勝つのではない、勝ったから強いのだ。
それが人生の実相だと想うが、何にだって例外はある。
プロ入り以来、無傷の23連勝を続ける藤井四段。
彼の公式戦全棋譜を改めて並べてみて分かった。
藤井聡太は、強いから勝っている。

別件だが、ジャイアンツにはもうちょい記録頑張って欲しかった(汗)

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2017年6月9日(金)その2850◆エロ話

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「君は死んだ人間しか評論しない」と坂口安吾が突っ込む。
「生きてる人間は暴れるから書きようがない」と小林秀雄がボケる。
その昔ゼミで知った賢人同士のこんなエピソードに、今も時おり苦笑する。

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「より安定したい。それこそがタナトス(死への衝動)の欲望だ」
フロイト博士ご指摘のごとく、故人というのはもう活動しない、
悩まない迷わないという点で極めて安定している。
人はエロス(生&性への欲望)という最強の本能をエネルギーに日々忙しく生きるが、
その裏側ではやたら張り切るエロスとのバランスを調整するかのようにタナトスが、
「生きてりゃもろもろ不安定だし、死んで思いきり安定しようや」と
黒い誘惑をささやく。
いや、タナトスはむしろエロスの完全燃焼を後押しし、
そのどんな結果をも毅然として引き受けようとしているのかもしれない。

小林秀雄はエロスの起承転結を見極めた上で、作品を完成させたかったのだろう。
一方の安吾はエロスとタナトスの葛藤そのものをリアルタイムで描きたかった。
結果なのかプロセスなのか?
いやまったく、真実の探求というのは個々の性質に大胆に左右されるものだ。

生命のメカニズムというのはエロスとタナトスの絶対矛盾が出発点だから、
賢者の意見もバラバラだし、自分固有の真実を見い出すなんてのも容易ではない。
だからフラメンコというわけでもないんだが、パセオ創刊以来およそ三十三年、
せっかくの誌面をこれ幸いと活用し、その実相を探る帰納法的アプローチそのものを、
好奇心任せに寄り道(パセオライヴや講座等)しながら歓んでいる。
しかしながらその興味深い試みは、降りしきる雪のサッカー場でドリブルしながら
落としたコンタクトレンズを探す果てしのない作業によく似ている(汗)。
生涯現役が宿命に想えてきた。

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2017年6月8日(木)その2849◆エンリケ坂井登場!

 今から5年前の2012年、エンリケさんの連載原稿を受け取った。今なお手書きの原稿の書き出しは、「パセオから修行時代のことを書いてみないかと言われたのですが、考えてみれば私はまだ修行中の身なのです」というものだった。

 うひゃー!!となった。ギター歴50年を越える人が修行中だと言い切る。フラメンコに対するなんという尊敬の念! すっかり感激してしまった。僕はまだ業界に入りたてだったが、ギターの音色や雰囲気から、それぞれのアーティストにイメージを持っており、激的に渋い音色を響かせるエンリケさんのギターを聴いて、非常にストイックなギタリスト像を想像していた。嬉しかった。

 そして、プロとはこういうことだと、演奏で示してくれている。例えば、現在超売れっ子になったカディスのダビ・パロマールの伴奏や、ウニオンでランパラ・ミネーラを受賞したダビ・ラゴスの伴奏をするのに、打ち合わせはひと言ふた言だけ。膨大な研究を積み重ね続けることであらゆるスタイルを識り、それを演奏でき、そしてエンリケさん曰く"歌い手の、歌う気を誘う"ファルセータを弾き、歌を引き出す。グッ......と感じ入る。熱を帯びる。

 さらに、日本におけるカンテ伴奏の不動の第一人者でありながら、エンリケさんの実力は驚くことにソロでも輝きを放つ。モロンに心酔するそのギターは、水墨画や枯山水にも似た枯淡の境地を見せてくれるだろう。少なくとも僕の理解では、エンリケさんは人間国宝である。当日は国宝級の味を堪能されたい。
         (月刊パセオフラメンコ2017年6月号~小倉泉弥)

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とゆーことで、例によってプログラムのフライング発表。
当日フロントは吉野理子、バックに小倉編集長、パセオ忘備録執筆
(&いけめんドアボーイ)はおれ。
マエストロ・エンリケに対する日本フラメンコ協会の会報取材も入るようだ。
お席をリザーブしておくので、予約は当日17時までに ☎03-3383-0246
             
パセオフラメンコライヴVol.057
エンリケ坂井ソロライヴ
2017年6月8日(木)20時開演
於:高円寺エスペランサ
主催:月刊パセオフラメンコ&エスペランサ

【ギターソロ】
 1. タランタス
 2. カンティーニャス
 3. シギリージャス
 4. ブレリアス
      (パルマ/山谷祐子 佐藤聖子)
【弾き語り】
 5. ソレアー・アポラー
 6. マラゲーニャス
 7. ティエントス 又は ファンダンゴス
【フィン・デ・フィエスタ】
      (パルマ/山谷祐子 佐藤聖子)

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2017年6月7日(水)その2848◆心の復興

ちょっと残念な気もするのだが、
多くの場合、実力と知名度とは一致しない。

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この直木賞作家は本当に善い小説を書く。
藤沢周平以来の本物中の本物でござる。
ボキボキボキッと心が折れた時には、
二合のぬる燗とともに『虚舟』を読む。
シャキシャキシャッキーンと心が復興する。

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2017年6月6日(火)その2847◆フラメンコの使徒

リハもなく、彼のギターで唄い始めたかのダビ・ラゴスの、
びっくりしたような両眼が
心底嬉しそうな表情に変わったあの瞬間を生涯私は忘れない。

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スペイン人でも彼の境地に達したフラメンカーは稀れだ。
パセオ小倉編集長の発案、二度目となる「エンリケ坂井ソロライヴ」は、
あさって木曜晩、再びそのことを実証するだろう。
パセオライヴ57回目にして初のプロデューサー特権を発動し、
今回のみは音響抜群の二階バルコン席中央に陣取る。
     
残席あり
純粋フラメンコに惹かれる方は、多少の無理を押してでもご来場されたし。
自ら伝説の証人となるべしっ!

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2017年6月5日(月)その2846◆寛容の視点

「小人閑居して不善を為す」

ゆうべは早めに床に就き、久々に現役名人・柳家小三治で『茶の湯』を聴く。
既得権ずっぽりの隠居じいさんが、盛大に周囲を困らせる爆笑話。
名作『寝床』と同じく、アートもユーモアも解さない
センス無き年寄りが災難の元なんだが、
そういう理不尽を笑い飛ばす江戸っ子の粋が頼もしい。

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昔も今も、現役で何かしらお役に立ってねえと、
人はどうしたって生き腐れするもんなんだと、
シンプルな生理現象が浮き彫りになる。      
ただし、落語の視点は寛容である。
人騒がせなご隠居さえ肯定し、善悪あれこれあってこそ
好ましい全体バランスは保たれるという、
実にしたたかで穏やかな着地点を用意するのである。

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2017年6月4日(日)その2845◆ユニヴァーサル

「ニッポン人なのに横綱だあっ!」
十九年ぶりの稀勢の里の快挙に日本中が沸いた。

「ドイツ人なのにバッハがうまいっ!」
2002年、国際バッハ・コンクールで優勝した史上初のドイツ人、シュタットフェルト。
稀勢の里の横綱昇進をきっかけに、再び彼のピアノにハマっている。
バッハが一番いいが、モーツァルトやベートーヴェン、
さらにショパンあたりも手の内に入っており、
近ごろ話題の藤井四段のオールマイティな芸風を連想したりもする。

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「スペイン人なのにフラメンコがうまいっ!」
あと二十年くらいでそんな時代が来ると私は感じているが、
炎上しそうで本音は云えないって、云ってるじゃん(汗)。
まあ、袋叩きになるかもしれないが、
世界中を旅するフラメンコにとってそれは幸福なことだと本心想っている。

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2017年6月3日(土)その2844◆虎視眈々

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早朝から私に貼りついてる。
金曜からのお約束で、今日はジェーとパセオ出社。
身内の言葉はほぼ理解している。
トンズラが得意な私が逃亡しないよう、しっかり見張っているのだ。

決算準備と原稿二本。
彼のお気に入りはポカポカ陽気の社長室(=屋上)。
早く終われば、桃園緑道のオープンカフェでチーズケーキ。
虎視眈々、奴はそれらを狙っている。

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2017年6月2日(金)その2843◆類似点と相違点

現在二十連勝中の中学生プロ棋士・藤井聡太四段。
棋譜を調べる限り、彼には突出する得意戦法が見当たらない。
その意味で、私は彼によく似ている。
突出する得意戦法を藤井四段が必要としないのは、
すべてにおいて彼がオールマイティだからだ。
その意味では惜しくも、私は彼に似ても似つかない。

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2017年6月1日(木)その2842◆ショーブ

この春はフジ(亀戸天神)もツツジ(根津神社)も見逃した。
なので来週あたり観ごろとなるショーブに賭けたいわけ。
写真は明治神宮だが、ここ数年は小石川後楽園がお気に入り。
アジサイ同様、小雨が降ると情緒もばっちりなんだけどねえ。

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しゃちょ日記バックナンバー/2017年05月

2017年05月05日 | しゃちょ日記

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2017年5月26日(金)その2835◆軌道修復

「演奏活動を続けてゆくための試金石のような存在。
 バッハは、私にとって特別なものです」

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ヒラリー・ハーン(1979年~合衆国出身)はそう語る。
2010年にリリースされたバッハのヴァイオリン協奏曲集。
近寄りがたい雰囲気のジャケットだが演奏は抜群。
柔軟なアメリカ的聴きやすさは、
深く鋭いドイツ的本格性に支えられている。
なるほど、彼女はドイツ系アメリカ人。
    
このひと月あまり、毎朝パセオに到着すると同時にこのCDをかける。
雑用を片付けながらのルーティンだが、
ほぼ毎朝ひとつふたつの発見はある。
はちゃめちゃに生きる私には、
どうしたって不可欠な軌道修復音楽のひとつ。

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2017年5月25日(木)その2834◆エロス

「エロス」。
ギリシャ神話における愛の神、あるいは官能の愛とか。
ローマ語では「アモール」か。なるほどねえ。

アートを、仮に官能の模倣とするならば、
私にとってのベストはセゴビアのギター。
大好きなストリップさえ超えてしまうところが凄い、
という私の思い込み、センス。
人それぞれのセンスが、もろに反映されるリトマス問題かも。

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2017年5月24日(水)その2833◆満員御礼

六回連続超満員御礼パセオフラメンコライヴその56
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/05/3_2.php#005977
明日木曜20時、高円寺エスペランサ
大塚友美バイレソロライヴ!

【出演】
大塚友美(バイレ)
川島桂子(カンテ)
水落麻里(カンテ)
長谷川暖(ギター)
(賛助出演)小菅理恵/鈴木旗江/三原孝美

【プログラム】
1. Guajira y Colombiana
2. Cante y guitarra
3. Bambera
4. Cante y guitarra
5. Tanguillo de Cádiz
6. Bulería

立ち見席(←座れる)若干あり!
現場主任は渡邉悦子エスペランサ店長、照明はオーナー社長の田代淳、
公演忘備録執筆(パセオ8月号)は哲人・白井盛雄、フロントはライター若林作絵、
バックに小倉泉弥編集長、そしてイケメンドアボーイ(←現在廃止検討中!)は
このわたくし(←現在絶賛解雇通告中!)。

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2017年5月23日(火)その2832◆なぜへレス?

なぜヘレス?
答えはここ(↓)!!!

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2017年5月22日(月)その2831◆深化するバイラオーラ

パセオフラメンコライヴVol.56
大塚由美ソロライヴ 
【日時】2017年5月25日(木)
【会場】高円寺エスペランサ
【開演】20時(19時半開場 ※終演は21時10分頃の予定)
【料金】4,500円1ドリンク付(税込)
【予約】立見席のみ数席あり
 電話予約:昼(セルバ)☎03-3383-0246
      夜(エスペランサ)☎03-3316-9493
 メール予約:selva@tablaoesperanza.com
【出演】
大塚由美(バイレ)
川島桂子(カンテ)
水落麻理(カンテ) 
長谷川暖(ギター)

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 今から26年前の日本フラメンコ協会・第一回新人公演。そこでぶっち切りの奨励賞に輝いたのが大塚友美さんだった。あの折の生き活きと切れ味鋭い彼女のバイレ、そして第一回目の奨励賞選考会の模様は四半世紀経った今でも、ありありと想い出すことができる。そう彼女は、記録にも記憶にも残る踊り手。
          
 現在は地元浜松で公演・教授活動に大忙しの友美さんだが昨年4月の初パセオライヴでは、久々に彼女だけに可能なフラメンコを堪能させてもらった。あの感動的なステージの模様をパセオライターいしいともこは本誌忘備録にこう記している。
          
「踊り始めるとすっと風が吹いたような、土のにおいがしたような、そんな錯覚を覚えます。肝っ玉の据わった真っすぐな踊り、近所中の子供たちが路地で遊び大人たちはどの子も隔てなく気にかけ叱っていた私たち世代の子供時代がよみがえる感覚。まさに生活の中から生まれ出たフラメンコ、作り込んだ風でなくきれいなだけでなく生き様を見せつけられる踊り......」
             
 奨励賞受賞のころの大塚友美のフラメンコはむしろ、シャープかつダイナミックで青春を謳歌するようなカッコいい踊りだった。そして永い歳月を経て彼女の踊りは変貌を遂げた。
 はち切れんばかりのエンタテインメントはその面影を残しつも、人と人との自然で親密な関係性に深く踏み込む境地に達したように想える。年齢や芸歴とともにフラメンコは無限に深まりゆく。大塚友美はそんな感慨をもたらしてくれるバイラオーラなのである。
  (月刊パセオフラメンコ2017年5月号より~小山雄二)
                            
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2017年5月21日(日)その2830◆講座の用心棒

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さあ、これからジェー(講座用心棒)とパセオ出勤。
        
13時より徳永兄弟のパセオフラメンコ講座「タブラオの現場~ソレア編」で、
その設営準備とパセオ7月号原稿整理で、今日は何かと忙しい。
12時から1階スタジオの席数を決めて並べ始めるので、
いきなり当日参加の方は、遅くも11時半までに
honbu@paseo-flamenco.com に参加メールを入れといてね。
        
ゲスト・バイラオーラにあの梶山彩沙、そしてカンタオーラ小松美保も参加。
人気プロ同士がすぐ目前で会話を交わしながら、
タブラオ・フラメンコ出演のノウハウをさくさく解明!

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2017年5月20日(土)その2829◆そういう燃焼

「とにかく具体的に動いてみなよ」
           
みたいな内容のポスターが永らくわが家の洗面所に貼ってあった。
連れ合いの大のお気に入りで、おそらくは相田みつをさんが原典。
親愛なる先人たちも皆同じようなニュアンスの感想を残しているし、
ドン詰まった時にはこうした突破口しかないと若い頃から私も決めている。
自らはじっと動かず他者に頼る、一見安全そうに見えるルートが、
永い人生、実は最も危ない選択肢なのである。

囲碁や将棋なんかだと深い先読み無くして前へは進めないものだが、
人の暮らしの場合だと、自ら具体的に動けば、
必ず具体的な改善策や現実味のある希望が視えてくるものだ。
逆に頭でっかちにこねくり回して安楽そうな保険を掛ければ、
実はすぐそばにある出口さえ見失うのが人間なのである。

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さて他方、有名な「犬も歩けば棒にあたる」の解釈には、
出しゃばると思わぬ災難に遭うという説と、それとはまったく逆に、
何でもいいからやってみれば思わぬ幸運に出逢うという説とがある。
私は根っからのコテコテ後者なのだが、
実績的には前者の江戸っ子代表みてえな人なので(汗)、
この件に関してはもっぱら「結果よりも動機とプロセス!」なんだよと、
人間らしい潔さを力説する立場を採っている(冷や汗)

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2017年5月19日(金)その2828◆タブラオの現場

「タブラオの現場で出演者たちは、事前にどう打ち合わせするのか?」

具体的にどうヌメロを創り上げていくか、今回はソレアを素材に実践レクチャー。
トラディショナルな構成の流れとは?
それぞれのシーンごとに踊り手はギタリストに何をどう伝えればよいのか?
バイレ、ギター、カンテが事前に共有しておくべき約束事は何なのか?・・・

あさって日曜午後、そういう画期的レクチャーが実現する。
ゲスト・バイラオーラは驚くなかれあの梶山彩沙さん、
そしてカンタオーラ小松美保さんも登場。
人気プロフェッショナル同士が目の前で会話を交わしながら、
タブラオ・フラメンコ出演のプロセスを創り上げる!

