僕は、アルコール中毒ではないと自分では思っている(当然です)。
アルコール中毒(正式にはアルコール依存症とでも言うのだろうか)とは、酒なしではいられない人のことを指す、と言われる。また、呑み始めると止まらない、自分で量を調節できないし意思をコントロールすることが出来ない人を言うのだと思っている。医学的に定義はあるのだろうが詳しくは知らない。
もちろん僕はそんなことはない。毎日呑んでいるが、家での量はたいしたことはない。ビールも350mlの缶を一本、日本酒だと一合から二合。それも食事とともに摂る。そののち「寝酒」的にウイスキーならシングルないしダブルを一杯程度だ。気分が良くなるくらいで、酔っ払うまでもいかない。以前に「ブログを書きながらの一杯」で書いたように、食事をおいしく食べるために酒に奉仕させているという感覚で、酩酊することは滅多にない。外で呑むときには確かにもう少し呑むが、それは毎日ではない。
しかし、アルコール抜きの生活というのは実に寂しいものだ。どうしても必要なものではないが、うるおいがなくなる。
僕は現在禁酒中である。左手首の付け根に、レントゲンで見るとなんだかわからないが「小さなカルシウムの固まり」のようなものが突然出来て、炎症をおこし痛くてたまらなくなったため、医者に言われて酒を一時ストップした。詳細はHPに書いたとおり。治るまでは、アルコールは炎症を助長させるため禁酒である。一週間程度で治るのでは、と言われたがまだ完全には痛みは去らず、かれこれ二週間近くなる。
発症して一週間は左手を固定されて使えなかったために、PCのキーが叩けずブログも更新出来なかった。現在は、痛くない程度なら左手を使ってもいいと医者から許可が出たのでこうして書き込みも出来るのだが、酒は、薬を呑まなくても大丈夫な状態になるまでお預けである。
しかし、存外平気である。たかが二週間くらい。ご存知の方もいるだろうが僕は、約一年前に椎間板ヘルニアを発症して、そのときは七ヶ月も禁酒した。隠れて呑むなんてことは一度もしなかった。なので、僕はアルコール依存症ではない、と宣言出来る。それまでは周りの人たちの中で「あいつアル中じゃないの?」と疑っていた人もいたが、これによって疑惑を晴らしたので価値があった。酒に取り込まれる人間ではないと立証したのだ。ふっふっふっ。だいたい、日常だって昼間から呑んでいるわけでもないし、人をつかまえてアル中呼ばわりは失礼である。
ではあるが、「アルコール抜きの生活は寂しい」と書いた。それはなぜ寂しいのかと言えば、
「夕食の時間が約10分で終わってしまう」
からである。普段であれば、まず一杯のビール、そして少しづつ夕食を食べながらゆっくりと酒を呑む。誰に急かされることもなく、別にクダをまきながらというわけではないが、あーだこーだと話をしたりテレビを見たりしながら少しづつテーブルの上のものを頂いていくのが普通である。これを「酔っ払いの長っ尻」と言って同居人は嫌うのであるが、作ってもらった食事をじっくり味わって食べているということも言えるわけで、それはそれで尊重しているつもりなのである。
しかしながら、晩酌をしないとどうなるか? これは、最初からご飯を片手にパクパクと食べるわけで、昼食を食べているのとさほど変わりがない。そうなると、どれだけゆっくりしようと思っても10分くらいで食べきってしまうのである。
作った側としては、一時間かけて作ったものがあっというまに消費されるので、一抹の寂しさがあるらしい。もう少しゆっくり味わって食べなさい、と言われても、不味いものならともかく美味いものであるなら箸がストップすることはない。「はいごちそうさま。」 美味いからすぐ無くなるのだ、と言ってもどうも釈然としないらしい。晩酌の重要性がここにも表れている。家庭円満のためには晩酌をすべきなのだ。
もう一つの問題として、
「味覚嗜好の幼児化現象」
