桜は桜 パンダはパンダ 梅は梅

障害(視力障害)も個性のひとつ
超稀少難病と闘う長男・次男と
元気な三男を持つおっかさんの日常

はじめに・・・

2030年03月10日 | 日記
はじめまして。ご訪問ありがとうございます。

まず、はじめに子供達の事を、簡単に紹介しておきます。

詳しくは、ホームページ「大樹になあれ」を見ていただけると嬉しいです。

<携帯で、ご覧の方は、記事の下の方のブックマークから

「大樹になあれ」にいけます。>

我が家の長男:Makuと次男:Hideの病気は

先天性代謝異常症の一つである「クラッベ病」

ライソゾームにある酵素が、遺伝子の異常によって欠損することにより

分解されないものが蓄積し、その影響で末梢神経・中枢神経が脱髄していく

進行性の病気

脱髄が進むと、神経細胞が死んでしまうことにより

これまでできていたことが、徐々にできなくなっていく

発症年齢の違いにより、乳児型(3~6ヶ月で発症)

晩期乳児型(6ヶ月~3歳で発症)・若年型(3歳~10歳で発症)

成人型(10~35歳で発症)に分類されている。

根本的な治療法はなく、乳児型の場合は病期は1年未満で

通常2歳以内に亡くなってしまうといわれている

晩期乳児型では1~3年、若年型では5年以上

成人型で10年以上とされている

発症年齢が遅くなるにつれて進行は緩やかになっていく。

クラッベ病は、現段階で完治への治療法が確立されておらず、

まだ研究途上である

唯一、対症療法として、進行を止め、症状を改善させる効果がある

(脱髄が進み、死んでしまった神経細胞は回復しないが)

といわれているのが骨髄移植・臍帯血移植である

子どもたちの病気がわかったとき、

外国に、若年型の移植に効果があったという報告が複数あることを

主治医から教えていただいた

日本ではまだ若年型の移植の事例が無かったが、成功を信じて移植を決断


2003年12月12日(小学校4年生の時)に、Makuが臍帯血移植

2004年3月10日(幼稚園年長の時)に、Hideが骨髄移植をし、2人とも成功

進行は止まり、神経症状が少しずつ改善され現在に至る

2人とも視覚に障害が残っているため、視覚特別支援学校に…

Makuは、高校を無事に卒業し18歳

現在は、就労移行施設でパソコンの勉強中。

Hideは中学部3年生になりました。

そして、兄達の病気がわかった時、まだ3ヶ月だったHiroは小学校4年生


Makuが幼稚園の時

点字タイプライターで勉強するMaku

Hideが幼稚園の時

点字板を使って点字を打つHide

そして、元気でやんちゃな3男Hiro

2006年3月の3兄弟

こんな3兄弟のあれこれや、母さん(ひではは)のぼやきなど

気ままに、時々…気が向いたら更新する日記ブログです

気が向いた時にでも、のぞいてやってください。

どうぞ、よろしくお願いします

日記はこの下から・・・です



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