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90分1本勝負、絶対に血となり肉となる、
溢れるほどに贅沢なこの徳永兄弟スーパー実践講座。現在五席ほど残あり。
メール予約は honbu@paseo-flamenco.com 日曜朝10時までに。
いっぱいになっても椅子は何とかするので、
この大大大チャンスにどうぞご参加あれっ! 
今さら聴けない質問も受け付けるよ(笑)

パセオフラメンコ講座「タブラオの現場(ソレア編)」
初級者~プロまで、バイレ・カンテ・ギター・観る聴く専門すべて対象。
若手プロは特に対象!
講師◆徳永健太郎/徳永康次郎(フラメンコギター)
日時◆5月21日(日)13時~14時半(12時半開場)
受講料◆90分/3,000円(当日受付にて)
備考◆独習のための録音のみ可
会場◆スタジオ・アルソル(丸の内線「東高円寺」徒歩6分、JR・東西線「中野駅」徒歩10分)

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2017年5月18日(木)その2827◆そういう燃焼

自由奔放と思いきや、意外にもがっしりした骨格。
伝統をなぞるのでなく、今そこで生まれたかの如き即興性。
過酷な闘いの最中、時おり現れる美しいエロス。
終局を迎える瞬間、何処からか立ち昇る希望。

音楽、文学、呑み屋、落語、将棋、商店街、
ボクシング、舞踊、映画、写真、絵画・・・
そしてフラメンコ、さらには人。
そうか。昔も今も、そういう燃焼をおれは好きだったんだと、
今さら気づく。遅っ

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2017年5月17日(水)その2826◆きっとこう云う

現代日本のフラメンコシーン。
もしも夏目漱石や小林秀雄がその頂点に触れるならば、
両マエストロはきっとこう云う。

「野卑だが、人間の本質を突いている」

ああ、おふたりを今宵パセオライヴにお連れしたい。

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2017年5月17日(水)その2825◆フラメンコ論

「自信というのは、いわば雪の様に音もなく、
 幾時の間に積った様なものでなければ駄目だ」

高校・現国の教科書で知った小林秀雄の『モオツァルト』。
凄えおっさんだと思った。
日本の音楽評論の在り方に革新をもたらしたのも、
また、日本にモーツァルト人気を定着させたのも、
この『モオツァルト』という文学だった。

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冒頭の断言は近ごろ全集を読んで知ったが、
こっちもそこそこ老いぼれたからこそ、
マエストロの真意と自負が分かってくる。
その場の決意なんぞでは生ぬるく、今日一日をどう過ごすか、
そのことの積み上げのみが好ましい未来を引き寄せるのだと、
冷や汗もんの結論を突きつけてくる(冷や汗)。
世紀の傑作『モオツァルト』も日々の絶え間なき挑戦の結晶であるわけだし、
同時にこりゃ、けっこう立派なフラメンコ論でもあるじゃんねえ。

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2017年5月16日(火)その2824◆カリスマ登場!

立ち見席あり、いよいよ明晩!
  
パセオフラメンコライヴVol.055
大沼由紀 ソロライヴ
2017年5月17日(水)20時03分スタート
高円寺エスペランサ

【出演】
Ⓑ 大沼 由紀
Ⓖ 山内 裕之
Ⓖ あいしま なおき
Ⓒ 西 容子
ⓟ 近藤 尚

【プログラム】
1, El vito エル・ビト
2, Siguiriya シギリージャ
3, Solo de guitarra(Tiento y Tango)
 ギターソロ(ティエント・イ・タンゴ)
4, Nana ナナ
5, Alegrías アレグリアス
6, Fin de fiesta フィン・デ・フィエスタ

(↑)例によって演目のフライング公開。
忘備録執筆(パセオ8月号)はさとうみちこ、フロントは御子柴明子、
バックに小倉編集長、縁の下にはおれ。
以下は、由紀さんのプログラム・メッセージ。

本日はお忙しい中ご来場いただきありがとうございました。
2015年の公演「Sonora-音の行方」で発表したEl vito
(サビーカスとエスクデロのギターデュオバージョン!)
を再び本日の幕開けとし、
薄日が差し込む中から闇、そして光、
日向と日陰が交錯するような時間を
皆さまと共有出来たらと思っています。
また、終演後ご意見ご感想など
お聞かせいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。 
                 大沼 由紀

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2017年5月16日(火)その2823◆相性

誰にとっても、テンポやリズムが合う人というのは確かにいる。
もっと云うならセンスも。
合わせるのではなく、自然と合ってしまう。
それはおそらく、同じ方向を見つめているから。
ムダに停滞せず、やりとりそのものが快感となる。
それが相性というものなのだろう。

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2017年5月16日(火)その2822◆笑う鬼

「充分な準備期間が欲しい」という出演者側の要望。
そして、何かと多忙でライヴプロデュースには
役割全体の二割程の時間しか割けない私にも
サクサクと早めの設営を進める必要がある。
そんなんで、来年上半期のライヴスケジュールも
ぼちぼちラインナップ出来つつある。
まあ、鬼に笑われるぐらいは仕方あるめえと想うのだ。

パセオフラメンコライヴ/2018年スケジュール
01/11(木)Ⓑ藤井かおる&ブラシェ小夜音
01/17(水)Ⓑ稲田進
01/25(木)Ⓒエル・プラテアオ
02/08(木)Ⓑ小林伴子
02/14(水)Ⓑ青木愛子&ヴォダルツ・クララ
03/21(水)Ⓑ松下幸恵
03/22(木)Ⓑ高野美智子
04/12(木)Ⓒ石塚隆充
04/18(水)Ⓑ屋良有子
04/26(木)Ⓑ渡部純子
05/10(木)ⒷⒸ鈴木眞澄

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2017年5月15日(月)その2821◆大沼由紀ソロライヴ

気合が入ってないとか、やる気が無いとか、そういうわけではないのですが、
最近、フラメンコを踊ることにおいて、自分がよく踊れる時って、
よく聞こえてる時なんだなーってことが分かって来て、
それはすごく細かいレベルの聞こえ方なのですけれど、
そこまで聞こえる時は、いい具合になれるのだなーと。

どういう時にそこまで聞こえて来て、
どういう時は表面しか聞こえて来ないのかっていうのは、
色々あるんですけれど、もちろん、聞こえにくい歌とギターもあります。

でも、私側の問題もあって、踊りを磨くという鍛錬はし続けるわけですけれど、
その「聞こえる」状態を保つコントロール術というか、そこかなーと。
漠然としていてすみません。
そこに入れると、これから聞こえるであろう音も、
先に聞こえて来たりするので、踊りやすいんです。

まだパセオライヴで何をしたいか、分かりません。
でも、自分なりの踊る方法みたいなものが、
少しずつ形になって来ている気がするので、
その時に踊りたいものを踊ろうと思っています。

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 http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/05/3_1.php#005976

この二月のヘレス・フェスティバルのオフフェスに出演し
帰国されたばかりの由紀さんにメール・インタビューをすると
こんな答えが返ってきた。
そう、建前やおざなりではなく、
彼女のこういう想いを私は聴きたかった。
およそ予定調和とはかけ離れた世界で、いつも想像を絶する
快力を発揮するカリスマ・バイラオーラ大沼由紀。
断片ながらその正体を垣間見られるこの発信を記すことで、
待望の5・17ライヴの予告プロモーションとしたい。
(月刊パセオフラメンコ2017年5月号より~小山雄二)

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2017年5月14日(日)その2820◆それから

「みだりに過去に執着するなかれ、
 いたずらに将来に望を属するなかれ。
 渾身の力を込めて現在に働けというのが私の主義なのである」

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・・・いいこと云ーよね。
意外にもあまり盛り上がらないが、去年は没後100周年、
今年は生誕150周年を迎えた夏目漱石(1867~ 1916年)。
坂口安吾「堕落論」系の青春を歩んだ私ら世代には、
漱石は緩慢に思えたものだが、
ようやくその遠達性の確かさ鋭さに気づける年齢に達したみたい。
写真は松田優作さんが主演した名作『それから』。
十回は観たなあ。

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2017年5月13日(土)その2819◆秘めたる心

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近ごろの朝の情景。
私の背を見つめているのではなく、
裏庭から外に脱走するスキを計っている。

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2017年5月12日(金)その2818◆満月の光を浴びた白い椿

まあ、人並みに日々いろんな屈託を抱えながら生きるわけだが、
フラメンコの現場に足を踏み入れる瞬間、
生ぬるさを断ち切るような異次元スイッチが入る。
今宵はセクシーダイナマイト、本間静香ソロライヴ。
                
パセオや私を縁の下からずっと支えてくださったなき本間三郎師匠のひとり娘である。
遠い親戚の小うるさいオジさんというのが私の立ち位置。
静香は三日前に美味いコロッケを持って打ち合わせにやってきた。
ふだんは静かなる情熱という風情を醸す静香だが、
そのフラメンコは華麗にエキサイティング。立ち見席のみ若干有。
                    
「本当に魅力的なものは、しばしば大きな欠点も有する」
火曜の晩、例によって焼き鳥大吉で新聞の切り抜き将棋欄に目を通す最中、
そんな一節に目が止まり、なぜか二日後の静香ライヴを連想する。
潔く修羅場へと飛び込み、自らケリをつける逞しさ。
まだまだ若い彼女のフラメンコだが、
希望に充ちた魅力が生ぬるい屈託を吹き飛ばす・・ってフライング忘備録かよ。

てなことを昨日フェイスブックにアップし、迎えた本番当夜、
前回初登場から約一年、本間静香の飛躍的な成長・深化は観客席のド肝を抜いた。
フリーで来場されたパセオライター関範子さん(=その容姿は往年の大女優、
またはオーメンの大女優と仲間内ではもっぱらの評判!)が、
ライヴ終了後、早速に以下のようなコメントを送ってくれた。

いやはや、若いっていうのはスゴいもんだ、と心底清々しく思いました。
華奢なカラダ、なのに、強靭な体幹とサパテアードでグイグイくる。
観客を捕らえて離さない瑞々しい眼差しも、もし触れたなら、
この手に光輝くオーラを与えられるような白い胸元も。
しかし、触れた手はみるみる石に変えられるのだ。
妖しく美しく、満月の光を浴びた白い椿。
女でもドキドキしたのだから、
男子は老いも若きもさぞやどぎまきしたことでせう。
遠い親戚の小うるさいオジサンもアタフタしたのではないですか?
絹みたいな磁器みたいなうっとりする胸元。
あんなドレスを着て踊ってイイのは、何人もいない。
佇まいに品格があって物語がある人だけ。
ズキュンと胸打たれたのでした。いや、胸元だけでなく。
「心強いメンバー」が砦を守ってくれていたから、
「例えコントロール不能になっても」「力尽きるまで」と
直球勝負に賭けることができたのでしょう。泣けてくる。
プレッシャーを力にかえて臨み、走りきった人にしか目にできない
「初めて見る景色にたどり着け」たことでしょうねー🎵
フライングの遠い親戚の小うるさいオジサンは、昨夜は寝られたでしょうかー?

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2017年5月11日(木)その2817◆立ち見席あり、本日・本間静香ライヴ!

好感度エネルギーに充ちたセクシーダイナマイト!
今週木曜晩は、本間静香二度目のパセオライヴ。
座席指定はソールドアウト、立ち見はオッケー。
撮影は小倉編集長、受付は吉野理子、パセオ忘備録担当は私じゃあ。

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2017年5月10日(水)その2816◆おまじない

33年パセオをやってて、こんなことは初めてだ。

スペインの超一流どころに並んだギタリスト、ぺぺ・エル・チョコラーテ(島田好志)さん。
そして、日本のフラメンコ普及に多大な功績を残したパイオニア、ギタリスト伊藤日出夫さん。

先の堀越千秋画伯他界のあと、容赦なきスピードで整理困難な訃報が続く。
渾身の堀越画伯追悼号(パセオ5月号)を終えたばかりの小倉編集長も頭を抱える。
彼ら強烈な先達がおられなければ、パセオもおれも無かった。

すでに九回裏を迎える私には、事実を淡々と受け容れる習性が身につきつつあるが、
それでも元気に家を飛び出すには、ちょっとしたおまじないが必要だ。
「今日という日は残り少ない人生の最初の日」

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2017年5月9日(火)その2815◆日暮里名物

「希望があるから頑張れるんですよ」
      
これが記事タイトルかなと、帰り道思った。
西日暮里アルハムブラの立花オーナーは、
絶え間ない私のツッコミに的確に応え続けた。
本日朝イチのパセオ8月号インタビュー取材。
永い歴史の安定感を醸すアルハムブラにも辛い時期があったことを知る。

駅構内で江戸時代から続く日暮里名物〝羽二重団子〟を
スタッフたちへのおやつにゲット。
これがやたら美味いんだ、特に醤油焼きが。
東京名物の十指に入ると私は想うな。

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2017年5月8日(月)その2814◆惚れなきゃ

「大切なことは三秒で決断しなさい」

若い私が一方的に師と仰いだ故・米長邦雄将棋名人の常套句。
稽古不足を幕は待たない、ふだんから手抜かず働き遊び読み考え、
ふりかかるどんな現実にも即応する直観を鍛えよと。

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鍛えることは叶わなかったが、即断のみが取り柄の
あわて者的習性だけは二十代で身についた(汗)。
33年前のパセオ創刊も、周囲の大反対を押し切りジャスト三秒で決めた。
その後の人生もほぼ負けっ放しの状態だが、
「人生惚れてこそ(惚れなきゃ伸びない)」と分析する師のセンスに共鳴し、
そのためのアンテナ磨きを楽しむ暮らしそのものは気に入ってる。

戦争を消滅させる可能性を持つ人工知能に期待するものの、
自分の暮らしにおいては自分の直観を買ってやりたい。
同じ買うならおめえの直観よりずっと当たる確率の高い三億円宝クジにしとけやと、
さきほど中学同級の荻野(将棋アマ四段)は三秒考えマジそう云った。

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2017年5月7日(日)その2813◆フーガな魅力

あと五年ほどで名人・竜王のニ大タイトルを獲得し世界王者となる。
デヴュー以来の16連勝で話題の藤井聡太四段。
彼の対戦棋譜を再び並べる最中に、そんな予感がよぎる。

グレン・グールド『バッハ/フーガの技法』に
初めて触れた時の印象によく似ている。
どちらの芸風も私の好みではないが、
磁力の圧倒的強さは否応なく思い知らされる。

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それまでの常識を超越する底無しの大局観。
大局観とは形勢判断力を中心とする全体俯瞰力のことだが、
彼らの表現は人や文化や伝統ではなく
〝絶対真理〟との対話を求めているようにも想える。
どっしり腰を据えた彼らが何かを追うことはなく、
私たちが彼らをフーガしたくなるのだ。