がある。酒のある食卓というのは当然、酒の肴を欲しがるわけで、特に珍肴を欲するわけではないが、比較的オヤジが食べたがるものを好んで食する傾向がある。夏だと冷奴とか、ですね。最近はナスやキュウリが美味くて、すっかり野菜中心の低カロリー的食卓だ。年齢的にもこういったものを食べていると身体にいい。僕は太る傾向があり、なおかつ尿酸値が高いので、肉を食べているより魚や野菜の方が望ましい。
しかし酒を呑まないと、食の好みが逆戻り現象というか退行というか、どうも幼児化してしまうのだ。
「今日何が食べたい?」
「ハンバーグがいいなぁ」
酒を呑んでいればハンバーグなど絶対に食べたいと思わないのに。酒を知らなかった少年の頃の嗜好に逆戻りしてしまうのだ。コロッケやトンカツ、赤いウインナーなんかが無性に食べたくなる。酒に合う食べ物よりも当然飯に合う「おかず」を欲するわけで、好みが完全に「ガキ」になってしまう。これはヘルニア禁酒の時も痛感したのだが、カレーライスならもう何日続いてもいいなぁと思える始末である。
並べてみるとどうも高カロリー食品が多い。むしろ酒を呑んでいたときの方があっさりとした食卓であり、同居人も「このままでは肥満する」と言うのだが。実に困ったものなのです。やはり晩酌は健康のためにも有効なのだ(屁理屈)。
今はビールの美味い季節。早く喉を鳴らして呑みたいと切に願っている次第なのである。ふぅ。
アルコール中毒(正式にはアルコール依存症とでも言うのだろうか)とは、酒なしではいられない人のことを指す、と言われる。また、呑み始めると止まらない、自分で量を調節できないし意思をコントロールすることが出来ない人を言うのだと思っている。医学的に定義はあるのだろうが詳しくは知らない。
もちろん僕はそんなことはない。毎日呑んでいるが、家での量はたいしたことはない。ビールも350mlの缶を一本、日本酒だと一合から二合。それも食事とともに摂る。そののち「寝酒」的にウイスキーならシングルないしダブルを一杯程度だ。気分が良くなるくらいで、酔っ払うまでもいかない。以前に「ブログを書きながらの一杯」で書いたように、食事をおいしく食べるために酒に奉仕させているという感覚で、酩酊することは滅多にない。外で呑むときには確かにもう少し呑むが、それは毎日ではない。
しかし、アルコール抜きの生活というのは実に寂しいものだ。どうしても必要なものではないが、うるおいがなくなる。
僕は現在禁酒中である。左手首の付け根に、レントゲンで見るとなんだかわからないが「小さなカルシウムの固まり」のようなものが突然出来て、炎症をおこし痛くてたまらなくなったため、医者に言われて酒を一時ストップした。詳細はHPに書いたとおり。治るまでは、アルコールは炎症を助長させるため禁酒である。一週間程度で治るのでは、と言われたがまだ完全には痛みは去らず、かれこれ二週間近くなる。
発症して一週間は左手を固定されて使えなかったために、PCのキーが叩けずブログも更新出来なかった。現在は、痛くない程度なら左手を使ってもいいと医者から許可が出たのでこうして書き込みも出来るのだが、酒は、薬を呑まなくても大丈夫な状態になるまでお預けである。
しかし、存外平気である。たかが二週間くらい。ご存知の方もいるだろうが僕は、約一年前に椎間板ヘルニアを発症して、そのときは七ヶ月も禁酒した。隠れて呑むなんてことは一度もしなかった。なので、僕はアルコール依存症ではない、と宣言出来る。それまでは周りの人たちの中で「あいつアル中じゃないの?」と疑っていた人もいたが、これによって疑惑を晴らしたので価値があった。酒に取り込まれる人間ではないと立証したのだ。ふっふっふっ。だいたい、日常だって昼間から呑んでいるわけでもないし、人をつかまえてアル中呼ばわりは失礼である。
ではあるが、「アルコール抜きの生活は寂しい」と書いた。それはなぜ寂しいのかと言えば、