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2017年5月6日(土)その2812◆自信はある

「他者とのコミュニケーション能力」

多くのAI企業の求人コンセプトだそうだ。
なんとなくホッとする話だ。
面接官の立場なら、応募者のウソを3分以内に見抜く自信がある。
応募者の立場なら、面接官から30秒以内にKOを喰らう自信もある。

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2017年5月5日(金)その2811◆性分

久々にショーシャンク。
こつこつ積み上げればいつか勝負できる、というお話。
才能とは、日々の積み上げを愛す性分、なのかも。

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2017年5月4日(木)その2810◆死角なし

勝つための強靭さと柔軟性。
勝つための構想力と先読みの正確性。
よっぽどの負けず嫌いと見た(笑)

ニュースでもお馴染みの天才棋士・藤井聡太さんは、
デビュー以来16連勝中の中学三年生。
野球に例えるなら、開幕戦から毎試合ぼかすか
ホームランを打ち続けるルーキーか。
彼の本格棋風にはまるで死角が視えない。

きのう夜中に彼のすべての公式戦棋譜を調べたのだが、
その圧倒的な強さにクラクラ来た。
全体の方針は一貫性を帯びており、序盤・中盤・終盤とすべてに隙がない。
戦術もオールマイティのようだから、
対戦相手にとっては戦術の事前研究も難しい。
その宇宙観からは仄かにバッハ『フーガの技法』が聞こえてくる。

ただ、デビュー当時からの羽生善治さん的な確信犯的アート性はまだ視えない。
藤井さん本人はまだ自分が弱いと感じていて、アートどころではないのだろう。
まあ何にしても、私の青春のすべて(プロテスト失格 泣)だった将棋が
これほど注目されるなんて、両手放しでうれしい。

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2017年5月3日(水)その2809◆クレーマーの発見

クレーマーというのは、
問題の原因はいつも他人にあると信じ込んでいる。
問題の原因がほとんど自分にあることに気づけば、
かなり時間の節約になることに最近私は気づいた。

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しゃちょ日記バックナンバー/2017年04月

2017年04月01日 | しゃちょ日記


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2017年4月25日(火)その2808◆ゴールキーパー

エンディングに向かう怒涛のインプロに一発で惚れた。

金の取れるライヴとはこのことか。
初めて観る彼女のライヴにはそれが明らかだった。
編集台割も考えず、即座にロングインタビュー取材を申し込んだ。

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『ゴールキーパー』。
そこには、逞しい矜持とプロフェッショナルな責任感が充満していた。
人の能力は似たり寄ったりだが、矜持と責任感がステキな独自領域を創る。
今週木曜晩はタブラオの女王・渡部純子、三度目のパセオライヴ。
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/04/2_2.php#005974
座席指定ソールドアウト、立ち見席若干あり。
吉野理子が受付デビュー、撮影は小倉泉弥編集長、
雑用とパセオ忘備録はおれ担当。

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2017年4月23日(日)その2807◆授業中

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吃音に苦しんだ若き日の師匠は落語家の道を選び、
その吃音経験を武器に昭和の爆笑王にのし上がった。
三遊亭圓歌(えんか)師匠の他界。
喪失感が大きいのは、ある共通項によるものだろう。

人見知りの性格から営業だけは勘弁と決めていた私は、
二十代後半のパセオ創刊の流れから営業職に集中した。
編集も制作も販売も経理も総務も執筆も結局どれもモノにならなかったが、
営業機能だけはパセオの役に立った。

手元には圓歌師匠の四枚のCDが残る。
深夜にこっそり聴いてみた。
苦い吃音経験を笑いに変えた『授業中』が、
へなちょこ営業で業界を困らせた若き日の冷や汗に、
小さくはない肯定感を与えてくれる。

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2017年4月23日(日)その2806◆迷言

「闘いながら闘い方を改善できないなら、幸運を祈るしかない」

誰が云ったか忘れたが、もしかして、くたびれ果てた私に対し、
酔ったオレが毒づいた稀代の名言だったかもしれない。

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2017年4月22日(土)その2805◆覚悟

日本フラメンコ協会とパセオ編集部の二軒お隣りにある焼き鳥大吉。
      
未来を展望するスーパー占い師の店主めあてに、
二十代~五十代の女性たちが遠方からも駆けつける。
私の知り合いだと云えば占いは無料である。
また、私の知り合いでなくとも無料であるところが
この店主の度量の大きさである。

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カウンター奥の私の専用シート(優先席)に、新聞の将棋欄の切り抜きを
キープしておいてくれる親切に惚れ込んだ私は、
少なくとも週いっぺんは遥か遠方より(徒歩3秒)駆けつける。

月曜か火曜の晩あたり、独り寂しくカウンター奥で新聞切り抜きと
にらめっこしているトムクルーズ似のくそ爺いを見つけたら、
それが私である。
ぬる燗二本と鳥刺しぐらいなら、
いつでも私はおごってもらう覚悟がある。

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2017年4月21日(金)その2804◆カンテフラメンコ奥の細道

エンリケさんの「フラメンコへの無償の愛」これがこの講座のキーワード。
おそらく日本中探してもこれほどフラメンコを愛している人はいない。
自らがカンタオール、カンテの伴奏者、そしてバイレの伴奏&伴唱者という
まさにカンテの知識を実践する者としての経験が凄い。
専門的な話題だけにとどまらず、「フラメンコ豆知識」「こぼれ話」、
細かいカンテの息継ぎの話など、盛りだくさんの内容。
(バイラオーラ/渡部純子)

特定のヌメロの体系や多数のレトラを、
90分という短時間で一気にまとめて知ることができました。
多数のレトラを紹介いただけましたが、代表的なものを
スタイルの解説とともにまとめて聞ける機会はめったにないと思います。
こういった研究によって自分の演奏を
よりフラメンコらしいものにできるように思いました。
(ギタリスト/木村尭)

今晩はパセオ階下のスタジオにて、
じわじわと人気の高まりつつある、あのレア講座を開催する。
上記はこれまでに参加されたアルティスタのご感想。
受講席は増やせるので、参加希望の方は本日18時半までに、
ご連絡を(☎03-6382-4611)!

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パセオフラメンコ・オリジナル講座
「エンリケ坂井/フラメンコ奥の細道」
ソレア・デ・トゥリアーナ編②(全3回)
4月21日(金)19時30分~21時(19時開場)

対象◆初級者からプロまで、
 バイレ・カンテ・ギター・観る聴く専門を問いません。
講師◆エンリケ坂井(カンテ/ギター)
受講料◆90分/3,000円(当日受付にてお支払いください)
定員◆30名程度
備考◆独習のための録音可です!
会場◆スタジオ・アルソル
  東京都中野区中野3-3-6 セルバビル1F
 (丸の内線「東高円寺」徒歩6分、
  JR・東西線「中野駅」徒歩10分)

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2017年4月19日(水)その2803◆本日のプログラム

今宵は鍜地陽子ソロライヴ。
明日木曜晩は雑司ヶ谷にて三人会(四季の定例呑み会)。
あさって金曜晩は、エンリケ坂井師のパセオ講座開催。
毎回参加者数を増やし続けるこの渋美味レクチャーは、
フラメンコ界が成熟に向かいつつあることを象徴させる。
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/04/626_1.php#005931

ともあれ、ゴールデンウィーク進行の6月号締切となかよく重なるように、
三日連チャンの呑み会は必至である。

さて、本日20時スタートの鍜地陽子ソロライヴ、
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/04/2_1.php#005973
例によってプログラムのフライング発表!

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1)Nana
2)Martinete
3)Siguiriya
4)Musica
5)Garrotín
6)Musica
7)Canã
8)Bulerías

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2017年4月18日(火)その2802◆ソールドアウト

フラメンコ協会の奨励賞受賞から早くも17年。

明日水曜晩はパセオライヴ初登場、気鋭のバイラオーラ鍜地陽子。
2011年の初の劇場リサイタルでは、
当初のテーマを変更し東日本大震災のレクイエムを踊った。
カンテと一体化しつつ、清冽なエネルギーに充ち溢れた
その舞台は鮮烈な印象を残した。
元気の出る鍜地のバイレソロ、そして
夫君のヴィルトーゾ小原正裕のギターソロにも期待!
本誌公演忘備録(6/20発売号)執筆は白井盛雄、
座席指定はソールドアウト、立ち見(イス付)は若干あり。

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2017年4月19日(水)
パセオフラメンコライヴVol.52
鍜地陽子ソロライヴ

出演◆
鍜地陽子(バイレ)
小原正裕(ギター)
有田圭輔(カンテ)
三枝雄輔(パルマ)

会場◆高円寺エスペランサ
開演◆20時ジャスト開演(19時半開場 ※終演は21時10分頃の予定)
料金◆4,500円1ドリンク付(税込)
電話予約:昼(セルバ)☎03-3383-0246
夜(エスペランサ)☎03-3316-9493
メール予約:selva@tablaoesperanza.com

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2017年4月17日(月)その2801◆横綱バッハ

丹念なストレッチと雑用を済ませ、NHK将棋を観戦。
観終えたところで、さあ何を聴くかと
バッハ棚からシフの鍵盤パルティータを。

近ごろのお気に入りは第三番(イ短調)で、
バッハにしては珍しくセンチメンタルな要素の強い曲だが、
そこはさすがのバッハ、全体構成のがっしり感が
甘い感傷を奔放に遊ばせながら、
エンディングでは希望に充ちた余韻をさくり残す。

手持ちの20種ほどのCDの中では、
シフの新盤(2001年)がダントツの横綱格。
聴きやすく、しかも音楽はどこまでも深く重厚なので、
癒しの休日にはぴったり。ともに聴きながら、足元で
午後からの散歩(チーズケーキ付)を待ちかまえるジェー。
        
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2017年4月14日(金)その2800◆かれこれ二十年

これから中野・北口のふぐ屋へ。
年に一度のおごられ、である。
誕生日スポンサー(かれこれ二十年ほど前の写真右)は、
この日だけはやたら気前がいい。

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2017年4月13日(木)その2799◆幸運の女神

ビューン!・・・か。
               
ふっ。
そのむかし私を捨てて逃げた女に、
どこか佇まいが似ている。

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2017年4月12日(水)その2798◆屋良有子ソロライヴ

屋良有子、と云えば、
大森有起撮影によるこのショットが大好きだな。
あのインタビュー取材からもう五年も経つのか。

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待ちに待った有子ソロライヴはいよいよあさって。
座席指定はソールドアウト、立ち見は少しあり。
             
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/04/2.php#005972

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2017年4月9日(日)その2797◆インプロの極致

う~む、見事なインプロ。
冷静沈着、頭脳明晰。
しっかしなあ(大笑い)

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2017年4月7日(金)その2796◆やはりここ

つい先ほど工事完了。
一年ぶりに自宅のパソコンが息を吹き返した。
わーい、これで家でも仕事ができるぞー!って歓ぶ歳でもないのが残念。

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まあしかし、明日土曜は雑用の合間を縫って、さくら三昧の予定。
写真は中野に引っ越す前の、高田馬場パセオ近くの神田川。
想い出が美しすぎて、この場所以外じゃだめなんだねえ、これが。

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2017年4月7日(金)その2795◆ヨロヨロ同士

この秋、生誕十五周年を迎えるジェー。
  
人間なら百歳という説もあるようだが、ヨロヨロ歩いていても、
体重2キロちょいの小犬だから、周囲からはヨチヨチ歩きのように見えるらしく、
かわいーっ!を連発させる。
膝に故障があってヨロヨロ歩く私とはえらい違いの対応である。

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中野の警察病院で膝を診てもらったら(犯罪者でなくとも受診できる!)、
手術の必要はなく、膝周りの筋力アップで解決すると云われた。
で、この十日ほど薦められた体操を毎朝やってみると、
ありゃフシギ、痛みが三割ほどやわらいでいる。

ふ~ん、やはり何でも継続なのだと、当たり前のことに感心する。
昇り坂が苦しいのは当然のことだし、
ちょっとだけ苦しいくらいが丁度いいということなのだろう。
散歩も筋力アップということなので、
休暇の午後には家の裏手の桃園緑道を、ヨロヨロ同士で
ジェーと長めに散歩するのが恒例となりつつある。

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2017年4月4日(火)その2794◆あの方のブログ

頼りになるフラメンコ通。
もちろんスペイン通。

スペイン在住のあの人が、いよいよ日本語ブログを始めたのだが、
これがめっちゃおもろい。
早速パセオ公式HP「日刊パセオフラメンコ」にトップアップしてみたよ。

『東 敬子のThe Spanish Whiskers』
http://www.paseo-flamenco.com/

パセオ公式HPトップ頁の日刊パセオフラメンコ、
とりあえず、ちょい読みしてみっ!

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しゃちょ日記バックナンバー/2017年03月②

2017年03月01日 | しゃちょ日記


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2017年3月30日(木)その2793◆若干の余裕

次回パセオフラメンコライヴは、あの屋良有子!
その天才性と突出する実力はご存じの通り。
いまその瞬間生まれる天衣無縫のフラメンコに期待は募るばかりだ。

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4月13日(木)20時スタート。
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/04/2.php#005972
なお、この日は私の誕生日前日である。
おそらく私のバッグには、若干の余裕がある。

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2017年3月25日(土)その2792◆こんなことなら

朝も早よから今日は一日、だいぶくたびれてきた身体の総検診。
                    
むかしの映画でよく観た陸軍中野学校の跡地にある、
ご近所の東京警察病院で半日暮らし、薬を売るほど持ち帰り、
遠近両用コンタクトも新調した。
つい先ほどジェーとパセオに出て来たとこだが、
こんなことなら仕事のほうがよっぽど楽だって、
身に染みてわかったよ(苦笑)

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2017年3月25日(土)その2791◆信心効果

自分の中身の空っぽさに唖然とすることが稀にある。
まあ、少ない時でショージキ週一回はある。

そんな折には、おもむろにパコ・デ・ルシアのフラメンコや
グレン・グールドのバッハを聴く。
気休めとはまさしくこのことだが、何となく身体中の分子が
ひとつに統合されるような好ましい感触を得る。
錯覚とは云えども、さあ今日は、残り少ない人生の最初の日じゃないかと、
お気に入りの原点を取り戻すことも多い。
その意味でパコやグールドは、宗教を持たない私にとって、
念仏やお祈りのような信心効果があるのかもしれない。

そして今宵は、そうした気分のリアルな延長線上にある森田志保パセオライヴ。
ステージの規模に関わらず、全身全霊で常に
より深くクリエイトする彼女のチャレンジ姿勢は、
毎回毎回心の余分なウロコを剥がしてくれる。
心の空っぽさに問題のある私であっても、定期的な心の洗濯は必要なのである。

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2017年3月22日(水)その2790◆萩原淳子初登場

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スペインで活躍するバイラオーラ萩原淳子さん。

一時帰国中の彼女の舞台リハを観て、こりゃ本物だ!と確信したのが五年ほど前。
パセオライヴ出演について、ずっと前からラヴコールを送っていたのだが、ついさっきメールが届いて、
ようやくこの夏実現の運びとなった。
人間あきらめが肝心だが、あきらめないのもまた肝心だな。

2017年8月23日(水)20時
パセオフラメンコライヴ Vol.65
萩原淳子ソロライヴ
会場◆高円寺エスペランサ
開演◆20時ジャスト開演(19時半開場 ※終演は21時10分頃)
料金◆4,500円1ドリンク付(税込)
【2017年6月1日予約受付開始!】
昼(セルバ)☎03-3383-0246/
夜(エスペランサ)☎03-3316-9493
selva@tablaoesperanza.com

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2017年3月21日(火)その2789◆50回目

100回は続ける。
そんなつもりで二年前に始めたパセオフラメンコライヴ。
33年来の戦友エスペランサ・オーナー田代淳の
全面バックアップがなければ実現不可能なシリーズ企画だったが、
よくぞ私のわがまま放題に懲りることなく
付き合ってくれたものだとしみじみ感嘆している(汗)。

その第50回目となるのが、あさって木曜晩の森田志保ライヴ。
志保さんはその第一回目にご登場願った。
「普段着で来て、そのままステージで2曲踊ったら帰っていいから」
実際そう私は頼んだのだが、本番ではあの深く輝かしい森田ワールドを
存分に炸裂させてくれたものである。

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パセオフラメンコライヴVol.50
森田志保 ソロライヴ
2017年3月23日(木)20時開演
於:高円寺エスペランサ
主催:月刊パセオフラメンコ&エスペランサ
【出演】      
森田 志保(バイレ)
マヌエル・デ・ラ・マレーナ(カンテ)
ディエゴ・ゴメス(カンテ)
エミリオ・マジャ(ギター)
【演目】
Malagueña
Abandolao
Alegrías
Tango de Granada
Bulerías
Romance
※プログラムは変更になることがあります
※このライヴのレヴュー記事(執筆/若林作絵 撮影/小倉泉弥)は、
月刊パセオフラメンコ5/20発売号の「フラメンコ公演忘備録」に掲載。
座席指定は数席残っています。問い合わせは、
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/03/1.php#005969

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2017年3月20日(月)その2788◆自主練

今日もいい天気。
いよいよ春だなあ。
他にすることもないのでパセオに来て実務。
まあ、ボケないための自主練みたいなもんだろう。
山ほどの仕事をこなしたあとの一杯は格別に旨いし。

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2017年3月18日(土)その2787◆ありがとう

いいこと、そうでないこと、
いろいろあったね今週も。
そんな一週間の残務整理でジェーとパセオ出社。
通勤路の桃園遊歩道をさっそうと闊歩するジェー。
天気のいい日は、彼も元気だと気づく。
曇りや雨嵐の日があるから、
その有り難み(ありがたみ)も分かる。

有り難いから、「ありがとう」・・か。
寄る年波からか、近ごろはそれが
ひょいと心からあふれ出る回数が増えている。
シンプルでいい言葉だと想うよ。

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2017年3月17日(金)その2786◆森田ワールド

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「それは誰の中にもすでにあるはずなんです。絶対に」

以前、感性を身に付けるには? という問い掛けをしたとき、
森田志保は静かな声でそう答えてくれた。

「自分の内なるものを信じて、それを開拓していくだけ。
 それは簡単なことじゃない。忍耐もエネルギーも要る。
 けれど自分が本当に大事だと思っていることがそこにあるから、
 それをおろそかには扱えない」
 
森田志保のフラメンコには自由な解放感がある。
けれどそれは奔放とは違う。
自分の内側から湧き上がっているものの正体を徹底して深く探り、
畏れることなくそれを掘り起こすからこそ、彼女のアートは誰にも、
何にも捉われていない鮮明な独創性を有する。
私も含め、きっと多くの人たちは、
自分ならではの美しいものを探し求めながらも、
それを追求する厳しさを持続できずに、いつのまにか流されてしまい、
それゆえ、いつまでも不安定さから逃れられないのではないだろうか。
だからこそ、自身の内側に秘められた光を求めて踏み込んでいく
意思と勇気を思い出させてくれる、森田のストイックでしなやかなアートを
私たちは欲して止まないのかも知れない。
 
パセオライヴ初回の先陣を切り、第50回の節目となる今回、
3回目の登場となる森田志保の、
一度として同じもののない透明で鮮烈なフラメンコは、
観る人それぞれの自問自答を引き出すだろう。

(パセオフラメンコ3月号より~井口由美子)

2017年3月23日(木)
パセオフラメンコライヴVol.50
森田志保ソロライヴ
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/03/1.php#005969
【出演】
森田志保(バイレ)
マヌエル・デ・ラ・マレーナ(カンテ)
デォエゴ・ゴメス(カンテ)
エミリオ・マジャ(ギター)

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2017年3月16日(木)その2785◆鈴木尚の底力

来週その第50回目(初回にも登場してくれた森田志保さん)
を迎えるパセオフラメンコライヴ。
バイレソロライヴ観客席の80人超えや、
カンテソロの60人超えは珍しくないが、
ギターソロの50人超えは今回初めてで、なんかホッとした気分だ。

尚さんのギターソロライヴは観客席の大きな期待にみごと応えていた。
国際レベルの大儀見さんのパーカッション、
目映い華が胸打つチャチャさんのルンバヒターナも忘れ難い記憶となった。

パセオフラメンコライヴVol.049
鈴木尚 フラメンコギターソロライヴ
2017年3月15日(水)20時開演
於:高円寺エスペランサ
主催:月刊パセオフラメンコ&エスペランサ
【出演】
鈴木 尚(ギター)
大儀見 元(パーカッション)
チャチャ 手塚(ルンバヒターナ)
【プログラム】
1. Siguirilla 「フラメンコの香り」
2. Soleá  「フラメンコの源泉」
3. Taranto 「哀愁」
4. Bulería 「ワルツ」
5. Rondeña 「藤野」
6. Bulería con GEN OGIMI 「improvisacíon」
7. Rumba de CHACHA               

☆このライヴのレヴュー記事(執筆/石井拓人 撮影/小倉泉弥)は、
 月刊パセオフラメンコ5/20発売号の「フラメンコ公演忘備録」に掲載。

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しゃちょ日記バックナンバー/2017年03月①

2017年03月01日 | しゃちょ日記

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2017年3月13日(月)その2784◆炎

私を愛してるのか 捨てるのか
それとも私があなたを忘れないといけないの? 
私の気持ちは分かっているのに
遊びならばもうあなたとは別れるわ 
あなたの気まぐれにはうんざり 本当のことが知りたい 
私は愛人なの それともただの友達?
今まであなたは私に真心をくれたのかどうか
はっきりして欲しい
偽りの気持ちで私を抱いていたのなら
あなたの気まぐれに死ぬほど嫉妬する
浮気なあなたはもう私のことなんてどうでもいいのね
後悔したり移り気に振り回されたり信じてみたり
私はなんて惨めで馬鹿なのでしょう
はっきりしてくれないと幸せになんかなれない
あなたを忘れられるように どれだけ思って過ごしたか
これが熱い思いなのか馬鹿げたことか
分からないともう続けられない
あなたに求めても もう何も始まらない
諦めるか わたし一人のものになるかはっきりして
もう私に飽きたのなら あなたとの遊びは終わらせるわ 
Ay lo lailo la ay lo lailo la
       (『O me quieres o me dejas』より)

往く先の視えぬ恋に揺れ惑う切ない真情。
ルンバフラメンカにはストレートな共感がある。
歌い踊るは女王チャチャ手塚。
ソロライヴの主役・ギタリスト鈴木尚のたっての希望でゲスト出演する。
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/03/1_1.php#005970


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鈴木尚(ギター)大儀見元(パーカッション)と、
チャチャ手塚(ルンベーラ)がラストに歌い踊るのは『Moriré de pena』。

あなたのキス あなたの愛なしで過ごすのは、
なんと辛いことでしょう!
夜明けの暗がりで恋しいあなたを思い
離れていると思い出しては死ぬほど苦しい
秋に花が枯れるように私も枯れて 静寂が私の心を燃やす
テ・キエロ
いつ帰って来てもいいようにドアーは開けたままにして
心細い思いであなたの帰りを待っている
だってあなたの目は遥か遠くを見つめている
テ・キエロ

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2017年3月13日(月)その2783◆突き抜けた!

どーよ、この突き抜けた表情!!!

3/9容昌フラメンコパーカッション・ソロライヴ。
世界初の試み。
確かな実力と愛される人間性がひとつになった熱狂ライヴ。
(撮影:パセオ/小倉泉弥)

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2017年3月12日(日)その2782◆そうは問屋が

きのう土曜、ジェーが少し具合を悪くした。
今朝起きると元気になっていたのでひと安心。
一年半ほど前に生死の境をさまよった彼なので、
ベーシックな覚悟は出来てるつもりだが、
いざとなりゃそんな強がりなんぞアテにならないことも分かっている。

私たち人間にとって死は大問題だが、犬自身にはそうした認識はない。
行く瞬間でさえ、明日もまた共に暮らす家族と会えることを疑うことすらないだろう。
人間もそんなふうにシンプルに行けたらいいと想ったりもするが、
良かれ悪しかれ誰しもいろんなことを抱えているから、そうは問屋が卸さない。
そういう複雑な起伏こそが人生の醍醐味だったりするから、
犬をうらやむのもお門違いとわかる。
ただ、人間なりのシンプルな行き方というのはどこかにありそうな気もする。

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2017年3月9日(木)その2781◆誰やねんっ!?

夕方からは高円寺エスペランサ。
容昌の世界初!フラメンコパーカッション・ソロライヴの設営。
20時開演、本番で初めて判明するナゾの協演者とは、いったい誰やねんっ!?

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2017年3月8日(水)その2780◆しゅわっち!

超早朝出勤でそろそろエネルギー切れの時間だ。
こころのカラータイマーが鳴り響く。
ガソリン補給は急務とみた。
急げ、やきとり大吉はすぐそこだ。
しゅわっち!

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2017年3月7日(火)その2779◆容昌のメッセージ

おそらくは世界初となるフラメンコパーカション・ソロライヴ。
いよいよ今週木曜晩は人気者容昌のパセオライヴ。
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/03/per1.php#005971
例によって、当日配布プログラムの断片をフライング紹介するが、
協演者の面々はシークレットのままで、なんと私も知らない。
以下は容昌のメッセージ。

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 本日は、おそらく世界初の!?フラメンコ・パーカッション・ソロライヴにようこそお越し頂きました。
 こんなシュールでディープ(になるのではと予想します)な世界を、お時間かけて来て頂ける皆様に深くお礼申し上げます。
 フラメンコに出会ってちょうど10年になりました。
 これもタイミングなんでしょうか、今年、月刊パセオフラメンコさんにこのライヴのお声がけを頂き、自分なりのフラメンコ道の新たな一歩とするべく決心致しました。
 果たしてどのようなライブになるのか、全く予測出来ません。しかし、この「予測できない」という事実を、自分も、そしてお客様にも楽しんで頂けたらと思っております。短い時間ではありますが、心を込めてお送り致します。(容昌)
               
1,Solea por Buleria
2,Guajira
3,Tangos
4,Siguiriya
5,Juego
6,Ida y vuelta (Solea por Buleria)

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2017年3月5日(日)その2778◆いざ失えば

ふだんは当たり前に享受していて、
いざ失えば真っ先に困るのは酸素や水だが、
その次に困るものたちが何であるのか、
常に自覚しておく必要は大いにありそうだと、
もの想ふ日曜夕暮れ。

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2017年3月3日(金)その2777◆ソリスタの気合い

五月に迫る本間静香ソロライヴ。
きのう予約受付をスタートした。
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/03/3.php#005975

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今朝PCメールを開くと、そのフライヤー画像が送られている。
ほんとうはこちらで手配すべきところなんだが、
現状は企画全体のフライヤー制作で手一杯。
なので気分はやや複雑だが、
ライヴに懸けるソリスタの気合いはシンプルにうれしい。
それにしてもこの写真(阿部和史氏撮影)、これまでの静香のベストショットかも。

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2017年3月2日(木)その2776◆相棒

難曲中の難曲、シャコンヌを楽々と弾いている。
抜群の音程と技術で弾けもしないヴァイオリンを弾いている。
会心のおバカ笑いを浮かべながら、小躍りするかのように。

おそらくは今朝未明に観た夢。
心の片隅にまだこんなスーパーな欲求が潜んでいたとはねえ。

どこまでも得体の知れない潜在意識だけれども、
年齢とともに大まかに整理を進めてきたつもりだった。
無意識と意識とを一本化したほうが、
本音と建前のギャップが小さくなって何かと楽に動けるから。

だがやはり、いつまでたっても無意識という奴は
逸脱と爆笑の宝庫であり、切っても切れぬ心の相棒なのだろう。
てことはつまり、無意識のほうでも同じように苦笑しているのかもしれない。
   
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2017年3月1日(水)その2775◆割れた茶碗に

「梅原猛はけっこういいぞ」

二十歳のころ、四つ上の兄に云われた。
十八で家を出て我がまま放題な暮らしを続けていた私への、
せめてものアドバイスだったかと今にして想う。
身内の助言は案外的を得ているものだ。

茶の間のちっちゃな本棚に入れてある文庫に時おり目を通す。
小一時間読んで、わかっちゃいるけどねえと、毎度苦笑しながら棚に戻す。
粉々に割れた茶碗をご飯つぶで貼っつける程の効果はあると思いたい。

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しゃちょ日記バックナンバー/2017年02月②

2017年02月01日 | しゃちょ日記

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2017年2月28日(火)その2774◆無知とは

「無知とは、幸せな傲慢だ」

まあ、そんなふうを指摘され、ギャフンと答えた。
だからといって、いきなり物知りにもなれないが、
「何を学ぶか?というセンス」ってのは、存外重要かと今さら気づく。

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2017年2月27日(月)その2773◆いい感じ

井上圭子&鈴木淳弘Ⓒ?.JPG

協演者が決まった。
どーよ、この豪華な顔ぶれ!

2017年6月14日(水)20時開演
パセオフラメンコライヴvol.58
井上圭子ソロライヴ

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出演◆
井上圭子(バイレ)
川島桂子(カンテ)
三木重人(ヴァイオリン)
三枝雄輔(パルマ)
鈴木淳弘(ギター)

会場◆高円寺エスペランサ
開演◆20時ジャスト開演(19時半開場 ※終演は21時10分頃)
料金◆4,500円1ドリンク付(税込)
【2017年4月1日予約受付開始!】
各先着63名様まで、お申込み順に良いお席を確保いたします。
電話予約:
昼(セルバ)☎03-3383-0246/
夜(エスペランサ)☎03-3316-9493

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2017年2月24日(金)その2772◆大盛況・大成功!