「夕食の時間が約10分で終わってしまう」
からである。普段であれば、まず一杯のビール、そして少しづつ夕食を食べながらゆっくりと酒を呑む。誰に急かされることもなく、別にクダをまきながらというわけではないが、あーだこーだと話をしたりテレビを見たりしながら少しづつテーブルの上のものを頂いていくのが普通である。これを「酔っ払いの長っ尻」と言って同居人は嫌うのであるが、作ってもらった食事をじっくり味わって食べているということも言えるわけで、それはそれで尊重しているつもりなのである。
しかしながら、晩酌をしないとどうなるか? これは、最初からご飯を片手にパクパクと食べるわけで、昼食を食べているのとさほど変わりがない。そうなると、どれだけゆっくりしようと思っても10分くらいで食べきってしまうのである。
作った側としては、一時間かけて作ったものがあっというまに消費されるので、一抹の寂しさがあるらしい。もう少しゆっくり味わって食べなさい、と言われても、不味いものならともかく美味いものであるなら箸がストップすることはない。「はいごちそうさま。」 美味いからすぐ無くなるのだ、と言ってもどうも釈然としないらしい。晩酌の重要性がここにも表れている。家庭円満のためには晩酌をすべきなのだ。
もう一つの問題として、
「味覚嗜好の幼児化現象」
がある。酒のある食卓というのは当然、酒の肴を欲しがるわけで、特に珍肴を欲するわけではないが、比較的オヤジが食べたがるものを好んで食する傾向がある。夏だと冷奴とか、ですね。最近はナスやキュウリが美味くて、すっかり野菜中心の低カロリー的食卓だ。年齢的にもこういったものを食べていると身体にいい。僕は太る傾向があり、なおかつ尿酸値が高いので、肉を食べているより魚や野菜の方が望ましい。
しかし酒を呑まないと、食の好みが逆戻り現象というか退行というか、どうも幼児化してしまうのだ。
「今日何が食べたい?」
「ハンバーグがいいなぁ」
酒を呑んでいればハンバーグなど絶対に食べたいと思わないのに。酒を知らなかった少年の頃の嗜好に逆戻りしてしまうのだ。コロッケやトンカツ、赤いウインナーなんかが無性に食べたくなる。酒に合う食べ物よりも当然飯に合う「おかず」を欲するわけで、好みが完全に「ガキ」になってしまう。これはヘルニア禁酒の時も痛感したのだが、カレーライスならもう何日続いてもいいなぁと思える始末である。
並べてみるとどうも高カロリー食品が多い。むしろ酒を呑んでいたときの方があっさりとした食卓であり、同居人も「このままでは肥満する」と言うのだが。実に困ったものなのです。やはり晩酌は健康のためにも有効なのだ(屁理屈)。
今はビールの美味い季節。早く喉を鳴らして呑みたいと切に願っている次第なのである。ふぅ。
確かに時間掛けて作ったものを一瞬で食べてしまうのは失礼かもしれませんが反面早く片付けをしたいと思うこともあると思います。
で、私の場合は自分でご飯作る立場ですので確かに週末飲もう!って日は枝豆や一夜漬けとかナスやアスパラ炒めたりするかも…。
反面飲む気がない時はカレーとかビビンバだったりして。
確かに飲むかどうかによってメニューが違う!☆☆(゜-゜)ウンッ☆☆と相槌を打ってしまいました(^^)v
本当に1日も早く治って楽しく晩酌ができますようお祈りしています。
(;^_^A アセアセ
しかし、ゆっくり食べると早く食べろと言われ、早く食べるとゆっくり食べろと言われ…。ややこしいことでございます(笑)。
全く呑むか呑まないかでこうも嗜好が変わるとは…と自分でもなんじゃいなと思っていましたが、賛同してくださってありがとうございます♪
そう言われればビビンバが食べたいな(笑)。あれなら野菜たっぷりで身体にいい。うちには石焼用の結構重たい器もあります。家族じゅうビビンバ好きです(家族と言っても二人ですが…)。