2017年2月23日(木)20時
パセオフラメンコライヴVol.47
髙野美智子ソロライヴ

会場◆高円寺エスペランサ
出演◆
高野美智子(バイレ)
原田和彦(ギター)
森薫里(カンテ)
三木重人(ヴァイオリン)

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撮影/小倉泉弥(パセオ)
公演忘備録/若林作絵(月刊パセオフラメンコ5月号掲載)

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2017年2月23日(木)その2771◆ほんもの時代

現代は、正真正銘の本物が正当に評される時代......でもある。

現代ギター誌の最新号表紙を観ての、その第一感。
37年の永きにわたり、絶え間なく敬愛する音楽家・原善伸。
ここ数日、パセオに着いてまず一番に、巨匠の新譜CDを掛ける。

しっとりと、人々の暮らしを潤す〝音楽〟が聞こえてくる。

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2017年2月22日(水)その2770◆スタート地点

この講座をパセオが続けるワケ。
 ―― ―― ―― ―― 

パセオフラメンコ・オリジナル講座
原田和彦「もうコンパスが無いなんて言わせない!⑤」
【ブレリア編】
              
 フラメンコのリズムのうねりが、なぜ粋に感じられるのか? その根底にあるリズムの面白さを解明してくれるレッスン。ゲストのバイラオーラやカンタオールが「スペイン人の体内リズム」を身に付ける前と後の変化を実際に表現してくれるので、目と耳でフラメンコの躍動を体感できました。フラメンコの揺らぎ、リズムの伸び縮みには、自由な生命力があることを感じます。フラメンコを踊り、歌う人自身の内にあるものが豊かに解放されていくのが感じられ、ワクワクしました。講座の中で、フラメンコ・メトロノームや教則CD『聞くだけフラメンコ』も実際に使用するので、具体的に使い方が分かり自主練習に役立てることもできそうです。

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 前回はカルロス原田博士が、フラメンコのリズムを建物の構造に例え、解りやすく視覚化したテキストを作成。地上階に表されているものは、目に見え、耳で聞こえるパルマやパーカッション、ギターのリズム。そしてその地下にあるものが、唄に内在しているフラメンコのうねりとなる体内リズム。伸び縮みを持つ5拍子の感覚であり、その揺らぎがセンティードにつながる。

 それぞれのリズムがどう作用し合い、フラメンコの魅力的なノリを生むのか? 実際にパルマを叩き、パーカスやギターに耳を傾け、そこにフラメンコの根底に流れる体内リズムを重ね合わせて分析していく。その理論によって、フラメンコらしいニュアンスを感じ取れました。ここからはひたすら繰り返して身に付けていく、というスタート地点が視えて来たことが嬉しいです。(パセオ編集部/井口由美子)

日時◆ 2月24日(金)19時30分~21時(19時開場)
受講料◆ 90分/3,000円(当日受付にて)
定員◆ 30名程度
会場◆ スタジオ・アルソル(日本フラメンコ協会1階スタジオ)
備考◆ テキスト無料配布/自習のための録音可です
予約受付中◆
☎03-6382-4611/paseshop@paseo-flamenco.com
主催◆月刊パセオフラメンコ

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2017年2月21日(火)その2769◆ビセンテの新譜!

待望のビセンテ・アミーゴ新譜!!!
       
四年ぶりの新譜(国内盤)が、ソニーより3/22発売される。
音源は未聴だが、送られてきた資料には
「最もフラメンコに回帰したファン待望の新作。
 すべてビセンテによる書下ろしの新曲で、
 アンダルシアのコルドバ出身ミュージシャンを
 起用し同地でレコーディング」とある。
収録曲は以下の全9曲で、ラストの「レクイエム」は
パコ・デ・ルシアをトリビュートした作品。

01. アモラリー with ポティート
02. グアダメシ
03. 贈り物(ラ・フラグア)with エル・ペレ
04. オルフェブレスの橋(プエンテ・デ・ロス・オルフェブレス)with ファルキート
05. セビーリア
06. 人魚の広場(プラサ・デ・ラス・シレナス)with ペペ・デ・プーラ
07. カンディルに捧げるティエントス(ティエントス・デル・カンディル)
  with ミゲル・ポヴェダ
08. 月は泣いている(ラス・クアトロ・ルナス)with ペドロ・エル・グラナイーノ
09. 鎮魂歌(レクイエム) with ニーニャ・パストーリ、アルカンヘル、
  ミゲル・ポヴェダ、ラファエル・デ・ウトレラ、ペドロ・エル・グラナイーノ

それにしても凄い顔ぶれだね。     
ちょっとこわいジャケ写は、発売までのお楽しみ

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2017年2月20日(月)その2768◆視点の在り方

朝は湯船で朝刊をじっくり読む。
夜も湯船で夕刊をのんびり読む。
取り巻く状況がどうハチャメチャであれ、そこは別世界。

どーしたわけか、近ごろはそーゆー長湯が楽しい。
バスクリン大盛りを常とする大名温泉気分。
フィジカルな気分転換こそは人生終盤を潤す快適コンパス、
などと思えてくるが、まあ、一般的にはこれを老化と呼ぶ。

新聞びしょ濡れが難点だが、手を掛け心の籠められた活字群は、
地味にはあれども軽くはない活力を促してくれる。
ネットからはなかなか見えてはこない視点。
このご時世の〝新聞〟とは、古くて新しいメディアなのかも。
ここ数年の私は東京新聞の明快な俯瞰視点を支持・・
いや違うな、〝視点の在り方〟がお気に入り。

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2017年2月17日(金)その2767◆外国人だからこそ

「スペイン人には絶対ムリ! 科学者ハラダだから出来た!」

来日中の人気バイラオーラ、ベレン・マジャをインタビューした折、
彼女の愛用するエキーポ・ハラダ(特許取得のフラメンコメトロノーム)で
実際に踊りながら興奮気味にこう絶賛したベレン。
生きていれば父(マリオ・マジャ)もきっと夢中になったわ、と付け加えた。

こんな経緯などもあって誕生したのがギタリスト原田和彦の
パセオ講座「もうコンパスが無いなんて言わせない!」。
最初のころはその内容があまりに高度に難解で、
「もっと分かり易く!」と幾度も私は注文をつけた。
学者肌の典型とも云える原田さんは、理論を分かりやすく
説明することから実にしばしば学究的に脱線する。
せっかくの大発見が、これでは理解されないまま埋もれてしまう。
人に説教できる柄ではないのだが、とにかく
理論の実際的な効果をわかりやすく理解してもらいましょうと、
一貫してレクチャー内容の明快化ソフト化を訴え続けた。

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近い将来フラメンコの国際的進化に直結するであろう
「外国人だからこそ発見できたフラメンコの事実」を
後押ししないわけにはいかない。
そして5回目を迎える今回レクチャー。
原田理論の最強の理解者である小倉編集長が司会進行を務めるが、
今度こそはと、わくわくドキドキしながらその日を待っている。

月刊パセオフラメンコ主催「パセオオリジナル講座」
原田和彦「もうコンパスが無いなんて言わせない!」ブレリア編
日時◆ 2月24日(金)19時30分~21時(19時開場)
受講料◆ 90分/3,000円(当日受付にて)定員 30名
会場◆ スタジオ・アルソル(日本フラメンコ協会1階スタジオ)
備考◆ テキスト無料配布/自習のための録音可です
予約◆☎6382-4611/paseshop@paseo-flamenco.com

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2017年2月17日(金)その2766◆百年目

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 小島章司門下の逸材で、すでに二十数年彼女の踊りを観てきた。美しいフォルムを特徴とする彼女のフラメンコには、知性と感性が溶け合うミステリアスな魅力があってデビュー当時から注目していた。
 東京外大スペイン語学科在学中に小島章司に師事、師の舞踊団で第一舞踊手として活躍。1991年日本フラメンコ協会第1回新人公演で奨励賞を受賞し、1995年フラメンコ界初の文化庁在外研修員として2年間スペイン留学。
 2014年『LORES DE PIEDRA』で河上鈴子スペイン舞踊賞受賞『愛・地球博』閉会記念コンサート、『美の巨人たち」放送300回記念コンサート、東京文化会館記念オペラ『古事記』など、さまざまなジャンルの劇場作品にも振付・出演で活躍している。

「ソロライヴは初めてなので、どう構成しようか、少し迷いました。限られたスペース、客席との距離もとても近いし、しかもひとりでどこまで出来るのかな。何か目新しいものではなくても、自分が大切にしているものがステージで表現出来たらそれが一番良いかなって。それは、ステージに存在する全員から生まれるハーモニーとフラメンコの持つペソ」(髙野美智子)

 ギタリスト原田和彦のパセオ講座に特別参加してくれた髙野。久しぶりの彼女にここで会ったが百年目とばかり出演を依頼した。初のソロライヴとは意外だったが、その場で快諾した彼女のしなやかな矜持に明るい予感が視えた。
               (パセオフラメンコ2017年2月号より~小山雄二)

2017年2月23日(木)20時開演
パセオフラメンコライヴVol.47
髙野美智子ソロライヴ
会場◆高円寺エスペランサ
開演◆20時ジャスト開演(19時半開場※終演は21時10分頃)
料金◆4,500円1ドリンク付(税込)
出演◆
高野美智子(バイレ)
原田和彦(ギター)
森薫里(カンテ)
三木重人(ヴァイオリン)
座席予約◆
昼(セルバ)☎03-3383-0246
夜(エスペランサ)☎03-3316-9493
selva@tablaoesperanza.com

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2017年2月16日(木)その2765◆肝に銘ず

「攻撃は最大の防御」
その向こう岸には、
「辛抱する木に花が咲く」

どっちなのかっ!?
各状況を冷静に見極め、自分を信じ、しかるのち選択せよ。
はっ、ごもっともでありますっ!

つまりこうしたケース、オールマイティの正解というものはない。
かつて瞬間湯沸かし器との異名をとった私なので、
怒りのアクションを起こす前に冷静にジャッジすることを肝に銘じたい。
この一年で激怒の塊りを三べんほど呑み込んだが、
それはそれでセーカイだったし。

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しゃちょ日記バックナンバー/2017年02月①

2017年02月01日 | しゃちょ日記

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2017年2月15日(水)その2764◆フラメンコギターの深淵

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いよいよ今宵は、入魂のフラメンコギター・三澤勝弘ソロライヴ。
当日席あり、本筋アートの深淵を求める方はぜひっ!

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2017年2月12日(日)その2763◆師弟デュオ

藤井かおる&ブラシェ小夜音。

パセオライヴ2018年の年明け企画(1/11開催)が決まった。
仙台在住バイラオーラ藤井かおると、
その門下生・ブラシェ小夜音によるデュオライヴ。

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異なるタイプでありながら、肝心なところでピタリ息が合う。
そういうスリリングな安定感で魅せた姉妹デュオ(鈴木舞&鈴木千琴)と
兄妹デュオ(三枝雄輔&三枝麻衣)のパセオライヴ成功の、
その先に視えた師弟デュオの第一弾。
楽しみは止まらない!

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2017年2月12日(日)その2762◆秒殺

 今から6年前だろうか、初めて三澤さんのギターを聴いたのは。伝家の宝刀とも言えるトレードマークのシギリージャ。ニーニョ・リカルドのギターに、途方もない迫力と同時に深く耽美的な美意識を感じていた僕は、その高弟である三澤さんの演奏を目の当たりにして、すっかり浮かれてしまった。

 とにかく、余計なことをしない。フラメンコをフラメンコのまま弾いてくれる。それで充分じゃないか。いったい他に何が必要なのか。多様な価値観にくらくらと眩暈がし始めるとき、三澤さんのギターを聴くと我に帰る。武骨でいい。態度がハッキリしていている。男らしい。本当にありがたく、感謝の気持ちすら湧いてくる。

 三澤さんというとシギリージャだが、ソレアもマラゲーニャも、ブレリアもティエントも、どれも素晴らしい。2月15日はたっぷりとあのギターを聴ける。溜飲を下せる。いつも聴き終わった後には、ああ、今日も聴けてよかったと思う。
           
「年をとったら落ち着いて物を見られるようになるかと思っていたら、もっと道がいっぱいあることに気づいてしまった。また、やってみたいことが増えて楽しくなってきました」

 さすが、三澤さん! 年に何回か生で三澤さんを聴かないと調子が狂う。芸道の素晴らしさは、年を重ねるごとに味わいが出ることだ。三澤さんの旬はまだまだ続く。ぜひご鑑賞いただきたいです。
           
        (月刊パセオフラメンコ2017年2月号より~小倉泉弥)
       
2017年2月15日(水)
パセオフラメンコライヴVol.46
三澤勝弘フラメンコギターソロライヴ
会場◆高円寺エスペランサ
開演◆20時ジャスト開演(19時半開場※終演は21時10分頃)
料金◆4,500円1ドリンク付(税込)
【予約受付中】
昼(セルバ)☎03-3383-0246/
夜(エスペランサ)☎03-3316-9493
メール予約:selva@tablaoesperanza.com

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今週水曜晩のパセオライヴは〝入魂のフラメンコギター〟
三澤勝弘さんの登場。
比類なき巨匠のシギリージャの音色に秒殺されたのは、今から37年前の昔。
マエストロは32歳、私は24歳だった。
クラシック音楽のプロモーターだった私が
フラメンコの月刊誌を創刊するのはその4年後だが、
もしもあの頃、あの新宿のライヴハウスで、
三澤さん入魂のフラメンコギターに出逢うことがなかったら・・・
                           (小山雄二)

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2017年2月12日(日)その2761◆幸運の予兆

額に汗しながら、機嫌よく根気よく、淡々と仕事をこなしてゆく。
そういう下町の職人さんたちに囲まれて育ったので、
中学時分からああ早く仕事がしてえって思ってた。

仕事にはいろんなやり方があるが、彼らのシンプルなルーティンは、
どこからか自然と〝幸運〟が舞い降りてきそうな予兆を帯びていた。
そこまで分かっちゃいながら、ついつい怠けてあちゃこちゃ脱線する。
あ~あ・・・と、ぢっと手をみる。

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2017年2月11日(土)その2760◆出社中!

ジェー出社中!

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2017年2月10日(金)その2759◆誰にも似てない

最初から最後まで、シャープなセンスと緻密な構成で観客席を魅了。
愛する歌舞伎から上質なエッセンスを存分に吸収し、
すでにそれを血肉化している。
「誰にも似てない!」とは、ライター石井拓人の第一声。
唯一無二の芸風を、どこまでも高く深く極めようとするスタンス。
一見大胆な一発勝負師にみえる彼女の心象風景は、いまだ謎のままだ。

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おなじみのバイラオーラたちも多数来場し、立ち見の出る盛況。
有田圭輔、石井かなお、森川拓哉、容昌という豪華音楽陣も充実。        
2/9本田恵美ソロライヴ。
「風は吹かない」と云いきるバイラオーラが、またもや熱風を吹かせた。

※撮影/小倉泉弥

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2017年2月9日(木)その2759◆カルボナーラ

きのう水曜は『相棒』。

パセオライヴと重なることもあるが、そうでないときは
早めに帰ってテレビにかぶりつく。
今回のNHK大河は何となくパスだし、定番で観たいのは
相棒、NHK将棋、ブラタモリくらいか。
風呂上がりにカルボナーラを食いたくなり、
10分くらいでサッと作って大盛り完食。
やはりとゆーか、イタリア・マフィアがらみの夢を観た。
なぜか本田恵美(本日パセオライヴ出演!)も登場(笑

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2017年2月8日(水)その2759◆立見席わずか

いよいよ明晩20時、高円寺エスペランサにて本田恵美ソロライヴ
公演忘備録(パセオフラメンコ5月号掲載)執筆は、いしいともこ。
ちなみに〝パセオライターいしいともこ〟は、
奇しくもあの御方と同姓同名なる、
100キロマラソン完走のフラメンコウーマンである。

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2017年2月8日(水)その2758◆マリウス

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フラメンコシーンはどーなるっ?!

山田洋次監督×今井翼『マリウス』。
よーやく三月のチケットをゲット、
楽しみ増えたわあ!

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2017年2月7日(火)その2757◆復習

「野心や恋愛のように激しい情熱ばかりが、
ほかの情熱に打ち克てると思うのは誤りである。
〝なまけ心〟は、どんなにだらしなくはあっても、
しばしば情熱の覇者たらずにはいない。
それは、人生のあらゆる企図とあらゆる行為を蚕食し、
人間の情熱と美徳とを、
しらずしらずのうちに破壊し、絶滅する」
        『ラ・ロシュフコオ/箴言と考察』より         

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容赦なき辛口であのマキャべリと並び、私たち世代には人気のあった
パリ生まれの貴族ロシュフコオ(1613~1680年/徳川幕府の創成期のころ)
による比較的有名なアフォリズム。
若い頃に肝に銘じたはずの金言だが、折をみて、
今の私にもみっちり聞かせてやりたい。

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2017年2月6日(月)その2756◆おやぢの味方

6/14、パセオライヴ初登場となる井上圭子さん。
2009年ラ・ウニオン『カンテ・デ・ラス・ミナス国際フェスティバル』で
外国人として初めてファイナルに進出した本格実力派バイラオ―ラである。

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さて、パセオ5月号掲載用にと、彼女のライヴのプロモーションコメントを
メールで依頼すると、すかさずこんなメールが返ってきた。

「OK牧場です!」

(↑郷愁的感涙)圭子ちゃん、なんだかおぢちゃんはとってもうれしーぞっ!

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2017年2月5日(日)その2755◆後悔しないオマジナイ

「何をやっても一生は一生」

10時半からのNHK将棋トーナメントをあきらめ、
ためた経理を片づけにジェーを連れ日曜出勤。
パセオに向かう桃園遊歩道をちんたら散歩しながら、
書き出しの懐かしいフレーズを想い出す。
後悔とは無縁になれるオマジナイである。
きのう寝る前に観たNHKの将棋アニメ『三月のライオン』の残像も影響しているのだろう。

将棋のプロ棋士を志すきっかけになった月刊専門誌の中にあった冒頭の一節。
それまでのナニモノか(主に画一化とか規則とか)に流され続けるような感触には、
もううんざりしていたので、聞いたことのないこの新鮮な響きには清冽なショックがあった。
「そうかっ、おれの人生はおれが選んでいいのかっ!」

昭和四十年代半ば。 すでに世の中は、あまりにも過保護になりすぎてる時代だったから、
流されやすい中学二年の私は、そんなことにさえ気付いてなかった。
異様な過保護に本能を狂わせられる現代の少年少女も大変だが、
わたしら世代もおんなじようなものだったと思う。
この方針が内包するポジティブな開き直り戦略が、
高校時代のプロ棋士テスト失格に始まる、失敗に失敗を重ねまくるその後の、
他から流されるのではなく自らスベりまくるマイペース人生を約束したのかと思うと、
妙にとほほに感慨深い。

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2017年2月4日(土)その2754◆本田恵美ソロライヴ

トータル五回目となる新人公演出演で、とうとう奨励賞を射止めたド根性。
「風は吹かない」がもはやキャッチフレーズとなった、
慶大卒の注目のバイラオーラ本田恵美の2/9(木)ソロライヴ。

彼女にライヴ当日の配布プログラムの演目原稿を依頼したら、
観客席に対し実に優しい内容の原稿を送ってくれたので、
ここに一挙フライング公開。なお当日残席は立ち見席のみ。

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『Viajando Arte 〜 アルテの旅』

①Tientos〜ティエント(手探り、の意の2拍子の曲)
その人は何を求めて、また何を糧に何処を目指すのでしょう?それすら分からぬまま長い旅路に就く決心をするのです。

②新月〜la luna nueva〜solo musicos
月明かりを道しるべにしようにも今夜は新月・・。道はさまよえど心は天翔けます。森川拓哉作曲。今日の為のスペシャルアレンジでお届けいたします。

③Seguiriya por tango 〜シギリージャ ポル タンゴ
(シギリージャは変形5拍子のフラメンコの難曲)
砂嵐に巻かれながら辿り着いたのは異教徒の地。異郷の匂いと旋律に誘われ束の間身を委ねますが、偏見と迫害に追われるようにこの地を離れることになります。

④Romaní〜solo musicos
ロマ(ジプシーの遊牧民)の占い師から告げられた運命の在り処は、、?! 石井奏碧作曲の新作。今夜初公開です。

⑤Guajiras 〜グアヒーラ
(南米キューバへ渡ったスペイン人移民を歌う、のどかな曲)
求めるものが近づいているのか遠のいているのか・・? そんな事はどうでもいい。今、心身共に解放されているのだから。思う存分リズムを享受し自由を楽しむのです。

⑥Fandangos 〜ファンダンゴ
(スペインの民俗曲で旋律には古めかしい趣が残っている)
求道の感情を思い出したのでしょうか? その人は次いづこを目指すのでしょう。巡礼に身をやつし更に旅は続くのです。

パセオフラメンコライヴVol.045
本田恵美 ソロライヴ『Viajando Arte 〜 アルテの旅』
2017年2月9日(木)20時開演
於:高円寺エスペランサ
主催:月刊パセオフラメンコ&エスペランサ
本田恵美(バイレ)
石井奏碧(ギター)
有田圭輔(カンテ)
森川拓哉(ヴァイオリン)
容昌(パーカッション)
【電話予約】
昼(セルバ)☎03-3383-0246
夜(エスペランサ)☎03-3316-9493

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2017年2月3日(金)その2753◆タカミツ講座、アンコール!

さあ今晩20時からは、編集部階下のスタジオでタカミツ講座。
カンテ入門の絶好の機会である。
自ら声に出して歌ってみると、びっくりするほど
距離が縮まるのがカンテフラメンコだから。
エンリケ坂井さんの激渋カンテ講座でも、
唄の輪郭を口ずさむだけでそれを大いに感じる。

で今日は、誰でも聞き覚えのあるお馴染みのタンゴを歌う。
まだ座れる余地もあるので、当日予約はこちらまで。
paseshop@paseo-flamenco.com

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2017年2月2日(木)その2752◆アタりハズれは風任せ

七年前に書いたウェブ日記(フラメンコ超緩色)なのだが、
つい先日それについてのうれしいコメントをいただき、
懐かしく読み直してみたついでに、以下にコピペ。

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元旦の深夜、そろそろ寝ようと思っていたら、テレビでおもろげな映画をやってる。
国分太一さん主演の珍しい落語映画『しゃべれども しゃべれども』。
あまりの面白さにググッと持ってかれて、おしまい(27時半)まで観てしまった。

私の大好きな浅草や都電・荒川線沿線でのロケが多く、
下町情緒満載のシーンがうれしい。
かなりの低予算だと思うが、映画はやはり、制作費の大小じゃないんだと思う。
江戸っ子の心意気と屈折とが矛盾錯綜する、
真打前の若手落語家(国分さん)の真情が身に沁みた。
失敗まみれの自分の人生を、控えめながら肯定してもらえてる感じに、
ぽろぽろ涙が止まらない。

「下手な鉄砲数打ちゃ当たる、アタりハズれは風任せ」

落語の大師匠(伊東四朗さん)の飄々としたつぶやきが
この映画の肝だと、勝手に私は受け止めた。
こりゃ元旦早々、縁起がいいや。
こんなフラメンコ映画を創ってみたいと思った。
おっとその前に、もっとおもろいフラメンコ専門誌をつくらなきゃな。

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2017年2月2日(木)その2751◆恍惚の薫り

「梅は、観るというより嗅ぐものですね」

敬愛する後輩Mにそう教えてもらったのは二十余年前のことだ。
およそひと月後に絢爛豪華に躍り咲く桜に比べ、
梅というのはいかにも地味だと思っていた。
だが、冒頭の知恵を仕入れたその後の梅見で、
何はともあれクンクンと匂ってみたところ、
その薫りのあまりのすばらしさに恍惚となり我を忘れたことを、
つい二十余年前のことのように思い出す。

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2017年2月1日(水)その2750◆無意識の願望

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江戸川乱歩の『怪人二十面相』、それと先週テレビで観た
宮崎駿『耳をすませば』が交錯するかのようなストーリー。
たくさんのエピソードが、若干の脈略を保ちながら矢継ぎ早に展開する。
状況や登場人物の顔ぶれからすると、おそらく私は高校三年生。

夜更けのガード下、弾けないはずのヴァイオリン演奏で小遣い稼ぎ。
ドヴォルザークのユーモレスクを弾く私に千円札を差し出したのは、
耳すまに登場する猫の男爵のような紳士だ。
御礼にパコ・デ・ルシアのアルモライマの出だしを
アルペジオでガリガリ弾き始めたとき、すでに紳士の姿はない。
修学旅行で出掛けた萩の松下村塾の庭で、でかいおにぎりを頬張りながら、
同級の仲間たちと将来の夢を語り合うシーン。
そこで猫の男爵が世間で評判の義賊であることを知り、
何とかもう一度彼に会えないものかと、仲間の車で探索を始める。
東京湾らしき海上を、水上スクーターで波をかき分けながら快進する猫の男爵。
海上の彼を真っ赤なポルシェで追走する私。
やがて男爵を見失い、そこで唐突に夢は途絶える。

意識の裏側にある無意識が発信する荒唐無稽なストーリーに、
歳甲斐もなくわくわくドキドキしてしまった。
ミステリアスな浪漫とスリリングな青春の意外な組み合わせ。
歳をとって渋く枯れるのもいいけど、無意識が元気なうちは
こんな夢を楽しんでいたいと想ったことです。

コメント
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しゃちょ日記バックナンバー/2017年01月②

2017年01月01日 | しゃちょ日記

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2017年1月30日(月)その2749◆タカミツ再び!

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タカミツ再び!

誰でも歌えるフラメンコシリーズから、〝タンゴ〟のアンコール講座
2月3日(金)20時~21時半。中野スタジオアルソル、3,000円。
予約は現在10名ほどなので、大歓迎受付中!
高かったカンテの敷居を、いっしょに飛び超えようね。
なんだかめっちゃ楽しいよ、お気軽にどうぞっ!!!

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2017年1月29日(日)その2748◆徳永兄弟の進化するレクチャー

「今日のレクチャーを整理して頭に入れて、タブラオの実演で確認して、
その上で再度このレクチャーで勉強したい」

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参加したいつもはクールなパセオライターが興奮気味にこう云った。
ほかの受講生たちも異口同音の反応だった。
やはりこの部分(全体構成の理解、すべきこと&やっちゃダメなこと)は
彼女たちにとっての「???」だったかと確信。
三位一体の連携レベルを豹変させるドツボ。
次回はカンテ・バイレも参加する形で、より〝実践性〟を高める。

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2017年1月29日(日)その2747◆次はHOKUSAI

南米で開催された1万5千キロを走破する1990年のオフロードラリーで
世界第二位にランキング入りした、当時大学生だったバイラオーラ。
聞いてびっくり、平富恵その人である。

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先週木曜晩はその平富恵のパセオライヴ・デビュー。
昨秋は渋谷の能楽堂における『梁塵秘抄』でジャイアントステップを印した彼女が、
年明けのタブラオでも確固たる実力を発揮した。
すべては精妙な美しさに充ち溢れ、かつアルテの遠達性は極めて高い。
エスペランサのカウンターに群がる打ち上げのムダ話で、
彼女の輝かしいキャリアとその内面性とが、私の中で初めて一本につながった。
この秋は日本橋公会堂でHOKUSAIに挑戦するという。

(Ⓒ小倉泉弥)

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2017年1月28日(土)その2746◆裏庭に咲く白い薔薇

「どうしたことだろう。それまでまったく書けなかった自分が110枚の小説を三日で書き上げていた。二十年かかってもできなかったことがわずか三日でできていた。まるである朝起きると裏庭に一度も咲いたことのなかった白い薔薇が咲いていたように。それは涙が出るほどに嬉しい体験であった」
『棋士という人生』大崎善生編/新潮文庫より

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松山ケンイチさん主演で映画化された『聖の青春』の作者、
大崎善生さんの執筆当時を回顧するエッセイからの抜粋。
こうした経験をされた方は、フラメンコの世界には多いのではなかろうか。
思い当たるフシ、あるでしょ?

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2017年1月27日(金)その2745◆日曜午後は徳永兄弟!

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タブラオ出演のための血肉となる最新実戦講座!
こんどの日曜午後はこれで決まり。
いま現在、受講予約数は15人ほどで座席に余裕あり!
タブラオデビュー候補生が中心だが、
今世紀中にタブラオ出演をめざす私も当然参加!             

https://www.facebook.com/events/1854124478153051/

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2017年1月26日(木)その2744◆木曜晩は平富恵ソロライヴ!

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木曜晩は平富恵ソロライヴ!
高円寺エスペランサ20時ジャストスタート!
   
平富恵(バイレ)
石塚隆充(カンテ)
鈴木尚(ギター)
         
(↓)当日演目フライング情報はこちら
マコリーナ
タラント
シギリージャ
アレグリアス
音楽ソロほか(順番未定)

座席若干有り、予約は☎03-3383-0246

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2017年1月25日(水)その2743◆魔性の女

伝達式の会見にクギ付けとなり、
遅刻してすんまへん。

十九年ぶりの日本人横綱の快挙。      
新横綱となった稀勢の里。

優勝を逃すたびに、ああ、もう気にするのはやめよう、
何度もそう心に決めつつ、しかしそうは行かずに
やはり場所のたびにそわそわ気になってしまう。

そういう新横綱を『魔性の女』と評した女性作家がいた。
なるほど、うまいことを云う。
想い起こせば、私にとってのそういう
現役アーティストも幾人かいる。
先々訪れるであろう歓びを、しっかり確認できた今朝の感動。

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2017年1月25日(水)その2742◆フラメンコかるた

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【ぬ】抜け駆けし みんなに内緒で自主練だ
【さ】サイズに合わせて体を絞る
【む】無意識にリズムを刻む通勤電車
【け】稽古不足を幕は待たない
【ら】ラララでごまかす歌詞忘れ
         
(↑)どうよ、これっ(笑)
なんとこれ〝フラメンコかるた〟なんだよね。
制作仕掛人はラジオ番組『フラメンコ日記』でもおなじみの
美人バイラオーラ凌木智里ちゃん。

「毎月第1金曜日に、かつしかFMで放送中のラジオ番組『フラメンコ日記』で、2015年12月から2016年2月にかけて企画・放送した内容を現物化したのが、このフラメンコかるたです。
 昨今、ご当地かるたで町おこししている市町村もありますし、古くは小倉百人一首という雅な遊びもある通り、かるたはお正月だけの遊びではありません! 季節問わず遊んでいただきたいと思います。
 なお、手作りのため、「かるた女流〇段」のような方が激しく遊ばれますと、すぐに破れたり剥がれたりする可能性がございます。ゆるく遊んでください。
 購入方法は、フラメンコ日記のウェブサイト~http://flamenco-nikki.jp よりご連絡ください。価格は¥1000(税込)。郵送も一律¥200で対応いたします。200セット限定販売の予定です。
 何せ制作が追いつかず、受注生産的な様相で大車輪で作ってますが、ご興味持ってくださる方が多くて驚いています。サパトスのセノビージャさんで店頭に置いていただいたところ、翌日には3セット売り切れたとのことでした。フラメンコバルあまじゃさん、モンキーパッドさんでも同様のようです。頑張って作ります!」

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おそらくはフラメンコ史上初、この世紀の極上珍味を編集部もゲット、
パセオ本誌でもトピックとしてご紹介の段取り。
         
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2017年1月24日(日)その2736◆寅さんの原形

さすがにこりゃ観なくちゃなるめえ。
下町の英雄、あの寅さんの山田洋次監督と、
フラメンコでもお馴染みの今井翼さんのコンビによる舞台公演である。

『マリウス』とは、フランスの港町マルセイユに暮らす人々と
その風情をコメディタッチで描いた国民的人情喜劇。
今回の舞台上演版では、歌やダンスを盛り込んだ
音楽劇として展開される・・・とのこと。
なんと寅さんのヒントにもなった作品らしいぞ。
で、さらなる我らの興味は「フラメンコ振付/佐藤浩希」である!
なので、とり急ぎパセオのライヴ情報にも載っけた。

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松竹主催公演「音楽劇 マリウス」
2017年3/6から3/27まで
東京・日比谷/日生劇場 (予約)☎0570-000-489

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2017年1月23日(月)その2736◆デッドボール

おそらくは世界初となるであろう、
売れっ子・容昌によるフラメンコパーカッション ソロライヴ
(3/9木エスペランサ)。
             
大いなる挑戦。その成算を尋ねると
「ホームランか三振のどちらかです」
と間髪入れず彼は答えた。
さらに間髪入れず私は思った。
「デッドボールの可能性もある」(汗)

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(1/18田村陽子ソロライヴにおけるエミリオ・マジャと容昌。Ⓒ小倉泉弥)

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2017年1月21日(土)その2736◆タブラオ出演、虎の巻

眼からウロコの実践お役立ち知識がいっぱい!
タブラオ出演者およびその候補生は必見!
観る聴く専門のおれも、こりゃ教えてもらってよかったあ!

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2017年1月22日(日)その2738◆ジャイアントステップ

「2009年より毎年劇場公演を開催し、自分の作品を生み出してきました。創作に費やしてきた時間は膨大で、最近はその他にライブ、学校ツアー、ファッションショー、オペラなど多岐に渡る仕事をしています。そんな中で長年後回しにしてきた、でも一番考えなければならないのは『残りの舞踊人生の課題』に取組むこと。今回のパセオライヴでは、純粋に自分のフラメンコの原点を見つめ直し、これが私の踊りなんだということを舞台の上で素直に丁寧に表していきたいです。そこに立っているだけで胸が一杯になるような感動の瞬間に出会えればと思います」
             
 この秋、渋谷の能楽堂における『平富恵スペイン舞踊団/梁塵秘抄の世界』に触れた人々は、皆一様に平富恵の巨大なるポテンシャルの開花に歓喜したに違いない。2002年マルワ第1回CAFコンクール優勝、2003年カンテ・ デ・ラス・ミナス国際コンクール審査委員特別賞、2010年『El SuenoⅡ』は芸術祭賞という華々しいキャリアの平がパセオライヴに初登場する。
 公演準備で超多忙な時期での出演依頼だったが、躊躇なく出演を即決した彼女の潔さは忘れ難い。初リサイタルの頃から創作芸術に大いなる才能を発揮してきた人で、その幾つかの作品の記憶は細部に至るまで鮮烈。『梁塵秘抄』では構成演出家としてまた舞踊家としてジャイアント・ステップを遂げた直後の平富恵に◎注目!
        (月刊パセオフラメンコ2017年1月号~小山雄二)

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2017年1月26日(木)
パセオフラメンコライヴVol.44
平富恵 ソロライヴ

【出演】
平富恵(バイレ)
石塚隆充(カンテ)
鈴木尚(ギター)

会場◆高円寺エスペランサ
開演◆20時ジャスト開演(19時半開場 ※21時10分終演の予定)
料金◆4,500円1ドリンク付(税込)     
【予約受付中】
昼(セルバ)☎03-3383-0246
夜(エスペランサ)☎03-3316-9493
メール予約:selva@tablaoesperanza.com

〝パセオフラメンコライヴ〟とは?!
お一人さま歓迎、税込4,500円ドリンク付、
70分ノンストップ(アウェイ感なし!)。
初フラメンコの方から年季の入ったフラメンコ通までを一挙に魅了、
老舗フラメンコライヴハウスとフラメンコ専門誌の熱き連携によって生まれた、
ガチンコ普及型、大人のためのスーパータブラオフラメンコ!

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2017年1月22日(日)その2737◆入門のコツ

ありのままの率直さ。
深い知識と即決力。
こんな先生がいるのなら、学校ももっと楽しかったろうに。

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(1/22石塚隆充のカンテ入門講座 Ⓒ井口由美子)                

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2017年1月21日(土)その2736◆伸びてゆく人

「ヌメロを踊り分けたい」

セビジャーナ、ロンデーニャ、アレグリア、ティエント、シギリージャ。
事前に宣言した通り、五つのヌメロを田村陽子は、
それぞれのキャラクターを見事な色彩と味わいとで踊り分けた。

五つのフラメンコに共通していたのは、湧き出すようなエネルギー。
それらは一瞬たりとも怯むことなく、物事を成し遂げるということはこういうことだと、
楽しげに具象していた。客席はドッカーン!と弾けた。

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ライヴ終演後は、田村を真ん中に出演者とスタッフが
カウンターにズラリ横並びで呑んだ。
30分もすると、じっくり話すのは初となる彼女の素が視えてくる。
真摯な努力家。自然なマイペースで自立協働を心得ている。
柔らかに気さくなその逞しい明るさには、とても三十代後半とは思えぬ余裕がある。
日取りは未定ながら来年のパセオライヴ出演を快諾してくれた。

(1/12高円寺エスペランサのパセオライヴ㊸/撮影は小倉泉弥)
Ⓖエミリオ・マジャ Ⓒエル・・プラテアオ(カホン)容昌

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2017年1月21日(土)その2735◆地球上に三人

出たぜっ、月刊パセオフラメンコ2月号!
超人気連載〝ヌメロの常識〟はマルティネーテ。

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(知っておきたい豆知識その3)
本文80頁の〝しゃちょ日記〟をいちばん最初に読む方は、
この地球上に三人はいると云われています。

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2017年1月21日(土)その2734◆魔法のカンテ入門

こんどの日曜の昼下がり。

うれし楽しいタカミツ講座である。
これまで『アンダ・ハレオ』『ベルデ』の回に参加し、
この私もかなり歌えるようになった気がする・・って、
そりゃまったくのウソであるのだが、
少なくとも入口の入り方だけは、しっかり学べたつもりだ。

日本の最高峰カンタオールであられるタカミツ先生、
喋りがうまいわけでもないんだが、
やたらレクチャーが明るく楽しくノリがいいので、
少なくともその気にだけはなれる。
入門のツボというのは案外そこなのかもしれない。

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「石塚隆充/誰にも歌えるフラメンコ!」【タンゴス編】
1/22(日) 13:00~14:30
2/3(金) 20:00~21:30
本格カンテ「タンゴス」に楽しく挑戦!
(両日とも同じ内容)
受講料◆1回/90分/3,000円(当日受付にて)
定員◆各30名程度
会場◆スタジオ・アルソル(丸の内線「東高円寺」徒歩6分/
   JR&東西線「中野駅」徒歩10分)
備考◆テキスト至急、録音オッケー。
予約受付中◆☎03-6382-4611
メール:paseshop@paseo-flamenco.com
主催◆月刊パセオフラメンコ

【参加したパセオライターの感想】
◆「ラ・タララ」、カマロンがアレンジして歌う曲だけでなく、
ロルカの原詩を歌った曲などを数曲CDで聴かせてくれました。
この日、初めて歌う人が歌えたのは、この講座の力。
一人で練習をしていたのではなかなかこの力は出てこない。
石塚隆充さんがそこにいるだけで、
そのいい感じの緊張感が力になると感じました。(白井盛雄)
◆「お一人様」でも安心して受講できる雰囲気が良かった。
カンテを習ってからはヌメロの流れに身を委ねられるようになりました。
カンテ講座でのパルマの練習をとおしてリズム感が良くなったように思います。
カンテを楽しむことで、フラメンコへの理解が深まり、
スペイン語の上達にもつながると思います。
やはり歌うことは楽しい!(さとう みちこ)

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2017年1月20日(金)その2733◆カニサレス&NHK交響楽団

★月刊パセオフラメンコ2017年4月号・公演忘備録初稿(要・全面書き換え)

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カニサレスのアランフェス
/NHK交響楽団第1853回定期公演(取材/小山雄二)

2017年1月13日(金)14日(土)/東京(渋谷)NHKホール
【ギター】カニサレス
【指揮】ファンホ・メナ
【オーケストラ】NHK交響楽団
※(演目)ロドリーゴ『アランフェス協奏曲』/マヌエル・デ・ファリャ『はかなき人生』『三角帽子』/ドビュシー『映像~イベリア』

 世界に誇るNHK交響楽団の一糸乱れぬアンサンブルに、カニサレスのギターが颯爽と掛けめぐる夢のようなアランフェス協奏曲。大晦日の紅白歌合戦でもお馴染みのNHKホール(3,800人収容)の九割を埋めた観客席の最大のお目当てがこの名曲だった。

 恐るべき魔力を秘めた堂々たる横綱相撲。天下のベルリンフィルと初協演した頃より、一瞬たりともブレない超絶技巧が奏でる楽園性と神秘性のコントラストは聴くたびに深まってゆく。マエストロの生アランフェスを聴くのはこれが四度目だが、今回殊に印象的だったのはギターとオケの音量バランス。ギターのマイク音は大きすぎても小さすぎても興醒めなのだが、今回は控えめでありながらオケの強奏部分でもギターのフレーズがくっきり聴こえるという超ファインプレイ。有名な第二楽章から間髪入れず最終楽章に飛び込むスタイリッシュ感も全体構成をキリッと引き締めた。そして二楽章のカデンツァ(ソロ)は、これはもうカニサレスの独壇場。緩急のメリハリを極限まで利かせ、音楽の最深淵まで到達しようとするアプローチは、この曲を知り尽くすマニアたちでさえフレッシュな歓びを存分に享受したことだろう。オケ曲では、踊るようなメナの指揮ぶりが絶頂に達したファリャ『三角帽子』が突出していた。

 余談だが、会場で見かけたフラメンコ関係者が少なかったことはちょっとくやしい。あのパコ・デ・ルシアでさえ、初めにその突出する真価を見抜いたのは他ジャンル(ジャズやロック)のファン層であり、フラメンコファンは慌ててそのあとを追っかけたという過去のトホホな現象を想い出す。カニサレスもまた他ジャンル(クラシック音楽)で確固たる世の評価を固め、しかるのちフラメンコで認知されるのかと苦笑しつつも、そういう楽しい近未来を想い浮かべながら、今宵のアランフェスの優雅なる深淵の余韻に浸る。

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2017年1月19日(木)その2732◆奥の細道がすぐそこに

カンテフラメンコ奥の細道。

あす金曜夜は、その第三回目。
パセオ小倉編集長の発案でスタートしたこのレクチャー、
当初はあまりにマニアックに渋すぎかと感じていたが、フタを開けてみると、
なるほどフラメンコの〝奥の細道〟が、確かな輪郭をもって視えてくる。
ギターやバイレの練習生(プロも!)にも、観る聴くだけの愛好家にも、
この講座の効能はお薦めできる。百聞は一見に如かずの単発参加も問題なし。

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1/20(金)エンリケ坂井【カンテ奥の細道】
(ソレア・デ・トゥリアーナ編①)予約受付中!
              
エンリケ坂井師の長年の経験と研究に基づき、地域ごとの歴史と特性を持つソレアを学びます。音源を聴き、レトラを読み、特徴あるフレーズを歌ってみることで、カンテの味わい方が分ります。エンリケ坂井さんの、渋くてユーモアのある語り口、そしてギターの弾き語りとともに、
フラメンコの奥の細道を辿っていきましょう。
愛好家の方からプロの方まで、自分自身のフラメンコを深めるための待望の講座。
3回目となる今回の講座は、「ソレア・デ・トゥリアーナ」の第1回となります。
3回連続の予定で、「ソレア・デ・トゥリアーナ」を深く味わっていきます。
もちろん単発のご出席もOKです。
平日の夜の開講ですので、お仕事帰りに気軽にお寄りいただけます!

日時◆2017年1月20日(金)19時30分~21時(19時開場)
受講料◆90分/3,000円(当日受付にて)
定員◆30名程度
備考◆テキストは無料配布、個人練習のための録音は可。
会場◆スタジオ・アルソル
東京都中野区中野3-3-6セルバビル1F
(丸の内線「東高円寺」歩6分、JR・東西線「中野」歩10分)
※日本フラメンコ協会の1階スタジオです
                 
予約受付中、お早目にどうぞ!
☎03-6382-4611/FAX.03-6382-4613
メール:paseshop@paseo-flamenco.com
主催◆月刊パセオフラメンコ
(以降は4月、7月、10月の第3金曜日・開催予定)

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2017年1月18日(水)その2731◆

去る日曜日のフラメンコ協会新年会。
会場は家から歩いて6分の中野サンプラザ。
会のメインは昨夏の新人公演奨励賞の授賞式で、
パーティ会場は若く美しい未完の大器たちでいっぱい。

終宴近くに出席者全員を対象とする恒例の新春福クジ抽選会があるのだが、
まさかの事件はそこで起きた。
な、なんとっ、例年ダントツ人気のチャコット賞(フラメンコ衣裳)を
当ててしまったのだ、こ、この私がっ!!!
運命に導かれるように、呼び出された私が賞品を受け取るべく、
のこのこステージに向かうと、ぴたり予想通り、百人近い出席者全員から
嵐のようなブーイング、爆笑、失笑、苦笑が巻き起こったのである。

おめでたい席上で死んでお詫びをするのもなんだし、
かくなる上は、当てた衣裳に即座に着替え、会場出口にて
お帰りになる皆様方を渾身の笑顔でお見送りするしかないとハラを決めたが、
それでは賞品提供スポンサーにかえって迷惑が掛かることにはたと気づき、
辛うじて思いとどまったものである。
同じく抽選会で栄光のパセオフラメンコ賞を当てた
美人バイラオーラ本間静香が、後日こんなメールを寄こした。

「抽選会、ものすごく面白かったです。
数ある賞品の中から見事衣装を引き当てる技ありの珍プレー、
さすが小山さん。感服です」

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2017年1月18日(水)その2730◆相互補完

希望とは、絶望を味わうための必需品。
絶望とは、希望を味わうための必需品。
つまり、どちらも単独では存在し難い。

       『悪魔と魔女の辞典』より抜粋意訳

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2017年1月18日(水)その2729◆リンス

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 この考えに行きあたると、彼女は弟子に自分の傑作を写させる抱一の気持ちが余計に分からなかった。画法は粉本の小品からも学べるし、師の助言が弟子には最良の糧だろう。基本を学ぶために模写が有効なことは分かるが、職人のように師匠と同じ技術を身につけても画家は成功しない。小器用にまとまって、新しさも衝撃もない。師と似たり寄ったりの絵ができるだけである。
 絵は手紙のように自由に描けと言った光琳の言葉の意味を思うと、才能ある少年が師の絵を写すことは彼自身のためにならないばかりか、見たこともない花をつけるかもしれない可能性を摘んでしまうように思われた。
               乙川優三郎『麗しき花実』より(朝日新聞出版)

昼の弁当を食いながら再読した一節が、
妙に頭にこびりついてしまったので、
さらっとリンスで洗い流す感じで画面に写してみる。 

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2017年1月17日(火)その2728◆注目の田村陽子、初登場!

「いつもソロ公演といえどもパレハの男性ダンサーが必ずいましたが、
今回は全くの一人舞台。素敵な音楽の方々と、体力の続く限り踊り続けたいです。
曲種によってきちんと踊り分けできるよう、
陽子のいろんな面を見ていただきたい!!」(田村陽子)

何とも初々しいコメントは、当ライヴシリーズ初登場となる
旬の人気バイラオーラ田村陽子。
2011年第6回CAFフラメンココンクール優勝、
同年初ソロリサイタル、2015年第8回CAFフラメンココンクールにて
カンテ・デ・ラス・ミナス賞受賞、
2016年『Mirada~Piano con Duende』で文部科学大臣賞、
文化庁芸術祭新人賞を受賞......と、まさに順風満帆の力泳を続ける田村。

小松原庸子スペイン舞踊団に在籍中の舞台では、
唯一不良っぽく(フラメンコ的に)浮いてる風情が好感度に際立っていた。
僅かな間に高きに昇り詰めた彼女だが、その水面下における
誠実な積み上げの重たさは想像に難くない。

ラス・ミナス行きを決めたタラントの存在感に充ち満ちた堂々たるフラメンコは、
初リサイタルの頃の彼女とはまるで別人のような深化を遂げていたのだった。
とは云えフラメンコの追及に終わりはない。
そして、さまざまなチャレンジで変貌を遂げ続ける田村陽子には底なしのポテンシャルがある。
今回はヌメロの踊り分けに照準を定めたようだが、
そうしたセンスにも彼女の逞しいヴィジョンがにじみ出ている。
                (月刊パセオフラメンコ 2017年1月号より~小山雄二)

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2017年1月18日(水)20時
パセオフラメンコライヴ Vol.43
田村陽子ソロライヴ

出演◆
田村陽子(バイレ)
エル・プラテアオ(カンテ)
エミリオ・マジャ(ギター)
容昌(カホン)
          
会場◆高円寺エスペランサ
開演◆20時ジャスト開演(19時半開場 ※終演は21時10分頃)
料金◆4,500円1ドリンク付(税込)
【予約受付中!】
各先着63名様まで、お申込み順に良いお席を確保いたします。
電話予約:
昼(セルバ)☎03-3383-0246
夜(エスペランサ)☎03-3316-9493
メール予約:selva@tablaoesperanza.com

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しゃちょ日記バックナンバー/2017年01月①

2017年01月01日 | しゃちょ日記

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2017年1月13日(金)その2727◆これからカニサレス&N響

うーん、ドキドキしてきた。

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2017年1月13日(金)その2726◆次元が違う

「次元が違う!」

忘備録執筆の若林さくちゃんは、驚異のパリージョをそう評した。
新春第一弾、昨晩のパセオライヴは格調高き小林伴子の舞い。
協演はカンテ遠藤あや子、ギター三澤勝弘と山﨑まさし。
出演者の平均年齢は衝撃的だが、ベテラン同士
それぞれの持ち味が掛け算で増幅された感動ライヴ。
盛り上がりまくりの打ち上げで今朝は大寝坊。
     
そして今宵はカニサレス&NHK交響楽団「アランフェス協奏曲」。
万全の態勢で忘備録執筆に臨む。
終演後はプリメラのチコさん、アイエスエーの林さんらを囲んで、
代々木八幡どさんこで編集部新年会。

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(写真は数年前のパセオ取材の折の、小林伴子&カニサレス)

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2017年1月12日(木)その2725◆ガルロチオーナーのインタビュー/strong>

突っ込みは私。
昨秋10月、ガルロチ開店直前のインタビュー。
パセオ創刊33年、こういう人はなかなか出てこなかったし、
若いのにもの凄い人だと思ったことだよ。

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2017年1月10日(火)その2724◆天衣無縫のパリージョ

いよいよ明晩、新春初のパセオライヴ。
天衣無縫のパリージョ快音に注目!

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2017年1月12日(木)20時
パセオフラメンコライヴVol.42
小林伴子ソロライヴ

出演◆
小林伴子(バイレ/パリージョ)
遠藤あや子(カンテ)
三澤勝弘(ギター)
山﨑まさし(ギター)
会場◆高円寺エスペランサ
開演◆20時ジャスト開演(19時半開場 ※終演は21時10分頃)
料金◆4,500円1ドリンク付(税込)
【予約受付中!】
各先着63名様まで、お申込み順に良いお席を確保いたします。
電話予約:
昼(セルバ)☎03-3383-0246/
夜(エスペランサ)☎03-3316-9493
メール予約:selva@tablaoesperanza.com

【〝パセオフラメンコライヴ〟とは?!】
お一人さま歓迎、税込4,500円ドリンク付、70分ノンストップ(アウェイ感なし!)。
初めてフラメンコを観る方から年季の入ったフラメンコ通までを一挙に魅了、
老舗フラメンコライヴハウスとフラメンコ専門誌の熱き連携によって生まれた、
ガチンコ普及型、大人のためのスーパータブラオフラメンコ!

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2017年1月9日(月)その2723◆最良の親孝行

「人生って素晴らしいね」
                    
仕事とギャンブル、ギターその他に明け暮れた学生時代。
あのころ珍しく姉と兄といっしょに呑んだ折、
臆面もなくそう私は吠ざいたらしい。

それを姉から伝え聞いた母は、その場で嬉し泣きしたという。
母の涙の理由をイマイチ分からぬ若い私だったが、
その意味が突然腑に落ちたのはそれから十数年後、
わが娘の保育園の卒園式の最中だった。
どんな進路でもいいから、野垂れ死でもいいから、
自ら肯定できる道をコツコツ歩んでほしい、
安全な道なんて無いんだからね・・・なるほど、
現実を俯瞰する親の真情とはこうしたものか、と。

してみると若い私の暴言は、最初にして最後となる
最良の親孝行だったことになる・・・なるほど、
三振前のバカ当たりとはこのことかと気づく成人の日。

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2017年1月8日(日)その2722◆プレイズBACH

連チャンでジェーも出社。
どーやら青天井の社長室(屋上)がお気に入りらしい。
今日はジャズBACHでエンジン再開。
やっぱ正月好きかも。

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2017年1月7日(土)その2721◆善玉スパイラル

この年末年始、いくつかのテレビ番組で昭和歌謡にどっぷり浸った。
               
40年も50年も前にさんざん刷り込まれた歌謡曲の数々。
当時はその上っ面をかすめていただけだが、
そののち稼ぎのほとんどを古今東西の地球音楽に注ぎ込んだ結果、
逆に日本の音楽の懐の深さを再発見するに至った。
すると今度は逆に、世界の音楽の素晴らしさを再発見する切り口が
いくつも見つかるわけで、そういう循環スパイラルも悪かないと想う。

いい天気ながら朝からパセオに缶詰だが、足元には同じく出社のジェー。
溜まった経理を片づけながら、彼とともにこんなのを聴いている。

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2017年1月6日(金)その2720◆ヒマさえあれば

「初春のお慶びを申し上げます」

西宮に暮らす姪が寄越した賀状の達筆をしげしげと眺める。
言葉の響きの美しさが目から耳にかけ抜ける快感。
世界的にみれば余りにも特殊だが、やはり日本語は美しい。

明日から三日間つづく突貫実務を前に、
正月明けの予定を整理してみる。
国際情勢は波乱含みだが、どうあれ、一期限りのわが道へ歩を進める。

12木曜は、小林伴子パセオフラメンコライヴ(エスペランサ)
13金曜は、カニサレス&NHK交響楽団の取材執筆(NHKホール)
15日曜は、日本フラメンコ協会の新年会(中野サンプラザ)
16月曜は、堀越千秋画伯の追悼会(セルバンテス文化)
18水曜は、田村陽子パセオフラメンコライヴ(エスペランサ)
20金曜は、エンリケ坂井のソレア講座(中野アルソル)
22日曜は、石塚隆充のカンテ入門講座(中野アルソル)
26木曜は、平富恵パセオフラメンコライヴ(エスペランサ)
29日曜は、徳永兄弟の実戦タブラオ講座(中野アルソル)

まあそんなわけで、両脇いっぱいの雑用を抱えながらも、
初春のお慶びをひたひたと感じつつ、
ヒマさえあれば仕事にいそしむ状況の正月六日。

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2017年1月5日(木)その2719◆人類の三大テーマ

「ユーモア、色気、敬う心」

こやつは折々ドキリとすることを云う。
パセオのライター拓人が、きのうの私の日記に寄こしたコメント。
なっ、なんと、時空を超える人類の三大テーマではないかっ?!!!

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2017年1月4日(水)その2718◆唯一の務め

「おれは絶対に許サンっ!、ニィ、イチ・・・許す」

新春一番の大笑い。
ユーモアは神を超えるかもしれない。
人類の希望は明るさの内に在る。
その自らの発信だけが唯一の務めのようにも想えてくる。

本年もどうぞよろしくお願いします。

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しゃちょ日記バックナンバー/2016年12月②

2016年12月01日 | しゃちょ日記

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2016年12月30日(金)その2717◆時差ぼけ

今年はなんだか年末のオーラが弱かったのだが、
忘年会が続き、大掃除をやり、さらに忘年会をやったら、
だんだん年末の気分になってきた。
この調子なら、正月ころにはすっかり年末気分になれるようよ-な気もしてきた。

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2016年12月28日(水)その2716◆とりあえず

今日はこれから大掃除。
終わったら、おとなり大吉で忘年会。
まあ、大晦日までは仕事だけど、とりあえず本日仕事納め。
みなさま、今年もたいへんお世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎えください!

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2016年12月27日(火)その2715◆やることは同じ

この先何をやろうか?
いわゆる終活である。
漠然とするものなら、それは私にとって意味はない。
ならば具体的にしようと、昨年パソコンに八つのフォルダを創った。
うち五つはこの秋までに作成し、すでに実行に移している。
明日から大晦日にかけて、もうひとつそれが増える。
残すはふたつ。
来年一月までに、もうひとつ実用化できる。
ラストひとつは、三月半ばにスタートできる見込み。
パコ・デ・ルシアを愛聴しつつも、自らやることはチンケな等身大である。
終活が一年で終わるのか、十年続くのかは不明である。
どうあれ〝やることは同じ〟がコンセプトとなっている。

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2016年12月25日(日)その2714◆大丈夫、大丈夫

いよいよ一週間を残すのみ。

この一週間の精進が2017年新春の気分を決めることとなるだろう。
こんなことなら、もうちょい早く片づけておくべきだった実務の山が、
横目で私をにらんでいる。
左右に積まれた実務の山脈には脇目もふれず、
だがしかし伏し目がちに、大丈夫、大丈夫と我を励ます日曜午前。

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2016年12月24日(土)その2713◆我が心の流行語大賞

「失敗も成功のうち」

わたしの心における、
2016年流行語大賞である(TT)

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2016年12月23日(金)その2712◆モテミツ熱唱

泣かせてくれたね、ピアソラは。
昨晩のパセオ隆充ライヴ。
ずっと聴いてたいって感じさせるのがモテミツの凄味だな。

終演後はそのまま呑み会。
モテミツの右うしろトムクルーズは現在二日酔い中。

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2016年12月22日(木)その2711◆2017パセオライヴ

パセオフラメンコライヴ、2017年のラインナップを先ほど暫定した。
年間36本、つまり36回分のフラメンコ的幸福を確保できたことがまずはうれしい。
まあ、永生きはしてみるもんだ。
私の担当はドアボーイ・終演後のバルのホスト・雑用・プロデュース・
月イチのパセオ忘備録執筆などなど。

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★2017年スケジュール
01/12(木)小林伴子(踊り/カスタネット)
01/18(水)田村陽子(踊り)
01/26(木)平富恵(踊り)
02/09(木)本田恵美(踊り)
02/15(水)三澤勝弘(ギター)
02/23(木)高野美智子(踊り)
03/09(木)容昌(パーカッション)
03/15(水)鈴木尚(ギター)
03/23(木)森田志保(踊り)
04/13(木)屋良有子(踊り)
04/19(水)鍜地陽子(踊り)
04/27(木)渡部純子(踊り)
05/11(木)本間静香(踊り)
05/17(水)大沼由紀(踊り)
05/25(木)大塚友美(踊り)
06/08(木)エンリケ坂井(ギター&歌)
06/14(水)井上圭子(踊り)
06/22(木)鈴木舞&鈴木千琴(踊り)
07/13(木)小島慶子(踊り)
07/19(水)鈴木敬子(踊り)
07/27(木)稲田進(踊り)
08/02(水)内藤信(ギター)
08/10(木)土方憲人(踊り)
08/24(木)フラメンコロイド(歌/ギター)
09/07(木)石井智子(踊り)
09/14(木)奥濱春彦(踊り)
09/20(水)山室弘美(踊り)
09/28(木)川島桂子(歌)
10/12(木)奥本めぐみ(歌)
10/18(水)土井まさり(踊り)
10/26(木)小島裕子(踊り)
11/09(木)有田圭輔(歌)
11/15(水)谷朝子(踊り)
11/22(水)松彩果(踊り)
12/14(木)今枝友加(歌)
12/21(木)荻野リサ(踊り)

合計36本(基本月3本だが、9月は4本、12月は2本)
すべてのライヴについて、月刊パセオフラメンコに
プレビュー記事とレビュー記事をそれぞれ掲載。
執筆陣は、若林作絵、白井盛雄、石井拓人、新田陽子、さとうみちこ、
関範子、いしいともこ、本橋勝、井口由美子、小倉泉弥などなど。

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2016年12月19日(月)その2710◆モテミツ

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FBに載ってるフライヤー。
へぇータカミツ、またカンテソロライヴやるんだ、
よしっオレも行くか!って詳細読んでみると、
アテネ制作提供の今週木曜パセオライヴのフライヤーだった(うれし泣き)。
よっしゃオレも行くかって、そりゃオレ(=ドアボーイ)が行かなきゃ開場でけんもんね。

https://www.facebook.com/takante/posts/1568169339876359?notif_t=story_reshare¬if_id=1482118288853534
           
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2016年12月18日(日)その2709◆あれから三年

高田馬場から中野へ、編集部の引っ越しから三年近くになる。
聞いてた以上に便利で暮らしやすいので、
ついうっかり自宅まで中野に引っ越したのが二年ちょっと前。
家からパセオまで歩いて5分、中野駅までは4分なので、
通勤や取材移動の効率も悪かない。
駅から新宿まではJRの赤い電車で4分、高田馬場までは東西線で6分、
渋谷までは乗り換え込みで18分ほど。

3階にパセオ編集部のあるビルの2階は一般社団日本フラメンコ協会で、
1階はパセオ講座も好調なスタジオ・アルソル、
4階はパセオ社長室(屋上と呼ぶ人も多い)である。
協会新人公演の中野ゼロホールや、パセオライヴの会場エスペランサや
座・高円寺までは歩いて10数分。
また、お隣りには手相観の巨匠(私の友人愛人は見料無料だが
それ以外の方も無料)が営むやきとり大吉がある。

最寄駅の丸ノ内線・東高円寺には鈴木眞澄さんやAMIさんのスタジオがあり、
中野駅北口には大沼由紀さんのスタジオ、
さらに目黒にあったあのアクースティカも近ごろ引っ越して来られた。
北口に数百件密集するちょっとレトロな呑み屋街は妖しくも壮観である。
また、なきアルバロに教わった中野ブロードウェイ地下のマーケットは
豊富な品揃えと激安がチョー人気のスポット。

家賃や物価や呑み屋もおしなべて安いし、
わが家の裏手には鄙びた遊歩道もあり、
朝晩ジェーが我が物顔で闊歩している。
もともと中央線沿線というのはフラメンカーたちに馴染み深い土地柄なんだが、
とりわけ中野・高円寺界隈はこの先も絶賛要注目◎なのである!って
断言するオレは中野区役所のまわし者である可能性が高い。

このようにいいこと尽くめの中野界隈、実はこのパセオ編集部、
事務所の大部分が中野区内にあるんだが
キッチンやトイレは杉並区内に属すという、なんとも珍しい境界線上の立地にある。
「トイレどこですか?」と来客に問われるたびに
「はいっ、ドアを出てすぐ左の杉並区にあります」と答えるって、
そんなワケねーだろ。

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2016年12月16日(金)その2708◆年末のご褒美

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来週木曜、待望の隆充ソロライヴのプログラムが決まったので、フライング公開。
観客席の心をぎゅっと掴む、タカミツだけに可能な演目揃えがチョーうれしい!
伴奏は抜群の相性を発揮する、激うまギターの智詠さん!
格別注目◎!は、マルティネーテ、チキリン・デ・バチン(ピアソラの哀歌)、
月のロマンセ(ロルカ~カマロン)、テ・カメロ(オリジナル日本語タンゴス)だな。
  
1, Martinete
2, El balcón
3, El día que me quieras
4, Chiquilín de Bachín
5, El choclo
6, Romance de la luna
7, Inspiración
8, Bulerías
9, El paño moruno
10, El Café de Chinitas
11, Te Camelo
         
2016年12月22日(木)20時開演
パセオフラメンコライヴVol.41
石塚隆充カンテソロライヴ
於:高円寺エスペランサ
電話予約:☎03-3383-0246/03-3316-9493
メール予約:selva@tablaoesperanza.com

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